続・満智子の愉しみ

菅野鵜野

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 案の定、熊切玲子は、キャバ嬢に化けた私と仙台でのおイタを録画していて、まんまと次長を脅迫してきた。

「現地のキャバ嬢と……しかも私と愛し合った後なのに、酷いわ」
 昼休み、無人の会議室で、次長は玲子からその画像を見せられていた。
 というのは、照夫が既に、いつも会社で玲子が男子社員に襲いかかる部屋を特定して隠しカメラを仕込んでおいたから。全部バレバレ。
 会社の近くのネット・カフェで、私は照夫と合流してパソコンに映る実況中継に見入っていた。

「こんなアホみたいな田舎のキャバ嬢、どこがいいのよ。私をあんなに情熱的に……」
「そのことだが。君は他にもこうやって男性社員を脅迫したり、画像を無断で流して関係を迫ったりしているね」
「な、何のこと」
「出張のたびに、同行する男を食い物にして、関係を迫っていることは解っているんだよ」
 すると、玲子はいきなりブラウスを引きちぎった。
 巨乳と言う名の脂肪の塊と、その下に波打つお腹の贅肉を震わせて、彼女は叫んだ。
「きゃぁぁぁ!!  犯されるぅぅ!! 」
 そして、部屋から出ていったのである。


「これ、録画のままにしておいてね……次長、聞こえます? 」
 私が携帯を鳴らすと、画面の中で次長が自分の携帯を取り出して応答した。
「どうだ」
「大丈夫、ちゃんと撮れてます。呆れたやり口で、ビックリしましたけど。で、彼女は」
「何だか知らんが、あの姿のままフロア中を駆け回っているぞ、叫びながら」
「では、そろそろそちらに爆弾を仕掛けますわよ」
 まずは、玲子と次長の新幹線での画像を加工して派手な自慰に仕立てた画像。
 ネカフェのパソコンから、照夫が所属する営業二課の公用メールに一斉送信。
 それと、次長の姿はわからないように加工してあるけど、背景をオフィスに差し替えて、派手におフェラしている画像も。
「よろしいわよ、次長」
 次長は、これから営業全課の攻略会議だと言っていた。そこのモニターにバッチリ流れるように、細工してもらった。
 すると突然、玲子が会議室に戻ってきてドアを閉めるなり、半開きになったドアの側でスカートをたくしあげて尻を丸出しにし、乳を揺らしながら叫び始めた。
「ああんっ、次長、だめぇ、やめてください、いやぁんっ、だめぇ!!  」
 次長は後方の窓際に腕を組んでじっと事の成り行きを見守っている。
 こんな風に全部録画されているとも知らずに。
「どうです、次長。こんなの、奥様に知られたら大変よね」
「君こそ。明日から君の席は無くなるが、いいのかな」
「あら、次長が守ってくださらないと」
「何をだね」
 すると、乳を丸出しにしたまま、玲子が卓上のパソコンに手を触れようとした。
 ああ、あの画像を撒こうとしているのね。
 その時、大音量でドアの外から玲子の獣じみた喘ぎ声が聞こえてきた。
「な、何」
『ああん、あん、あああん、いっぐぅ、いくのぉぉ、いっぐぅぅ、ぐぉぉぅ、ずごごごぉぉ」
 ああ、みんな一斉にメール開けたのねぇ……同じ女として、痛ましいわ……。
「きゃぁぁ、何コレェェ!! 」
 若い女子社員の悲鳴。そりゃ目の毒よ。

「あなた、いってらっしゃい」
「あ、あ……うん」
 私は腰が抜けたように後ろのソファにへたり込む照夫の股間を握った。
「もう、仕方ないわね」
 しゅっしゅっと手早く手でシゴいて立たせたそれに、私は跨ってあげた。
 いつもの通り、ニットのミニドレスの下はノーパンだから、いつでもどこでもイタせるわ。
 でも、ノリが悪いみたいだから、別の画面上に私達のSEX画像を出して流してあげた。
 いまでも恥ずかしいわ、あんなにお尻を振って喘いでいるなんて。
 あら……私の中で、むくりと照夫が起き上がった。
 狭い2人ブースの中で、私は精一杯腰を振った。
 ズップズップズップ……ぐちゃぐちゃ……凄い音が響いて、ちょっとびっくりする程だけど。
 あら、こんな狭いところもいいわ……気持ちよくなってきちゃった……。
「あ、あ……あっ、あん……」
 画像とリンクするように、振って振って、早く逝かせる為に無理やり乳を口に含ませて、もう、ガンガンに腰を振りまくった。
「ま、満智子、振りすぎ、エロすぎ……えろ……うっ」
 私の中でピチャンピチャンと照夫のお魔羅が膣壁を擦りまくる。
「ああん、いい、いいの、いい!! 」
 早くお逝きなさいな!!
   ぴしゃりと照夫の頬を叩いた瞬間、照夫はドピュッと私の中に放出した。
「ほら、イッて……じゃなくて行きなさい! 時宜を逃したら獣に全て奪われるわよ」
 照夫はズボンを引き上げながら、慌ててブースから出ていった。
 そこまでの動画を一旦照夫の会社用パソコンに送信。
 勿論、会議室の様子はまだまだ録画中。外付けハードに逃しながら、しっかり撮りためているわよ。
 

 画面の中では、涼しい顔をして落ち着いている次長の前で、玲子があたふたしていた。

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