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2、3人向け
Green tea Or Black tea-桜デート篇-(あなたはどっち?)
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「おまたせ。待たせちゃってごめんね。
…君のことだから、はりきってだいぶ早く来ていたんじゃないかって思ったんだ。
あれ、もしかして当たり?…照れてるところもやっぱり可愛い。
桜、すごく綺麗だね。…ねえ、それってもしかしてお弁当?考えることまでお揃いだね。
僕が作るから大丈夫だって言ったのに、まさか用意してきてくれるなんて…嬉しいな。
全然迷惑じゃないよ。実は僕、ちょっと失敗しちゃったんだ。
君の卵焼きみたいにふわふわのを作りたかったんだけど、焦がしちゃって…。
飲み物もちゃんと持ってきたんだけど、これでよかった?どういたしまして。あれ、ひとり分?
僕が持ってきた分を全部食べるつもりだった、って…それなのに、わざわざ僕のために用意してくれたの?
ありがとう。すごく嬉しい。
君くらい上手にできたわけじゃないけど、気持ちはこめたから…めしあがれ。」
『別にそんなに待ってない。ほら、手。これだけ暗いとはぐれたらまずいからな。
…別に。おまえが来たい時間に合わせられればいいと思ってたからこれでいい。夜桜も悪くないな。
向こうの方なら人が少ないだろうから、行ってみるか。
…なんでずっと俯いてるんだ?いいから見せろ。失敗した?そんなことで怒ったりしない。
それより、怪我しなかったか?…ならいい。
ついでにこっちも食べればいい。…おまえに負担をかけたくないから、勝手に作ってきただけだ。
謝る必要はない。俺が勝手にやったことだからな。
いいから食べてみろ。ほら。…そんなに美味いのか。
…おまえを笑顔にできたからよしとしよう。なんでもない。
味?まあ、普通。…おまえが作ったものが美味しくないわけないだろ。
今のは忘れろ、いいな?それと、今みたいににやにやしてろ。…笑顔で過ごせるのが1番だから。』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そういえばこういうのを書いていたな…と思い、なんとなく綴ってみました。
かなり久しぶりに書きましたので、もしかすると設定が噛み合っていない部分があるかもしれません。
各々の彼のストーリーで完結するようにしてあります。
…君のことだから、はりきってだいぶ早く来ていたんじゃないかって思ったんだ。
あれ、もしかして当たり?…照れてるところもやっぱり可愛い。
桜、すごく綺麗だね。…ねえ、それってもしかしてお弁当?考えることまでお揃いだね。
僕が作るから大丈夫だって言ったのに、まさか用意してきてくれるなんて…嬉しいな。
全然迷惑じゃないよ。実は僕、ちょっと失敗しちゃったんだ。
君の卵焼きみたいにふわふわのを作りたかったんだけど、焦がしちゃって…。
飲み物もちゃんと持ってきたんだけど、これでよかった?どういたしまして。あれ、ひとり分?
僕が持ってきた分を全部食べるつもりだった、って…それなのに、わざわざ僕のために用意してくれたの?
ありがとう。すごく嬉しい。
君くらい上手にできたわけじゃないけど、気持ちはこめたから…めしあがれ。」
『別にそんなに待ってない。ほら、手。これだけ暗いとはぐれたらまずいからな。
…別に。おまえが来たい時間に合わせられればいいと思ってたからこれでいい。夜桜も悪くないな。
向こうの方なら人が少ないだろうから、行ってみるか。
…なんでずっと俯いてるんだ?いいから見せろ。失敗した?そんなことで怒ったりしない。
それより、怪我しなかったか?…ならいい。
ついでにこっちも食べればいい。…おまえに負担をかけたくないから、勝手に作ってきただけだ。
謝る必要はない。俺が勝手にやったことだからな。
いいから食べてみろ。ほら。…そんなに美味いのか。
…おまえを笑顔にできたからよしとしよう。なんでもない。
味?まあ、普通。…おまえが作ったものが美味しくないわけないだろ。
今のは忘れろ、いいな?それと、今みたいににやにやしてろ。…笑顔で過ごせるのが1番だから。』
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そういえばこういうのを書いていたな…と思い、なんとなく綴ってみました。
かなり久しぶりに書きましたので、もしかすると設定が噛み合っていない部分があるかもしれません。
各々の彼のストーリーで完結するようにしてあります。
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