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茶園 渚篇
第37話
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いよいよ作戦決行の日だ。
(これで捕まえられるかな...?)
一緒についてきた白玉も、私の腕の中で身体を少し震わせている。
▼「大丈夫だ、あれだけ念入りにくんだから...」
「うん!」
◯「あなたは後ろに下がっていてください」
♪「そうそう、荒行事はなれてる男たちの仕事だからね」
▼「...どうやらお出ましのようだ」
美音たちのチームが飛び出していく音が通信機から聞こえた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここで、予想外の出来事が起こった。
◇「署までご同行願えますか?」
美音たちは、取り敢えず投降を促す作戦に出た。
〰「何の事かな?」
『現代の麒麟児』が、港に姿を現したのだ。
◆「おいおっさん、まだしらを切るつもりか?」
◇「その態度は失礼」
〰「はっはっは、きみたちは実に面白い子達だね」
▲『やっぱり投降はしてくれないみたい』
真人の声が通信機から聞こえた。
▼「...俺たちの方も、無駄骨という訳ではないようだ」
ぞろぞろと黒服の男たちがやって来る。
▼「こっちに黒服たちが来た。...殲滅する」
☆『くれぐれも気をつけろよ』
♪「うん」
錬がいつも以上に真剣な顔で応えている。
♪「...こっちもはじめますか」
茂みから飛び出した瞬間、錬は男を蹴り倒した。
♪「まずは一人...」
ー「い、いたぞ!やれえっ!」
雪はひたすら背負い投げしていた。
渚は...
ー「ぐわあっ!」
▼「相変わらず弱いな」
(すごい、動きが早すぎて見えない...)
感心してみていると、あっという間に終わってしまった。
♪「こいつで最後、と」
カチャリと手錠がかかる音がして、終わったのだと思った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
気絶していた黒服たちを警察に引き渡し、そのあとは渚の家に戻った。
ここで美音たちと合流することになっていたからだ。
(美音たちは無事かな...?)
(これで捕まえられるかな...?)
一緒についてきた白玉も、私の腕の中で身体を少し震わせている。
▼「大丈夫だ、あれだけ念入りにくんだから...」
「うん!」
◯「あなたは後ろに下がっていてください」
♪「そうそう、荒行事はなれてる男たちの仕事だからね」
▼「...どうやらお出ましのようだ」
美音たちのチームが飛び出していく音が通信機から聞こえた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここで、予想外の出来事が起こった。
◇「署までご同行願えますか?」
美音たちは、取り敢えず投降を促す作戦に出た。
〰「何の事かな?」
『現代の麒麟児』が、港に姿を現したのだ。
◆「おいおっさん、まだしらを切るつもりか?」
◇「その態度は失礼」
〰「はっはっは、きみたちは実に面白い子達だね」
▲『やっぱり投降はしてくれないみたい』
真人の声が通信機から聞こえた。
▼「...俺たちの方も、無駄骨という訳ではないようだ」
ぞろぞろと黒服の男たちがやって来る。
▼「こっちに黒服たちが来た。...殲滅する」
☆『くれぐれも気をつけろよ』
♪「うん」
錬がいつも以上に真剣な顔で応えている。
♪「...こっちもはじめますか」
茂みから飛び出した瞬間、錬は男を蹴り倒した。
♪「まずは一人...」
ー「い、いたぞ!やれえっ!」
雪はひたすら背負い投げしていた。
渚は...
ー「ぐわあっ!」
▼「相変わらず弱いな」
(すごい、動きが早すぎて見えない...)
感心してみていると、あっという間に終わってしまった。
♪「こいつで最後、と」
カチャリと手錠がかかる音がして、終わったのだと思った。
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気絶していた黒服たちを警察に引き渡し、そのあとは渚の家に戻った。
ここで美音たちと合流することになっていたからだ。
(美音たちは無事かな...?)
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