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番外編
ラブホテルに行こう!※ 伊織&悠真Ver. 4
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とてつもなく長くなりそうで無理やり終わらせた感がありますが(汗)
楽しんでいただけると幸いです。
* * *
<side悠真>
伊織さんの逞しい身体を見ながら、興奮してしまった自分のささやかなモノを慰めていると、ガラスの向こうで伊織さんが自分の昂りに手を伸ばすのが見えた。
あっ……もしかして。
ドキドキしながら見つめていると、伊織さんは大きな昂りを扱きながら私の名を呼んでくれた。
「悠真っ! ああっ! 悠真っ!」
いつも私を抱きしめながら、私の奥に蜜を弾けさせる前の、私の身体に夢中になってくれている時の声だ。
その声だけで身体が熱くなって奥が疼いてくる。
このまま伊織さんのアレが外に出されるなんて……。
そんなの耐えられない。
私は服を脱ぎ捨てながら急いでバスルームに向かった。
「伊織さんっ!!」
勝手に入ってはいけないと思いつつ、伊織さんがイってしまうのが嫌で私は浴室に飛び込んだ。
驚いた顔で私を見た伊織さんは、すでに裸になっている私に目を丸くしていたけれど、興奮状態になっている私を見て目の奥に情欲の火を灯した。
「悠真……そんなに興奮して……我慢できなかったのですか?」
「だって、伊織さんが……一人で……」
「どうして、それを知っているんですか?」
「――っ、あ、あの……」
まずいっ!
秘密だって言われてたのに、勝手にこっそりと伊織さんの裸を覗き見していたことがバレちゃったかも。
「ごめんなさい……伊織さんの裸が見たくて、つい……」
はしたないことをしてしまって、嫌われてしまったかもしれない。
こんなはずじゃなかったのに……。
「悠真……こっちにおいで」
「伊織さん……」
優しい声に戸惑いつつ、鉛のように重い足で伊織さんに近づくと、
「これが欲しかったんですか?」
と大きな昂りが私のささやかなモノに擦り付けられる。
「あっ――! 伊織さんっ、だめぇ……っ」
伊織さんの熱くて太くて長い昂りの張り出した部分が、私のモノと擦れるたびにさっきまで自分で慰めていた時とは比べようも無いほど気持ちいい刺激が襲ってくる。
「ふふっ。もう限界なようですね」
「だって……」
「じゃあ、口でさせてください」
「えっ、口でって……」
「これが欲しいのでしょう? なら、その前に悠真のを味わわせてください」
伊織さんのが欲しい……。
でも……伊織さんにそんなことをさせるなんて……。
そう思ったけれど断ることもできなくて、伊織さんが私の前にしゃがみ込むのを見つめながらパクりと咥えられた瞬間、とてつもない快感が私を襲った。
すでに完全に勃ち上がってしまっているというのに、根元まで全て咥えられた上に大きな舌で包み込まれている。
クチュクチュと舌で包み込まれながら上下に動かされただけで、
「ああっ! だ、めぇ……っ、イくぅ……っ!」
私はいつの間にか伊織さんの頭を両手で押さえながら、あっという間に伊織さんの口内に放ってしまった。
なんて気持ちよさだろう……。
トプトプと出ている先からすぐに吸い込まれていくのがわかる。
「あっ……あっ、んっ……っ」
先端を舌でぐりぐりと弄られながら、一滴も残さず吸い取られてようやく伊織さんは私のモノから唇を離した。
ごくっと喉が動くのが見えて、驚いた。
「えっ……もしかして……」
「もちろんです、味わわせてと言ったでしょう?」
確かにそう言っていたけれど、まさか飲んでしまうなんて思っても見なかった。
「だ、大丈夫なんですか?」
「ふふっ。もちろんです。悠真のは甘くて美味しいですね」
「そんなこと……っ」
「このままシャワーを浴びますか? それともベッドに行きますか?」
「あ、あの……ベッドに……」
「ふふっ。仰せのままに」
伊織さんから与えられた快感にすっかり力が抜けてしまっていた私を、さっと抱き上げ、そのままバスルームを出てベッドにゆっくりと下ろした。
<side伊織>
悠真が私の裸を見て乱れていくのがもっと見たくて、私が悠真の名を呼びながら自ら慰めていると突然部屋から悠真が消えた。
まさかと思って急いでガラスの仕掛けを元に戻した瞬間、悠真が浴室に現れた。
しかも一糸纏わぬ姿で……。
可愛らしいモノは中心でほんのり蜜を溢れさせながら勃ち上がり、悠真の視線は私の昂りに向いている。
ああ、まさかこれほどまでに興奮してくれるとは思いもしなかったな。
嬉しい誤算だ。
なぜ浴室に来たのかと問いかけると、悠真は私が一人でしているのを見て……と口を滑らせた。
カーテンを開け、こっそり覗いていたのを白状したのだ。
まさか、私がその姿をさらに覗き見していたとは思いもしないのだろうな。
勝手に見て申し訳ないと思っているのだろう。
身体を震わせ、表情も青ざめている。
いつもなら、悠真を抱きしめて怒っていないと言ってやるところだが、なんとなく意地悪としてやりたい……そんな衝動に駆られた。
悠真を自分の近くまで呼び、わざと自分の昂りを悠真の勃ち上がったモノに擦り付けてやると、可愛い声をあげて身悶える。
ああ、すぐにでも押し倒してやりたいが、せっかくの機会だ。
「口でさせてください」
悠真のを味わわせてほしい……そういうと、悠真は驚きに満ちた表情で私を見た。
だが、悠真のモノはすでに期待したように蜜を垂らしながら震わせている。
私は悠真の返事を聞く前に、悠真の前にしゃがみ込み可愛らしく震えるモノをパクりと咥え込んだ。
私のと違って悠真の可愛らしいモノは私の口に全て咥えることが出来る。
それを全て舌で包み込み、吸い上げてやると悠真はあっという間に私の口内に白濁を放った。
ああ、なんて可愛いんだ。
一滴たりとも残すわけにはいかない。
最後の一滴まで舐めとってから、それを全て飲み干した。
最高に美味しい。
これは他の誰も味わうことのできない私だけの甘い蜜だ。
悠真は私が飲み干したことに驚いてはいたが、もうすっかり力が抜けてしまって何もできない様子だ。
このままシャワーを浴びるか、ベッドに行くかと尋ねると、悠真は真っ赤な顔をしながらベッドにと言ってくれた。
――せっかく滅多に来られないホテルに来たので、ベッドの上でゆっくりと、愛して欲しくて……。
そう言ってくれていたからな。
甘い蜜も飲ませてもらったし、何より可愛らしい姿を拝むこともできた。
思いっきり望みを叶えてやるとしよう。
悠真をベッドに寝かせ、ヘッドボードに手を伸ばしローションを手に取った。
悠真に使うものはいつも同じものと決めているが、ここは倉橋さんがオーナーのホテル。
間違いなく、あのローションを置いているはずだから安心して使うことができる。
たっぷりと手に取り、悠真の蕾に触れるとヒクヒクと震わせながらあっという間に私の指を飲み込んでいく。
昨夜も愛し合った身体だ。
もうすっかり私の指の形を覚えてくれているようだ。
「い、おり、さん……はやくぅ……っ」
「ふふっ。いいですよ。挿入てあげますね」
悠真はもう中を私ので擦られなければ、満足できない身体になってしまっているのだ。
それくらい私の身体に溺れてくれているという事実だけでとてつもなくうれししくなる。
ずっと煽られ続けて、限界まで昂りきっている自分のモノにローションをたっぷりと纏わせ、悠真の蕾にあてがいグッと押し込むと、悠真の柔らかな肉襞が私の昂りを包み込んだまま奥へと誘ってくれる。
「はぁーっ、はぁーっ」
もうすっかり力を抜くことを覚えてくれた悠真は上手に私の昂りを受け入れてくれる。
あっという間に最奥に到達し、ピッタリと嵌まった。
「ああ、悠真の中……吸い付いてきます」
「い、おり、さぁん……っ、おくぅ……つい、てぇ……っ」
「ああ、悠真……っ、可愛いっ!!」
細い腕で私にしがみつき、
「ああっ、ああ……っん、ああっ、そ、こ……っ、いお、りさん……そ、こっ……きもちいぃ……ああっ、いいっ……」
可愛らしい声をあげ続ける悠真に、私はあっという間に限界を迎え、
「くそっ……っ! ゔぅ――っ!!」
一気に悠真の最奥に白濁を叩きつけた。
ずっと我慢し続けたからだろう。
昨日もたっぷりと出したばかりだというのに、途轍もない量が出ているのがわかる。
「ああ……っ、あったかい……」
「くっ……!! 悠真っ!」
悠真のその一言に昂りが簡単に息を吹き返す。
「い、おりさん……も、っとぉ……きてぇ……っ」
いっぱい愛して欲しいとねだっていた通り、悠真が可愛らしく次を強請ってくる。
それに応えられないような男じゃない。
私は自分の白濁でたっぷりになっている悠真の中には激しく腰を動かし続けた。
グチュグチュといやらしい音が部屋中に響き渡り、それでさらに興奮しながら悠真の身体を何度も何度も堪能した。
もう何度白濁を放ったのかわからなくなるほど、たっぷりと注ぎ込んでようやく落ち着きを取り戻した自分の昂りを悠真の中から引き抜くと、ぽっかりと空いた蕾から、途轍もない量の白濁がトロトロと零れ落ちてくる。
この瞬間がたまらなくエロい。
いつの間にか意識を失っていた悠真を抱きかかえ、シャワーで綺麗に身体を清めてからベッドに寝かせた。
この間にUSBに動画を移しておこうと思ったが、まだ夜は長い。
悠真に食事を与えてから、もう一度くらい愛しあえるだろう。
悠真の愛らしい姿を逃すなど勿体無いからな。
それから、悠真が目覚め食事をしてから、たっぷりと時間をかけて愛撫を施し、悠真を上に乗せて愛し合った。
私の上で乱れる悠真は最高にエロく、最高に興奮した。
たっぷりとまた悠真の中に蜜を注ぎ、眠りについたところを見計らってUSBに動画を落とした。
私がいない間の悠真の様子も映っていると思うだけでまた滾ってくる。
ああ、こんな幸せな場所があるとはな……。
そうだ、小田切にも教えてやろうか。
彼のラブホに対する嫌な記憶もここなら上書きできるだろう。
小田切にようやく訪れた春だ。
周平さんにこんな素晴らしい場所を紹介してもらったお返しに、私も小田切に幸せのお裾分けをしてやるとしようか。
倉橋さんのこのラブホは一生なくなることはないだろうな。
楽しんでいただけると幸いです。
* * *
<side悠真>
伊織さんの逞しい身体を見ながら、興奮してしまった自分のささやかなモノを慰めていると、ガラスの向こうで伊織さんが自分の昂りに手を伸ばすのが見えた。
あっ……もしかして。
ドキドキしながら見つめていると、伊織さんは大きな昂りを扱きながら私の名を呼んでくれた。
「悠真っ! ああっ! 悠真っ!」
いつも私を抱きしめながら、私の奥に蜜を弾けさせる前の、私の身体に夢中になってくれている時の声だ。
その声だけで身体が熱くなって奥が疼いてくる。
このまま伊織さんのアレが外に出されるなんて……。
そんなの耐えられない。
私は服を脱ぎ捨てながら急いでバスルームに向かった。
「伊織さんっ!!」
勝手に入ってはいけないと思いつつ、伊織さんがイってしまうのが嫌で私は浴室に飛び込んだ。
驚いた顔で私を見た伊織さんは、すでに裸になっている私に目を丸くしていたけれど、興奮状態になっている私を見て目の奥に情欲の火を灯した。
「悠真……そんなに興奮して……我慢できなかったのですか?」
「だって、伊織さんが……一人で……」
「どうして、それを知っているんですか?」
「――っ、あ、あの……」
まずいっ!
秘密だって言われてたのに、勝手にこっそりと伊織さんの裸を覗き見していたことがバレちゃったかも。
「ごめんなさい……伊織さんの裸が見たくて、つい……」
はしたないことをしてしまって、嫌われてしまったかもしれない。
こんなはずじゃなかったのに……。
「悠真……こっちにおいで」
「伊織さん……」
優しい声に戸惑いつつ、鉛のように重い足で伊織さんに近づくと、
「これが欲しかったんですか?」
と大きな昂りが私のささやかなモノに擦り付けられる。
「あっ――! 伊織さんっ、だめぇ……っ」
伊織さんの熱くて太くて長い昂りの張り出した部分が、私のモノと擦れるたびにさっきまで自分で慰めていた時とは比べようも無いほど気持ちいい刺激が襲ってくる。
「ふふっ。もう限界なようですね」
「だって……」
「じゃあ、口でさせてください」
「えっ、口でって……」
「これが欲しいのでしょう? なら、その前に悠真のを味わわせてください」
伊織さんのが欲しい……。
でも……伊織さんにそんなことをさせるなんて……。
そう思ったけれど断ることもできなくて、伊織さんが私の前にしゃがみ込むのを見つめながらパクりと咥えられた瞬間、とてつもない快感が私を襲った。
すでに完全に勃ち上がってしまっているというのに、根元まで全て咥えられた上に大きな舌で包み込まれている。
クチュクチュと舌で包み込まれながら上下に動かされただけで、
「ああっ! だ、めぇ……っ、イくぅ……っ!」
私はいつの間にか伊織さんの頭を両手で押さえながら、あっという間に伊織さんの口内に放ってしまった。
なんて気持ちよさだろう……。
トプトプと出ている先からすぐに吸い込まれていくのがわかる。
「あっ……あっ、んっ……っ」
先端を舌でぐりぐりと弄られながら、一滴も残さず吸い取られてようやく伊織さんは私のモノから唇を離した。
ごくっと喉が動くのが見えて、驚いた。
「えっ……もしかして……」
「もちろんです、味わわせてと言ったでしょう?」
確かにそう言っていたけれど、まさか飲んでしまうなんて思っても見なかった。
「だ、大丈夫なんですか?」
「ふふっ。もちろんです。悠真のは甘くて美味しいですね」
「そんなこと……っ」
「このままシャワーを浴びますか? それともベッドに行きますか?」
「あ、あの……ベッドに……」
「ふふっ。仰せのままに」
伊織さんから与えられた快感にすっかり力が抜けてしまっていた私を、さっと抱き上げ、そのままバスルームを出てベッドにゆっくりと下ろした。
<side伊織>
悠真が私の裸を見て乱れていくのがもっと見たくて、私が悠真の名を呼びながら自ら慰めていると突然部屋から悠真が消えた。
まさかと思って急いでガラスの仕掛けを元に戻した瞬間、悠真が浴室に現れた。
しかも一糸纏わぬ姿で……。
可愛らしいモノは中心でほんのり蜜を溢れさせながら勃ち上がり、悠真の視線は私の昂りに向いている。
ああ、まさかこれほどまでに興奮してくれるとは思いもしなかったな。
嬉しい誤算だ。
なぜ浴室に来たのかと問いかけると、悠真は私が一人でしているのを見て……と口を滑らせた。
カーテンを開け、こっそり覗いていたのを白状したのだ。
まさか、私がその姿をさらに覗き見していたとは思いもしないのだろうな。
勝手に見て申し訳ないと思っているのだろう。
身体を震わせ、表情も青ざめている。
いつもなら、悠真を抱きしめて怒っていないと言ってやるところだが、なんとなく意地悪としてやりたい……そんな衝動に駆られた。
悠真を自分の近くまで呼び、わざと自分の昂りを悠真の勃ち上がったモノに擦り付けてやると、可愛い声をあげて身悶える。
ああ、すぐにでも押し倒してやりたいが、せっかくの機会だ。
「口でさせてください」
悠真のを味わわせてほしい……そういうと、悠真は驚きに満ちた表情で私を見た。
だが、悠真のモノはすでに期待したように蜜を垂らしながら震わせている。
私は悠真の返事を聞く前に、悠真の前にしゃがみ込み可愛らしく震えるモノをパクりと咥え込んだ。
私のと違って悠真の可愛らしいモノは私の口に全て咥えることが出来る。
それを全て舌で包み込み、吸い上げてやると悠真はあっという間に私の口内に白濁を放った。
ああ、なんて可愛いんだ。
一滴たりとも残すわけにはいかない。
最後の一滴まで舐めとってから、それを全て飲み干した。
最高に美味しい。
これは他の誰も味わうことのできない私だけの甘い蜜だ。
悠真は私が飲み干したことに驚いてはいたが、もうすっかり力が抜けてしまって何もできない様子だ。
このままシャワーを浴びるか、ベッドに行くかと尋ねると、悠真は真っ赤な顔をしながらベッドにと言ってくれた。
――せっかく滅多に来られないホテルに来たので、ベッドの上でゆっくりと、愛して欲しくて……。
そう言ってくれていたからな。
甘い蜜も飲ませてもらったし、何より可愛らしい姿を拝むこともできた。
思いっきり望みを叶えてやるとしよう。
悠真をベッドに寝かせ、ヘッドボードに手を伸ばしローションを手に取った。
悠真に使うものはいつも同じものと決めているが、ここは倉橋さんがオーナーのホテル。
間違いなく、あのローションを置いているはずだから安心して使うことができる。
たっぷりと手に取り、悠真の蕾に触れるとヒクヒクと震わせながらあっという間に私の指を飲み込んでいく。
昨夜も愛し合った身体だ。
もうすっかり私の指の形を覚えてくれているようだ。
「い、おり、さん……はやくぅ……っ」
「ふふっ。いいですよ。挿入てあげますね」
悠真はもう中を私ので擦られなければ、満足できない身体になってしまっているのだ。
それくらい私の身体に溺れてくれているという事実だけでとてつもなくうれししくなる。
ずっと煽られ続けて、限界まで昂りきっている自分のモノにローションをたっぷりと纏わせ、悠真の蕾にあてがいグッと押し込むと、悠真の柔らかな肉襞が私の昂りを包み込んだまま奥へと誘ってくれる。
「はぁーっ、はぁーっ」
もうすっかり力を抜くことを覚えてくれた悠真は上手に私の昂りを受け入れてくれる。
あっという間に最奥に到達し、ピッタリと嵌まった。
「ああ、悠真の中……吸い付いてきます」
「い、おり、さぁん……っ、おくぅ……つい、てぇ……っ」
「ああ、悠真……っ、可愛いっ!!」
細い腕で私にしがみつき、
「ああっ、ああ……っん、ああっ、そ、こ……っ、いお、りさん……そ、こっ……きもちいぃ……ああっ、いいっ……」
可愛らしい声をあげ続ける悠真に、私はあっという間に限界を迎え、
「くそっ……っ! ゔぅ――っ!!」
一気に悠真の最奥に白濁を叩きつけた。
ずっと我慢し続けたからだろう。
昨日もたっぷりと出したばかりだというのに、途轍もない量が出ているのがわかる。
「ああ……っ、あったかい……」
「くっ……!! 悠真っ!」
悠真のその一言に昂りが簡単に息を吹き返す。
「い、おりさん……も、っとぉ……きてぇ……っ」
いっぱい愛して欲しいとねだっていた通り、悠真が可愛らしく次を強請ってくる。
それに応えられないような男じゃない。
私は自分の白濁でたっぷりになっている悠真の中には激しく腰を動かし続けた。
グチュグチュといやらしい音が部屋中に響き渡り、それでさらに興奮しながら悠真の身体を何度も何度も堪能した。
もう何度白濁を放ったのかわからなくなるほど、たっぷりと注ぎ込んでようやく落ち着きを取り戻した自分の昂りを悠真の中から引き抜くと、ぽっかりと空いた蕾から、途轍もない量の白濁がトロトロと零れ落ちてくる。
この瞬間がたまらなくエロい。
いつの間にか意識を失っていた悠真を抱きかかえ、シャワーで綺麗に身体を清めてからベッドに寝かせた。
この間にUSBに動画を移しておこうと思ったが、まだ夜は長い。
悠真に食事を与えてから、もう一度くらい愛しあえるだろう。
悠真の愛らしい姿を逃すなど勿体無いからな。
それから、悠真が目覚め食事をしてから、たっぷりと時間をかけて愛撫を施し、悠真を上に乗せて愛し合った。
私の上で乱れる悠真は最高にエロく、最高に興奮した。
たっぷりとまた悠真の中に蜜を注ぎ、眠りについたところを見計らってUSBに動画を落とした。
私がいない間の悠真の様子も映っていると思うだけでまた滾ってくる。
ああ、こんな幸せな場所があるとはな……。
そうだ、小田切にも教えてやろうか。
彼のラブホに対する嫌な記憶もここなら上書きできるだろう。
小田切にようやく訪れた春だ。
周平さんにこんな素晴らしい場所を紹介してもらったお返しに、私も小田切に幸せのお裾分けをしてやるとしようか。
倉橋さんのこのラブホは一生なくなることはないだろうな。
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