39 / 68
番外編
ラブホテルに行こう!※ 伊織&悠真Ver. 4
しおりを挟む
とてつもなく長くなりそうで無理やり終わらせた感がありますが(汗)
楽しんでいただけると幸いです。
* * *
<side悠真>
伊織さんの逞しい身体を見ながら、興奮してしまった自分のささやかなモノを慰めていると、ガラスの向こうで伊織さんが自分の昂りに手を伸ばすのが見えた。
あっ……もしかして。
ドキドキしながら見つめていると、伊織さんは大きな昂りを扱きながら私の名を呼んでくれた。
「悠真っ! ああっ! 悠真っ!」
いつも私を抱きしめながら、私の奥に蜜を弾けさせる前の、私の身体に夢中になってくれている時の声だ。
その声だけで身体が熱くなって奥が疼いてくる。
このまま伊織さんのアレが外に出されるなんて……。
そんなの耐えられない。
私は服を脱ぎ捨てながら急いでバスルームに向かった。
「伊織さんっ!!」
勝手に入ってはいけないと思いつつ、伊織さんがイってしまうのが嫌で私は浴室に飛び込んだ。
驚いた顔で私を見た伊織さんは、すでに裸になっている私に目を丸くしていたけれど、興奮状態になっている私を見て目の奥に情欲の火を灯した。
「悠真……そんなに興奮して……我慢できなかったのですか?」
「だって、伊織さんが……一人で……」
「どうして、それを知っているんですか?」
「――っ、あ、あの……」
まずいっ!
秘密だって言われてたのに、勝手にこっそりと伊織さんの裸を覗き見していたことがバレちゃったかも。
「ごめんなさい……伊織さんの裸が見たくて、つい……」
はしたないことをしてしまって、嫌われてしまったかもしれない。
こんなはずじゃなかったのに……。
「悠真……こっちにおいで」
「伊織さん……」
優しい声に戸惑いつつ、鉛のように重い足で伊織さんに近づくと、
「これが欲しかったんですか?」
と大きな昂りが私のささやかなモノに擦り付けられる。
「あっ――! 伊織さんっ、だめぇ……っ」
伊織さんの熱くて太くて長い昂りの張り出した部分が、私のモノと擦れるたびにさっきまで自分で慰めていた時とは比べようも無いほど気持ちいい刺激が襲ってくる。
「ふふっ。もう限界なようですね」
「だって……」
「じゃあ、口でさせてください」
「えっ、口でって……」
「これが欲しいのでしょう? なら、その前に悠真のを味わわせてください」
伊織さんのが欲しい……。
でも……伊織さんにそんなことをさせるなんて……。
そう思ったけれど断ることもできなくて、伊織さんが私の前にしゃがみ込むのを見つめながらパクりと咥えられた瞬間、とてつもない快感が私を襲った。
すでに完全に勃ち上がってしまっているというのに、根元まで全て咥えられた上に大きな舌で包み込まれている。
クチュクチュと舌で包み込まれながら上下に動かされただけで、
「ああっ! だ、めぇ……っ、イくぅ……っ!」
私はいつの間にか伊織さんの頭を両手で押さえながら、あっという間に伊織さんの口内に放ってしまった。
なんて気持ちよさだろう……。
トプトプと出ている先からすぐに吸い込まれていくのがわかる。
「あっ……あっ、んっ……っ」
先端を舌でぐりぐりと弄られながら、一滴も残さず吸い取られてようやく伊織さんは私のモノから唇を離した。
ごくっと喉が動くのが見えて、驚いた。
「えっ……もしかして……」
「もちろんです、味わわせてと言ったでしょう?」
確かにそう言っていたけれど、まさか飲んでしまうなんて思っても見なかった。
「だ、大丈夫なんですか?」
「ふふっ。もちろんです。悠真のは甘くて美味しいですね」
「そんなこと……っ」
「このままシャワーを浴びますか? それともベッドに行きますか?」
「あ、あの……ベッドに……」
「ふふっ。仰せのままに」
伊織さんから与えられた快感にすっかり力が抜けてしまっていた私を、さっと抱き上げ、そのままバスルームを出てベッドにゆっくりと下ろした。
<side伊織>
悠真が私の裸を見て乱れていくのがもっと見たくて、私が悠真の名を呼びながら自ら慰めていると突然部屋から悠真が消えた。
まさかと思って急いでガラスの仕掛けを元に戻した瞬間、悠真が浴室に現れた。
しかも一糸纏わぬ姿で……。
可愛らしいモノは中心でほんのり蜜を溢れさせながら勃ち上がり、悠真の視線は私の昂りに向いている。
ああ、まさかこれほどまでに興奮してくれるとは思いもしなかったな。
嬉しい誤算だ。
なぜ浴室に来たのかと問いかけると、悠真は私が一人でしているのを見て……と口を滑らせた。
カーテンを開け、こっそり覗いていたのを白状したのだ。
まさか、私がその姿をさらに覗き見していたとは思いもしないのだろうな。
勝手に見て申し訳ないと思っているのだろう。
身体を震わせ、表情も青ざめている。
いつもなら、悠真を抱きしめて怒っていないと言ってやるところだが、なんとなく意地悪としてやりたい……そんな衝動に駆られた。
悠真を自分の近くまで呼び、わざと自分の昂りを悠真の勃ち上がったモノに擦り付けてやると、可愛い声をあげて身悶える。
ああ、すぐにでも押し倒してやりたいが、せっかくの機会だ。
「口でさせてください」
悠真のを味わわせてほしい……そういうと、悠真は驚きに満ちた表情で私を見た。
だが、悠真のモノはすでに期待したように蜜を垂らしながら震わせている。
私は悠真の返事を聞く前に、悠真の前にしゃがみ込み可愛らしく震えるモノをパクりと咥え込んだ。
私のと違って悠真の可愛らしいモノは私の口に全て咥えることが出来る。
それを全て舌で包み込み、吸い上げてやると悠真はあっという間に私の口内に白濁を放った。
ああ、なんて可愛いんだ。
一滴たりとも残すわけにはいかない。
最後の一滴まで舐めとってから、それを全て飲み干した。
最高に美味しい。
これは他の誰も味わうことのできない私だけの甘い蜜だ。
悠真は私が飲み干したことに驚いてはいたが、もうすっかり力が抜けてしまって何もできない様子だ。
このままシャワーを浴びるか、ベッドに行くかと尋ねると、悠真は真っ赤な顔をしながらベッドにと言ってくれた。
――せっかく滅多に来られないホテルに来たので、ベッドの上でゆっくりと、愛して欲しくて……。
そう言ってくれていたからな。
甘い蜜も飲ませてもらったし、何より可愛らしい姿を拝むこともできた。
思いっきり望みを叶えてやるとしよう。
悠真をベッドに寝かせ、ヘッドボードに手を伸ばしローションを手に取った。
悠真に使うものはいつも同じものと決めているが、ここは倉橋さんがオーナーのホテル。
間違いなく、あのローションを置いているはずだから安心して使うことができる。
たっぷりと手に取り、悠真の蕾に触れるとヒクヒクと震わせながらあっという間に私の指を飲み込んでいく。
昨夜も愛し合った身体だ。
もうすっかり私の指の形を覚えてくれているようだ。
「い、おり、さん……はやくぅ……っ」
「ふふっ。いいですよ。挿入てあげますね」
悠真はもう中を私ので擦られなければ、満足できない身体になってしまっているのだ。
それくらい私の身体に溺れてくれているという事実だけでとてつもなくうれししくなる。
ずっと煽られ続けて、限界まで昂りきっている自分のモノにローションをたっぷりと纏わせ、悠真の蕾にあてがいグッと押し込むと、悠真の柔らかな肉襞が私の昂りを包み込んだまま奥へと誘ってくれる。
「はぁーっ、はぁーっ」
もうすっかり力を抜くことを覚えてくれた悠真は上手に私の昂りを受け入れてくれる。
あっという間に最奥に到達し、ピッタリと嵌まった。
「ああ、悠真の中……吸い付いてきます」
「い、おり、さぁん……っ、おくぅ……つい、てぇ……っ」
「ああ、悠真……っ、可愛いっ!!」
細い腕で私にしがみつき、
「ああっ、ああ……っん、ああっ、そ、こ……っ、いお、りさん……そ、こっ……きもちいぃ……ああっ、いいっ……」
可愛らしい声をあげ続ける悠真に、私はあっという間に限界を迎え、
「くそっ……っ! ゔぅ――っ!!」
一気に悠真の最奥に白濁を叩きつけた。
ずっと我慢し続けたからだろう。
昨日もたっぷりと出したばかりだというのに、途轍もない量が出ているのがわかる。
「ああ……っ、あったかい……」
「くっ……!! 悠真っ!」
悠真のその一言に昂りが簡単に息を吹き返す。
「い、おりさん……も、っとぉ……きてぇ……っ」
いっぱい愛して欲しいとねだっていた通り、悠真が可愛らしく次を強請ってくる。
それに応えられないような男じゃない。
私は自分の白濁でたっぷりになっている悠真の中には激しく腰を動かし続けた。
グチュグチュといやらしい音が部屋中に響き渡り、それでさらに興奮しながら悠真の身体を何度も何度も堪能した。
もう何度白濁を放ったのかわからなくなるほど、たっぷりと注ぎ込んでようやく落ち着きを取り戻した自分の昂りを悠真の中から引き抜くと、ぽっかりと空いた蕾から、途轍もない量の白濁がトロトロと零れ落ちてくる。
この瞬間がたまらなくエロい。
いつの間にか意識を失っていた悠真を抱きかかえ、シャワーで綺麗に身体を清めてからベッドに寝かせた。
この間にUSBに動画を移しておこうと思ったが、まだ夜は長い。
悠真に食事を与えてから、もう一度くらい愛しあえるだろう。
悠真の愛らしい姿を逃すなど勿体無いからな。
それから、悠真が目覚め食事をしてから、たっぷりと時間をかけて愛撫を施し、悠真を上に乗せて愛し合った。
私の上で乱れる悠真は最高にエロく、最高に興奮した。
たっぷりとまた悠真の中に蜜を注ぎ、眠りについたところを見計らってUSBに動画を落とした。
私がいない間の悠真の様子も映っていると思うだけでまた滾ってくる。
ああ、こんな幸せな場所があるとはな……。
そうだ、小田切にも教えてやろうか。
彼のラブホに対する嫌な記憶もここなら上書きできるだろう。
小田切にようやく訪れた春だ。
周平さんにこんな素晴らしい場所を紹介してもらったお返しに、私も小田切に幸せのお裾分けをしてやるとしようか。
倉橋さんのこのラブホは一生なくなることはないだろうな。
楽しんでいただけると幸いです。
* * *
<side悠真>
伊織さんの逞しい身体を見ながら、興奮してしまった自分のささやかなモノを慰めていると、ガラスの向こうで伊織さんが自分の昂りに手を伸ばすのが見えた。
あっ……もしかして。
ドキドキしながら見つめていると、伊織さんは大きな昂りを扱きながら私の名を呼んでくれた。
「悠真っ! ああっ! 悠真っ!」
いつも私を抱きしめながら、私の奥に蜜を弾けさせる前の、私の身体に夢中になってくれている時の声だ。
その声だけで身体が熱くなって奥が疼いてくる。
このまま伊織さんのアレが外に出されるなんて……。
そんなの耐えられない。
私は服を脱ぎ捨てながら急いでバスルームに向かった。
「伊織さんっ!!」
勝手に入ってはいけないと思いつつ、伊織さんがイってしまうのが嫌で私は浴室に飛び込んだ。
驚いた顔で私を見た伊織さんは、すでに裸になっている私に目を丸くしていたけれど、興奮状態になっている私を見て目の奥に情欲の火を灯した。
「悠真……そんなに興奮して……我慢できなかったのですか?」
「だって、伊織さんが……一人で……」
「どうして、それを知っているんですか?」
「――っ、あ、あの……」
まずいっ!
秘密だって言われてたのに、勝手にこっそりと伊織さんの裸を覗き見していたことがバレちゃったかも。
「ごめんなさい……伊織さんの裸が見たくて、つい……」
はしたないことをしてしまって、嫌われてしまったかもしれない。
こんなはずじゃなかったのに……。
「悠真……こっちにおいで」
「伊織さん……」
優しい声に戸惑いつつ、鉛のように重い足で伊織さんに近づくと、
「これが欲しかったんですか?」
と大きな昂りが私のささやかなモノに擦り付けられる。
「あっ――! 伊織さんっ、だめぇ……っ」
伊織さんの熱くて太くて長い昂りの張り出した部分が、私のモノと擦れるたびにさっきまで自分で慰めていた時とは比べようも無いほど気持ちいい刺激が襲ってくる。
「ふふっ。もう限界なようですね」
「だって……」
「じゃあ、口でさせてください」
「えっ、口でって……」
「これが欲しいのでしょう? なら、その前に悠真のを味わわせてください」
伊織さんのが欲しい……。
でも……伊織さんにそんなことをさせるなんて……。
そう思ったけれど断ることもできなくて、伊織さんが私の前にしゃがみ込むのを見つめながらパクりと咥えられた瞬間、とてつもない快感が私を襲った。
すでに完全に勃ち上がってしまっているというのに、根元まで全て咥えられた上に大きな舌で包み込まれている。
クチュクチュと舌で包み込まれながら上下に動かされただけで、
「ああっ! だ、めぇ……っ、イくぅ……っ!」
私はいつの間にか伊織さんの頭を両手で押さえながら、あっという間に伊織さんの口内に放ってしまった。
なんて気持ちよさだろう……。
トプトプと出ている先からすぐに吸い込まれていくのがわかる。
「あっ……あっ、んっ……っ」
先端を舌でぐりぐりと弄られながら、一滴も残さず吸い取られてようやく伊織さんは私のモノから唇を離した。
ごくっと喉が動くのが見えて、驚いた。
「えっ……もしかして……」
「もちろんです、味わわせてと言ったでしょう?」
確かにそう言っていたけれど、まさか飲んでしまうなんて思っても見なかった。
「だ、大丈夫なんですか?」
「ふふっ。もちろんです。悠真のは甘くて美味しいですね」
「そんなこと……っ」
「このままシャワーを浴びますか? それともベッドに行きますか?」
「あ、あの……ベッドに……」
「ふふっ。仰せのままに」
伊織さんから与えられた快感にすっかり力が抜けてしまっていた私を、さっと抱き上げ、そのままバスルームを出てベッドにゆっくりと下ろした。
<side伊織>
悠真が私の裸を見て乱れていくのがもっと見たくて、私が悠真の名を呼びながら自ら慰めていると突然部屋から悠真が消えた。
まさかと思って急いでガラスの仕掛けを元に戻した瞬間、悠真が浴室に現れた。
しかも一糸纏わぬ姿で……。
可愛らしいモノは中心でほんのり蜜を溢れさせながら勃ち上がり、悠真の視線は私の昂りに向いている。
ああ、まさかこれほどまでに興奮してくれるとは思いもしなかったな。
嬉しい誤算だ。
なぜ浴室に来たのかと問いかけると、悠真は私が一人でしているのを見て……と口を滑らせた。
カーテンを開け、こっそり覗いていたのを白状したのだ。
まさか、私がその姿をさらに覗き見していたとは思いもしないのだろうな。
勝手に見て申し訳ないと思っているのだろう。
身体を震わせ、表情も青ざめている。
いつもなら、悠真を抱きしめて怒っていないと言ってやるところだが、なんとなく意地悪としてやりたい……そんな衝動に駆られた。
悠真を自分の近くまで呼び、わざと自分の昂りを悠真の勃ち上がったモノに擦り付けてやると、可愛い声をあげて身悶える。
ああ、すぐにでも押し倒してやりたいが、せっかくの機会だ。
「口でさせてください」
悠真のを味わわせてほしい……そういうと、悠真は驚きに満ちた表情で私を見た。
だが、悠真のモノはすでに期待したように蜜を垂らしながら震わせている。
私は悠真の返事を聞く前に、悠真の前にしゃがみ込み可愛らしく震えるモノをパクりと咥え込んだ。
私のと違って悠真の可愛らしいモノは私の口に全て咥えることが出来る。
それを全て舌で包み込み、吸い上げてやると悠真はあっという間に私の口内に白濁を放った。
ああ、なんて可愛いんだ。
一滴たりとも残すわけにはいかない。
最後の一滴まで舐めとってから、それを全て飲み干した。
最高に美味しい。
これは他の誰も味わうことのできない私だけの甘い蜜だ。
悠真は私が飲み干したことに驚いてはいたが、もうすっかり力が抜けてしまって何もできない様子だ。
このままシャワーを浴びるか、ベッドに行くかと尋ねると、悠真は真っ赤な顔をしながらベッドにと言ってくれた。
――せっかく滅多に来られないホテルに来たので、ベッドの上でゆっくりと、愛して欲しくて……。
そう言ってくれていたからな。
甘い蜜も飲ませてもらったし、何より可愛らしい姿を拝むこともできた。
思いっきり望みを叶えてやるとしよう。
悠真をベッドに寝かせ、ヘッドボードに手を伸ばしローションを手に取った。
悠真に使うものはいつも同じものと決めているが、ここは倉橋さんがオーナーのホテル。
間違いなく、あのローションを置いているはずだから安心して使うことができる。
たっぷりと手に取り、悠真の蕾に触れるとヒクヒクと震わせながらあっという間に私の指を飲み込んでいく。
昨夜も愛し合った身体だ。
もうすっかり私の指の形を覚えてくれているようだ。
「い、おり、さん……はやくぅ……っ」
「ふふっ。いいですよ。挿入てあげますね」
悠真はもう中を私ので擦られなければ、満足できない身体になってしまっているのだ。
それくらい私の身体に溺れてくれているという事実だけでとてつもなくうれししくなる。
ずっと煽られ続けて、限界まで昂りきっている自分のモノにローションをたっぷりと纏わせ、悠真の蕾にあてがいグッと押し込むと、悠真の柔らかな肉襞が私の昂りを包み込んだまま奥へと誘ってくれる。
「はぁーっ、はぁーっ」
もうすっかり力を抜くことを覚えてくれた悠真は上手に私の昂りを受け入れてくれる。
あっという間に最奥に到達し、ピッタリと嵌まった。
「ああ、悠真の中……吸い付いてきます」
「い、おり、さぁん……っ、おくぅ……つい、てぇ……っ」
「ああ、悠真……っ、可愛いっ!!」
細い腕で私にしがみつき、
「ああっ、ああ……っん、ああっ、そ、こ……っ、いお、りさん……そ、こっ……きもちいぃ……ああっ、いいっ……」
可愛らしい声をあげ続ける悠真に、私はあっという間に限界を迎え、
「くそっ……っ! ゔぅ――っ!!」
一気に悠真の最奥に白濁を叩きつけた。
ずっと我慢し続けたからだろう。
昨日もたっぷりと出したばかりだというのに、途轍もない量が出ているのがわかる。
「ああ……っ、あったかい……」
「くっ……!! 悠真っ!」
悠真のその一言に昂りが簡単に息を吹き返す。
「い、おりさん……も、っとぉ……きてぇ……っ」
いっぱい愛して欲しいとねだっていた通り、悠真が可愛らしく次を強請ってくる。
それに応えられないような男じゃない。
私は自分の白濁でたっぷりになっている悠真の中には激しく腰を動かし続けた。
グチュグチュといやらしい音が部屋中に響き渡り、それでさらに興奮しながら悠真の身体を何度も何度も堪能した。
もう何度白濁を放ったのかわからなくなるほど、たっぷりと注ぎ込んでようやく落ち着きを取り戻した自分の昂りを悠真の中から引き抜くと、ぽっかりと空いた蕾から、途轍もない量の白濁がトロトロと零れ落ちてくる。
この瞬間がたまらなくエロい。
いつの間にか意識を失っていた悠真を抱きかかえ、シャワーで綺麗に身体を清めてからベッドに寝かせた。
この間にUSBに動画を移しておこうと思ったが、まだ夜は長い。
悠真に食事を与えてから、もう一度くらい愛しあえるだろう。
悠真の愛らしい姿を逃すなど勿体無いからな。
それから、悠真が目覚め食事をしてから、たっぷりと時間をかけて愛撫を施し、悠真を上に乗せて愛し合った。
私の上で乱れる悠真は最高にエロく、最高に興奮した。
たっぷりとまた悠真の中に蜜を注ぎ、眠りについたところを見計らってUSBに動画を落とした。
私がいない間の悠真の様子も映っていると思うだけでまた滾ってくる。
ああ、こんな幸せな場所があるとはな……。
そうだ、小田切にも教えてやろうか。
彼のラブホに対する嫌な記憶もここなら上書きできるだろう。
小田切にようやく訪れた春だ。
周平さんにこんな素晴らしい場所を紹介してもらったお返しに、私も小田切に幸せのお裾分けをしてやるとしようか。
倉橋さんのこのラブホは一生なくなることはないだろうな。
161
お気に入りに追加
797
あなたにおすすめの小説
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜
・不定期
変なαとΩに両脇を包囲されたβが、色々奪われながら頑張る話
ベポ田
BL
ヒトの性別が、雄と雌、さらにα、β、Ωの三種類のバース性に分類される世界。総人口の僅か5%しか存在しないαとΩは、フェロモンの分泌器官・受容体の発達度合いで、さらにI型、II型、Ⅲ型に分類される。
βである主人公・九条博人の通う私立帝高校高校は、αやΩ、さらにI型、II型が多く所属する伝統ある名門校だった。
そんな魔境のなかで、変なI型αとII型Ωに理不尽に執着されては、色々な物を奪われ、手に入れながら頑張る不憫なβの話。
イベントにて頒布予定の合同誌サンプルです。
3部構成のうち、1部まで公開予定です。
イラストは、漫画・イラスト担当のいぽいぽさんが描いたものです。
最新はTwitterに掲載しています。
【完結】ここで会ったが、十年目。
N2O
BL
帝国の第二皇子×不思議な力を持つ一族の長の息子(治癒術特化)
我が道を突き進む攻めに、ぶん回される受けのはなし。
(追記5/14 : お互いぶん回してますね。)
Special thanks
illustration by おのつく 様
X(旧Twitter) @__oc_t
※ご都合主義です。あしからず。
※素人作品です。ゆっくりと、温かな目でご覧ください。
※◎は視点が変わります。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
僕だけの番
五珠 izumi
BL
人族、魔人族、獣人族が住む世界。
その中の獣人族にだけ存在する番。
でも、番には滅多に出会うことはないと言われていた。
僕は鳥の獣人で、いつの日か番に出会うことを夢見ていた。だから、これまで誰も好きにならず恋もしてこなかった。
それほどまでに求めていた番に、バイト中めぐり逢えたんだけれど。
出会った番は同性で『番』を認知できない人族だった。
そのうえ、彼には恋人もいて……。
後半、少し百合要素も含みます。苦手な方はお気をつけ下さい。
【BL】男なのになぜかNo.1ホストに懐かれて困ってます
猫足
BL
「俺としとく? えれちゅー」
「いや、するわけないだろ!」
相川優也(25)
主人公。平凡なサラリーマンだったはずが、女友達に連れていかれた【デビルジャム】というホストクラブでスバルと出会ったのが運の尽き。
碧スバル(21)
指名ナンバーワンの美形ホスト。博愛主義者。優也に懐いてつきまとう。その真意は今のところ……不明。
「僕の方がぜってー綺麗なのに、僕以下の女に金払ってどーすんだよ」
「スバル、お前なにいってんの……?」
冗談? 本気? 二人の結末は?
美形病みホスと平凡サラリーマンの、友情か愛情かよくわからない日常。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる