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番外編
ラブホテルに行こう! 祐悟&航Ver. 1
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どのカップルにしようかと考え中にリクエストをいただいたので早速書いてみました。
3話くらいで終わりたいですが、いつもの如く長くなるかも……。
不定期更新ですが楽しんでいただけると嬉しいです。
* * *
<side祐悟>
最近あのラブホテルが好調だ。
周平さんが浅香のためにと言って相談してきてから、週末はあのホテルがほとんど埋まっている。
浅香と周平さん、安慶名さんと砂川、そして、安慶名さんの友人……そこからもどんどん話が広がっているようだ。
まぁ事前に調査を入れるから、俺の審査に合格しなければあの部屋を使うことはできないが、今のところ審査に落ちるようなカップルはいないな。
あのホテルは元々、俺が出資している事業の商品を試す場として作ったものだ。
ほぼ全ての人間にアレルギー反応が起きない画期的なローションや全てのサイズを網羅した極薄でほとんど生に近い感覚のコンドームはもちろん、男女用問わず使える大人のおもちゃもかなり充実させている。
また、風呂場のマジックミラーはスイッチ一つで通常のガラスに変更できるシステムだ。
風呂場から部屋の声を聞くのも消すのもこちらもスイッチ一つで対応可能にした。
最高級ベッドには自動でベッドシーツを交換できる機能を取り付け、一泊で最大10回までのシーツ交換が可能だ。
食事はホテル内に設置された厨房で作られた本格的な料理。
これは浅香のホテルに出す料理の試作品が多い。
ここのホテルは採算度外視で、本当に試作品を試すためだけに作ったものだから、稼働してもしなくても赤字であっても特に問題はない。
他の事業で出資額の数百倍は稼いでいるのだから、ここは遊びのようなものだ。
俺自身も提供するばかりで、このホテルを利用したことはなかったが、航という愛しい恋人ができてから、ここは俺たちの第二の愛の巣となった。
いつも愛し合うのは、東京の自宅か、西表の別宅。
もしくはイリゼホテルのスイートぐらいのものだったが、そこにこのホテルが加わった。
航とドライブを楽しみ、夜はここに宿泊する。
航にはここのオーナーが俺とは伝えていないため、二人でこのホテルでの夜を楽しんでいる。
航をあのホテルに連れて行こうと決めてから、部屋中にマルチアングルカメラを取り付け360度どこからの映像も撮れるようにした。
いつもなら隠れて見えない部分も全て撮影できる優れものだ。
その効果を試しに初めて航を連れて行ったあの日のことは、一生忘れないだろう。
あれは久々に東京に戻った日。
週末も合わせて連休を取った時のこと。
* * *
「航。久しぶりに東京に戻ってきたから、少し遠くまでドライブにでも行ってみないか?」
「わぁっ! 行きたいですっ!!」
「ふふっ。じゃあすぐにでも行こう」
「えっ? もう今から行けるんですか?」
「ああ。明日は休みだし、ドライブを楽しんで遅くなるようだったらどこかに泊まってもいいし」
「祐悟さんがそんな行き当たりばったりなんて珍しいですね」
「んっ? たまにはそんなのもいいだろう? 恋人とのお出かけなんてそんなものだよ。どうなるかもわからないし、着替えも何も持たずに行くのも楽しいぞ」
「ふふっ。確かにそうかも」
嬉しそうな航を連れ、ガレージから適当な車を選び、ドライブに向かった。
「航、あのSAで少し休憩しようか」
「わぁ。俺、こういうところ来るの初めてです!」
「人が多いから絶対に逸れないようにな」
「もう、祐悟さん。俺、子どもじゃないですよ」
「わかってるよ。昨夜もあんなに俺の上で可愛い声あげてたからな。子どもはあんな声出さないだろう?」
「ひゃぁんっ」
運転席から身を乗り出して、航の耳元で甘く囁いて、耳たぶをぺろっと舐めてやると、航は昨夜を思い出させるような可愛い声をあげた。
「祐悟さん……っ、いじわるっ」
「ごめん、ごめん。でも、航が可愛いから心配なんだよ。だから約束してくれ。俺のそばから離れないって」
「わかりました」
「ああ、いい子だ」
俺はさっと運転席からおり、助手席に回ってエスコートをして車から降ろした。
もういつもの習慣になっているせいか、航は絶対に俺が開けるまで一人で車から降りたりしない。
これでいいんだ。
航のような可愛い子は車を降りた時から狙われているから、全てにおいて隙を作らせないようにしないとな。
「まずはトイレから行っておこうか」
ここのSAはトイレが明るい場所にあり、かなり安全だと言われている。
それでもおかしな奴はいないとは言えないから必ず一人では行かせない。
男に愛されている男は、その纏っている色気でわかるという。
俺は航以外には全く興味はそそられないが、他の男のものというだけで興奮する輩がいるからタチが悪い。
それに股間を出して無防備になるトイレは性犯罪被害も多い。
隣から股間を覗かれるのはまだ可愛い方だ。
後ろから勝手に握られたり、そのまま個室に連れ込まれたりすることもある。
そんな目に遭わせないために、航には必ず個室に行かせるようにしている。
今日ももちろん二人で個室に入る。
最初の頃は航も恥ずかしがっていたが、南條くんからトイレで怖い目に遭ったという話を聞いて怖かったのか、今では率先して個室に入るようになってくれて安心している。
もちろん南條くんにはそんな話をしてくれるように頼んだんだ。
彼には本当に感謝している。
お互いにトイレを済ませ、SAのお土産物売り場を散策する。
「祐悟さん、みて! あのクマさん、可愛い!」
「ああ、本当だ。だが、航の方がもっと可愛いよ」
「もう、祐悟さんったら」
恥ずかしそうに言っているが本当のことだから仕方がない。
航と出会ってから、航以外のものを可愛いとは思えなくなったんだから。
「あっ、祐悟さん。コーヒー売ってますよ。俺、奢りますから飲みましょう」
航が見つけたのはSAの入り口近くにあるコーヒーワゴン。
「コーヒーが飲みたいなら、俺が買うよ」
「いいんです。俺が祐悟さんに買いたいんです。何がいいですか?」
「そうか。じゃあ、ブラックを頼む」
「はーい」
航は嬉しそうに俺のブラックと自分のカフェオレを頼む。
ここで挽いているのか。
香りは合格だな。
それにしてもここの店主。
航を見て、あからさまに顔を赤くしたな。
俺を見て、がっかりしているようだったから間違いない。
「お待たせしました」
手渡されたコーヒーを、航が会計をしている間に素早くチェックする。
もしかしたら何かおかしなものでも入れられているかと思ったが、大丈夫なようだな。
んっ?
こいつ、レシートに!
航に連絡先を渡そうとしてやがるな。
さりげなくお釣りを渡しながら、航の手を握ろうとしている男の手を遮り、
「これはお返しします」
お釣りだけを受け取って、レシートを突っ返してやり、航を連れてすぐにその場から離れた。
「祐悟さん、さっきのなんだったんですか?」
「ああ、前の客のレシートだったから返したんだ」
「ああ、そうだったんですね。このカフェオレ美味しいです」
「そうか、このブラックも美味しいよ。航、ありがとう」
「ふふっ。祐悟さんに奢ってあげられて嬉しいです」
航は俺がどれだけ金持ちだと知っても、出会った時と全然変わらない。
それにどれだけ俺が救われているか航は知らないだろうな。
その後、ランチや買い物、綺麗な景色などを巡り、気づけば夜6時を回っていた。
「あっという間にこんな時間になっちゃいましたね」
「ああ。せっかくだから、この辺で泊まって帰ろうか」
「はい。でも、この辺に泊まるところあるんですか?」
「さっき見てみたんだが、すぐそこにホテルがあるみたいだ。行ってみよう」
「予約もしないで行くってなんだかドキドキしちゃいますね」
「そうだな」
予約はバッチリしているけどな。
まぁ、そこは内緒でいい。
「ほら、あの建物だよ」
「なんだかホテルっぽくないですね」
「周りと合わせているのかもしれないな」
「ああ、確かに浅香さんのホテルも周りによく合ってますよね」
本当に航は素直で可愛らしい。
「なるほど。部屋と直結タイプのホテルだな」
「部屋と直結?」
「ああ、駐車場が空いていれば部屋が空いてるってことだよ。中に入ったらそのまま宿泊できるシステムだな。結構地方には多い作りのホテルだよ」
「へぇー、そうなんですね。知らなかったです」
車で駐車場に入り、興味津々な航を連れ、そのまま階段を上がって扉を開ける。
「わぁ! 思ったより中は広いですね!!」
「ああ。気に入ったか?」
「はい。浅香さんのホテルはもちろん素敵ですけど、こういうところも楽しいです。わぁ、みてください! ベッドもすっごくおっきいですよ」
無邪気に喜んでいる航はここがラブホテルだなんて気づいていないんだろう。
航が今までにラブホテルなんかに行ったことがないことはもうわかっているし、ここでの夜が今から楽しみでたまらないな。
3話くらいで終わりたいですが、いつもの如く長くなるかも……。
不定期更新ですが楽しんでいただけると嬉しいです。
* * *
<side祐悟>
最近あのラブホテルが好調だ。
周平さんが浅香のためにと言って相談してきてから、週末はあのホテルがほとんど埋まっている。
浅香と周平さん、安慶名さんと砂川、そして、安慶名さんの友人……そこからもどんどん話が広がっているようだ。
まぁ事前に調査を入れるから、俺の審査に合格しなければあの部屋を使うことはできないが、今のところ審査に落ちるようなカップルはいないな。
あのホテルは元々、俺が出資している事業の商品を試す場として作ったものだ。
ほぼ全ての人間にアレルギー反応が起きない画期的なローションや全てのサイズを網羅した極薄でほとんど生に近い感覚のコンドームはもちろん、男女用問わず使える大人のおもちゃもかなり充実させている。
また、風呂場のマジックミラーはスイッチ一つで通常のガラスに変更できるシステムだ。
風呂場から部屋の声を聞くのも消すのもこちらもスイッチ一つで対応可能にした。
最高級ベッドには自動でベッドシーツを交換できる機能を取り付け、一泊で最大10回までのシーツ交換が可能だ。
食事はホテル内に設置された厨房で作られた本格的な料理。
これは浅香のホテルに出す料理の試作品が多い。
ここのホテルは採算度外視で、本当に試作品を試すためだけに作ったものだから、稼働してもしなくても赤字であっても特に問題はない。
他の事業で出資額の数百倍は稼いでいるのだから、ここは遊びのようなものだ。
俺自身も提供するばかりで、このホテルを利用したことはなかったが、航という愛しい恋人ができてから、ここは俺たちの第二の愛の巣となった。
いつも愛し合うのは、東京の自宅か、西表の別宅。
もしくはイリゼホテルのスイートぐらいのものだったが、そこにこのホテルが加わった。
航とドライブを楽しみ、夜はここに宿泊する。
航にはここのオーナーが俺とは伝えていないため、二人でこのホテルでの夜を楽しんでいる。
航をあのホテルに連れて行こうと決めてから、部屋中にマルチアングルカメラを取り付け360度どこからの映像も撮れるようにした。
いつもなら隠れて見えない部分も全て撮影できる優れものだ。
その効果を試しに初めて航を連れて行ったあの日のことは、一生忘れないだろう。
あれは久々に東京に戻った日。
週末も合わせて連休を取った時のこと。
* * *
「航。久しぶりに東京に戻ってきたから、少し遠くまでドライブにでも行ってみないか?」
「わぁっ! 行きたいですっ!!」
「ふふっ。じゃあすぐにでも行こう」
「えっ? もう今から行けるんですか?」
「ああ。明日は休みだし、ドライブを楽しんで遅くなるようだったらどこかに泊まってもいいし」
「祐悟さんがそんな行き当たりばったりなんて珍しいですね」
「んっ? たまにはそんなのもいいだろう? 恋人とのお出かけなんてそんなものだよ。どうなるかもわからないし、着替えも何も持たずに行くのも楽しいぞ」
「ふふっ。確かにそうかも」
嬉しそうな航を連れ、ガレージから適当な車を選び、ドライブに向かった。
「航、あのSAで少し休憩しようか」
「わぁ。俺、こういうところ来るの初めてです!」
「人が多いから絶対に逸れないようにな」
「もう、祐悟さん。俺、子どもじゃないですよ」
「わかってるよ。昨夜もあんなに俺の上で可愛い声あげてたからな。子どもはあんな声出さないだろう?」
「ひゃぁんっ」
運転席から身を乗り出して、航の耳元で甘く囁いて、耳たぶをぺろっと舐めてやると、航は昨夜を思い出させるような可愛い声をあげた。
「祐悟さん……っ、いじわるっ」
「ごめん、ごめん。でも、航が可愛いから心配なんだよ。だから約束してくれ。俺のそばから離れないって」
「わかりました」
「ああ、いい子だ」
俺はさっと運転席からおり、助手席に回ってエスコートをして車から降ろした。
もういつもの習慣になっているせいか、航は絶対に俺が開けるまで一人で車から降りたりしない。
これでいいんだ。
航のような可愛い子は車を降りた時から狙われているから、全てにおいて隙を作らせないようにしないとな。
「まずはトイレから行っておこうか」
ここのSAはトイレが明るい場所にあり、かなり安全だと言われている。
それでもおかしな奴はいないとは言えないから必ず一人では行かせない。
男に愛されている男は、その纏っている色気でわかるという。
俺は航以外には全く興味はそそられないが、他の男のものというだけで興奮する輩がいるからタチが悪い。
それに股間を出して無防備になるトイレは性犯罪被害も多い。
隣から股間を覗かれるのはまだ可愛い方だ。
後ろから勝手に握られたり、そのまま個室に連れ込まれたりすることもある。
そんな目に遭わせないために、航には必ず個室に行かせるようにしている。
今日ももちろん二人で個室に入る。
最初の頃は航も恥ずかしがっていたが、南條くんからトイレで怖い目に遭ったという話を聞いて怖かったのか、今では率先して個室に入るようになってくれて安心している。
もちろん南條くんにはそんな話をしてくれるように頼んだんだ。
彼には本当に感謝している。
お互いにトイレを済ませ、SAのお土産物売り場を散策する。
「祐悟さん、みて! あのクマさん、可愛い!」
「ああ、本当だ。だが、航の方がもっと可愛いよ」
「もう、祐悟さんったら」
恥ずかしそうに言っているが本当のことだから仕方がない。
航と出会ってから、航以外のものを可愛いとは思えなくなったんだから。
「あっ、祐悟さん。コーヒー売ってますよ。俺、奢りますから飲みましょう」
航が見つけたのはSAの入り口近くにあるコーヒーワゴン。
「コーヒーが飲みたいなら、俺が買うよ」
「いいんです。俺が祐悟さんに買いたいんです。何がいいですか?」
「そうか。じゃあ、ブラックを頼む」
「はーい」
航は嬉しそうに俺のブラックと自分のカフェオレを頼む。
ここで挽いているのか。
香りは合格だな。
それにしてもここの店主。
航を見て、あからさまに顔を赤くしたな。
俺を見て、がっかりしているようだったから間違いない。
「お待たせしました」
手渡されたコーヒーを、航が会計をしている間に素早くチェックする。
もしかしたら何かおかしなものでも入れられているかと思ったが、大丈夫なようだな。
んっ?
こいつ、レシートに!
航に連絡先を渡そうとしてやがるな。
さりげなくお釣りを渡しながら、航の手を握ろうとしている男の手を遮り、
「これはお返しします」
お釣りだけを受け取って、レシートを突っ返してやり、航を連れてすぐにその場から離れた。
「祐悟さん、さっきのなんだったんですか?」
「ああ、前の客のレシートだったから返したんだ」
「ああ、そうだったんですね。このカフェオレ美味しいです」
「そうか、このブラックも美味しいよ。航、ありがとう」
「ふふっ。祐悟さんに奢ってあげられて嬉しいです」
航は俺がどれだけ金持ちだと知っても、出会った時と全然変わらない。
それにどれだけ俺が救われているか航は知らないだろうな。
その後、ランチや買い物、綺麗な景色などを巡り、気づけば夜6時を回っていた。
「あっという間にこんな時間になっちゃいましたね」
「ああ。せっかくだから、この辺で泊まって帰ろうか」
「はい。でも、この辺に泊まるところあるんですか?」
「さっき見てみたんだが、すぐそこにホテルがあるみたいだ。行ってみよう」
「予約もしないで行くってなんだかドキドキしちゃいますね」
「そうだな」
予約はバッチリしているけどな。
まぁ、そこは内緒でいい。
「ほら、あの建物だよ」
「なんだかホテルっぽくないですね」
「周りと合わせているのかもしれないな」
「ああ、確かに浅香さんのホテルも周りによく合ってますよね」
本当に航は素直で可愛らしい。
「なるほど。部屋と直結タイプのホテルだな」
「部屋と直結?」
「ああ、駐車場が空いていれば部屋が空いてるってことだよ。中に入ったらそのまま宿泊できるシステムだな。結構地方には多い作りのホテルだよ」
「へぇー、そうなんですね。知らなかったです」
車で駐車場に入り、興味津々な航を連れ、そのまま階段を上がって扉を開ける。
「わぁ! 思ったより中は広いですね!!」
「ああ。気に入ったか?」
「はい。浅香さんのホテルはもちろん素敵ですけど、こういうところも楽しいです。わぁ、みてください! ベッドもすっごくおっきいですよ」
無邪気に喜んでいる航はここがラブホテルだなんて気づいていないんだろう。
航が今までにラブホテルなんかに行ったことがないことはもうわかっているし、ここでの夜が今から楽しみでたまらないな。
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