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楽しすぎるお買い物
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「でも、僕……お買い物なんて……」
「ふふっ。大丈夫。買い物に慣れていない人のためのアプリでもあるんだよ。ほら、ここのアルバムのマークを押してごらん」
「ここ……あっ! 征哉さんの写真!」
「そう。それで私の顔を選ぶと……」
「わぁっ、狼さんの顔が征哉さんになった!!」
画面の中に征哉さんが現れてなんだか嬉しくなる。
「それで、上の服に触れてごらん」
「こう、ですか?」
「ああ。ほら、上着がいっぱい出てきただろう?」
「わぁ、本当だ!」
いろんな形の白いシャツが現れて、試しにそれを一つ選んでみるとそのシャツが画面の征哉さんに着せられる。
「そうそう! それでいいんだ。そして、こっちの鉛筆のマークを押してごらん」
「ここ……わぁ、いっぱい色がある!」
「好きな色に触れてごらん」
そう言われて、明るい茶色みたいな色を選んでみた。
「ああ、モカを選んでくれたのか。私の好きな色だ」
「これ、モカっていう色なんですか?」
「ああ。一花は選ぶのが上手だな。じゃあ、それに合うズボンも選んでくれるか?」
「はい!」
ズボンに触れるといろんな形のズボンが現れる。
さっきの上着に合うようなズボンを選んでさっきの色のボタンを押すとズボンの色が変わっていく。
「わぁー! すごいっ!! できました!!」
「さすがだな、一花は。すぐに上手になる。これはね、普通の洋服だけでなく、ここを押すといろんな服が出てくるんだよ」
「本当だ! スーツに、着物……パジャマもある!!」
洋服だけじゃない。
バッグや靴、それに本や文房具なんてものもある。
「このお買い物アプリっていうの、楽しいですね」
「そうだろう? 一花が選んで最後にここの注文ボタンを押してくれたら数日でそれがうちに届くんだよ」
「ええーっ!! すごいですっ!! あっ、でもお金はいつ払うんですか?」
「それは気にしないでいい」
「でも……」
「大丈夫。一花が試してくれるのが仕事なんだ。これが蓮見さんの仕事のお手伝いになるんだよ」
「――っ、僕がお仕事のお手伝い……。僕が……」
怪我をして何もできないと思っていたけれど、こんな僕でも誰かの役に立つことができるんだ……。
そう思えるだけでとっても嬉しい。
「ほら、一花。見てごらん、このアルバムの写真を変えると……」
「わぁ! お母さんだ! お父さんも!」
「これでいろんな買い物ができるようになるぞ」
「これ、すごいですっ!!」
やり方もすごくわかりやすいし、難しい言葉も出てこないし、僕でも楽しくお買い物ができる。
「数日使って感想を聞かせてくれたら、実用化できる日も近くなるな。そうしたら一花のように楽しんで買い物をできる人たちが増えるんだぞ」
「はい! 僕、頑張ります!!!」
やれることが増えて、僕はすごく嬉しかった。
「ふふっ。大丈夫。買い物に慣れていない人のためのアプリでもあるんだよ。ほら、ここのアルバムのマークを押してごらん」
「ここ……あっ! 征哉さんの写真!」
「そう。それで私の顔を選ぶと……」
「わぁっ、狼さんの顔が征哉さんになった!!」
画面の中に征哉さんが現れてなんだか嬉しくなる。
「それで、上の服に触れてごらん」
「こう、ですか?」
「ああ。ほら、上着がいっぱい出てきただろう?」
「わぁ、本当だ!」
いろんな形の白いシャツが現れて、試しにそれを一つ選んでみるとそのシャツが画面の征哉さんに着せられる。
「そうそう! それでいいんだ。そして、こっちの鉛筆のマークを押してごらん」
「ここ……わぁ、いっぱい色がある!」
「好きな色に触れてごらん」
そう言われて、明るい茶色みたいな色を選んでみた。
「ああ、モカを選んでくれたのか。私の好きな色だ」
「これ、モカっていう色なんですか?」
「ああ。一花は選ぶのが上手だな。じゃあ、それに合うズボンも選んでくれるか?」
「はい!」
ズボンに触れるといろんな形のズボンが現れる。
さっきの上着に合うようなズボンを選んでさっきの色のボタンを押すとズボンの色が変わっていく。
「わぁー! すごいっ!! できました!!」
「さすがだな、一花は。すぐに上手になる。これはね、普通の洋服だけでなく、ここを押すといろんな服が出てくるんだよ」
「本当だ! スーツに、着物……パジャマもある!!」
洋服だけじゃない。
バッグや靴、それに本や文房具なんてものもある。
「このお買い物アプリっていうの、楽しいですね」
「そうだろう? 一花が選んで最後にここの注文ボタンを押してくれたら数日でそれがうちに届くんだよ」
「ええーっ!! すごいですっ!! あっ、でもお金はいつ払うんですか?」
「それは気にしないでいい」
「でも……」
「大丈夫。一花が試してくれるのが仕事なんだ。これが蓮見さんの仕事のお手伝いになるんだよ」
「――っ、僕がお仕事のお手伝い……。僕が……」
怪我をして何もできないと思っていたけれど、こんな僕でも誰かの役に立つことができるんだ……。
そう思えるだけでとっても嬉しい。
「ほら、一花。見てごらん、このアルバムの写真を変えると……」
「わぁ! お母さんだ! お父さんも!」
「これでいろんな買い物ができるようになるぞ」
「これ、すごいですっ!!」
やり方もすごくわかりやすいし、難しい言葉も出てこないし、僕でも楽しくお買い物ができる。
「数日使って感想を聞かせてくれたら、実用化できる日も近くなるな。そうしたら一花のように楽しんで買い物をできる人たちが増えるんだぞ」
「はい! 僕、頑張ります!!!」
やれることが増えて、僕はすごく嬉しかった。
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