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チョコレート狂騒曲編
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日曜日。
僕は朝、いつもより少し遅めに目が覚めた。
今日は午後から歴史研の恒例の勉強会。
再来週から試験があるので、その対策だ。
最近、あまり勉強できてないので、今日は気合を入れて真面目にやらないといけないなあ。
ベッドに転んだまま少し考える。
そう言えば、2年生からは文系理系別の成績順でクラス分けが決まるということだ。僕は大体、中の上ぐらいの成績なので、まあ、そう言ったクラスになるんだろうな。知ってる人と同じクラスになればいいんだけど。
毛利さんの文系科目の成績は、たいてい僕より上だ。なので、別のクラスかな…?
雪乃は、逆にあまり成績は良くないので、一緒にはなれないかな…。
悠斗もサッカー一筋で、勉強は今一つだし。
ということで、近しい友達とは一緒のクラスにはなれないかもしれない。
また、ぼっちになるかもな。
中学の時は3年間ぼっちだったから、高校1年は僕にとっては特異な1年となっている。
まあ、中学の頃のように戻ると思えばいいか…。
やれやれ、と思いながら起き上がって、ダイニングに行って朝食を食べた後、自分の部屋に戻って、勉強会の準備を始める。
午後1時ごろに、歴史研のメンバーが全員集合した。
そして、勉強会を開始する。
なぜか、いつものように妹も参加している。
毛利さんが、試験に出そうな問題とかをいろいろ教えてくれるので、それを参考に勉強を進める。
僕や毛利さんにも難解な問題は、伊達先輩に聞くといういつもの流れ。
伊達先輩も少し教科書を読んで勉強している。
伊達先輩は勉強しなくても常に上位の成績というのだから、その点は尊敬している。
上杉先輩は僕のベッドに寝転がってエロマンガを読んでいる。彼女は僕のエロマンガの隠し場所を知っているから、やりたい放題だ。
僕の部屋を漫喫だと思っているのかもしれない。
途中、小休憩を挟み、夕方に勉強会を終了する。
複数の教科をやって、わかってないところの確認が出来た。
明日以降も引き続き自分で勉強はする予定なので、再来週の試験もなんとかなりそうだな、多分。
お菓子を食べながら全員でくつろいでいると、上杉先輩がベッドに寝ころんだまま話しかけて来た。
「ねえ。この前、部室前でキスしてたよね?」
その話題かよ…。
「ええ、まあ…」
「キス?! 部室前で?!」
妹が大声を上げると僕を睨みつけた。
「学校で何してんの?!」
「いつもしてるんだってさ」
上杉先輩が適当なことを言う。
「“いつも”はしてませんよ!」
「じゃあ、“たまに”してるんだ?」
「滅多にしません!」
「でも、したことあるんだよね?」
雪乃と学校でキスしたのって…、この前の部室前と、空き教室で舞台の練習と称してしたのと、白雪姫の舞台の時か…。
そんなに回数多くないよね…?
学校以外ではもっとしてるけど。
「まあ。ありますけど、3回ぐらいですよ」
「3回!!」
妹が叫んだ。
「学校は勉強するところで、エロいことする場所じゃあないよ!!」
「エロいことじゃあない、キスだけだよ。学校でキスぐらい、みんなしてるでしょ?!」
「するわけないじゃん」
上杉先輩が不満そうに言う。
「でも…、伊達先輩と毛利さんはキスしてましたよね?」
思わず、この話題を口にしてしまった。
「あら、それって書庫の話?」
伊達先輩がいつもの落ち着いた感じで言う。
それにしても、この人はどんな話でも動じないな。
「そうです」
「見てたのね」
「ええ、まあ」
しまった。この話は、しないほうが良かったか。
「覗きね」
伊達先輩が冷徹に言い放つ。
「ノゾキ!?」
妹が再び叫ぶ。
「学校で覗きなんて、犯罪者じゃん?!」
「いや、あれは不可抗力…」
「警察に通報した方が良いと思うんです!」
妹はこれ見よがしにスマホを取り出した。
「今は、僕が覗きをしたかどうかでなくて、キスの話で」
「女子同士のキスなんて、挨拶みたいなもんじゃん」
上杉先輩が僕を睨みつけながら言う。
「そうなんですか?」
「そうよ」
伊達先輩は再び落ち着いた様子で言う。
いや、でも、毛利さんと伊達先輩のキスの時は、挨拶みたいな感じじゃあなかったでしょ…。
僕は毛利さんのほうを見た。
彼女は少し恥ずかしそうに話を聞いていた。
「このままだと、お兄ちゃんは性犯罪者になりそうだから、今のうちに手を打った方がいいと思うんです!」
妹は、まだ言いがかりをつけて来る。
「だよね」
上杉先輩が相槌を打った。
「ちょん切っちゃえばいいんじゃない?」
上杉先輩が変なことを言い出したので、僕は驚いた。
「な、なにを言ってるんですか?!」
「そうしましょう!」
妹は手をチョキにして、僕を睨みつけた。
「おい、やめろ」
ここは、何とか僕は話題を変えないと…。
「そんなことより…。月末のお城巡りですが、O.M.G.と徳川さんが一緒に行きたいそうです。宿泊も同じ場所でいいと言ってました」
「あら、それはよかったわ」
上杉先輩は微笑んだ。
僕の分の旅費が半分になるから嬉しいだろう。
お城巡りの行程について伊達先輩から説明を受けた。
初日のうちに岩村城を攻略。
2日目に、松阪城、岐阜城。
3日目は、移動のみ。
何とかキスから話題を変えることが出来た。
やれやれ。
伊達先輩のお城巡りの話が終わると、今日のところは解散となった。
僕は朝、いつもより少し遅めに目が覚めた。
今日は午後から歴史研の恒例の勉強会。
再来週から試験があるので、その対策だ。
最近、あまり勉強できてないので、今日は気合を入れて真面目にやらないといけないなあ。
ベッドに転んだまま少し考える。
そう言えば、2年生からは文系理系別の成績順でクラス分けが決まるということだ。僕は大体、中の上ぐらいの成績なので、まあ、そう言ったクラスになるんだろうな。知ってる人と同じクラスになればいいんだけど。
毛利さんの文系科目の成績は、たいてい僕より上だ。なので、別のクラスかな…?
雪乃は、逆にあまり成績は良くないので、一緒にはなれないかな…。
悠斗もサッカー一筋で、勉強は今一つだし。
ということで、近しい友達とは一緒のクラスにはなれないかもしれない。
また、ぼっちになるかもな。
中学の時は3年間ぼっちだったから、高校1年は僕にとっては特異な1年となっている。
まあ、中学の頃のように戻ると思えばいいか…。
やれやれ、と思いながら起き上がって、ダイニングに行って朝食を食べた後、自分の部屋に戻って、勉強会の準備を始める。
午後1時ごろに、歴史研のメンバーが全員集合した。
そして、勉強会を開始する。
なぜか、いつものように妹も参加している。
毛利さんが、試験に出そうな問題とかをいろいろ教えてくれるので、それを参考に勉強を進める。
僕や毛利さんにも難解な問題は、伊達先輩に聞くといういつもの流れ。
伊達先輩も少し教科書を読んで勉強している。
伊達先輩は勉強しなくても常に上位の成績というのだから、その点は尊敬している。
上杉先輩は僕のベッドに寝転がってエロマンガを読んでいる。彼女は僕のエロマンガの隠し場所を知っているから、やりたい放題だ。
僕の部屋を漫喫だと思っているのかもしれない。
途中、小休憩を挟み、夕方に勉強会を終了する。
複数の教科をやって、わかってないところの確認が出来た。
明日以降も引き続き自分で勉強はする予定なので、再来週の試験もなんとかなりそうだな、多分。
お菓子を食べながら全員でくつろいでいると、上杉先輩がベッドに寝ころんだまま話しかけて来た。
「ねえ。この前、部室前でキスしてたよね?」
その話題かよ…。
「ええ、まあ…」
「キス?! 部室前で?!」
妹が大声を上げると僕を睨みつけた。
「学校で何してんの?!」
「いつもしてるんだってさ」
上杉先輩が適当なことを言う。
「“いつも”はしてませんよ!」
「じゃあ、“たまに”してるんだ?」
「滅多にしません!」
「でも、したことあるんだよね?」
雪乃と学校でキスしたのって…、この前の部室前と、空き教室で舞台の練習と称してしたのと、白雪姫の舞台の時か…。
そんなに回数多くないよね…?
学校以外ではもっとしてるけど。
「まあ。ありますけど、3回ぐらいですよ」
「3回!!」
妹が叫んだ。
「学校は勉強するところで、エロいことする場所じゃあないよ!!」
「エロいことじゃあない、キスだけだよ。学校でキスぐらい、みんなしてるでしょ?!」
「するわけないじゃん」
上杉先輩が不満そうに言う。
「でも…、伊達先輩と毛利さんはキスしてましたよね?」
思わず、この話題を口にしてしまった。
「あら、それって書庫の話?」
伊達先輩がいつもの落ち着いた感じで言う。
それにしても、この人はどんな話でも動じないな。
「そうです」
「見てたのね」
「ええ、まあ」
しまった。この話は、しないほうが良かったか。
「覗きね」
伊達先輩が冷徹に言い放つ。
「ノゾキ!?」
妹が再び叫ぶ。
「学校で覗きなんて、犯罪者じゃん?!」
「いや、あれは不可抗力…」
「警察に通報した方が良いと思うんです!」
妹はこれ見よがしにスマホを取り出した。
「今は、僕が覗きをしたかどうかでなくて、キスの話で」
「女子同士のキスなんて、挨拶みたいなもんじゃん」
上杉先輩が僕を睨みつけながら言う。
「そうなんですか?」
「そうよ」
伊達先輩は再び落ち着いた様子で言う。
いや、でも、毛利さんと伊達先輩のキスの時は、挨拶みたいな感じじゃあなかったでしょ…。
僕は毛利さんのほうを見た。
彼女は少し恥ずかしそうに話を聞いていた。
「このままだと、お兄ちゃんは性犯罪者になりそうだから、今のうちに手を打った方がいいと思うんです!」
妹は、まだ言いがかりをつけて来る。
「だよね」
上杉先輩が相槌を打った。
「ちょん切っちゃえばいいんじゃない?」
上杉先輩が変なことを言い出したので、僕は驚いた。
「な、なにを言ってるんですか?!」
「そうしましょう!」
妹は手をチョキにして、僕を睨みつけた。
「おい、やめろ」
ここは、何とか僕は話題を変えないと…。
「そんなことより…。月末のお城巡りですが、O.M.G.と徳川さんが一緒に行きたいそうです。宿泊も同じ場所でいいと言ってました」
「あら、それはよかったわ」
上杉先輩は微笑んだ。
僕の分の旅費が半分になるから嬉しいだろう。
お城巡りの行程について伊達先輩から説明を受けた。
初日のうちに岩村城を攻略。
2日目に、松阪城、岐阜城。
3日目は、移動のみ。
何とかキスから話題を変えることが出来た。
やれやれ。
伊達先輩のお城巡りの話が終わると、今日のところは解散となった。
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