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とりあえず 馬房からの脱出
冬のダイヤモンドが得意技の王子
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ぱしゅぱしゅと変な音が馬房に響くが、これはユージンが俺に腰を打ち付けている音であり、俺の裏筋を擦っている音でもある。
俺は初めての行為とその刺激によって立ち続けることは出来なくなり、いまや情けなくも四つん這いというスタイルでユージンの行為を受け入れているのだ。
殺す。
絶対殺す。
そんな決意を胸に抱きながらも、俺の口は勝手に甘い声を絞り出し、そんな声で鳴くたびに俺は後ろのユージンへの殺意をたぎらせていた。
「ぶひふひ。ここでも、ああ、あっちの奴らは壊れちゃた。こっちも壊れるかなあ、でも、男同士だったら繁殖できないしいいよねぇええええ。」
顔を上げればゴブリンオークが馬房に踏み入れたところであり、そのゴブリンオークに手には千切られた人間の生首が三つぶら下っていた。
哀れな青年達二人と、青年達がそんな目に遭う状況を作った奴隷商人の頭の三つが、髪の毛を掴まれて、ぶらぶらと揺れているのだ。
生首を持つそいつの裸の下半身には真っ赤なものが滴って、そして、下半身の物はそれを大喜びしているかのようにしていきり立っている。
「おまえばかり、ずるいずるい、ぶひひひひ。」
「今度は俺達も。ぶひひひひ。」
俺達が直ぐに助けに行けなかったのは、オークが三体いたからだ。
でも、結局三体同時に来たのだから、あの時に襲いかかっておけば良かった?
「もう来たか。もう少しで出せるというのに。」
「お前!本気で状況を楽しんでいたか?あの可哀想な青年を可哀想だとは思わないのか!」
「いいよ。受けの方は十歳の女の子をレイプして殺した奴だし、責めの方は刑務所で弱いやつ見りゃレイプしていた奴だから。奴隷として売られりゃあ反省するかと思ったが、殺されてもいいんじゃないの?」
「てめえ、最初から奴隷商人の店と知って俺を連れ込んだか。」
「いやあ。俺と君が捕らえられるとは思ってなかったって。」
「ちらとぐらい考えろよ!間抜け!」
ずんと、馬房の中で小さな地響きが起きた。
「ぶひふひ。仲違いかあ、仲良くしてくれないとあんまり楽しくないぞう~。」
ずんとオークがもう一歩進み、残りの二体も重たい足音を立てて入って来た。
「 全員一時。ごちそうさまです。」
俺はユージンが呟いたその一言で、この人非人の得意技を思い出した!
「やめて!それは嫌!」
「完全結界、そしてアルデバラン!」
ユージンはスイカぐらいの光のボールを呼び出すと、それをこの狭い馬房内に放ったのだ。
床や壁にぶつかればバボンバボンと音を立てながら反射するが、人にぶつかればそのスイカサイズそのままの穴を穿ってしまうというえげつない光魔法。
ゴブリンオークは結界が貼られて逃げ出せない狭い空間の中、悲鳴を上げる暇さえもなくアルデバランによって穴だらけにされて、次には単なる肉塊に変わって行った。
俺はこのグロイ状況の中、術者にはアルデバランが無効というルールだからと、術者のユージンに密着するしか無かった。
「ああ、いいよ。本当に君は素敵だ。ああ、俺に愛を返してくれ。」
「こんな状況でも素股続行する奴に愛なんて返せるか!」
狭い馬房の中では、アルデバランが643回反射するバボンバボンという音と、俺に腰を打ち付けるユージンのパシュパシュという音と、俺のしくしく泣く音が木霊していた。
※アルデバラン:おうし座で最も明るい星 冬のダイヤモンドを形成する恒星 自転周期が643回
俺は初めての行為とその刺激によって立ち続けることは出来なくなり、いまや情けなくも四つん這いというスタイルでユージンの行為を受け入れているのだ。
殺す。
絶対殺す。
そんな決意を胸に抱きながらも、俺の口は勝手に甘い声を絞り出し、そんな声で鳴くたびに俺は後ろのユージンへの殺意をたぎらせていた。
「ぶひふひ。ここでも、ああ、あっちの奴らは壊れちゃた。こっちも壊れるかなあ、でも、男同士だったら繁殖できないしいいよねぇええええ。」
顔を上げればゴブリンオークが馬房に踏み入れたところであり、そのゴブリンオークに手には千切られた人間の生首が三つぶら下っていた。
哀れな青年達二人と、青年達がそんな目に遭う状況を作った奴隷商人の頭の三つが、髪の毛を掴まれて、ぶらぶらと揺れているのだ。
生首を持つそいつの裸の下半身には真っ赤なものが滴って、そして、下半身の物はそれを大喜びしているかのようにしていきり立っている。
「おまえばかり、ずるいずるい、ぶひひひひ。」
「今度は俺達も。ぶひひひひ。」
俺達が直ぐに助けに行けなかったのは、オークが三体いたからだ。
でも、結局三体同時に来たのだから、あの時に襲いかかっておけば良かった?
「もう来たか。もう少しで出せるというのに。」
「お前!本気で状況を楽しんでいたか?あの可哀想な青年を可哀想だとは思わないのか!」
「いいよ。受けの方は十歳の女の子をレイプして殺した奴だし、責めの方は刑務所で弱いやつ見りゃレイプしていた奴だから。奴隷として売られりゃあ反省するかと思ったが、殺されてもいいんじゃないの?」
「てめえ、最初から奴隷商人の店と知って俺を連れ込んだか。」
「いやあ。俺と君が捕らえられるとは思ってなかったって。」
「ちらとぐらい考えろよ!間抜け!」
ずんと、馬房の中で小さな地響きが起きた。
「ぶひふひ。仲違いかあ、仲良くしてくれないとあんまり楽しくないぞう~。」
ずんとオークがもう一歩進み、残りの二体も重たい足音を立てて入って来た。
「 全員一時。ごちそうさまです。」
俺はユージンが呟いたその一言で、この人非人の得意技を思い出した!
「やめて!それは嫌!」
「完全結界、そしてアルデバラン!」
ユージンはスイカぐらいの光のボールを呼び出すと、それをこの狭い馬房内に放ったのだ。
床や壁にぶつかればバボンバボンと音を立てながら反射するが、人にぶつかればそのスイカサイズそのままの穴を穿ってしまうというえげつない光魔法。
ゴブリンオークは結界が貼られて逃げ出せない狭い空間の中、悲鳴を上げる暇さえもなくアルデバランによって穴だらけにされて、次には単なる肉塊に変わって行った。
俺はこのグロイ状況の中、術者にはアルデバランが無効というルールだからと、術者のユージンに密着するしか無かった。
「ああ、いいよ。本当に君は素敵だ。ああ、俺に愛を返してくれ。」
「こんな状況でも素股続行する奴に愛なんて返せるか!」
狭い馬房の中では、アルデバランが643回反射するバボンバボンという音と、俺に腰を打ち付けるユージンのパシュパシュという音と、俺のしくしく泣く音が木霊していた。
※アルデバラン:おうし座で最も明るい星 冬のダイヤモンドを形成する恒星 自転周期が643回
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