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ダンジョン攻略 第三領〜第四領
82.
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今日からまた旅が始まる。
まずはダンジョンを目指す。2日程の道のりだ。
いつもは手首に巻きついている翠が今日は何故かシルバーの頭の上にいる。
「翠、どうしたの?何か気になるのかな?」
#あのね、あっちにいきたいの。だめ?#
鎌首を右手方向に向けたのでアイザックに確認する。
「ねぇ、翠があっちに行きたいんだって。寄り道しても良いかな?」
「構わないぞ」
呆れた様子も隠さずにお許しは頂いたので進行方向を変える。
シルバーに翠が直接場所を説明している様でどんどん森の奥へと入っていく。
30分も走ると薬草畑に出た。
「なにこれすごい」
私はと言うと見た途端大興奮で走り出そうとして首根っこをアイザックに掴まれた。
「コラ、ちゃんと警戒してからにしなさい」
「はーい、ごめんなさい」
一度深呼吸をし辺りを警戒する。
特に強い気配は感じないが念の為ガルを見張りに立たした。
「大丈夫そうだし採取するね」
とりあえず鑑定を使いながら採取して行く。アイザックはガルと一緒に見張りをしてくれた。
ここに着いてから腕に戻ってきた翠が奥の岩場に行けと言う。
「アイザック、翠があっちに行きたいって。ちょっと行ってくるね」
一応声をかけて移動した。
岩場に着いたのでよく見てみると隙間に蜜花があった。
これは珍しいので早速採取する。
ノイスにはお家で栽培可能かの検証をしてもらった。
問題ないとの事で栽培用はノイスが株ごととってくれた。
「ん?あそこに何かいるよ」
岩の隙間で何か動いた様な気がしたので近づいてみた。
#お友達がいる!#
翠が急にはしゃぎ出したのでとりあえず下に下すとスルスル岩の隙間に入っていった。
気にはなりつつも採取を続けていると翠と同じ位のサイズのホワイトスネークが一緒に此方に向かってきた。
「翠、この子はどうしたのかな」
#仲良くなったから一緒に行きたいな。ダメ?#
「本人が良いなら構わないけどどうかな?」
#着いてきたいんだって。だからここまででてきたんだ#
「わかったよ。じゃあ、あなたの名前は白よ。よろしくね」
#わーい。ありがとう#
2匹で仲良く腕に巻きついてきた。
ちょっとした小手の様になったが気にしない。
気の済むまで蜜花を採取したのでアイザックのところに戻った。
「アイザック、採取終わったよ。ついでにホワイトスネーク拾っちゃった」
白について説明するとなんとも言えない顔になる。
「もうな、気にしない事にしたんだ。俺。」
どうやらそうらしい。
「そうなの。ならいっか」
「そうだククル、スネークはテイムするとステータスに補正が掛かるはずだから確認してみたらどいだ」
それならとステータスを開いてみた。
名前ククル・ルーズベルト
冒険者ギルド ランクC
パーティ 黒銀
冒険者ギルド登録調合師
グランドマスター認定調合師
薬師ギルド所属調合師(スライム)
年齢6
レベル31→33
HP930→1050
MP9450→10670
体力42→48(翠)
魔力137→144(白)
知力115→117
俊敏72→72
運 108→110
属性 全属性
スキル 無限収納 テイム 料理 マップ 調合(上級) 鑑定(極) 薬師(上級) 隠蔽(極)
従魔
プル(ミニスライム)
シルバー(バトルホース)
シッコク(バトルホース)
ガル(ホワイトパンサー)
モコ(リス魔獣)
プヨ(エンジェルスライム)
パヨ(エンジェルスライム)
ファル(ドラゴン)
翠(グリーンスネーク)
ピコ(エンジェルスライム)
ガーデン(ゴーレム)
ノイス(ゴーレム)
ウィン(ゴーレム)
白(ホワイトスネーク)
所持金37207600G
称号 小さな救世主
ネルコフリスタルの愛し子
おっ、色々変化している。
確かに補正がかかっていた。
アイザックにみてもらうも苦笑いだ。
因みに彼のステータスを見せてもらうと
名前アイザック・ワグリアナ
冒険者ギルド ランクA
パーティ 黒銀
年齢24
レベル79→79
HP2864→2864
MP582→582
体力131→131
魔力82→82
知力120→120
俊敏137→137
運 90→90
属性 水属性 火属性 風属性
スキル 剣術 気配察知 俊敏 料理 収納(大)マップ 鑑定(中)テイム
所持金 41504070G
従魔 クロイス(ブラックウルフ)
称号 孤独狼 ククルの保護者
ネルコフリスタルの信頼がある人
レベルが前と同じだ。流石になかなか上がらないとか。
「ククルはレベルが少しあがったな。」
「そうだね。体力がなかなかあがらないけどね。」
翠によって補正されてもアイザックの半分にもならない。
まだ6歳だしと諦めた。
「そろそろ先に進もうか」
「はーい」
そこからまた、ダンジョンに向けて歩みをすすめる。
夕方、野営の出来る場所をみつけテントを張ることにした。
夕食は収納から出して食べる。
明日の夕方迄にはダンジョンに到着するだろうとの事で今日も早目に寝る事にした。
翌日、順調に進みダンジョンに到着した。
今日、中には入らずに明日の朝一番から攻略に向かう事になった。
まずはダンジョンを目指す。2日程の道のりだ。
いつもは手首に巻きついている翠が今日は何故かシルバーの頭の上にいる。
「翠、どうしたの?何か気になるのかな?」
#あのね、あっちにいきたいの。だめ?#
鎌首を右手方向に向けたのでアイザックに確認する。
「ねぇ、翠があっちに行きたいんだって。寄り道しても良いかな?」
「構わないぞ」
呆れた様子も隠さずにお許しは頂いたので進行方向を変える。
シルバーに翠が直接場所を説明している様でどんどん森の奥へと入っていく。
30分も走ると薬草畑に出た。
「なにこれすごい」
私はと言うと見た途端大興奮で走り出そうとして首根っこをアイザックに掴まれた。
「コラ、ちゃんと警戒してからにしなさい」
「はーい、ごめんなさい」
一度深呼吸をし辺りを警戒する。
特に強い気配は感じないが念の為ガルを見張りに立たした。
「大丈夫そうだし採取するね」
とりあえず鑑定を使いながら採取して行く。アイザックはガルと一緒に見張りをしてくれた。
ここに着いてから腕に戻ってきた翠が奥の岩場に行けと言う。
「アイザック、翠があっちに行きたいって。ちょっと行ってくるね」
一応声をかけて移動した。
岩場に着いたのでよく見てみると隙間に蜜花があった。
これは珍しいので早速採取する。
ノイスにはお家で栽培可能かの検証をしてもらった。
問題ないとの事で栽培用はノイスが株ごととってくれた。
「ん?あそこに何かいるよ」
岩の隙間で何か動いた様な気がしたので近づいてみた。
#お友達がいる!#
翠が急にはしゃぎ出したのでとりあえず下に下すとスルスル岩の隙間に入っていった。
気にはなりつつも採取を続けていると翠と同じ位のサイズのホワイトスネークが一緒に此方に向かってきた。
「翠、この子はどうしたのかな」
#仲良くなったから一緒に行きたいな。ダメ?#
「本人が良いなら構わないけどどうかな?」
#着いてきたいんだって。だからここまででてきたんだ#
「わかったよ。じゃあ、あなたの名前は白よ。よろしくね」
#わーい。ありがとう#
2匹で仲良く腕に巻きついてきた。
ちょっとした小手の様になったが気にしない。
気の済むまで蜜花を採取したのでアイザックのところに戻った。
「アイザック、採取終わったよ。ついでにホワイトスネーク拾っちゃった」
白について説明するとなんとも言えない顔になる。
「もうな、気にしない事にしたんだ。俺。」
どうやらそうらしい。
「そうなの。ならいっか」
「そうだククル、スネークはテイムするとステータスに補正が掛かるはずだから確認してみたらどいだ」
それならとステータスを開いてみた。
名前ククル・ルーズベルト
冒険者ギルド ランクC
パーティ 黒銀
冒険者ギルド登録調合師
グランドマスター認定調合師
薬師ギルド所属調合師(スライム)
年齢6
レベル31→33
HP930→1050
MP9450→10670
体力42→48(翠)
魔力137→144(白)
知力115→117
俊敏72→72
運 108→110
属性 全属性
スキル 無限収納 テイム 料理 マップ 調合(上級) 鑑定(極) 薬師(上級) 隠蔽(極)
従魔
プル(ミニスライム)
シルバー(バトルホース)
シッコク(バトルホース)
ガル(ホワイトパンサー)
モコ(リス魔獣)
プヨ(エンジェルスライム)
パヨ(エンジェルスライム)
ファル(ドラゴン)
翠(グリーンスネーク)
ピコ(エンジェルスライム)
ガーデン(ゴーレム)
ノイス(ゴーレム)
ウィン(ゴーレム)
白(ホワイトスネーク)
所持金37207600G
称号 小さな救世主
ネルコフリスタルの愛し子
おっ、色々変化している。
確かに補正がかかっていた。
アイザックにみてもらうも苦笑いだ。
因みに彼のステータスを見せてもらうと
名前アイザック・ワグリアナ
冒険者ギルド ランクA
パーティ 黒銀
年齢24
レベル79→79
HP2864→2864
MP582→582
体力131→131
魔力82→82
知力120→120
俊敏137→137
運 90→90
属性 水属性 火属性 風属性
スキル 剣術 気配察知 俊敏 料理 収納(大)マップ 鑑定(中)テイム
所持金 41504070G
従魔 クロイス(ブラックウルフ)
称号 孤独狼 ククルの保護者
ネルコフリスタルの信頼がある人
レベルが前と同じだ。流石になかなか上がらないとか。
「ククルはレベルが少しあがったな。」
「そうだね。体力がなかなかあがらないけどね。」
翠によって補正されてもアイザックの半分にもならない。
まだ6歳だしと諦めた。
「そろそろ先に進もうか」
「はーい」
そこからまた、ダンジョンに向けて歩みをすすめる。
夕方、野営の出来る場所をみつけテントを張ることにした。
夕食は収納から出して食べる。
明日の夕方迄にはダンジョンに到着するだろうとの事で今日も早目に寝る事にした。
翌日、順調に進みダンジョンに到着した。
今日、中には入らずに明日の朝一番から攻略に向かう事になった。
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