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第3章 神の悪戯
第149話 力の証明を
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「凄い…けど、どうやってここまで上げたんだ?」
「さっきも言っただろ?"バグ技"だよ」
改めて確認したけどやはりそうだったエムルは剣ぺろバグを知っている、まぁ確かに元日本人だから知っていても不思議ではないが…
「それって剣ぺろバグの事か?」
「そうだよ、やり方は結構大変だけどステータスが上がるからやっているんだ」
「それはいつから?」
「前世の記憶を取り戻してから10年がたったくらいかな?」
と言う事は今は17歳だから7年くらいか?
こっちは6歳の頃からやっているから10年くらいは剣を舐めている。
「それにしてもよくここまで上がったなぁ」
「でしょ?ちなみに剣ちゃんはどれくらいなの?」
「こんなもん」
「どれどれ~…は?」
そう言ってクロウはエムルにステータスプレートを渡す、その内容を確認するとエムルは素の声で驚いている。
「…馬鹿にしてる?」
「してない」
「じゃあ何これ?」
「バグと努力」
「……ヤベェなおい」
レベルの低いと言うか、クロウのステータスがおかしいせいで、少し頭が混乱しているのだ。
「レベルが低くてもバグ技を駆使すれば高レベルの相手にも勝てる、この世界でこれが通用するかは分からないけどな」
「コマンド制でも、ターン制でもないからね、ここは言うならばアクションの世界、いくらステータスが高くても頭が悪ければ勝てない敵もいる」
戦略シミュレーションRPGのゲームで↑の言葉と当てはまる事がある
自分達のキャラクター達の戦力はどんなに努力しても8万が限界だが、
敵はその倍以上の戦力を持っており、絶対に戦ってはいけない敵として登場して、上手く逃げながら攻略しなければならないステージがある。
しかしここで少し裏技がある
とある仲間にスキルというものがあり、その能力は(簡単に言うと)
『2ターンに1回その敵の今あるHPの30%分のダメージを与える』と言うものだ。
100なら70へ
70なら49へ
49なら34.3へ
10.29…3.087…0.9261
徐々に徐々に減らしていけばいつかは"1撃で倒す事が出来る相手"になる。
6×2=12
つまり12ターンでこう言うことが出来るのだ。
「だからこそ、多少なりとも考えないとな」
「王族の暮らしのせいで前世と違って更に勉強三昧でちょっとは頭良くなったけどね?」
受験、就職、ゲーム、何かの目的の為に勉強はしたが、王族や貴族の様なマナーや作法に加えて、歴史や伝統なども含めて一族の恥とならない様に本当に嫌と言うほど勉強させられたエムルにとって、多少なりとも賢くなったと自負しているのだ。
「まぁそれはそうだろうな、それで?」
「ん?」
「確かにステータスは高いけど、見せるだけ?」
「いや?信じてもらう為に何人かの兵士を倒す」
確かに騎士団長クラスになれば多少なりとも(騎士団長が)戦える実力だろう、魔王軍との戦いとなれば兵士達が2桁のステータスでは勝ち目はないし、すぐに全滅するだろう。
そうなるとおそらく設定上、
騎士団長 平均3桁(100~300辺り)
(↑それに近い、以上の者達)
それ以外 平均2桁~3桁(70~100辺り)
くらいだろう、エムルは実力的には騎士団長クラスを優雅に超えるが、魔王を倒すとなるとかなり苦戦するだろう。
「なるほどね」
「後は入った後は地道にステータスを上げるよ、せめて剣ちゃんの隣には行きたいから」
「俺は止まるつもりはないよ?魔王がゲーム通りのステータスとは限らないから」
エムルのステータスは魔王と大体同じか少し下、実力もあると思うがバグ技の恩恵も強い為、上手く扱えず負ける可能性がある為、今よりも更に強くならないとならないし、
クロウの言う通り、魔王が本来のステータス通りだと言う保証はどこにもない。
「大丈夫、待っててなんて言わない…"先に行ってて、すぐに追いつくから"」
「…ああ、待ってるよ」
エムルはそう言うとクロウにキスをしてその場から去る、おそらくこのまま国王の下へと行くのだろう。
「…ステータスと言う概念がある世界で、これをどこまでも信じれば良いんだ?」
ゲームで遊ぶだけなら、ステータスを上げる事に違和感はないが、この世界は(限りになく2次元に近い)現実だ、ステータスをどこまで信じて上げれば良いのか分からない。
「考えても仕方ない…俺は俺のやるべき事をやるだけだ」
クロウはそう口に溢して、窓の外を見る…
「なぁ神様、もしいるなら教えてくれよ、何故俺達を呼んだんだ?」
——————————————————————
「…退屈だからだよ」
「…!?」
「さっきも言っただろ?"バグ技"だよ」
改めて確認したけどやはりそうだったエムルは剣ぺろバグを知っている、まぁ確かに元日本人だから知っていても不思議ではないが…
「それって剣ぺろバグの事か?」
「そうだよ、やり方は結構大変だけどステータスが上がるからやっているんだ」
「それはいつから?」
「前世の記憶を取り戻してから10年がたったくらいかな?」
と言う事は今は17歳だから7年くらいか?
こっちは6歳の頃からやっているから10年くらいは剣を舐めている。
「それにしてもよくここまで上がったなぁ」
「でしょ?ちなみに剣ちゃんはどれくらいなの?」
「こんなもん」
「どれどれ~…は?」
そう言ってクロウはエムルにステータスプレートを渡す、その内容を確認するとエムルは素の声で驚いている。
「…馬鹿にしてる?」
「してない」
「じゃあ何これ?」
「バグと努力」
「……ヤベェなおい」
レベルの低いと言うか、クロウのステータスがおかしいせいで、少し頭が混乱しているのだ。
「レベルが低くてもバグ技を駆使すれば高レベルの相手にも勝てる、この世界でこれが通用するかは分からないけどな」
「コマンド制でも、ターン制でもないからね、ここは言うならばアクションの世界、いくらステータスが高くても頭が悪ければ勝てない敵もいる」
戦略シミュレーションRPGのゲームで↑の言葉と当てはまる事がある
自分達のキャラクター達の戦力はどんなに努力しても8万が限界だが、
敵はその倍以上の戦力を持っており、絶対に戦ってはいけない敵として登場して、上手く逃げながら攻略しなければならないステージがある。
しかしここで少し裏技がある
とある仲間にスキルというものがあり、その能力は(簡単に言うと)
『2ターンに1回その敵の今あるHPの30%分のダメージを与える』と言うものだ。
100なら70へ
70なら49へ
49なら34.3へ
10.29…3.087…0.9261
徐々に徐々に減らしていけばいつかは"1撃で倒す事が出来る相手"になる。
6×2=12
つまり12ターンでこう言うことが出来るのだ。
「だからこそ、多少なりとも考えないとな」
「王族の暮らしのせいで前世と違って更に勉強三昧でちょっとは頭良くなったけどね?」
受験、就職、ゲーム、何かの目的の為に勉強はしたが、王族や貴族の様なマナーや作法に加えて、歴史や伝統なども含めて一族の恥とならない様に本当に嫌と言うほど勉強させられたエムルにとって、多少なりとも賢くなったと自負しているのだ。
「まぁそれはそうだろうな、それで?」
「ん?」
「確かにステータスは高いけど、見せるだけ?」
「いや?信じてもらう為に何人かの兵士を倒す」
確かに騎士団長クラスになれば多少なりとも(騎士団長が)戦える実力だろう、魔王軍との戦いとなれば兵士達が2桁のステータスでは勝ち目はないし、すぐに全滅するだろう。
そうなるとおそらく設定上、
騎士団長 平均3桁(100~300辺り)
(↑それに近い、以上の者達)
それ以外 平均2桁~3桁(70~100辺り)
くらいだろう、エムルは実力的には騎士団長クラスを優雅に超えるが、魔王を倒すとなるとかなり苦戦するだろう。
「なるほどね」
「後は入った後は地道にステータスを上げるよ、せめて剣ちゃんの隣には行きたいから」
「俺は止まるつもりはないよ?魔王がゲーム通りのステータスとは限らないから」
エムルのステータスは魔王と大体同じか少し下、実力もあると思うがバグ技の恩恵も強い為、上手く扱えず負ける可能性がある為、今よりも更に強くならないとならないし、
クロウの言う通り、魔王が本来のステータス通りだと言う保証はどこにもない。
「大丈夫、待っててなんて言わない…"先に行ってて、すぐに追いつくから"」
「…ああ、待ってるよ」
エムルはそう言うとクロウにキスをしてその場から去る、おそらくこのまま国王の下へと行くのだろう。
「…ステータスと言う概念がある世界で、これをどこまでも信じれば良いんだ?」
ゲームで遊ぶだけなら、ステータスを上げる事に違和感はないが、この世界は(限りになく2次元に近い)現実だ、ステータスをどこまで信じて上げれば良いのか分からない。
「考えても仕方ない…俺は俺のやるべき事をやるだけだ」
クロウはそう口に溢して、窓の外を見る…
「なぁ神様、もしいるなら教えてくれよ、何故俺達を呼んだんだ?」
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「…退屈だからだよ」
「…!?」
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