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第一章
第9話「汚れた心」♥
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「はぁ……俺はあの子に大きな過ちを犯してしまったかもしれない……」
少年を抱えてベッドに休ませたウクダーは、今度は自分の汚れを落とすべく、一人、水場で熱った身体を戒めていた。
汚れた身体はもちろん、卑しい心の汚れも落とし切りたい。
しかし、少年の蕩けるような喘ぎ声と紅く色付いた蕾が脳裏に焼き付き、振り払おうとすればするほど、彼の太く立派な精留塔が力を漲らせていった。
「くそ、俺も一度出さないと治らないな……」
なぜ雄の血が昂るのか、理由は分かっている。
あの少年には、人を惹きつける不思議な力が漂っている。成長しきっていない華奢な身体、妖精かと思う程の美しさ、未完成の素材を自分色に染めた時の高揚感は、いくら理性を保とうとしても簡単に剥ぎ取られてしまう。
少年には悪いが、あの時の高揚感を払うためには理想の光景を思い浮かべるしかない。
(あの少年を本気で抱いたら、どんな顔をするのだろう……)
自責の念にかられながらも、赤らめる少年の頬を想像してウクダーは自身の精留塔を扱き始めた。
硬く天に向けて反り立ち、少年の腕より太く育った極太の塔をグジュグジュと右手で上下する。
「あぁぁ……ハァ……」
ウクダーの息遣いは荒くなり、腰や腿に力が入った。下腹や精留塔、扱く右腕は猛々しく血管が浮かび上がり、夢と現実の狭間で甘い世界に酔いしれていく。
少年の背後から尻を突き、極太の精留塔を咥える蕾を想像して、夢の中で激しく愛慈を交わした。
甘い叫びを思い出し、ふるふると震える尻たぶに力一杯自分の恥骨を打ちつける。
精留塔を握る上下の扱きが早くなると、ウクダーは口を開けて天を仰いだ。そして絶頂に近付く気持ちよさで、彼は一瞬だけ自我を忘れようとした。
「――あぁっ、イく……イくぞ……」
「……お兄さん、何してるの?」
「――っっ!? おい、寝ていなかったのか!?」
ウクダーが精を出そうとした瞬間、背後からあどけない声に呼び止められた。
ベッドに寝かしていた筈の少年が大きなガウンに包まり、ウクダーと立派な下半身を不思議そうに見つめている。
「あ、いや……これは……あ、あっちに行ってろ!」
「お兄さんの精留塔、すごく太くて大きい……ビクビクしてる……」
すると少年はおもむろにウクダーへ近付き、ウクダーの狼狽える瞳を見上げた。見つめる少年の透き通った瞳は、ウクダーの汚れた心を見透かしているようだ。
「や、やめろ……見るんじゃないっ!」
ウクダーはこの状況でどう弁明しようか脳内を駆け巡った。だが、この状況をどう説明すれば良いのか。恥ずかしさと申し訳なさが入り混じり、口を動かすだけで声にならない。
だが次の瞬間、少年は何も言わずしゃがみ込み、あんぐりと大きな口を開けてウクダーの精留塔を口内に含んだのである。
少年を抱えてベッドに休ませたウクダーは、今度は自分の汚れを落とすべく、一人、水場で熱った身体を戒めていた。
汚れた身体はもちろん、卑しい心の汚れも落とし切りたい。
しかし、少年の蕩けるような喘ぎ声と紅く色付いた蕾が脳裏に焼き付き、振り払おうとすればするほど、彼の太く立派な精留塔が力を漲らせていった。
「くそ、俺も一度出さないと治らないな……」
なぜ雄の血が昂るのか、理由は分かっている。
あの少年には、人を惹きつける不思議な力が漂っている。成長しきっていない華奢な身体、妖精かと思う程の美しさ、未完成の素材を自分色に染めた時の高揚感は、いくら理性を保とうとしても簡単に剥ぎ取られてしまう。
少年には悪いが、あの時の高揚感を払うためには理想の光景を思い浮かべるしかない。
(あの少年を本気で抱いたら、どんな顔をするのだろう……)
自責の念にかられながらも、赤らめる少年の頬を想像してウクダーは自身の精留塔を扱き始めた。
硬く天に向けて反り立ち、少年の腕より太く育った極太の塔をグジュグジュと右手で上下する。
「あぁぁ……ハァ……」
ウクダーの息遣いは荒くなり、腰や腿に力が入った。下腹や精留塔、扱く右腕は猛々しく血管が浮かび上がり、夢と現実の狭間で甘い世界に酔いしれていく。
少年の背後から尻を突き、極太の精留塔を咥える蕾を想像して、夢の中で激しく愛慈を交わした。
甘い叫びを思い出し、ふるふると震える尻たぶに力一杯自分の恥骨を打ちつける。
精留塔を握る上下の扱きが早くなると、ウクダーは口を開けて天を仰いだ。そして絶頂に近付く気持ちよさで、彼は一瞬だけ自我を忘れようとした。
「――あぁっ、イく……イくぞ……」
「……お兄さん、何してるの?」
「――っっ!? おい、寝ていなかったのか!?」
ウクダーが精を出そうとした瞬間、背後からあどけない声に呼び止められた。
ベッドに寝かしていた筈の少年が大きなガウンに包まり、ウクダーと立派な下半身を不思議そうに見つめている。
「あ、いや……これは……あ、あっちに行ってろ!」
「お兄さんの精留塔、すごく太くて大きい……ビクビクしてる……」
すると少年はおもむろにウクダーへ近付き、ウクダーの狼狽える瞳を見上げた。見つめる少年の透き通った瞳は、ウクダーの汚れた心を見透かしているようだ。
「や、やめろ……見るんじゃないっ!」
ウクダーはこの状況でどう弁明しようか脳内を駆け巡った。だが、この状況をどう説明すれば良いのか。恥ずかしさと申し訳なさが入り混じり、口を動かすだけで声にならない。
だが次の瞬間、少年は何も言わずしゃがみ込み、あんぐりと大きな口を開けてウクダーの精留塔を口内に含んだのである。
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