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第一章
第10話「守護星の為に」♥
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「おい!? 何やってるんだ!」
驚いたのはウクダーの方だ。彼は咄嗟に、しゃぶる少年の顔を引き剥がした。
「いきなりこんな事をして、これがどういう行為か理解しているのか!」
「うん? ボクを助けてくれたお礼。ボク、お兄さんの精が欲しいの……そこら辺に捨てるなら、ボクにちょうだい?」
少年は全く悪びれもなく、これが当然という様子で再びウクダーの精留塔を咥えようとする。
羽織っていたガウンがはだけて、少年の白く滑らかな肩が見え始める。輝く程にとても美しい。それだけでもウクダーは眩暈を起こし、成り行きに任せて少年を犯し倒したくなってしまう。
「や、やめろ……もう出てしまう……うぅ……」
「あぁん、口の中よりボクのお腹の中に出して? ボク、精が欲しくてここに降りたんだよ。守護星に命の糧を分け与えたいの」
「だ、だからって、誰でも良いわけじゃない、だろ……んくっ!」
欲望で少年を汚してはいけないと、ウクダーは必死に理性にしがみついていた。しかしヌルヌルした温かい口内と少年のぎこちない舌遣いが気持ちよくて、ウクダーは壁に寄りかかったままズルズルと座り込んでしまった。
「う、ンン……すごく太くて……お口の中、入り切らないよぉ……んぅ、ンンン……」
少年は美味しそうにウクダーの兜をブジュブジュと音を立てて頬張り、太い塔への愛撫を続ける。その度にウクダーは低い唸り声を上げ、意識が朦朧とし始めた。
「お兄さん気もひぃぃの? お兄さんも、さっきみたいにまたやって……」
「ハァハァ……おい……」
少年は腰を突き上げ、ガウンをめくり上げてウクダーの右手を自身の蕾に当てがった。そして少年がウクダーの指先に蕾を擦り付けて艶やかな声を上げる。
「あぁぁ……やって……さっきみたいに、撫でてクプクプしてぇ……」
愛撫をねだる姿の、なんと卑猥で艶美な事だろう。
ウクダーは必死に理性を保ち、この少年を押し倒してしまいそうな衝動と葛藤する。
「ハァハァ……俺が願いを聞いたら、キミは何をされるか知っているのか……」
「えと、蕾の奥にある『奥宮』に精をもらえば、ボクとボクの守護星の生きる糧になる」
理屈は合っている。
星ビトの精液は、貰い受けた星ビトとその守護星の命の糧となる。
蕾の中に精留塔を挿入し、その先に存在する『奧宮』という臓器に精を注入すれば、最高の快楽と共に多くの精が還元されて守護星の燃焼エネルギーとなれるのである。
だが互いに恥部をさらけ出すため、その行為は心を許した者同士でないと恥辱に埋もれて病んでしまうとも言われている。
愛する者同士で与え合う命の交換。だからこそ尊い儀式なのだとも。
「キミ……俺より若いのにそんな事どこで教わった?」
「えっとね……全部守護星が説明してくれたよ。でもお兄さんは実際に教えてくれたじゃない。それなら、その精留塔をボクの中に入れて助けてくれるんじゃないの?」
少年はウクダーの精を欲しがって極太の精留塔を懸命に口に頬張った。
塔の根本に舌を這わせて裏スジを舐め、先端まで舌が登る。少年の喉奥ギリギリまで太い塔を口に含むと、精液を搾り取ろうとしてジュルジュル音を立てながら吸い取ろうとした。
驚いたのはウクダーの方だ。彼は咄嗟に、しゃぶる少年の顔を引き剥がした。
「いきなりこんな事をして、これがどういう行為か理解しているのか!」
「うん? ボクを助けてくれたお礼。ボク、お兄さんの精が欲しいの……そこら辺に捨てるなら、ボクにちょうだい?」
少年は全く悪びれもなく、これが当然という様子で再びウクダーの精留塔を咥えようとする。
羽織っていたガウンがはだけて、少年の白く滑らかな肩が見え始める。輝く程にとても美しい。それだけでもウクダーは眩暈を起こし、成り行きに任せて少年を犯し倒したくなってしまう。
「や、やめろ……もう出てしまう……うぅ……」
「あぁん、口の中よりボクのお腹の中に出して? ボク、精が欲しくてここに降りたんだよ。守護星に命の糧を分け与えたいの」
「だ、だからって、誰でも良いわけじゃない、だろ……んくっ!」
欲望で少年を汚してはいけないと、ウクダーは必死に理性にしがみついていた。しかしヌルヌルした温かい口内と少年のぎこちない舌遣いが気持ちよくて、ウクダーは壁に寄りかかったままズルズルと座り込んでしまった。
「う、ンン……すごく太くて……お口の中、入り切らないよぉ……んぅ、ンンン……」
少年は美味しそうにウクダーの兜をブジュブジュと音を立てて頬張り、太い塔への愛撫を続ける。その度にウクダーは低い唸り声を上げ、意識が朦朧とし始めた。
「お兄さん気もひぃぃの? お兄さんも、さっきみたいにまたやって……」
「ハァハァ……おい……」
少年は腰を突き上げ、ガウンをめくり上げてウクダーの右手を自身の蕾に当てがった。そして少年がウクダーの指先に蕾を擦り付けて艶やかな声を上げる。
「あぁぁ……やって……さっきみたいに、撫でてクプクプしてぇ……」
愛撫をねだる姿の、なんと卑猥で艶美な事だろう。
ウクダーは必死に理性を保ち、この少年を押し倒してしまいそうな衝動と葛藤する。
「ハァハァ……俺が願いを聞いたら、キミは何をされるか知っているのか……」
「えと、蕾の奥にある『奥宮』に精をもらえば、ボクとボクの守護星の生きる糧になる」
理屈は合っている。
星ビトの精液は、貰い受けた星ビトとその守護星の命の糧となる。
蕾の中に精留塔を挿入し、その先に存在する『奧宮』という臓器に精を注入すれば、最高の快楽と共に多くの精が還元されて守護星の燃焼エネルギーとなれるのである。
だが互いに恥部をさらけ出すため、その行為は心を許した者同士でないと恥辱に埋もれて病んでしまうとも言われている。
愛する者同士で与え合う命の交換。だからこそ尊い儀式なのだとも。
「キミ……俺より若いのにそんな事どこで教わった?」
「えっとね……全部守護星が説明してくれたよ。でもお兄さんは実際に教えてくれたじゃない。それなら、その精留塔をボクの中に入れて助けてくれるんじゃないの?」
少年はウクダーの精を欲しがって極太の精留塔を懸命に口に頬張った。
塔の根本に舌を這わせて裏スジを舐め、先端まで舌が登る。少年の喉奥ギリギリまで太い塔を口に含むと、精液を搾り取ろうとしてジュルジュル音を立てながら吸い取ろうとした。
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