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♡ちん木犀の香り♡

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 大学3年生の慶太は、夜、金木犀の香りの中ランニングするのが好きだ。

「はあ、はあ、はあ、今日も良い汗かいた」

 部屋に帰ると陸上部のマネージャーの美咲が慶太の大きめのTシャツとパンティだけの姿でプレステ5をしていた。

「なんだ、来てたのか」

「さっき行くってLINEしたけど」

「走ってたから知らねーよ」

 慶太はそう言うとTシャツを脱ぎ、半裸姿で冷蔵庫から牛乳を取り出して飲んだ。

「におう」

 美咲はゲームを中断し、鼻をくんくんさせながら言った。

「なんか臭う」

「金木犀の匂いだろ」

「ちがう、ちん木犀の臭いだ」

 美咲はそう言うとまたゲームを続けた。
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