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少しの独占欲ー東條sideー
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日曜の夕方。出張を終えて家に戻る頃にはもう日は暮れかけていた。
ーアイツらはよろしくやれたかねぇ
なんて考えながら自宅のドアを開けると、いい匂いが漂ってくる。
「あ、社長っ!おかえりなさい!出張お疲れ様でした。」
膝丈のワンピースにエプロンをつけた凛がパタパタと玄関まで迎えにやってくる。
「ただいま、ありがとう。家にいたの?可愛い格好してるな。」
「松本さんとお出かけしてましたよ。お昼過ぎに帰って、今ご飯作ってるところです。社長にも召し上がって頂きたいなと思って。」
「ほぉ、、。ゆっくりしててくれてよかったのに。」
「何もしないのは居た堪れなくて。お腹は空いてませんか?」
「や、空いてるよ。もらおうかな。」
ご機嫌な様子の彼女に、松本とイイコトがあったな、と悟る。
それはさておき、エプロン姿の女なんて目の前にするのは久しぶりで、楽しい妄想が頭をかけめぐる。
「松本は?帰ったのか?」
「はい、車で送って頂いて、そのまま帰られました。」
「ふーん。どこ行ってたの?」
「横浜の方に!」
「で、朝帰り超えて昼帰りと。」
「ぇっ、あっ、その、、、、」
わかりやすくしどろもどろする凛に思わず笑ってしまう。
「くくっ、別に隠さなくていいよ。松本と仲良くやりなさい。」
「ぁ、、はぃ、、、」
赤面しながらもなんとなく複雑そうな表情を浮かべている。
ー想いが通じ合ったワケじゃないのか?何してんだ松本のヤツは。
恋愛に関しては超鈍感かつ不器用な松本だから、どうせ憶測ばかり働かせて、決定的なところは避けて曖昧なままにしているのだろう。
部屋着に着替えてリビングへ降りると、立派な和食御膳が並んでいた。
刺身や煮付けに、副菜も3品ある。味噌汁はあら煮だろうか。どれも炊き立てのつややかなご飯に合いそうで食欲がそそられる。
「すごいな、全部凛が作ったの?」
「ふふ、松本さんと同じ台詞。家事は得意なんです。市場で新鮮なお魚買えたので、是非召し上がってください!」
「美味い。凄いな、こんな才能もあるのか」
「へへ、お口にあってよかったです。」
松本にも作ったのね、と、独占欲が働く自分に驚きつつ、渋い顔にならないように気をつけながら食事を済ませる。
「ところで。松本とはちゃんと話せた?」
「へっ?話せたとは、何を…?」
二人で食器を食洗機にセットしながら、何気なく聞いてみる。
「二人でデートして、お泊まりまでしたんだろ?一線越えたことは気づいてたけど、ちゃんと好きな想いを伝えたか?」
「え、なんで、えっ、社長が、えっ、、?」
気持ちに気づかれていることに心底驚いた様子の凛。
「いや…気づかないわけないだろ、、セックス中あんなに好きオーラ出してるくせに。」
「ぇ、、そんな…出てますでしょうか、、すみません、、」
「いやいいんだけどね。気持ち、通じたの?」
「いえ…その…私なりには頑張っているのですが…ご迷惑かなとか考えると、どうしても…」
「松本が迷惑そうにした?」
「そうではないのですが…松本さんはあくまでも社長の命令に従っているわけですし…」
「ほんとに、そう思う?それだけだと思う?」
「…………そうではないかもしれない、と思うこともあったのですけど…自信は、ないです。」
話すうちにどんどんションボリとしていく凛が気の毒になってくる。
松本は一体何をやっているんだ。
「私、入社前の大学4年の時に男性関係で色々やらかしてまして。…痛い目、みてるので…あまり、期待したり、信じたり、しないようにしてるんです。」
自笑気味にそう話す彼女。
ー俺が抱いた違和感は、この痛い目、が原因だったのだろうか。
大学三年の春に、直筆の手紙を送って就活面接に漕ぎ着けた凛。
その時に対面した印象と、卒業して入社した時に改めて対面した印象が、どこか違うように感じていた。
元気よく勢いがある姿は傍目に見ると変わらないように思えるが、面接時にキラキラしていた瞳が、どことなく影を帯びているように見えたのだ。
本人の努力や愛される人柄もあって、順調に成績をあげこの若さでマネージャーに抜擢された彼女だが、明るく振る舞う姿には何か人知れず抱えるものがあるように感じていた。
「あまり深くは聞かない方がいい?」
「ふふ。ダメな男にハマって騙されちゃったってだけですけどね。忘れようとはしているのですが。なかなか、傷は癒えないですね…」
彼女の表情があまりにも痛々しくて、それ以上追及することは憚られた。
東條自身がこの傷を癒すことはきっとできない。やれるとしたら、松本だろう。
だが今は少しでも元気づけたくて…
「しゃ、社長、、、」
そっと、小さな体を抱きしめる。
「辛いときは、辛いと言っていい。無理して笑う必要はない。」
「っっ、、、はい、、ありがとうございます。」
泣き笑いのような表情で微笑む凛の頭をぽんぽんと撫でる。
「社長、、手、濡れてます、、」
「あ、ごめん。」
もうっと怒ったフリをする彼女の笑顔にホッとする。
「お風呂、沸かしておいたので、入ってきて下さいね。」
「あぁ、ありがとう。」
ーーー
風呂から上がりバスローブのまま水を取りにリビングへ出ると、凛がソファですやすやと無防備に寝ている。
「凛、起きなさい、こんなところで寝ていたら体が痛くなるよ」
「んん…はぃ…」
起き上がる気配のない凛。
ワンピースから覗く白くて柔らかな太ももを触っても、むにゃむにゃと眉を寄せるだけで反応がない。
仕方ないとため息をつき、お姫様抱っこで凛の部屋まで運ぶ。
「ん、、、まつもと、さ、、」
「おいおい、、、」
うわごとで松本の名を呼ぶ姿に嫉妬心を隠せない。
二人がうまくいけばいいと思っていることに偽りはないが、凛への独占欲が育ち始めていることに東條自身も戸惑う。
頭を撫でてその場を去ろうとすると、その手をふと掴まれる。
「いかな、、で…」
寝ぼけているのか、東條の手を抱き寄せる凛。
「…俺は松本じゃないぞ、、」
「…だれも、いなく、ならないで、、」
閉じた目から涙が溢れる。
「……わかったよ、ここにいるから」
ただのうわごとかもしれないが、放っておけずに凛の隣に横たわる。
頭を撫でているとそのうちに表情も和らぎ、すやすやと寝息をたて始める凛。
温かな凛の温もりと子供のようなあどけない寝顔に癒されて、いつのまにか東條も眠りについていた。
ーアイツらはよろしくやれたかねぇ
なんて考えながら自宅のドアを開けると、いい匂いが漂ってくる。
「あ、社長っ!おかえりなさい!出張お疲れ様でした。」
膝丈のワンピースにエプロンをつけた凛がパタパタと玄関まで迎えにやってくる。
「ただいま、ありがとう。家にいたの?可愛い格好してるな。」
「松本さんとお出かけしてましたよ。お昼過ぎに帰って、今ご飯作ってるところです。社長にも召し上がって頂きたいなと思って。」
「ほぉ、、。ゆっくりしててくれてよかったのに。」
「何もしないのは居た堪れなくて。お腹は空いてませんか?」
「や、空いてるよ。もらおうかな。」
ご機嫌な様子の彼女に、松本とイイコトがあったな、と悟る。
それはさておき、エプロン姿の女なんて目の前にするのは久しぶりで、楽しい妄想が頭をかけめぐる。
「松本は?帰ったのか?」
「はい、車で送って頂いて、そのまま帰られました。」
「ふーん。どこ行ってたの?」
「横浜の方に!」
「で、朝帰り超えて昼帰りと。」
「ぇっ、あっ、その、、、、」
わかりやすくしどろもどろする凛に思わず笑ってしまう。
「くくっ、別に隠さなくていいよ。松本と仲良くやりなさい。」
「ぁ、、はぃ、、、」
赤面しながらもなんとなく複雑そうな表情を浮かべている。
ー想いが通じ合ったワケじゃないのか?何してんだ松本のヤツは。
恋愛に関しては超鈍感かつ不器用な松本だから、どうせ憶測ばかり働かせて、決定的なところは避けて曖昧なままにしているのだろう。
部屋着に着替えてリビングへ降りると、立派な和食御膳が並んでいた。
刺身や煮付けに、副菜も3品ある。味噌汁はあら煮だろうか。どれも炊き立てのつややかなご飯に合いそうで食欲がそそられる。
「すごいな、全部凛が作ったの?」
「ふふ、松本さんと同じ台詞。家事は得意なんです。市場で新鮮なお魚買えたので、是非召し上がってください!」
「美味い。凄いな、こんな才能もあるのか」
「へへ、お口にあってよかったです。」
松本にも作ったのね、と、独占欲が働く自分に驚きつつ、渋い顔にならないように気をつけながら食事を済ませる。
「ところで。松本とはちゃんと話せた?」
「へっ?話せたとは、何を…?」
二人で食器を食洗機にセットしながら、何気なく聞いてみる。
「二人でデートして、お泊まりまでしたんだろ?一線越えたことは気づいてたけど、ちゃんと好きな想いを伝えたか?」
「え、なんで、えっ、社長が、えっ、、?」
気持ちに気づかれていることに心底驚いた様子の凛。
「いや…気づかないわけないだろ、、セックス中あんなに好きオーラ出してるくせに。」
「ぇ、、そんな…出てますでしょうか、、すみません、、」
「いやいいんだけどね。気持ち、通じたの?」
「いえ…その…私なりには頑張っているのですが…ご迷惑かなとか考えると、どうしても…」
「松本が迷惑そうにした?」
「そうではないのですが…松本さんはあくまでも社長の命令に従っているわけですし…」
「ほんとに、そう思う?それだけだと思う?」
「…………そうではないかもしれない、と思うこともあったのですけど…自信は、ないです。」
話すうちにどんどんションボリとしていく凛が気の毒になってくる。
松本は一体何をやっているんだ。
「私、入社前の大学4年の時に男性関係で色々やらかしてまして。…痛い目、みてるので…あまり、期待したり、信じたり、しないようにしてるんです。」
自笑気味にそう話す彼女。
ー俺が抱いた違和感は、この痛い目、が原因だったのだろうか。
大学三年の春に、直筆の手紙を送って就活面接に漕ぎ着けた凛。
その時に対面した印象と、卒業して入社した時に改めて対面した印象が、どこか違うように感じていた。
元気よく勢いがある姿は傍目に見ると変わらないように思えるが、面接時にキラキラしていた瞳が、どことなく影を帯びているように見えたのだ。
本人の努力や愛される人柄もあって、順調に成績をあげこの若さでマネージャーに抜擢された彼女だが、明るく振る舞う姿には何か人知れず抱えるものがあるように感じていた。
「あまり深くは聞かない方がいい?」
「ふふ。ダメな男にハマって騙されちゃったってだけですけどね。忘れようとはしているのですが。なかなか、傷は癒えないですね…」
彼女の表情があまりにも痛々しくて、それ以上追及することは憚られた。
東條自身がこの傷を癒すことはきっとできない。やれるとしたら、松本だろう。
だが今は少しでも元気づけたくて…
「しゃ、社長、、、」
そっと、小さな体を抱きしめる。
「辛いときは、辛いと言っていい。無理して笑う必要はない。」
「っっ、、、はい、、ありがとうございます。」
泣き笑いのような表情で微笑む凛の頭をぽんぽんと撫でる。
「社長、、手、濡れてます、、」
「あ、ごめん。」
もうっと怒ったフリをする彼女の笑顔にホッとする。
「お風呂、沸かしておいたので、入ってきて下さいね。」
「あぁ、ありがとう。」
ーーー
風呂から上がりバスローブのまま水を取りにリビングへ出ると、凛がソファですやすやと無防備に寝ている。
「凛、起きなさい、こんなところで寝ていたら体が痛くなるよ」
「んん…はぃ…」
起き上がる気配のない凛。
ワンピースから覗く白くて柔らかな太ももを触っても、むにゃむにゃと眉を寄せるだけで反応がない。
仕方ないとため息をつき、お姫様抱っこで凛の部屋まで運ぶ。
「ん、、、まつもと、さ、、」
「おいおい、、、」
うわごとで松本の名を呼ぶ姿に嫉妬心を隠せない。
二人がうまくいけばいいと思っていることに偽りはないが、凛への独占欲が育ち始めていることに東條自身も戸惑う。
頭を撫でてその場を去ろうとすると、その手をふと掴まれる。
「いかな、、で…」
寝ぼけているのか、東條の手を抱き寄せる凛。
「…俺は松本じゃないぞ、、」
「…だれも、いなく、ならないで、、」
閉じた目から涙が溢れる。
「……わかったよ、ここにいるから」
ただのうわごとかもしれないが、放っておけずに凛の隣に横たわる。
頭を撫でているとそのうちに表情も和らぎ、すやすやと寝息をたて始める凛。
温かな凛の温もりと子供のようなあどけない寝顔に癒されて、いつのまにか東條も眠りについていた。
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