体育教師の躾と訓練

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補習授業~和彦

単独ライヴの開演

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竜之介と榎木は二人の下級生を送り出した。

突っ張りきった股間で歩きにくくなっているのを隠し、前屈みになっている二人の後ろ姿を微笑ましく見送る。

廊下を曲がり二人の姿が消えたところで、扉を閉め、鍵を掛ける。

シンとした静寂が蝋燭の焔で揺らめく理科室に訪れる。

唯一、全裸でテーブルの上でぐったりと丸まっている青年体育教師のハァハァというという荒い息のみが微かに聞こえる。

コツコツと生徒会長の竜之介がテーブルに近付いていく。

「カズ先生、、、」

呼び掛ける。

和彦は頭を動かし龍之介を見る。

太い腕を動かし、上半身を起こそうとする。

「見損なったよ、、、」

冷たく言い放つ生徒会長の顔を、体育教師は愕然としてみる。

何故、、、これだけ頑張ったのに、、、恥ずかしい思いを抑えて必死に言われたとおりにやったのに、、、

なんで、褒めてくれないんだっ、、、

和彦は凛々しい顔を歪め、すがるように竜之介を見る。

「カズ先生は立派な教師のはずだろ?なんで、言われてもないのに勃起したチンチンを下級生達に晒すんだよ。平常時のチンチンと勃起したチンチンの違いの講義が出来なかったじゃないかっ!カズ先生は、立派な教師じゃなく、ただの性欲の塊だと下級生達が思うだろっ!示しがつかないよっ!」

年下の生徒の言葉に和彦の顔歪み、頭から血の気が引いていく。

「恥ずかしいっ!みっともないっ!カズ先生っ、それでも教師なの?え?」

「ごめんなさいっ!ごめんなさい~っ!」

和彦は悲鳴のように謝罪の声をあげ、正座をし、頭を下げようとした。

ビシャンッ!

ヒィッ!

破裂音の後、和彦の短い悲鳴が続く。

「おいっ!カズ先生っ!教師の癖に生徒に向かって“ごめんなさい~っ”って、いい大人の男が情けないっ!もう少し、教師らしいちゃんとした言い方出来ないの?」

無茶な言葉だ。

だが、和彦は受け入れる。

「も、申し訳ありません~っ!教師として情けない様を晒してしまいましたぁ~っ!」

「生徒に向かって敬語は無しだろっ!カズ先生と俺は親友なんだし、俺はあんたより年下の生徒なんだからさ、カズ先生っ!言葉遣いはしっかりしろよっ!」

あぁぁぁ~っ、俺はどうすれば竜之介くんに許してもらえるんだっ!

どう謝れば良いんだぁ~っ!

和彦は混乱する。

丁寧に接すれば教師らしくしろと虐められ、ざっくばらんに接するといきなり服従を求められる。

虐められた時にはその後に御褒美のように与えられる愛撫でよがり狂い、服従を求めらた時には、それが倒錯した喜びに変わり年下の生徒にかしずくことに安心すら感じている。

「ご、ごめん、俺が悪かった!すまん、許してくれっ!」

「そうだよ、カズ先生。カズ先生は爽やかで、生徒から愛される先生なんだから、生徒には男らしく接しないと、、、」

その爽やかで、生徒から愛される男らしい教師が実験台の上、生徒である竜之介に素っ裸で土下座の格好で謝罪している矛盾した、見ようによっては滑稽な風景。

「ね、なんで、自分が怒られているか解っている?」

「俺が、講義だというのに勃起してしまったからだ、、、」

和彦は顔を茹でダコのように真っ赤にし、恥ずかしさで震える声で言った。

「反省してる?」

「反省してる、、、反省してるよっ!」

「なんで最初から勃起させてたの?答えてっ!カズ先生っ!」

和彦は答えられない。

答えようがないのだ。

自分でも何故、勃起してしまったのか分からないのだ。

抑えようとしても、自分とは別の生き物のように逸物が頭を持ち上げてきてしまったのだ。

恥ずかしい、、、

悔しい、、、

和彦の心が切り裂かれる。

「まぁ、竜之介、落ち着きなさい」

静かな声がする。

学園長だ。

「杉山先生、あなたの上司の白川学年主任にお手本を見せてもらいましょう。蝋燭を見てから身体が疼いているようですし、、、」

学園長が立ち上がると、その下から全裸の学年主任、白川が立ち上がる。

学園長は傍らにおいた紙の袋を取り出すと、白川に向けて放り投げた。

「ほら、杉山先生に、お前の芸を見せてやれっ!」


「カズ先生!顔を隠さずちゃんと見てっ!」

グイと強く髪の毛を掴み、教師の顔をこれもまた教師である学園主任の方へ向ける。

実験台の上、筋肉が盛り上がる素っ裸で正座をし、生徒に髪を鷲掴みにされた青年教師が強ばった顔を赤らめながら、これも全裸の上司を見る。

白川は、着痩せするタイプなのか、スーツ姿の時はガリガリに見えるが、脱ぐと全身が、締まった筋肉に覆われている俗に細マッチョと呼ばれる体型だ。

陸上競技の選手だったというのも頷ける無駄のない筋肉質の体型だ。

両乳首のピアスと局部を繋ぐ金の鎖が蝋燭の灯りに煌めいている。

無言のまま白川は袋の中のものを取り出す。

数枚の白いリストバンド、そして、束ねられた赤い縄。

白川は両足首、両手首に手際よくリストバンドを装着する。

リストバンドは厚手だ。

そして、赤い縄を手解き首に回す。

そして、たっぷりと長さを取り、自身の左手のリストバンドの上に幾重にも巻き付ける。

え?

和彦の顔にポカンとした表情が浮かぶ。

白川の縄を扱う手付きは鮮やかだ。

時に縄を加え、長さを調整しながらシュッシュッシュッと自らの胴体に縄を巻いていく。

俗に言う亀甲縛りに似た紋様が白川の胴体に浮かんでくる。

そして、両足首を自らの手で結ぶ。

「ねぇ、カズ先生、、、見てみなよ、シラカワはオジキに相手にされたくて自分を縛れるようになったんだよ、、、自分で自分を緊縛してオジキに虐めてくれって頼むまでになったんだ、、、カズ先生もそんな惨めな境遇になりたい?」

和彦の耳元で龍之介が囁く。

いやだ、、、、

捨てられるのは嫌だ、、、

和彦はイヤイヤをするように首を振る。

そんな教師を生徒はニヤリと満足げに見る。

「嫌でしょ、嫌だよね。だから、僕が先生を縛ってあげるよ」

え?

和彦は思わず竜之介の方を見る。

竜之介は袋から真新しい縄を取り出す。

そして、優しい笑みを浮かべて和彦の右手を取ると、ゆっくりと縄を手首に巻き始める。

その横では両膝頭を床につけ、左手に巻かれた縄を縛られた両足首の縄にくぐらせた白川が縄の端を榎木に渡す。

榎木はピョンと実験台の上に飛び乗ると天井につけられたフックに縄をかけ、再び縄を白川に投げる。

右手を除き縄で緊縛状態となった白川は、右手の力でロープを引く。

ロープの反対側は両足首と結ばれた左手のリストバンドに巻かれた縄に繋がっている。

右手に全力を込めた白川の顔が赤く染まる。

白川の体が宙に浮く。

キツい逆海老反りの体勢。

「待ちなさい」

穏やかな声がする。

「少し暗いようだ。明るくしよう。榎木先生、手伝って下さい」

学園長が言う。

そして、台の横辺りまで持ち上がった白川の身体の横に行き、袋から2本の太い蝋燭を手に取ると、火を灯し、白川の尻の穴、口に突っ込む。

榎木は短目の蝋燭を取り出し、白川の強ばった背中に蝋を滴し、立てる。

白川は必死の形相で、自分の体重を支えるロープを握り続けている。

「さぁ、出来た。本来は自分で上がってもらうところだが、杉山先生の手前、失敗されるのも無調法だ。これでも学年主任だからね。榎木くん、照らしてくれ」

榎木がロープを引っ張る。

白川の身体が持ち上がる。

そして、白川は器用に左手を動かし、右手首にロープをくぐらせて、完全に緊縛状態となり、人間シャンデリアとなる。

そして、その下では実験台では全裸の和彦がX字の体勢を晒している。

両手足首それぞれにキツく結びつけられた縄は、ピンと張り、台の4本の脚へと繋がっている。

身じろぎ出来ない状態。

ぶら下がった白川に飾られた蝋燭の灯りで、和彦の美しく、そして、雄々しく凹凸を描く筋肉の盛り上りが陰影を持ち、浮き上がる。

和彦は怯えた顔だ。

「榎木先生は、カズ先生に講義を台無しにされたんだよ。ちゃんと罰して欲しいよね、、、」

ばつ、、、ばつ?

な、なにを、、、、

榎木はニッコリと微笑むと、太い蝋燭に火を点け、ゆっくりと和彦に近づく。

和彦は身を捩ろうとするが、縄が四肢をがっしりと引っ張り動けない。

「ヤダ、、、ヤダよ、、、ヤ、ヤメテ、、、榎木先生、、、榎木先輩、、、謝るから、、、謝りますから、、、か、勘弁してください、、、」

呪文を呟くように和彦がぶつぶつと呟く。

「さて、杉山先生、、、どこから行きましょうか、、、リクエストがあれば言ってくださいね、、、あっ、いちいちリクエストを聞いていたら、罰にはなりませんねぇ、、、じゃ、適当に、、、」

そして、臍の上で蝋燭を傾ける。

臍回りに熔けた蝋が散る。

「アチッ、、、アチィ、、、」

和彦が甲高い悲鳴を上げる。

和彦は身をくねらせるが、拘束された身体では逃げられない。

「杉山先生は、ここを生徒に責められると喜ぶんでしたっけ、、、」

続いて、ピアスの空いていない方の乳首に蝋が垂らされる。

「ヒァァァッ、、、アッ、、、アッ、、、アチィよお、、、」

「杉山先生、罰なんですよ。なんで喜んでるんですか?」

「喜んでないっ!喜んでないぃぃっ!」

「じゃぁ、なんで、おチンチンはビンビンなんですか?しかもダラダラとお汁を垂らして、、、喜んでるじゃないですか」

そう言い、三角に覆い繁る漆黒の陰毛の生え際、そして、太股辺りに蝋を垂らす。

腰を中心に和彦の鍛えられた身体がくねる。

同時に太く屹立した逸物がブルブルと動き、先端から透明な汁が滴る。

「え、榎木先生、やめてください、、、おねいがいで、、、あっ、、、熱っう、、、」

ギシッ

ロープがしなるような音を上げる。

身を捩ろうする和彦の四肢をロープが拘束する。

アッ、アッチィィイィィィィィッ!

和彦が甲高い悲鳴を上げる。

「ウン、、、良い声だ、、、本当に良い声で杉山先生は唄ってくれる、、、」

学園長が言う。

「今夜はカズ先生の単独ライヴだね、澄んだ声で唄うカズ先生、大好きだよ」

竜之介も楽しそうに言って、身体を襲う熱さと次にどこに来るかという恐れから整った顔を歪ませている和彦の額にキスをする。

「楽しませてね」

榎木はもう1本、蝋燭を手に取ると灯を移し、両方を近付け双方の蝋を溶かす。

そして、たっぷりと溜まった溶けた蝋を和彦の鍛えられた身体に滴し始める。

和彦の瘤のような腹筋に、、、

太く頑丈な麻縄を寄り合わせたような筋肉が浮かび上がる太股に、、、

直下立った逸物の先にも熱い飛沫が跳ぶ。

ヒャッ!

キィィィィィッ!

ア、アチィッ、、、

蝋が散る度に和彦は呪われたソプラノ歌手のように甲高い悲鳴を上げ続け、学園長、生徒会長の叔父・甥の称賛を受ける。

















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