【R-18】異世界で開拓?

甘い肉

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二章:領土拡張編

17話:再会(#)

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 十一層の攻略した俺たちはログハウスに戻るため、十二層の帰還扉を開けて1階層の待機ゾーンにいつものように転送された。

「誰?カイの知り合いかしら?」

 エリスが機嫌悪そうに袖を引いて聞いてくる、
 塔入り口の待機ゾーンに一人の日本人風の女性が立っているからだ

(あれ?この後ろ姿は……見覚えが……)

 長身に長く黒い髪が腰の当たりまで伸び、スラリと伸びる内ももと白地のシャツに濃紺のタイトなスカート
 この後ろ姿に俺は見覚えがあった。

「姉さん?」

「え?……カイ!うっうそ?本物?」

「やっぱり!どうしてここに!」

 俺の唯一の肉親、もう二度と会う事は出来ないだろうと、諦めていた人が、目の前に居て俺は慌てて駆け寄った

 バチーン‼︎

「今迄、何処いってたの‼︎」

 頬を久々に張られるこの感触、ああ…やっぱり姉さんだ。

「帰るわよ!心配掛けて!もう‼︎」

 余りの勢いに廻りの女達も唖然とする

「ちょっとまって姉さん!ここが何処だか分かっているの?」

「どっかのテーマパークかなんかでしょう?」

「違うよ、此処は異世界で俺たちは突然召喚されたんだ、帰る方法があるなら、此処にいる皆んなとっくに帰ってるんだよ!!」

 姉さんは足を止め、廻りの女達を見て、俺の言葉に同意を示すのを確認する

「……どういう事?召喚?帰れないってなに?」

 帰れないということに焦り始める姉に

「落ち着いて聞いて、ここからは帰れないんだよ、よく考えて見て、俺が姉さんに何も言わずに居なくなるなんて、有り得ないだろう?」

「………そうね、二人でずっと助け合って生きて来たもの…それじゃあ本当に帰れないの?」

 落ち着いて話しが出来るようになった事を確認し、

「色々説明が必要みたいだね、皆んなも一緒に来てくれ、それとエリスは冒険者ギルドにいって迷宮の調査、まずは場所と数だけで良いから依頼を出してくれ、中に入った場合は命の保証はしないと、忠告するように」

「えっ?ええ…そうね、わかったわ」

 エリスはギルドへと出掛けて行った。
 塔攻略のクエストは最重要、決して疎かにするつもりは無い






 ログハウスのリビング
 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 リビングに女達を全員集待ってもらい、
 ギルドに依頼を終えて帰って来たエリスを確認し、
 姉さんに改めて紹介する事にした。

「エリス、アリア、マイアの三人が俺の最初の仲間でマイア以外は俺の子供がいる、マイアはまだ子供を作れないけど、他の三人同様で俺の嫁だ」

 三人が前に出てお辞儀をする

「…は?」

「メリウスはエリスの母親で貴族だったがエリスを追いかけて自力でここに来た、理由があって子供は居ないがやはり俺の嫁だ」

 メリウスが前にでてお辞儀をする
「はあ?」

 その後、街で孕ませた四人と、塔攻略時に配下にした二人と1匹、

 そして俺たちとは別の塔に召喚され、今は仲間になった三人を紹介する

 街の外にも何人か付き合っている人もいるが、それは今は良いだろう、

 紹介された順番にお辞儀をしていくのを見た姉さんは

「はああああああああああ???」

 姉の絶叫がログハウスに響き渡る

 行方不明になって数ヶ月の間で、弟に沢山の嫁、つまり義理の妹が出来て、しかも子供まで作っているなんて誰が想像出来るだろうか?

 姉が落ち着くまで暫くかかった。

「……事情は分かったけど、貴女達それで良いの?そんなのロクデナシじゃない?」

 姉の遠慮の無い一言が俺の胸を抉ってくる

「私たちの世界では割りと普通よ?それにちゃんと一人一人を愛してくれているわ」

 エリスがフォローしてくれた


「まぁ、日本から来たわたし達には、最初中々受け入れ辛かったけど、もう慣れました…ははは」

 ヤヨイ達は少し微妙そうだが笑って答える

「まぁ、皆んな納得してるなら私からは文句は無いけど、こんなに沢山義妹が出来るなんて…」

「まずは食事にしましょう…そろそろ用意も出来た筈です」

 メリウスの提案で、全員での食事会が始まる




 食事会
 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
 
 メリウスの年を聞き、驚きを隠せない姉
「嘘!私より年下じゃないの?」

 ユナの年を聞き、別の意味で驚く姉
「ええ?十五才でしゅっ出産?」


「…わたし、そろそろ先に休ませて貰うわ」
 楽しげ?に女達との会話を弾ませていた姉さんは、少し疲れた様子で戻っていった


「良いお姉さん見たいね、カイを本当に心配していたの、凄く伝わって来たわ」

 リビングから出て行く姉を見送り、こちらにやって来たエリスは、
 そう言いながら、いつもの通りに俺の横に来て腕を抱く

「小さい頃のカイを知ってるお姉さま…」

 言いながら、腕を抱く力が強くなった気がする

「妬いてくれたのかな?」

「いえ…やっぱり少しは、仕方ない事だと分かっていても……」

「今日はエリスだろ?朝まで可愛いがらないとな」

「うふふ、エッチ♡」

 二人でグラスのワインを飲み干してからリビングを出て行った





 浴室
 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
 

「ふわぁ!ひろーい!」

 湯気が立ち込める広い浴槽に感激するカイの姉

「これは最高なんだけど…はあ、何だか凄い勢いで、弟に追い越されちゃってトホホだわ」

 一人で浴槽に浸かりながら今日一日を振り返っていると、

 入り口から人の声が聞こえた

「誰か来たのかしら?」

 ……二人きりは久々ですね♡カイさま♡

(ええ!何あの甘えた声?もしかしてエリスさん?てかカイもいるの!)

 カイの姉が声を上げる前に浴室に二人が入る気配がして、慌てて浴槽に身を隠す

 ……私が全部洗って差し上げます♡

(うう、今ならまだ間に合う?でも裸見られちゃう!)

 ……また前より大きくなって、形も凄い事に♡

(何が?ナニが?何の話しをしてるの?!)

 湯気に包まれた人影、大きな人影の廻りを小さな人影が動き、それが一つの人影になっていき、

 溢れるような吐息がカイの姉の耳に届いてくる

 ……ん…ん…カイさま……ん……もっと

(もっとて!何してるの?一体何してるの?お風呂は身体を洗う所でしょうが!)

 大きな人影から少し離れた小さな人影はより、小さくなって、再び大きな人影に近づいていく。

 ……カイさま♡良い匂い、興奮します、…く…で…します…


(何の匂い?てかナニしますって?)

 小さな影が大きな影にくっついたり離れたりしていく

 ……ちゅ……チュポ…ジュッポジュッポジュッポジュッポジュッポ

(ひいぃ!無理!むりい!)

 小さな音がどんどん大きくなっていき、今ナニが行われているのかハッキリ分かる

 ……ああっでるよエリス!

 ……んん!んんん!んんんん!んっんんんんんん…んんんんんん!

(終わった?てか、長過ぎない?いつまで出してんの?え?もしかして飲んでる?)

 男女の営みに一応の経験はある、どう見てもカイは射精しているが、
 止まる様子が見られない、吐き出す気配も無い


 ……ごく………ごく…………
 ……エリス………ベット………

 静かになった浴室で、二人の吐息と微かに聞こえる何かを嚥下する音がようやく止まり、カイの声と共に気配は消えていく

「ひぃ……もうだめ……しぬぅ」

 興奮と羞恥と浴室の熱気により、カイの姉は限界だった

 這々の体で自室に戻ると今度は
 隣の部屋から聞こえるエリスの嬌声に「もう勘弁して……」

 布団にくるまっても響く振動と獣のような嬌声に…身体が熱くなってしまい、つい自分で慰め、それが終わっても、全く終わりを感じない隣の部屋に怯え、結局朝まで寝れないのだった。






 カイの自室
 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
 

 普段はプラチナの髪をツインテールにしているエリスは、夜の顔の時だけは髪を下ろしてくれる。

 普段は大きな瞳を少し吊り上げ気味の表情が多い印象なのに、俺の前ではトロンと垂れ下がってくれている。

 エリスの持つベットの中と外での二面性がいつも俺を興奮させてくれる。

「カイ様、もう中で大丈夫になったんですよね?…久々にいっぱい出して下さい♡」

 ピンヒールの森の後、アリアは直ぐに月の物が訪れ、落ち込んだ、自分はもう産めなくなったのかも知れないと、そこまで不安になるとは予想出来ず、俺は妊娠を選択出来るようになった事を説明する事にした、

 落ち込むかと思ったが、自分の身体に原因がないと知るとむしろ喜んだ

 既に浴室で出来上がっていたエリスは興奮が冷めないままで、
 ベットの上に乗ると、こちらを向いて浴室で着ていた白いガウンを開き
 Mの字に開いた足と足の中心に手を置いて、自らの秘部をクパァして、俺を誘ってくる

 白く透き通る肌とは対照的な真っ赤な膣からはコポコポと蜜が溢れていて、座るシーツに小さな染みが出来始めていた。

「凄いな、もう溢れてる」

「もう待てないの♡カイ様のオチンポで♡早く塞いで下さい♡♡」
 早く早くと腰をクイクイと上げ下ろし、俺を誘う度に溢れた蜜がベットに垂れ落ちる

 ズププズプズププゥ

「あっあ!おぐ…まで…いっぎ…にっぃいい!!」

 …あれ?いつの間に?入れたんだ?

 エリスは時々、俺の記憶と理性を奪う…恐ろしい子だ

「んっほぉ☆チカチカしたの!おっおゔ♡じっぎゅう♡ぎゅんっぎゅんんん!!」

 バスンバスンと腰が勝手に動き、腰の抜き差しに合わせてエリスの小さく引き締まったお腹が盛り上がる。

「あっ!がっ!ひゃん!まっだっっ!お…っおっぎくぅ!なっでるう!」
 ケツに力を込めないと、直ぐに出ちゃいそうになるんだ、エリスすまん

 悪気の無い悪意とちっぽけな俺のプライドが、エリスの子宮の入り口を、ドン!ドン!と攻める度、既に子種を求めて降りている子宮が、ジュン、ジュンとドロリとした濃い蜜を吐き出しながら開いてく。

「ゔあっ!っあ!っああ!んほお!っゔおう!っぐ!おぐう!だっめええ!とっぶ!とんじゃう!」

 虚ろな目で必死に震える手を上げるエリスの彷徨う手に、俺の顔にふれさせると条件反射のように抱きしめてくる。

「エリス!いつでもイケる!我慢するな!一緒にイケる!イケ!エリス!」

「はあああ!いぐ!いぐ!だして!おなか!!いっぱい!!だしで!あっんっぐ!もっむり!むっり!なっっのっおおゔっおおっおおおおお!!!!」

 ドピュルルルルルル!ドピュ!ドピュ!ドピュドピュドピュ!ドピュルルルルルル!

「あああああっ!ああああ!あっっあっ!ぁぁっぁ……………ぁ………」

 白目を向いて舌を出すエリスを抱えて、目を閉じてやり、唇で舌を吸う…しばらく意識が全くないエリスの舌を絡めていたら、俺の舌の上でピクピクと反応し始める。

「ん…ん…ふちゅ……カイ…ちゅ…もっと…すって…んちゅ…わたしを…もっと…ぜんぶすって、んじゅっじゅっちゅっじゅっちゅ…んん!!んんんんんんんんん!………またいっちゃった♡」

「エリス…ごめんな」

 妊娠の選択肢は選ばなかった事
 ずっと欲しかったとわかるエリスの反応が、これまで我慢させていたとわかった事
 エリスの望む物を与えない罪悪感

 口から溢れた本音にエリスは笑って言う

「わかってます…ありがとう♡大好きです♡もっとして♡朝まで気持ちいい事して♡ね?♡」

 親子そろって…最高すぎるだろ…
 一生に一度でも会えないかもしれない、そんな女が目の前に何人も現れる、そんな奇跡に出会えたら、男は何になれるだろうか?何にだってなってやらなきゃ俺に価値はない、望まれるなら神にだって負けやしない


 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
 ソファの側にある壁に手を付き、尻を上げるエリス
 バチュッバチュッバチュッバチュッ!
「んほおお!おお!いぐ!イグ!あっあっあっあ!!」

 ソファに座った俺に跨り、腰を振るエリス
「んちゅ♡はああん♡ちゅるっじゅちゅっんんっちゅっちゅろっじゅろろ!んん!んん!だめぇっ!!」

 プシャップシャーー!


 ベッドまで駅弁でしがみつくエリス

 バンバン!…バンバン!…バンバンバン!(ドピュルルルルルル)…バンバンバンバン!!(ドピュドピュドピュドピュドピュドピュ)

 バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン!!!

「ああ!あるきながら!だめ!でてる!あづいの!なんで!いっでるっのにぃ!おがしい!これっおおゔっあっりえない!っんお!おぉ!おおゔっおんっ
 !っゔゔああ!おおあああああああああああっ!っ!っ!っ!っ!……」

 ベッドに下ろしたエリスは、次の日の昼まで目を覚まさなかった




 次の日
 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



 リビングで寝ている姉にだらしないと指摘したら

「お前のせいじゃああ!」

 真っ赤な顔した姉に…グーで殴られた

「カイ……貴方変わったわ」

 俺を殴って腕を摩りながら姉が呟く。

「……子供や女達の事?」

「うん…それもそうだけど、それだけじゃない……強くなった?…ごめん…よくわからないや、変な事言ったね?気にしないで」

「…………」
 姉さんは気がつくんだな……俺が変わった事を、塔の中で俺は皆んなに話せていない事があった、だからメリウスが死ぬと聞いた時、俺は怖くて仕方なかった

 多分、俺の口からそれを伝える事は無いだろうけど

 メリウスや皆んなの為にもっと強くならないといけない、
 もう二度あんな思いはゴメンだ

 カイは街へと向かっていく













 冒険者ギルド
 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
 

 冒険者ギルドのタカシの私室の扉が勢いよく開けられ、
 一人の女冒険者が押し入ってきた

「ギルドマスター!居るんでしょ!」

「ちょっと失礼だよ!」

「サーナあんたに話はないわ!すっこんでて!」

 ギルドマスターの部屋に一人の冒険者が制止するサーナを振り切り押し入って怒鳴り込む

「一体何のようなんだ?バネッサ?」

 タカシは面倒くさそうに女の冒険者の相手を始めた





第十七話 完
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