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2.変わらない声
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その後も暫くカトリーナの話で盛り上がるが、夫の口から否定の言葉は一度たりとも出なかった。
そして彼らは私の存在に気づくことなくその場から去っていく。
あまりの衝撃から身動きできずにいる私を残して。
夫から『今は愛されている』ことを疑ったことなどなかった、それほど結婚生活は私にとっては幸せなものだったから。
彼もそうだと思っていた、でも彼は違ったのだ。
私を愛していないし、きっと幸せでもなかった。
辿り着いてしまった事実に心が抉られる。
『リーナ…』何度となく繰り返された夫から甘い囁きを思い出す。
あれはいったい何だったのだろうか…。
演技だったのだろうか。
彼の気持ちが私になかったのだから、あれはすべて偽り。それに気がつかずに私は浮かれていたのだ。
なんて惨めなんだろう。
『ライ…ア…ン…』と縋るように夫の名を紡ぐ。
もちろん彼にこの声は届かない。
いいえ、きっと今までだって私の言葉が彼の心に届いたことは一度だってなかった。
届いていると思っていたが、そうではなかった。
だって愛されてなどいなかったのだから届くはずはない。
こんな形で彼の心を知ることになり、私の心はぐちゃぐちゃだった。
カトリーナのことを夫が今だに愛しているという事実を彼も周囲も当然のように話していた。
つまりそれは周知の事実だったということ。
何も知らなかったのは愚かな妻だけ。
愛を育んでいると思っていたのは私だけ。
『君だけを愛している』は嘘だった。
『君と結ばれて本当の愛を知ったんだ』という言葉は結婚生活を円滑にする為の偽りだった。
そしてそれを真に受けていた私は『良き妻という道化』でしかなかった。
ぜん…ぶ、…偽りだった。
どうしてそんな嘘を吐いたの?
扱いやすい妻でいて欲しかったの…。
嘘なんていらなかった。
こんな思いをするくらいなら愛のない夫婦のままでいたかった。
それならば苦しまないでいられたのに。
偽りで心を奪うなんて…なんて残酷なんだろう。
私の心が悲鳴をあげ続ける。
どうするべきかなんて分からない。だって愛を知ってしまったのに、知らなかった頃には戻れない。
あまりの衝撃からそれからの記憶は曖昧だった。
気づけば夜会は終わっていて夫と一緒に屋敷に帰る馬車の中だった。
なんだか現実なのに夢のような不思議な感覚。
胸の苦しみがあのときの会話は現実だと突き付けてくる、でも隣に座る彼の態度はいつものように愛する妻を心配する良き夫でしかない。
ちぐはぐな違和感に吐き気がする。
いつもと様子が違う私にライアンは心配そうな表情で話し掛けてくる。
「リーナ、具合が悪いのかい?顔色は悪いしフラフラしている。熱はないようだけど、屋敷に帰ったら医者を呼んで診てもらおう」
いつもと変わらない夫。
あの会話を聞かなければ、本当に私のことを愛しているから心配してくれていると思ってしまう。
それほどに彼は愛しているふりが上手だった。
この優しげな声音が私は好きだった、…でも今は聞きたくない。
「…大丈夫よ。ただちょっと疲れただけだから…」
それだけ言うのがやっとだった。
それ以上言葉を紡げば私はきっと責めてしまう。
『夜会で聞いたわ、あなたの本心を…』と泣きながら罵ってしまうかもしれない。
そんな醜態は見せたくなかった。
愛されていなくても私が愛しているのは変わらない。だからこそどうするべきか分からない。
とにかく気持ちを落ち着かせる時間が欲しかった、考える時間が必要だった。
だって彼を失いたくない。
屋敷に戻っても彼は私のことを心配して側から離れようとしなかった。
いくら『もう大丈夫だから』と言っても『いいや、心配なんだ。君のそばにいさせてくれ』と言ってベットに横たわる私の髪を優しく撫で続けてくれる。
彼の気持ちが私にはないと分かっていても、その夫としての優しさに縋りたくなる。
お願い、他の人を見ないで。
私だけを愛して…。
溢れ出そうになる想いを必死に抑える。
この想いを口にしたらきっとこのままではいられない、この穏やかな関係が壊れてしまう。
そしたらどうなるのだろう。
結婚当初のような貴族らしい夫婦に戻るのか、それとも…。
悪いほうへと考えずにはいられない。
人は一度手に入れたものを失うことをこんなにも恐れるのか。
愛とは諸刃の剣のようだ。愛を知って人は強くなれるけど、失ったら心が壊れてしまう。
昨年生まれた長男ルイスはまだ一歳にもならない。子供の為にもこのまま仲睦まじい夫婦でいたい。
私が聞かなかったことにすれば、このままでいられるのではないだろうか。
そう思わずにはいられない。
だってカトリーナはまだ実際にこの国に戻ってきているわけではない。社交界での噂話は結局事実ではないことのほうが多い、彼女の帰国だって現実にはならないかもしれない。
そうなったら夫と友人達の会話だって酔った勢いでの意味のない会話で終わるだろう。
どうすればいいの?
心が痛くてたまらない。
でも彼を失いたくない、それだけは確かなこと。
彼と話し合いたいと言う気持ちはある。
でも話し合うということは『私が愛されていないという事実』をお互いに認めることになる。
そうなったら彼女が帰国しなかったとしても夫婦間の溝は残ってしまう、元には戻れないだろう。
それならば彼女が帰国しない可能性に掛けたい、聞かなかったことにしたい。
このまま穏やか関係でいられたら、いつか本当に私を愛してくれる日が来るかもしれない。
そんな微かな希望に縋りつくなんて『愚かだ』と言われるだろう。
でも賢く愛する方法なんて私は知らない。
私は彼の気持ちを知ったことを伝えずにいる道を選んだ。夫は優しいから、私が変わらなければこの穏やかな生活が続くはず。
いつか愛されるという可能性を捨てきれない私にはこの選択しかなかった。
そして私の期待通りに偽りとは思えない愛に溢れた生活が続き、あの会話をなかった事に出来るのではと思っていた頃に恐れていたことが起こった。
あの『麗しの黒薔薇』が社交界に戻ってきたのだ。
貴族達は興味津々で噂について遠回しに訊ねるが、
カトリーナ・ガザンは夫であるガザン侯爵のことを悪く言うことはなかった。
まさに淑女の鏡という振る舞いだった。
だがあの噂を否定せずに悲しげに微笑む姿を見て人々は噂が真実だと悟る。
『異国の地で夫に裏切られた侯爵夫人』を慰めるのは人として間違っていない。
貴族達がこぞって傷心のカトリーナを慰めようとするのは当然のことだった。
そしてその中には傷ついた彼女に寄り添うようにしているライアンの姿もあった。
傍から見たら友人の一人にしか見えないだろう。
でも彼の気持ちを知っている私にはそうは思えなかった。
真実の愛を前にして私の微かな希望は呆気なく消えてしまった。
そして彼らは私の存在に気づくことなくその場から去っていく。
あまりの衝撃から身動きできずにいる私を残して。
夫から『今は愛されている』ことを疑ったことなどなかった、それほど結婚生活は私にとっては幸せなものだったから。
彼もそうだと思っていた、でも彼は違ったのだ。
私を愛していないし、きっと幸せでもなかった。
辿り着いてしまった事実に心が抉られる。
『リーナ…』何度となく繰り返された夫から甘い囁きを思い出す。
あれはいったい何だったのだろうか…。
演技だったのだろうか。
彼の気持ちが私になかったのだから、あれはすべて偽り。それに気がつかずに私は浮かれていたのだ。
なんて惨めなんだろう。
『ライ…ア…ン…』と縋るように夫の名を紡ぐ。
もちろん彼にこの声は届かない。
いいえ、きっと今までだって私の言葉が彼の心に届いたことは一度だってなかった。
届いていると思っていたが、そうではなかった。
だって愛されてなどいなかったのだから届くはずはない。
こんな形で彼の心を知ることになり、私の心はぐちゃぐちゃだった。
カトリーナのことを夫が今だに愛しているという事実を彼も周囲も当然のように話していた。
つまりそれは周知の事実だったということ。
何も知らなかったのは愚かな妻だけ。
愛を育んでいると思っていたのは私だけ。
『君だけを愛している』は嘘だった。
『君と結ばれて本当の愛を知ったんだ』という言葉は結婚生活を円滑にする為の偽りだった。
そしてそれを真に受けていた私は『良き妻という道化』でしかなかった。
ぜん…ぶ、…偽りだった。
どうしてそんな嘘を吐いたの?
扱いやすい妻でいて欲しかったの…。
嘘なんていらなかった。
こんな思いをするくらいなら愛のない夫婦のままでいたかった。
それならば苦しまないでいられたのに。
偽りで心を奪うなんて…なんて残酷なんだろう。
私の心が悲鳴をあげ続ける。
どうするべきかなんて分からない。だって愛を知ってしまったのに、知らなかった頃には戻れない。
あまりの衝撃からそれからの記憶は曖昧だった。
気づけば夜会は終わっていて夫と一緒に屋敷に帰る馬車の中だった。
なんだか現実なのに夢のような不思議な感覚。
胸の苦しみがあのときの会話は現実だと突き付けてくる、でも隣に座る彼の態度はいつものように愛する妻を心配する良き夫でしかない。
ちぐはぐな違和感に吐き気がする。
いつもと様子が違う私にライアンは心配そうな表情で話し掛けてくる。
「リーナ、具合が悪いのかい?顔色は悪いしフラフラしている。熱はないようだけど、屋敷に帰ったら医者を呼んで診てもらおう」
いつもと変わらない夫。
あの会話を聞かなければ、本当に私のことを愛しているから心配してくれていると思ってしまう。
それほどに彼は愛しているふりが上手だった。
この優しげな声音が私は好きだった、…でも今は聞きたくない。
「…大丈夫よ。ただちょっと疲れただけだから…」
それだけ言うのがやっとだった。
それ以上言葉を紡げば私はきっと責めてしまう。
『夜会で聞いたわ、あなたの本心を…』と泣きながら罵ってしまうかもしれない。
そんな醜態は見せたくなかった。
愛されていなくても私が愛しているのは変わらない。だからこそどうするべきか分からない。
とにかく気持ちを落ち着かせる時間が欲しかった、考える時間が必要だった。
だって彼を失いたくない。
屋敷に戻っても彼は私のことを心配して側から離れようとしなかった。
いくら『もう大丈夫だから』と言っても『いいや、心配なんだ。君のそばにいさせてくれ』と言ってベットに横たわる私の髪を優しく撫で続けてくれる。
彼の気持ちが私にはないと分かっていても、その夫としての優しさに縋りたくなる。
お願い、他の人を見ないで。
私だけを愛して…。
溢れ出そうになる想いを必死に抑える。
この想いを口にしたらきっとこのままではいられない、この穏やかな関係が壊れてしまう。
そしたらどうなるのだろう。
結婚当初のような貴族らしい夫婦に戻るのか、それとも…。
悪いほうへと考えずにはいられない。
人は一度手に入れたものを失うことをこんなにも恐れるのか。
愛とは諸刃の剣のようだ。愛を知って人は強くなれるけど、失ったら心が壊れてしまう。
昨年生まれた長男ルイスはまだ一歳にもならない。子供の為にもこのまま仲睦まじい夫婦でいたい。
私が聞かなかったことにすれば、このままでいられるのではないだろうか。
そう思わずにはいられない。
だってカトリーナはまだ実際にこの国に戻ってきているわけではない。社交界での噂話は結局事実ではないことのほうが多い、彼女の帰国だって現実にはならないかもしれない。
そうなったら夫と友人達の会話だって酔った勢いでの意味のない会話で終わるだろう。
どうすればいいの?
心が痛くてたまらない。
でも彼を失いたくない、それだけは確かなこと。
彼と話し合いたいと言う気持ちはある。
でも話し合うということは『私が愛されていないという事実』をお互いに認めることになる。
そうなったら彼女が帰国しなかったとしても夫婦間の溝は残ってしまう、元には戻れないだろう。
それならば彼女が帰国しない可能性に掛けたい、聞かなかったことにしたい。
このまま穏やか関係でいられたら、いつか本当に私を愛してくれる日が来るかもしれない。
そんな微かな希望に縋りつくなんて『愚かだ』と言われるだろう。
でも賢く愛する方法なんて私は知らない。
私は彼の気持ちを知ったことを伝えずにいる道を選んだ。夫は優しいから、私が変わらなければこの穏やかな生活が続くはず。
いつか愛されるという可能性を捨てきれない私にはこの選択しかなかった。
そして私の期待通りに偽りとは思えない愛に溢れた生活が続き、あの会話をなかった事に出来るのではと思っていた頃に恐れていたことが起こった。
あの『麗しの黒薔薇』が社交界に戻ってきたのだ。
貴族達は興味津々で噂について遠回しに訊ねるが、
カトリーナ・ガザンは夫であるガザン侯爵のことを悪く言うことはなかった。
まさに淑女の鏡という振る舞いだった。
だがあの噂を否定せずに悲しげに微笑む姿を見て人々は噂が真実だと悟る。
『異国の地で夫に裏切られた侯爵夫人』を慰めるのは人として間違っていない。
貴族達がこぞって傷心のカトリーナを慰めようとするのは当然のことだった。
そしてその中には傷ついた彼女に寄り添うようにしているライアンの姿もあった。
傍から見たら友人の一人にしか見えないだろう。
でも彼の気持ちを知っている私にはそうは思えなかった。
真実の愛を前にして私の微かな希望は呆気なく消えてしまった。
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