かあさんのつぶやき

かあさんの希望

かあさんの希望

深い溜息

24時間ポイントの数字を見つめながら、こみ上げる涙を堪える。

「くよくよしてる場合じゃない！モチベーション上げなきゃ！」

「累計ポイント56,288ptに感謝しよう！」

「失ったものにばかり目を向けてはいけない！」

「まだ残っているもの、与えられているものに目を向けよう！」

たまには、希望の話をしようか？

かあさんの夢は、まだ一度も会ったことのない孫に会うこと。

孫は、神奈川県の養育施設にいる。

娘夫婦が精神的に不安定で引き取れないのだ。

母はもうすぐ70歳。

最近、記憶障害が激しくなってきた独居老人だ。

「孫に会いたい」

「抱きしめたい」

「本の読み聞かせをしたい」

「いっぱい色々な話を聞いてあげたい」

「何色が好きなのかな？」

「どんな食べ物が好きなのかしら？」

「どんなお洋服を着ているのかな？」

かあさんは、毎日孫のことを想っている。

孫の写真を眺めながら、語りかける。

「早く会いたいね…」

「おばあちゃんだよ…」

かあさんの夢は、叶うのだろうか？

一緒にお料理したり、片付けしたり、手遊びしたり、お風呂に入ったりしたいな。

お絵描きしたり、お花を育てたり、小鳥のさえずりを聞いたり、お散歩したり。

「どうか、つぐはちゃんが幸せでありますように」

「困難に立ち向かえる力を与えてください」

「小学校入学までに逢えたらいいのにな」

「ランドセル買って上げられたらいいのにな」

かあさんは、つぐちゃんに会うためにを毎月4000円積み立てしてる。

お金のコントロールが全くできない人だから、管理会社に頼んで取り分けてもらっている。

そんな母さんを見ていると、本気でつぐちゃんに会いたいんだなと思う。

かあさんの希望が叶いますように。

私は、かあさんの夢を応援したい。

そして、多くの人にこの物語を知ってもらいたい。

かあさんの希望が、叶うように。

かあさんの夢が、多くの人の希望になるように。

私は、そう願っている。

この物語は、孤独な老人の再生と、家族の絆を描いた作品です。

読者に、希望と勇気を与えてくれる物語を目指しました。

以下、追加の要素です。

かあさんは、孫に会えるために、認知症の治療に励む。
娘夫婦も、かあさんのために、自分たちの問題に向き合っていく。
孫は、かあさんからの愛情を受け、明るく成長していく。
かあさんは、孫と一緒に暮らすことで、生きがいを見つける。
この物語は、希望と愛の物語です。

読者に、心の温かさを感じてもらいたいと思っています。

この物語が、多くの人に愛されることを願っています。