かあさんのつぶやき

どんなに頑張って書いてもアルファポリスの24時間ポイントが500ptを超えないの

500ptを超えない壁

努力の虚しさ

富子は、机に向かい、キーボードを激しく叩いていた。画面には、小説の文字がびっしりと並んでいた。

富子は、小説家になることを夢見ていた。そして、その夢を実現するために、毎日懸命に小説を書いていた。

しかし、富子の努力は、報われないようだった。

アルファポリスに投稿しても、24時間ポイントが500ptを超えることはなかった。

富子は、何度も何度も書き直し、投稿しては消去を繰り返していた。

それでも、結果は同じだった。


500ptの壁

富子は、500ptという壁に阻まれていた。

500ptを超えるためには、もっと面白い小説を書かなければならない。

しかし、富子には、どうすれば面白い小説を書けるのかがわからなかった。

焦りと不安

富子は、焦りと不安に襲われていた。

このままでは、夢は叶わないのではないか。

富子は、何度も諦めようと思った。

しかし、小説家になるという夢を諦めることはできなかった。

そんな時、スラムダンクの安西先生の言葉を思い出す。

「諦めたら、試合終了ですよ」

ふと、息子の和俊のことを考えた。

彼は、たまにアルファポリスで1位になることがある。

彼は、引きこもりで、いくら富子が

「散歩に行けるようになったら、気づきがたくさんもらえていい小説家に近づけるのに…」

「将棋の羽生さんやプロゲーマーの梅原さんも毎日散歩してるよ」

といっても、何年も散歩するのを嫌がっていた。

ところが最近、毎日、何キロも歩くようになった。

そして、毎日、本を読んでいる。

富子は、和俊に置いていかれるのが嫌で、

自分も何か動力をしなければと、あれだけ夢中でやっていたやんラインゲームを

少しやめている。

SNSも時間制限をしている。

毎日新しい種をまき始めた。

後は、種が生えてくるのを待つだけ。

まいた種は必ず生えてくる。

そして、それを刈り取るのは他のひとではなく自分なのだ。

「桜切るバカ、梅切らぬバカ」

ときには、バッサリと選定することも必要なのかもしれない。

風通しを良くして、新しい若枝が出てくるように手入れをするのだ。

育ててくださるのは神様。

人事を尽くして天命を待つ。

和俊と切磋琢磨して前へ前へと身を伸ばせたらうれしい。

別の人生もあったもしれない。

だけど私たちはこの人生を選んだのだ。


希望の光

そんな時、富子は、小説家のブログを読んだ。

そのブログには、小説を書くためのヒントが書かれていた。

富子は、そのヒントを参考に、もう一度小説を書き始めた。

努力の成果

そして、数ヶ月後、陽菜の努力がようやく実を結んだ。

富子が投稿した小説が、24時間ポイントで500ptを超えたのだ。

富子は、夢に一歩近づいたことを実感した。


喜びと感謝

富子は、喜びと感謝の気持ちでいっぱいになった。

これまで支えてくれた家族や友人に、感謝の気持ちを伝えたいと思った。

そして、これからも努力を続け、夢を叶えることを決意した。

富子は、図書館に行ってみた。

富子は、縦書きの小説が読めない。

富子は、絵本なら読めるかなと文字の多めの絵本に手に取ってみた。

力強いタッチで描かれた恐竜たちの姿

シンプルで温かいストーリー

「愛」をテーマにしたメッセージ

だった。少しだけ心を耕せたかな?

体は食べたもので作られる。

心は聞いた言葉、読んだ言葉で作られる。

未来は、話した言葉、書いた言葉で作られる。