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34 毒入りカレー
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「食べるものがない」
かあさんは、庭からいろんな植物を採ってきてカレーを作っている。
アサ(カンナビノイド類)
アジサイ
アセビ(グラヤノトキシン)
アヤメ(イリジェニンなど)
イチイ(タキシン)
イチョウ(ギンコトキシン)
イラクサ(アセチルコリン、ヒスタミン)
ウマノスズクサ(アリストロキア酸)
ウメ/バラ科植物(青酸配糖体)
ウルシ(ウルシオール - ただしアレルギー反応であって、ウルシオール自体に毒があるわけではない)
オシロイバナ(トリゴネリン)
カラバル豆(フィゾスチグミン)
カロライナジャスミン(ゲルセミシン、ゲルセミン)
キョウチクトウ(オレアンドリンなど)
キンポウゲ科(プロトアネモニンなど) - 有毒植物が多い。
ケシ科 - 有毒植物が多い。
コカ(コカイン)
サトイモ科のテンナンショウ属、ザゼンソウ属、ディフェンバキアなど(シュウ酸塩)
ジギタリス(ジギトキシン、ジゴキシンなど)
シキミ(アニサチン)
シマツナソ(ストロファンチジン) - 葉はモロヘイヤの名で食用とされるが種子に有毒成分を含む
ジャガイモ(ソラニン)
スイセン(リコリンなど)
スズラン(コンバラトキシンなど)
スミレ科(ビオリン、サポニンなど) - 有毒植物が多い。
ソテツ(サイカシン)
チョウセンアサガオ(アトロピン、スコポラミン)
ツヅラフジ科、およびフジウツギ科の植物(クラーレ(d-ツボクラリン)
テイカカズラ(スタージャスミン)
デルフィニウム(デルフィニン)
トウゴマ(リシン)
トウダイグサ属 - 有毒植物が多い。
ドクウツギ(コリアミルチン、ツチンなど)
ドクゼリ(シクトキシン)
ドクニンジン(コニイン)
トリカブト(アコニチンなど)
ナス科のタバコ(ソラニン)など - 有毒植物が多い。
ノウゼンカズラ(ラパコール)
バイケイソウ(ジエルビン、ベラトリンなど)
ハエドクソウ(フリマロリン)
ハシリドコロ(スコポラミンなど)
ヒガンバナ科(リコリンなど) - 有毒植物が多い。
ヒレハリソウ(コンフリー)(エチミジン)
フクジュソウ(シマリン)
ベラドンナ(アトロピン、ヒヨスチンなど)
マチン(ストリキニーネ)
マチン科 - 有毒植物が多い。
マメ科のエニシダ、クララ、トウアズキ、ニセアカシアなど - 有毒植物が多い。
ユリ科のイヌサフラン(コルヒチン)など - 有毒植物が多い。本科の野菜の多くは犬・猫にとって猛毒である。
ヨウシュヤマゴボウ(フィトラッカトキシン、フィトラッキゲニン)
レンゲツツジ(グラヤノトキシン)
ワラビ(プタキロサイド) - 人間は山菜として利用するが、処理法を誤れば人間にとっても有毒。
「オイッス!」
俺の名前は、沼田 和俊(ぬまた かずとし)43歳。
無職である。
重度の統合失調症で、毎週、病院に通っている。
母、小宮 富子(こみや とみこ)66歳。
母は、父と離婚した後、別な戸籍になり、
旧姓に戻った。
母もまた重度の精神障害者である。
二人は、子供の頃から幻覚、幻聴に悩まされていた。
( ´•̥ו̥` )
なんていい香りなんでしょう。
グリーンカレーでしょうか。
「ほんとによく雨が降るよね」
今日も雨のためにラジオ体操は中止。
新型の感染症は毎日恐ろしい数字のあたら新感染者数をたたき出している。
なめてんのか、本当に大丈夫なのかわからないけど、
Go To トラベルなる政策。
早速、「命守るため」 観光の島、苦渋の来島自粛要請 与論、新型感染拡大の不安
7/25(土) 9:00配信
わけのわからない事ばかり起きてる。
せっかく、たくさん咲いていたオシロイバナは無残にも公園の管理業者が刈り取ってしまった。
いつもどうして花の時期になると全部切ってしまうのか本当にわけがわらない。
珍しく、かあさんは日中の雨が止んだ間を見計らって
散歩に出かけた。
ラジオ体操でいつも会うおばあちゃんに話しかけられる。
「ここの家のわんちゃんかわいいよね、おばあちゃまも素敵」
「3.4年前に亡くなられたわよ」
「え?」
かあさんは、浦島太郎。
3.4年、冬眠でもしていたのかな。
冒頭のカレーを食べることができたら、安楽死できるのにな。
夾竹桃もスズランもアジサイ、アヤメ、イチョウ、イラクサ、
ウメ、オシロイバナ、カロライナジャスミン、ジギタリス、
ジャガイモ、スイセン、チョウセンアサガオ、ソテツ、デルフィニウム
庭にたくさんあるけど、やっぱりもう少し生きていたいから、
今日は食べるのやめよう。
歯切れの悪い生暖かい風が頬をなでる。
せっかちなせみのコーラスがにぎやかだ。
中学生の男の子たちが10人くらいマスクもしないで大騒ぎをしている。
奇声を上げ、走り回り、しゃがみたむろしている。
若さは勢い。
切磋琢磨ししのぎを削る。
羽衣ジャスミンが白いたくさんの花をつけて、彼らを優しく包む。
時折、梢から雨のしずくが滴り落ちる。
砂交じりの公園の土は、ほとばしるエネルギーを飽和していく。
本当だったら、今頃はオリンピックの応援で沸いていたんだろうにね。
「速い者が競走を,力のある者が戦いをものにするのでもない。……なぜなら,時と予見し得ない出来事はそのすべてに降りかかるからである」― 伝道 9:11
新弟子撒いた貝で死んでしまい他界
かあさんは、庭からいろんな植物を採ってきてカレーを作っている。
アサ(カンナビノイド類)
アジサイ
アセビ(グラヤノトキシン)
アヤメ(イリジェニンなど)
イチイ(タキシン)
イチョウ(ギンコトキシン)
イラクサ(アセチルコリン、ヒスタミン)
ウマノスズクサ(アリストロキア酸)
ウメ/バラ科植物(青酸配糖体)
ウルシ(ウルシオール - ただしアレルギー反応であって、ウルシオール自体に毒があるわけではない)
オシロイバナ(トリゴネリン)
カラバル豆(フィゾスチグミン)
カロライナジャスミン(ゲルセミシン、ゲルセミン)
キョウチクトウ(オレアンドリンなど)
キンポウゲ科(プロトアネモニンなど) - 有毒植物が多い。
ケシ科 - 有毒植物が多い。
コカ(コカイン)
サトイモ科のテンナンショウ属、ザゼンソウ属、ディフェンバキアなど(シュウ酸塩)
ジギタリス(ジギトキシン、ジゴキシンなど)
シキミ(アニサチン)
シマツナソ(ストロファンチジン) - 葉はモロヘイヤの名で食用とされるが種子に有毒成分を含む
ジャガイモ(ソラニン)
スイセン(リコリンなど)
スズラン(コンバラトキシンなど)
スミレ科(ビオリン、サポニンなど) - 有毒植物が多い。
ソテツ(サイカシン)
チョウセンアサガオ(アトロピン、スコポラミン)
ツヅラフジ科、およびフジウツギ科の植物(クラーレ(d-ツボクラリン)
テイカカズラ(スタージャスミン)
デルフィニウム(デルフィニン)
トウゴマ(リシン)
トウダイグサ属 - 有毒植物が多い。
ドクウツギ(コリアミルチン、ツチンなど)
ドクゼリ(シクトキシン)
ドクニンジン(コニイン)
トリカブト(アコニチンなど)
ナス科のタバコ(ソラニン)など - 有毒植物が多い。
ノウゼンカズラ(ラパコール)
バイケイソウ(ジエルビン、ベラトリンなど)
ハエドクソウ(フリマロリン)
ハシリドコロ(スコポラミンなど)
ヒガンバナ科(リコリンなど) - 有毒植物が多い。
ヒレハリソウ(コンフリー)(エチミジン)
フクジュソウ(シマリン)
ベラドンナ(アトロピン、ヒヨスチンなど)
マチン(ストリキニーネ)
マチン科 - 有毒植物が多い。
マメ科のエニシダ、クララ、トウアズキ、ニセアカシアなど - 有毒植物が多い。
ユリ科のイヌサフラン(コルヒチン)など - 有毒植物が多い。本科の野菜の多くは犬・猫にとって猛毒である。
ヨウシュヤマゴボウ(フィトラッカトキシン、フィトラッキゲニン)
レンゲツツジ(グラヤノトキシン)
ワラビ(プタキロサイド) - 人間は山菜として利用するが、処理法を誤れば人間にとっても有毒。
「オイッス!」
俺の名前は、沼田 和俊(ぬまた かずとし)43歳。
無職である。
重度の統合失調症で、毎週、病院に通っている。
母、小宮 富子(こみや とみこ)66歳。
母は、父と離婚した後、別な戸籍になり、
旧姓に戻った。
母もまた重度の精神障害者である。
二人は、子供の頃から幻覚、幻聴に悩まされていた。
( ´•̥ו̥` )
なんていい香りなんでしょう。
グリーンカレーでしょうか。
「ほんとによく雨が降るよね」
今日も雨のためにラジオ体操は中止。
新型の感染症は毎日恐ろしい数字のあたら新感染者数をたたき出している。
なめてんのか、本当に大丈夫なのかわからないけど、
Go To トラベルなる政策。
早速、「命守るため」 観光の島、苦渋の来島自粛要請 与論、新型感染拡大の不安
7/25(土) 9:00配信
わけのわからない事ばかり起きてる。
せっかく、たくさん咲いていたオシロイバナは無残にも公園の管理業者が刈り取ってしまった。
いつもどうして花の時期になると全部切ってしまうのか本当にわけがわらない。
珍しく、かあさんは日中の雨が止んだ間を見計らって
散歩に出かけた。
ラジオ体操でいつも会うおばあちゃんに話しかけられる。
「ここの家のわんちゃんかわいいよね、おばあちゃまも素敵」
「3.4年前に亡くなられたわよ」
「え?」
かあさんは、浦島太郎。
3.4年、冬眠でもしていたのかな。
冒頭のカレーを食べることができたら、安楽死できるのにな。
夾竹桃もスズランもアジサイ、アヤメ、イチョウ、イラクサ、
ウメ、オシロイバナ、カロライナジャスミン、ジギタリス、
ジャガイモ、スイセン、チョウセンアサガオ、ソテツ、デルフィニウム
庭にたくさんあるけど、やっぱりもう少し生きていたいから、
今日は食べるのやめよう。
歯切れの悪い生暖かい風が頬をなでる。
せっかちなせみのコーラスがにぎやかだ。
中学生の男の子たちが10人くらいマスクもしないで大騒ぎをしている。
奇声を上げ、走り回り、しゃがみたむろしている。
若さは勢い。
切磋琢磨ししのぎを削る。
羽衣ジャスミンが白いたくさんの花をつけて、彼らを優しく包む。
時折、梢から雨のしずくが滴り落ちる。
砂交じりの公園の土は、ほとばしるエネルギーを飽和していく。
本当だったら、今頃はオリンピックの応援で沸いていたんだろうにね。
「速い者が競走を,力のある者が戦いをものにするのでもない。……なぜなら,時と予見し得ない出来事はそのすべてに降りかかるからである」― 伝道 9:11
新弟子撒いた貝で死んでしまい他界
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