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アッシュレアの敵討ち
◆◆◆◆◆◆24
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気が付くと、そこら中でダンスを踊る様に渦を巻きながらキラキラと飛んでいた金色の粒は、殆ど消えていた。
残ったものも、ロモソルーンやシェルの体に降り注いでは、吸い込まれる様に消えていった。
そして、静寂が訪れた時、ロモソルーンは厳かにその大きな口で言葉を紡いだ。
「さぁ、シェル。続きをしようか」
明日に備え、大事な魔力の補充のしあいを。
「うん」
でも、これはただの魔力の渡し合いではない。
シェルは覚悟を決めた。
もう、他に、もう他に何が現れようとも、自分の相手はロモソルーンただひとりなのだと。
「うん、ロモソルーン。こっ・・」
与えるのも、受け入れるのも、ロモソルーンただひとりなのだと。
だからこれは、ただの魔力の渡し合いではない。
「交尾を、しよう」
魔力の渡し合いであると同時に、純然たる、心の通った性交なのだ。
覚悟を決めた。だから業と明け透けな言葉を使った。
自分の逃げ場を自分で絶った。
コレは、本気の恋愛なのだ。
自分で見つけ、自分で考え、自分で選んで、自分で決めた。
「僕は、ロモソルーンと恋をする」
ロモソルーンは、目を細めてただ一言
「ルァルァ」
と言った。優しい声だった。
シェルはもう、その鳴き声の意味を知っている。
『ルァルァ』今となっては、何て嬉しい言葉だろうか。
胸が高鳴る。嬉しくて涙が出そうになった。
表情が勝手に綻んだ、
「はい。喜んで」
そう言って、もう一度、ロモソルーンに自分から口付けた。
今度の口付けは、そのまま深い口づけとなった。
残ったものも、ロモソルーンやシェルの体に降り注いでは、吸い込まれる様に消えていった。
そして、静寂が訪れた時、ロモソルーンは厳かにその大きな口で言葉を紡いだ。
「さぁ、シェル。続きをしようか」
明日に備え、大事な魔力の補充のしあいを。
「うん」
でも、これはただの魔力の渡し合いではない。
シェルは覚悟を決めた。
もう、他に、もう他に何が現れようとも、自分の相手はロモソルーンただひとりなのだと。
「うん、ロモソルーン。こっ・・」
与えるのも、受け入れるのも、ロモソルーンただひとりなのだと。
だからこれは、ただの魔力の渡し合いではない。
「交尾を、しよう」
魔力の渡し合いであると同時に、純然たる、心の通った性交なのだ。
覚悟を決めた。だから業と明け透けな言葉を使った。
自分の逃げ場を自分で絶った。
コレは、本気の恋愛なのだ。
自分で見つけ、自分で考え、自分で選んで、自分で決めた。
「僕は、ロモソルーンと恋をする」
ロモソルーンは、目を細めてただ一言
「ルァルァ」
と言った。優しい声だった。
シェルはもう、その鳴き声の意味を知っている。
『ルァルァ』今となっては、何て嬉しい言葉だろうか。
胸が高鳴る。嬉しくて涙が出そうになった。
表情が勝手に綻んだ、
「はい。喜んで」
そう言って、もう一度、ロモソルーンに自分から口付けた。
今度の口付けは、そのまま深い口づけとなった。
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