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第二章
第9話『兄貴と二人で』三連休一日目
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今日の朝に賑やかさはない。
休日は夜更かしをしたり、ぐうたらと過ごすのは珍しくない。
全員がそうというわけもないけど、少なくとも学園では容姿端麗と称され、才色兼備と謳われている守結姉はまさにそれで、休日はお昼ぐらいまで姿を見ないことはよくある。
僕はそうではない側であるけど、急に決まった休日だけあって、予定を決められず三連休の初日を迎えてしまった。
誰に会うこともなく、朝食兼運動する目的で地下の控室へと向かうことにした。
目的地である、準備室の扉を開けるとそこには、木刀で素振りをする兄貴がいた。
「お、志信か。今日はなんかやるのか?」
「予定はないんだけど、体を動かそうかなって思ってね。それに、自衛練習でもしようかなって」
その肌にはかなりの汗が浮かび上がっている。
話を進めるなかで、木刀を壁に立て掛けてタオルで顔や首元を拭きながら、
「じゃあさ、例のやるか?」
「いいね、賛成」
例のとは、つい最近、咄嗟の閃きから実験的に始めただけの内容だ。
「一回汗の処理をしてくるから、その間に準備運動を済ませておいてくれ」
「あいよー」
――兄貴が戻ってくるまでそう時間は掛からなかった。
演習場に先に降りて準備運動は済ませ、準備万端。
「よーし、まずはどっちから始める?」
「対人が先かな。今回は三十秒でお願い」
「そうと決まれば、うーっし。やるか!」
僕たちは武装展開を終え、正面で武器や盾を構える。
兄貴は、右肩を後方に引き剣先をこちらに向け、左手は真っ直ぐ剣に揃えている。足は前後に開き、中腰前傾。
僕は正反対にリラックスした姿勢を意識する。左足前へ、右足を後ろに軽く開く。腕も、足と同じく前後させて盾を前へ片手杖を後方に構える。
「うおぉぉぉぉ!」
兄貴は雄たけびを上げながら突進――初撃は刺突。
構えから初撃の予想はついていた。卑怯だ、となるかもしれないが、構えを見せるということは相手に情報を渡すということになる。それを利用するのもまた戦法の一つ。
僕は右に跳び、攻撃の軌道から逃げ、兄貴と位置が入れ替わる。
「せえぇぇぇぇい」
間髪入れず、剣撃は一線に側面を捉えるように飛んでくる。
その攻撃が直撃寸を狙い、盾で上部へと薙ぎ払う――が、兄貴もこの流れを利用して上段から切先を振り落としてきた。
剣撃は片手杖で左へ受け流し、右に跳ねて距離をとる。
「まだまだっ!」
今度も正面突進攻撃。だが先ほどとは違い左側面からの攻撃。これには瞬時にしゃがんで回避。
だけど、回避方法は読まれていた。空振りした攻撃を止めずに、そのまま回転してもう一度左側面からの攻撃が、首元を峰が捉えそうになるが、盾で剣を滑らせて軌道をずらした。
このままの連撃は対処しきれないと判断して、しゃがんだ姿勢から後方回転飛びをして、一旦距離をとる。
すると、兄貴は剣を正中線に真っすぐと揃えて自然体で構えている。
あれは、突進上段攻撃の構え、当たれば間違いなく一撃で気を飛ばされてしまう。
「行くぞっ!」
予想通りに正面からの突進攻撃。大きく剣を上段に構え勢いよく振り下ろしてきた。
一連の動作にまるで無駄はなく、かなり早さ――だけど、その攻撃がこちらに届くことはなかった。
なぜなら、鼓膜を刺すよう高音が鳴り響いて、終了を告げたからだ。
その合図に僕たちはピタッと止まり、漂っていた緊張感は一気に解された。
「……くぅーっ!」
悔しがりながら床に腰を落とす兄貴。その反応は僕にとって、かなり上々。
「そこら辺の前衛だったら捌ききれるんじゃないか? 支援職に攻撃スキルがあったら単身でダンジョン攻略も夢じゃないかもな」
「そうもいかないのが世の常だよ。それに、たぶん守結姉みたいな相手だったら攻撃を食らうと思うし、そんなに上手くいかないよ」
「ふーん、そんなもんか。ここら辺で休憩と昼飯にしとこうぜ」
◇◇◇◇◇
「――よし、ここからが本番だな」
兄貴はそういうと、武器を交換。
左手に縦長の五つ角の中盾、右手へ同じ中盾を光が腕を包み装備を展開させる。
僕は左盾をそのまま、右は杖から鈍器へ交換。
アコライトの唯一攻撃手段となる片手鈍器。攻撃が可能と言うだけで、大きなダメージを与えられるわけではない。杖より少し長い程度のリーチに不安は残るけど、スキル【スタン】を頭部に直撃させると気絶の状態異常を与えることができる。もちろん、一撃必中のものではないため、運要素や気絶値を蓄積させる必要がある。
見た目は棒の先端に八角形の塊が付いているだけで、命を預けられる武器とは口が裂けても言えない。
「十五体でいいか?」
「そうだね。それくらいが丁度いいかも」
――今回選択するモンスターはアント、スパイダー、ラットの三種類混合。
ラットとは鼠種の一種で、胴体は人の頭二個分程度ぐらいしかなく、踵からつま先までが長く両足で踏み込む一歩は、その可愛らしい見た目からは想像できない跳躍力を見せる。
攻撃手段は単純で、全身と同じぐらいの長い尻尾を打ち付けて攻撃してくる――。
開始を告げる耳を突く高音の後、六体の混合モンスターが出現。
兄貴は二枚の盾を振りかざし、大立ち回りをしながらヘイト管理スキルを使用してヘイトを一身に集める――あれは見事な盾裁き。見ていて圧巻の一言。
右に左に盾を交差させ、複数同時攻撃に対しては二枚を結合させて巨大な一枚盾のようにしている。
更に、盾を防御だけでなく叩きつけたり薙ぎ払ったり、スキル無しに武器のようにも扱っている。
あの凄まじい盾裁きだというのに、ナイトではなくウォーリアなのだから、当の人たちが見たら首を傾げてしまうだろう。
これは応用に過ぎない。
この両手同じ構成をするにあたってできないこともある。
例えば両手で一本を持つ武器は、この持ち方がそもそもの重量的に無理だからだ。
両手持ち武器はその名の通り両手で持つ大きさをしていて、その大きさはほとんどが人の体より大きい物になっている。ただ例外もあり、屈めば全身を隠せるほどの大盾を装備可能なウォーリアとナイトだけは、両手に装備して戦闘可能である。
当然、両手とも盾にしてしまえば攻撃を行うことが出来ない。盾で押し退けたり、形状によっては攻撃可能ではあるが、実用的ではない。
ではなぜ練習しているかというと、ヘイト管理スキルにある。特殊条件下でのみスキルが使用できるのだけど、簡単に言ってしまえば装備分のスキルが使用可能になる。
つまり、盾が一枚の時より二倍の敵をヘイト管理できるということだ。
「ふっ、せっ、はっ!」
正直、あれは尋常じゃない。
一切の回避を試みず、受け止めるか受け流している。
あの気迫と精神力が、【戦鬼】と呼ばれる所以なのだ。
「はぁ……」
あんなものを見せられて、ため息一つも吐きたくなる。が、そんな悠長なこともしていられない。
モンスターのカナギリ声が聞こえてくる。
兄貴の方に行かなかったモンスターがこちらに向かってくる――計七体。
今回の目的は討伐戦にあらず。防戦一方の耐久戦。
全身の感覚を研ぎ澄ませて、一切の油断を捨てて挑む――。
実戦では後衛だから安全だ、なんてことは絶対にない。ダンジョンはそこまで甘くはない。
モンスターが単体で出現しているほうが少ない。だから、授業だとしても、演習だとしても、やるからには全力で挑み、全身全霊で挑む――。
「――さあ、来いっ!」
◇◇◇◇◇
――――時間が過ぎるのはあっという間だった。
設定した時間を迎えてモンスターたちは消た。終了と同時に僕たちは床に崩れ落ちて、荒れに荒れた呼吸を整える。
背を冷たい床に着けて心地良い冷たさを体感していると、兄貴は唐突に跳び起きた。
「あっ、やばいぞやばいぞ、課題やらないといけないんだった!」
「そ、そうだったんだ。じゃあ今日はここまでだね」
咄嗟の出来事に驚きを隠せなかったけど、僕たちは急いで掃除を終えて演習場を後にした。
休日は夜更かしをしたり、ぐうたらと過ごすのは珍しくない。
全員がそうというわけもないけど、少なくとも学園では容姿端麗と称され、才色兼備と謳われている守結姉はまさにそれで、休日はお昼ぐらいまで姿を見ないことはよくある。
僕はそうではない側であるけど、急に決まった休日だけあって、予定を決められず三連休の初日を迎えてしまった。
誰に会うこともなく、朝食兼運動する目的で地下の控室へと向かうことにした。
目的地である、準備室の扉を開けるとそこには、木刀で素振りをする兄貴がいた。
「お、志信か。今日はなんかやるのか?」
「予定はないんだけど、体を動かそうかなって思ってね。それに、自衛練習でもしようかなって」
その肌にはかなりの汗が浮かび上がっている。
話を進めるなかで、木刀を壁に立て掛けてタオルで顔や首元を拭きながら、
「じゃあさ、例のやるか?」
「いいね、賛成」
例のとは、つい最近、咄嗟の閃きから実験的に始めただけの内容だ。
「一回汗の処理をしてくるから、その間に準備運動を済ませておいてくれ」
「あいよー」
――兄貴が戻ってくるまでそう時間は掛からなかった。
演習場に先に降りて準備運動は済ませ、準備万端。
「よーし、まずはどっちから始める?」
「対人が先かな。今回は三十秒でお願い」
「そうと決まれば、うーっし。やるか!」
僕たちは武装展開を終え、正面で武器や盾を構える。
兄貴は、右肩を後方に引き剣先をこちらに向け、左手は真っ直ぐ剣に揃えている。足は前後に開き、中腰前傾。
僕は正反対にリラックスした姿勢を意識する。左足前へ、右足を後ろに軽く開く。腕も、足と同じく前後させて盾を前へ片手杖を後方に構える。
「うおぉぉぉぉ!」
兄貴は雄たけびを上げながら突進――初撃は刺突。
構えから初撃の予想はついていた。卑怯だ、となるかもしれないが、構えを見せるということは相手に情報を渡すということになる。それを利用するのもまた戦法の一つ。
僕は右に跳び、攻撃の軌道から逃げ、兄貴と位置が入れ替わる。
「せえぇぇぇぇい」
間髪入れず、剣撃は一線に側面を捉えるように飛んでくる。
その攻撃が直撃寸を狙い、盾で上部へと薙ぎ払う――が、兄貴もこの流れを利用して上段から切先を振り落としてきた。
剣撃は片手杖で左へ受け流し、右に跳ねて距離をとる。
「まだまだっ!」
今度も正面突進攻撃。だが先ほどとは違い左側面からの攻撃。これには瞬時にしゃがんで回避。
だけど、回避方法は読まれていた。空振りした攻撃を止めずに、そのまま回転してもう一度左側面からの攻撃が、首元を峰が捉えそうになるが、盾で剣を滑らせて軌道をずらした。
このままの連撃は対処しきれないと判断して、しゃがんだ姿勢から後方回転飛びをして、一旦距離をとる。
すると、兄貴は剣を正中線に真っすぐと揃えて自然体で構えている。
あれは、突進上段攻撃の構え、当たれば間違いなく一撃で気を飛ばされてしまう。
「行くぞっ!」
予想通りに正面からの突進攻撃。大きく剣を上段に構え勢いよく振り下ろしてきた。
一連の動作にまるで無駄はなく、かなり早さ――だけど、その攻撃がこちらに届くことはなかった。
なぜなら、鼓膜を刺すよう高音が鳴り響いて、終了を告げたからだ。
その合図に僕たちはピタッと止まり、漂っていた緊張感は一気に解された。
「……くぅーっ!」
悔しがりながら床に腰を落とす兄貴。その反応は僕にとって、かなり上々。
「そこら辺の前衛だったら捌ききれるんじゃないか? 支援職に攻撃スキルがあったら単身でダンジョン攻略も夢じゃないかもな」
「そうもいかないのが世の常だよ。それに、たぶん守結姉みたいな相手だったら攻撃を食らうと思うし、そんなに上手くいかないよ」
「ふーん、そんなもんか。ここら辺で休憩と昼飯にしとこうぜ」
◇◇◇◇◇
「――よし、ここからが本番だな」
兄貴はそういうと、武器を交換。
左手に縦長の五つ角の中盾、右手へ同じ中盾を光が腕を包み装備を展開させる。
僕は左盾をそのまま、右は杖から鈍器へ交換。
アコライトの唯一攻撃手段となる片手鈍器。攻撃が可能と言うだけで、大きなダメージを与えられるわけではない。杖より少し長い程度のリーチに不安は残るけど、スキル【スタン】を頭部に直撃させると気絶の状態異常を与えることができる。もちろん、一撃必中のものではないため、運要素や気絶値を蓄積させる必要がある。
見た目は棒の先端に八角形の塊が付いているだけで、命を預けられる武器とは口が裂けても言えない。
「十五体でいいか?」
「そうだね。それくらいが丁度いいかも」
――今回選択するモンスターはアント、スパイダー、ラットの三種類混合。
ラットとは鼠種の一種で、胴体は人の頭二個分程度ぐらいしかなく、踵からつま先までが長く両足で踏み込む一歩は、その可愛らしい見た目からは想像できない跳躍力を見せる。
攻撃手段は単純で、全身と同じぐらいの長い尻尾を打ち付けて攻撃してくる――。
開始を告げる耳を突く高音の後、六体の混合モンスターが出現。
兄貴は二枚の盾を振りかざし、大立ち回りをしながらヘイト管理スキルを使用してヘイトを一身に集める――あれは見事な盾裁き。見ていて圧巻の一言。
右に左に盾を交差させ、複数同時攻撃に対しては二枚を結合させて巨大な一枚盾のようにしている。
更に、盾を防御だけでなく叩きつけたり薙ぎ払ったり、スキル無しに武器のようにも扱っている。
あの凄まじい盾裁きだというのに、ナイトではなくウォーリアなのだから、当の人たちが見たら首を傾げてしまうだろう。
これは応用に過ぎない。
この両手同じ構成をするにあたってできないこともある。
例えば両手で一本を持つ武器は、この持ち方がそもそもの重量的に無理だからだ。
両手持ち武器はその名の通り両手で持つ大きさをしていて、その大きさはほとんどが人の体より大きい物になっている。ただ例外もあり、屈めば全身を隠せるほどの大盾を装備可能なウォーリアとナイトだけは、両手に装備して戦闘可能である。
当然、両手とも盾にしてしまえば攻撃を行うことが出来ない。盾で押し退けたり、形状によっては攻撃可能ではあるが、実用的ではない。
ではなぜ練習しているかというと、ヘイト管理スキルにある。特殊条件下でのみスキルが使用できるのだけど、簡単に言ってしまえば装備分のスキルが使用可能になる。
つまり、盾が一枚の時より二倍の敵をヘイト管理できるということだ。
「ふっ、せっ、はっ!」
正直、あれは尋常じゃない。
一切の回避を試みず、受け止めるか受け流している。
あの気迫と精神力が、【戦鬼】と呼ばれる所以なのだ。
「はぁ……」
あんなものを見せられて、ため息一つも吐きたくなる。が、そんな悠長なこともしていられない。
モンスターのカナギリ声が聞こえてくる。
兄貴の方に行かなかったモンスターがこちらに向かってくる――計七体。
今回の目的は討伐戦にあらず。防戦一方の耐久戦。
全身の感覚を研ぎ澄ませて、一切の油断を捨てて挑む――。
実戦では後衛だから安全だ、なんてことは絶対にない。ダンジョンはそこまで甘くはない。
モンスターが単体で出現しているほうが少ない。だから、授業だとしても、演習だとしても、やるからには全力で挑み、全身全霊で挑む――。
「――さあ、来いっ!」
◇◇◇◇◇
――――時間が過ぎるのはあっという間だった。
設定した時間を迎えてモンスターたちは消た。終了と同時に僕たちは床に崩れ落ちて、荒れに荒れた呼吸を整える。
背を冷たい床に着けて心地良い冷たさを体感していると、兄貴は唐突に跳び起きた。
「あっ、やばいぞやばいぞ、課題やらないといけないんだった!」
「そ、そうだったんだ。じゃあ今日はここまでだね」
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