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3.成長
134.噂
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割れ目から溢れ出る蜜を、指先でかき回される。
口の中には彼女の唾液が流し込まれ、彼女の舌が暴れ回るように動く。
上からも下からもクチュクチュと音が鳴り始めて、羞恥心に押しつぶされそうになる。
…お願い、誰も気づかないで。
湿った指で、1番敏感なところに触れられる。
「んんっ!」
鼻で目一杯呼吸をするから、息が荒くなる。
その息さえも、音が大きく聞こえて、誰かに聞こえてしまうのではないかと、不安になる。
微かに触れる程度なのに、蕾に円を描く指先からの刺激が強く感じられる。
全身が、震えているのか、痙攣を起こしているのか、そのちょうど中間くらいの感覚でプルプルしている。
本当に強い刺激が与えられたら、今にも倒れてしまいそうな、そんな感覚。
子宮がキュゥキュゥ締めつけられる。
体は、ところ構わず“早くちょうだい”と訴える。
でも、体の期待に反して、刺激は子宮に直接与えられた。
「んぁっ」
勢い良く私のなかに挿れられ、足の力が抜けそうになる。
片手で脇を支えられ、なんとか立っているような状態。
「…っぁ」
顔が上向いて、口を大きく開けたことで、唾液がなんの抵抗も受けることなく、喉をおりていく。
今度は咽ることなく、飲み込まれた。
なかで、指が動く。
「…ぁぁぁっ」
奥歯を噛み締めて、目をギュッと閉じる。
同時に蕾にも触れられ、全身に快楽が訪れる。
「あっ、あぁっ」
…もうだめ。
と、思ったのに、パタリと全ての動きが止まる。
彼女を見ると、薄っすら笑みを浮かべながらも、私をジッと見ていた。
「思い出した?」
…こんな状態で…思い出せるわけ…ない、じゃん。
私が黙っているからか、スーッと笑みが引いていく。
彼女は「ハァ」とため息をついて、指を動かす。
“待ってました”と言わんばかりに体は反応して、またすぐに果てようとする。
でも、果てようとする直前に、彼女の動きは止まる。
意地悪。
…わかんないよ。全然思い出せないよ。
思い出すまでこれが続くの?
…無理だよ。
「ヒント…ちょうだい?」
震える声で言う。
彼女は大きくため息をついて、不機嫌そうにする。
「お願い」
見つめると、彼女は目をそらして、少しニヤけた。
永那ちゃんは肩で口元を拭く。
「日曜日」
そう言って、唇が塞がる。
…日曜日?
私が、おばあちゃんの家に行っていた日?
何か約束してたっけ?
思い出せない。
「んんぅっ」
私のなかの物が動き出す。
蕾には刺激が与えられず、ただクチュクチュとなかがかき回される。
それでも、何度も何度も気持ちいいところを撫でられて、私は果てそうになる。
途端に動きがゆっくりになったから「んーん、んーん」と訴える。
彼女の唇が離れて「なに?」と聞かれた。
「…やめないで」
やっと口呼吸できるようになって、何度も空気を肺に送り込みながら言う。
永那ちゃんがゴクリと唾を飲んで、目を大きく開いた。
鼻の穴が大きくなって、耳が赤くなる。
今日一の笑顔で「いいよ」と囁いた。
ゆっくりになった指は活動を再開し、私の気持ちいいところを撫で続ける。
ドッドッドッと心臓が全身に血を送り込む。
「んぁっ、ぁぁっ」
唇は塞がれず、ただ永那ちゃんは私の様子を眺めている。
私は声を出さないように、自分の腕に噛みついた。
「気持ちいいの?」
そう言われて、恥ずかしいのに、止めてほしくなくて、頷く。
「真面目な空井さんが、外でこんなことやってるってみんなが知ったら、どうなるんだろうね?」
…なんで、そういうこと言うの。
「んんんっ!んぅっ!」
一定の間隔で与えられる刺激に耐えられなくなって、脱力する。
ピクピクと体が痙攣して、倒れ込みそうになるのを、片手と体で支えられる。
口から腕を離し「ハァ、ハァ」と何度も深く呼吸する。
「で、わかった?」
…ああ、そうだった。
えっと…日曜日…。なんだっけ…?
まだ私のなかにいる指が、ゆっくり動き出す。
「んぅっ…」
蕾に触れられ、「ハァッ」と息が漏れ出る。
私は慌てて腕で口を塞ぐ。
「今度は、思い出すまでイかせてあげない」
ああ…もう…。
日曜日…日曜日…えっと、あの日は…。
訪れる快楽に抗えない。
蕾を強く押される。
全身に力が入って、つま先立ちになる。
目をギュッと瞑って、猫背になる。
すぐに優しく撫でられて、普通に立てるようになるけど、足が攣る感覚が消えない。
腕を外して、口で何度も呼吸する。
膀胱が押される。
「んぁっ」
慌てて口を腕に戻す。
私が1番反応するところを探るように指が動いて、体がビクッと上がるところを重点的に撫でられた。
「穂はここがいいんだねえ」
その動きがあまりに優しくて“もっと、早く”と体が疼く。
「穂、腰動いてるよ?気づいてる?」
私は顔をそらす。
…知らない。知らない。そんなの、知らない。
「ねえ、早く思い出さないと、このまま私の指ふやけちゃうよ」
うるさい。
えーっと…日曜日は、何日だっけ?
たまにピクッと体が反応するけど、なんとか思考することはできる。
呼吸に集中して、一点を見つめる。
「あ」
自然と腕が口からこぼれ落ちた。
口の中には彼女の唾液が流し込まれ、彼女の舌が暴れ回るように動く。
上からも下からもクチュクチュと音が鳴り始めて、羞恥心に押しつぶされそうになる。
…お願い、誰も気づかないで。
湿った指で、1番敏感なところに触れられる。
「んんっ!」
鼻で目一杯呼吸をするから、息が荒くなる。
その息さえも、音が大きく聞こえて、誰かに聞こえてしまうのではないかと、不安になる。
微かに触れる程度なのに、蕾に円を描く指先からの刺激が強く感じられる。
全身が、震えているのか、痙攣を起こしているのか、そのちょうど中間くらいの感覚でプルプルしている。
本当に強い刺激が与えられたら、今にも倒れてしまいそうな、そんな感覚。
子宮がキュゥキュゥ締めつけられる。
体は、ところ構わず“早くちょうだい”と訴える。
でも、体の期待に反して、刺激は子宮に直接与えられた。
「んぁっ」
勢い良く私のなかに挿れられ、足の力が抜けそうになる。
片手で脇を支えられ、なんとか立っているような状態。
「…っぁ」
顔が上向いて、口を大きく開けたことで、唾液がなんの抵抗も受けることなく、喉をおりていく。
今度は咽ることなく、飲み込まれた。
なかで、指が動く。
「…ぁぁぁっ」
奥歯を噛み締めて、目をギュッと閉じる。
同時に蕾にも触れられ、全身に快楽が訪れる。
「あっ、あぁっ」
…もうだめ。
と、思ったのに、パタリと全ての動きが止まる。
彼女を見ると、薄っすら笑みを浮かべながらも、私をジッと見ていた。
「思い出した?」
…こんな状態で…思い出せるわけ…ない、じゃん。
私が黙っているからか、スーッと笑みが引いていく。
彼女は「ハァ」とため息をついて、指を動かす。
“待ってました”と言わんばかりに体は反応して、またすぐに果てようとする。
でも、果てようとする直前に、彼女の動きは止まる。
意地悪。
…わかんないよ。全然思い出せないよ。
思い出すまでこれが続くの?
…無理だよ。
「ヒント…ちょうだい?」
震える声で言う。
彼女は大きくため息をついて、不機嫌そうにする。
「お願い」
見つめると、彼女は目をそらして、少しニヤけた。
永那ちゃんは肩で口元を拭く。
「日曜日」
そう言って、唇が塞がる。
…日曜日?
私が、おばあちゃんの家に行っていた日?
何か約束してたっけ?
思い出せない。
「んんぅっ」
私のなかの物が動き出す。
蕾には刺激が与えられず、ただクチュクチュとなかがかき回される。
それでも、何度も何度も気持ちいいところを撫でられて、私は果てそうになる。
途端に動きがゆっくりになったから「んーん、んーん」と訴える。
彼女の唇が離れて「なに?」と聞かれた。
「…やめないで」
やっと口呼吸できるようになって、何度も空気を肺に送り込みながら言う。
永那ちゃんがゴクリと唾を飲んで、目を大きく開いた。
鼻の穴が大きくなって、耳が赤くなる。
今日一の笑顔で「いいよ」と囁いた。
ゆっくりになった指は活動を再開し、私の気持ちいいところを撫で続ける。
ドッドッドッと心臓が全身に血を送り込む。
「んぁっ、ぁぁっ」
唇は塞がれず、ただ永那ちゃんは私の様子を眺めている。
私は声を出さないように、自分の腕に噛みついた。
「気持ちいいの?」
そう言われて、恥ずかしいのに、止めてほしくなくて、頷く。
「真面目な空井さんが、外でこんなことやってるってみんなが知ったら、どうなるんだろうね?」
…なんで、そういうこと言うの。
「んんんっ!んぅっ!」
一定の間隔で与えられる刺激に耐えられなくなって、脱力する。
ピクピクと体が痙攣して、倒れ込みそうになるのを、片手と体で支えられる。
口から腕を離し「ハァ、ハァ」と何度も深く呼吸する。
「で、わかった?」
…ああ、そうだった。
えっと…日曜日…。なんだっけ…?
まだ私のなかにいる指が、ゆっくり動き出す。
「んぅっ…」
蕾に触れられ、「ハァッ」と息が漏れ出る。
私は慌てて腕で口を塞ぐ。
「今度は、思い出すまでイかせてあげない」
ああ…もう…。
日曜日…日曜日…えっと、あの日は…。
訪れる快楽に抗えない。
蕾を強く押される。
全身に力が入って、つま先立ちになる。
目をギュッと瞑って、猫背になる。
すぐに優しく撫でられて、普通に立てるようになるけど、足が攣る感覚が消えない。
腕を外して、口で何度も呼吸する。
膀胱が押される。
「んぁっ」
慌てて口を腕に戻す。
私が1番反応するところを探るように指が動いて、体がビクッと上がるところを重点的に撫でられた。
「穂はここがいいんだねえ」
その動きがあまりに優しくて“もっと、早く”と体が疼く。
「穂、腰動いてるよ?気づいてる?」
私は顔をそらす。
…知らない。知らない。そんなの、知らない。
「ねえ、早く思い出さないと、このまま私の指ふやけちゃうよ」
うるさい。
えーっと…日曜日は、何日だっけ?
たまにピクッと体が反応するけど、なんとか思考することはできる。
呼吸に集中して、一点を見つめる。
「あ」
自然と腕が口からこぼれ落ちた。
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