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第十八章 闇に染まった英雄
18-後日談
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カチュア達が急遽、ロランス聖国に向かうことになった。何でも、コルネリアが攻めて来たんだ。
俺はへルディア代表で軍議に参加するため、アニー、ギルティ共にセシル王国に残ることになった。
セシル城内で滞在している中、アニーと二人っきりになったから、あのことを聞いて置こう。
「なあ、アニー。今、聞きたいことがあるんだが、いいか?」
「ん? まあ、いいけど、何だ?」
ニコニコしているが、警戒している雰囲気を出している。恐らく、私がアニーに対して質問する内容に勘づいていると思うよ、これ。
「コルネリアが攻めに来た時、カチュアとスイレンがドラゴン三体と戦ったと聞いている」
「さすがは、カチュアだよね。襲い掛かる、飛翔する無数の鱗から、スイレンを守りながら、ドラゴン三体を倒すなんて」
白々しい。
「そのドラゴン、コルネリアの元貴族だった見たいね」
「まったく、酷い話だよね。あのドラゴンは、意図的に魔物化された見たいだね」
「……単刀直入に言うけど、あのドラゴン三体は、お前の家族だよな? 父親に、腹違いの兄と弟の」
「……」
沈黙しているな。さて、この後、誤魔化す。
「……そうだよ」
あれ? 今回、折れるの早いね。アニーらしくないな。
「オレ達は、クソオヤジ達が魔物化してしまった現場を目撃していたんだ」
「……いくら、父親として、最低な人だったかもしれないが、家族がなくなって悲しいか?」
「ん~、どうだろう? いくら、血縁でも、たくさんの女性の人生を奪って来たんだ。軽蔑はするよ。……かといって、死ねばいいとは思っていないが」
「お前が密偵業をするようになったには、お前の母親が駆け落ちした、真相をしるためだろ?」
「オレ自身の目で、真実を知りたかったんだ。調べて見たら、クソオヤジだったよ。しかも、母親違いの兄と弟もいたのもビックリだよ。生まれた子に罪はないと思っていたんだけど、その二人はクソ親父にて、女性癖の悪い人達だったよ。とても家族としては見れなかったな」
「アニー……」
「もう、この話はいいだろ?」
「あ! ごめん!」
アニーは、その場へ去って行った。
相変わらず、掴みどころのない奴だな。
俺はへルディア代表で軍議に参加するため、アニー、ギルティ共にセシル王国に残ることになった。
セシル城内で滞在している中、アニーと二人っきりになったから、あのことを聞いて置こう。
「なあ、アニー。今、聞きたいことがあるんだが、いいか?」
「ん? まあ、いいけど、何だ?」
ニコニコしているが、警戒している雰囲気を出している。恐らく、私がアニーに対して質問する内容に勘づいていると思うよ、これ。
「コルネリアが攻めに来た時、カチュアとスイレンがドラゴン三体と戦ったと聞いている」
「さすがは、カチュアだよね。襲い掛かる、飛翔する無数の鱗から、スイレンを守りながら、ドラゴン三体を倒すなんて」
白々しい。
「そのドラゴン、コルネリアの元貴族だった見たいね」
「まったく、酷い話だよね。あのドラゴンは、意図的に魔物化された見たいだね」
「……単刀直入に言うけど、あのドラゴン三体は、お前の家族だよな? 父親に、腹違いの兄と弟の」
「……」
沈黙しているな。さて、この後、誤魔化す。
「……そうだよ」
あれ? 今回、折れるの早いね。アニーらしくないな。
「オレ達は、クソオヤジ達が魔物化してしまった現場を目撃していたんだ」
「……いくら、父親として、最低な人だったかもしれないが、家族がなくなって悲しいか?」
「ん~、どうだろう? いくら、血縁でも、たくさんの女性の人生を奪って来たんだ。軽蔑はするよ。……かといって、死ねばいいとは思っていないが」
「お前が密偵業をするようになったには、お前の母親が駆け落ちした、真相をしるためだろ?」
「オレ自身の目で、真実を知りたかったんだ。調べて見たら、クソオヤジだったよ。しかも、母親違いの兄と弟もいたのもビックリだよ。生まれた子に罪はないと思っていたんだけど、その二人はクソ親父にて、女性癖の悪い人達だったよ。とても家族としては見れなかったな」
「アニー……」
「もう、この話はいいだろ?」
「あ! ごめん!」
アニーは、その場へ去って行った。
相変わらず、掴みどころのない奴だな。
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