蒼炎のカチュア

黒桐 涼風

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第十七章 忌まわしき過去

おまけ『遊ぶ! そうえんのカチュアちゃん』  ~異界の戦士との対決企画(この後、白紙になります)〜

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モニカ
「と言うわけで、『遊ぶ! そうえんのカチュアちゃん』初めて行きましょう!」

ニニカ
「あれ? 今回は、おまけコーナーを入れる予定ではなかったはずでは?」

モニカ
「私達最近、本編で出番ないから、黒桐涼風さんに直談判して、無理やり入れてもらいました」

ニニカ
「出番が欲しいあまりに、無理愛理ねじ込ませたよ、この人」

モニカ
「ちなみに、次回作も考えていたみたいだから、私達が、次回作にも出れるようにと、お願いもしているのよ」

ニニカ
「それ、私達使い回しされているのでは? ……って、また、『RPGゲームのステータス画面風・キャラクター紹介』をやるの?」

モニカ
「今度は思考を変えるのよ」

ニニカ
「へ~。どんな?」

モニカ
「カチュアちゃんって強いでしょ?」

ニニカ
「まあ、そうだね。でも、それが、どうしたの?」

モニカ
「ズバリ! カチュアちゃんに、異界の強者と戦わせようという企画です」

ニニカ
「……何言っているの? この人?」

モニカ
「というわけで、まず異界の戦士を呼び出さないと」

ニニカ
「だから、いくら、おまけ、コーナーでも世界観を破る行為はするなよ!」

 ※注意※ 本編のモニカとニニカには、別世界がある概念は持っていません。 

モニカ
「だって、気になるでしょ? カチュアちゃんが、どれくらい強いのか?」

ニニカ
「それは、気になるよ」

モニカ
「でしょ!」

ニニカ
「でも、この世界に呼んだ、戦士達は元居た世界の能力とか使えるの? 別世界とカチュア達の世界では原理とか違うわけだし」

モニカ
「まあ、何とかなるでしょ!」

ニニカ
「適当過ぎるよ!」

モニカ
「あ! 思い出した!」

ニニカ
「どうしたの?」

モニカ
「仮に、カチュアちゃんの達の世界に転移しても、転移した戦士達に能力とか持っていたら、魔物化する恐れがあるのよ」

 『第十三章 三姉妹~13ー13 ナギサイド~』にも、解説されていますが、ここでも、解説します。

 カチュア達の世界では、力に心を宿してしまう、実質寄生虫と化してします。その寄生虫が、持ち主に力を使わせるために、心に呼びかけて、器をしていくのです。

ニニカ
「穴だらけじゃない!!」



 と言うわけで、この企画は白紙になりました。

ニニカ
「絶対に、直談判してでもする内容じゃなかったでしょ?」
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