猫舌ということ。

結愛

文字の大きさ
上 下
82 / 183
動き

第82話

しおりを挟む
恐らく折り畳み傘であろう傘や恐らく折り畳み傘ではない傘。
ビニール傘など、種類も色も様々な傘を差すブレザーを着た僕の後輩たちの中
なんの変哲もない黒の折り畳み傘を差した私服の僕が歩く。
少し肩身が狭いなと感じたが向かいから私服のお姉さんや
スーツ姿の男の人などが歩いてきていて、少し肩身の狭さは軽減された。駅につき改札を通る。
改札を通る人も僕の後輩が多い。もちろん徒歩で帰る子も多かったが電車で帰る子も多かった。
僕も高校生の頃、自転車通学や徒歩通学だったのに、電車通学がカッコよく見えて
わざわざ百いくらをかけて1駅乗って通学したり、帰ったりしたのを思い出す。
ホームで電車を待つ人もブレザーの学生が多かったが
さすがに私服の方やスーツの方も6対4ほどの割合でいた。
電車を待ち、電車がホームに入ってくる。電車に乗り、1駅隣の僕の家の最寄り駅で降りた。
改札を通り外に出ると雨足がほんの少し強くなっている気がした。傘を差し帰路につく。
玄関の扉の前のタイル部分で傘を畳み、思い切り傘を回し水滴を飛ばす。
玄関前のタイルの継ぎ目に振り飛ばされた雨水が伝っていく。玄関の扉を開け玄関に入る。
まだ湿っている折り畳み傘を壁に立てかける。
まだ残っていた水滴が垂れ、玄関のタイルが濡れる。
靴を脱ぎ、シューズクローゼットに入れようとシューズクローゼットの取手に手をかけたが
びちょびちょではないがほんのり濡れているため
玄関に出して乾かそうと向きだけを整えて玄関に置いたまま洗面所に向かう。
まずほんのり濡れたバッグをタオルで拭く。
カーゴパンツからスマホ、ガムを取り出し、バッグに入れる。
その場で着ているTシャツ、カーゴパンツ、靴下を脱ぎ洗濯カゴに入れる。
手を洗いうがいをする。
下着のパンツ1枚でバッグを持った状態という、かなり変態的な格好で部屋に戻る。
部屋に戻り、アクセサリーケースが置いてある机にバッグを置く。
バッグからスマホを取り出し、充電する前にホームボタンを押す。
妃馬さんと妹からのLIMEの通知があった。まず妹のLIMEから確認する。
ただただ可愛い女の子のイラストが
「ありがとう!」と言っているスタンプだけが送られていた。
僕もフクロウが胸に拳を当て「任せなさい!」と言っているスタンプだけを送った。
兄妹らしい愛はあるが照れが故に淡白なやり取りだ。
トークの一覧に戻り、妃馬さんとのトーク画面に入る。

「完璧超人ってwそこまでは思ってないですけど
人にカッコ悪いところとか失敗を見せない人って思ってました」

そのメッセージの後に猫が「意外です」と驚いているスタンプが送られていた。
一度スマホをベッドに置き、部屋着に着替える。
パーカーを着たがそろそろTシャツだけでも過ごせるかな。と一度パーカーを見る。
そしてベッドに座り、妃馬さんへ返信する。

「まぁ極力見せたくはないですけどね?カッコ悪いとこはカッコ悪いのでw」

その後にフクロウが胸の前で翼をクロスさせ、バツマークを作っているスタンプを送った。
スマホを充電ケーブルに差し枕に頭を置き、布団をかけずに寝転がる。
目がしょぼしょぼしてくる。眉間に力を入れなぜか眠気に逆らってみる。
しかし相手の魔力は強大で、目のしょぼしょぼ度はどんどん強くなっていく。
やがて眉間に力を入れても
ただ目を瞑った状態で眉間に皺が寄っているという意味のない抗いとなった。
僕は睡魔いう悪魔に身も心も任せ、抗うことを諦めた。

広々とした広場。地面を見る。足元には芝生が広がっている。
ボスンッ。頭に衝撃が走ったと思ったら、ザザッドンッっと芝生の上に野球ボールが転がった。
「すいません!大丈夫でした?」
顔を上げる。駆け寄ってくる妃馬さんの姿があった。
「あ、全然全然!よそ見したの僕のほうなんで」
そう言いながら野球ボールを拾う。気づいていなかったが左手にはグローブをしていた。
グローブの中に数回野球ボールを当てながら、妃馬さんが下がっていくのを眺める。
「じゃ、いきますよー!」
ある程度距離が離れたところで声をかける。
「はーい!」
踵を浮かし背伸びをしながら右手を挙げる妃馬さんに
グローブの中から野球ボールを右手に取り、僕も右手を挙げ野球ボールを掲げ
「いきまーす!」
と言ってから野球ボールを投げた。
野球ボールは綺麗な放物線を描いて、妃馬さんの左手のグローブの中へ綺麗に収まった。
「ナイスキャッチ!」
そう言うと妃馬さんは満面の笑みになる。今度は妃馬さんが僕に野球ボールを投げる。
妃馬さんが投げた野球ボールも綺麗な放物線を描いて僕の元に飛んでくる。
少し前に出て左手を野球ボールの軌道に合わせて動かしキャッチする。
「ナイスキャッチ!」
妃馬さんが笑顔で右手の親指を立てて、右腕をこちらに伸ばしていた。
その様子を見て、幸せな光景だな。と思っていると
「Hey!!」
と声をかけられる。声の方を向くと
そこには野球のユニフォームを着た外国人の方が立っていた。
肌は黒光りしていて、ユニフォームを着ていてもわかるほど肩の筋肉は盛り上がり
ガッチリとしたガタイをしていた。
それに気づけばいつの間にか僕は野球のマウンドに立っていた。
周りを見回しても観客席があり、ドームとは違って空が見えていた。
そんな周りに気を取られているとザザッっという音が聞こえ
その音の方を見るとその外国人の方が思い切り振りかぶり、投球フォームをとっていた。
どういう状況なのか。そしてどうしたらいいのか。
そう考えているときにも投球フォームは進んでいって
ついに外国人の方の手から野球ボールが放たれた。
野球ボールは左右にカーブしながらも
上下に上がったり落ちたりして、もの凄いスピードで迫ってきた。
このままだと顔面に野球ボールがめり込む。

というところで目が覚めた。ほとんどの人が経験したであろう
高いところから落ちてビクッっとして起きるあの感覚と似ていた。
顔面に野球ボールが飛んできたというのに現実の今の僕は目を見開いていた。
心臓はバクバクいっている。
寝起きということもあり、まだ脳が働き切れておらず、しばらくボーっとする。
そこで夢の内容を思い出す。

あぁ、妃馬さんとキャッチボールしてたな。

妃馬さんを夢でも登場させる自分の脳が恥ずかしかった。
妃馬さんとキャッチボールする夢の前にも様々な夢を見た気したが覚えていなかった。
充電ケーブルに挿さったままのスマホのホームボタンを押す。時刻は18:37分。
そして時刻の下に妃馬さんからのLIMEの通知があった。なぜか少し照れた。
妃馬さんの名前を見てまた夢を思い出し
ひさしぶりに夢占いでも見てみるか。と思ったとき、ガチャッっと部屋の扉が開く。
制服姿の妹が立っていた。
「もうご飯だってよ」
「あ、うん。行くわ。今帰ってきたん?」
「そうそう。あ、そうだ。傘助かったわ。帰るときめっちゃ雨強くなってた」
「おぉ、優しいお兄様炸裂だな」
「炸裂ってなに」
妹が笑う。僕はスマホを充電ケーブルから抜いて、スマホを持って立ち上がる。
スマホをポケットに入れ妹に近づく。
「はいはい。はやく着替えまちょうねぇ~」
妹の肩を持ち妹の体を反転させ部屋から出す。
子どものころやった電車ごっこのように妹の肩を持ったまま僕も部屋を出る。
出る直前に左手を妹の肩から離し、部屋の電気を消し、扉を閉める。
「赤ちゃん言葉キモい」
「どこまでいこうが夢香はオレの妹だからな」
そう言って頭をポンポンとする。
「だからって赤ちゃん言葉使う意味わからん」
たしかに。返す言葉が見つからず、妹が部屋の扉を開くと
「じゃ、リビングで待ってるからな」
「あいあい」
僕が廊下を歩き出すと背後で扉が閉まる音が聞こえる。階段を下り、リビングの扉を開く。
するとフライパンでなにかを炒める音とお肉の良い匂いが漂ってきた。
「いつの間に帰ってたのねー」
料理中の母が声をかけてくる。
「あぁ、うん。だいぶ早くに帰ってきて寝てた」
「何時くらいに帰ってきたの?」
ソファーび腰を下ろす。
「5時前とか?」
「あぁ~寝てたかも」
「鍵閉めないと危ないよ」
「気をつけます」
僕はローテーブルに置いてあるリモコンを手に取り
赤く丸い電源ボタンを押しテレビを点ける。
ニュース番組が流れ、リモコンで番組表を開くが、この時間はニュース番組ばかりで
とりあえずそのまま垂れ流してスマホをいじることに決めた。スマホのホームボタンを押す。
妃馬さんからのLIMEの通知を見て、そういえばLIME来てたな。と思い出し
通知をタップし、妃馬さんとのトーク画面に飛ぶ。

「まぁたしかに?私も可愛くないところは見られたくないですからね。
それと同じってことですよね?」

そのメッセージの後に猫が頭上に「?」を浮かべているスタンプが送られていた。
「妃馬さんの可愛くないとこ?」
そう呟き、考える。「ない」と考えている自分が気持ち悪かった。ただやはり思いつかない。
心に住む住民も「キモいぞー!」などと書かれたプラカードを掲げながら
ブーイングしているもののその顔は「ん?でもたしかに…」といった表情をしていた。
妃馬さんに返信をする。

「まぁ同じですけど。妃馬さん可愛くないとこなんてあるんですか?(๑°ㅁ°๑)」

送信ボタンを押そうとして少し躊躇う。目を瞑って送信ボタンを押す。
右目だけを開ける。送信されていた。すぐにスタンプを選び
フクロウが驚いた顔で左翼を口元に添え
「マジっすか!?」という文字を頭上に出しているスタンプを送った。
トーク一覧に戻り、スマホの電源を切ってローテーブルの上に置く。カコトン。
両手で髪を撫で上げ、オールバックの状態で頭を抱えるようにして頭の上で指を組む。
目の前で流れているニュースも
目から入って後頭部から抜けるほど内容が頭に入ってこなかった。
落ち着かず、今置いたばかりのスマホを手に取って
今一度自分の送ったメッセージを見る。

「まぁ同じですけど。妃馬さん可愛くないとこなんてあるんですか?(๑°ㅁ°๑)」

2回見ようが3回読もうが当たり前だが内容は変わることはない。

「妃馬さん可愛くないとこなんてあるんですか?」

これは暗に「ずっと可愛い」と言っているようなものだと今更になって思い
左手で髪を撫で上げる。
しかもよく見るとメッセージを送った時間の上に既読の文字がついていた。
すぐにトーク一覧に戻り、ローテーブルにスマホを置く。
もう取り返しがつかなくなった。
「あ、そういえば今日お父さん遅いってー」
背後から母の声が聞こえてくる。
「あ、そうなんだー」
返事はしたものの内容は理解しておらず、今一度母の言葉を思い出し納得する。
やはり落ち着かずトイレに向かう。トイレの扉を開け、鍵を閉める。
フタを開き、パンツと下着のパンツを同時に下ろし、便座に座る。
なぜかトイレでは考えがぼわぁ~っとする。
用を足し、トイレットペーパーを巻こうとすると10cmほどで切れる。
一瞬イラリとするが、すぐその「イラリ」を振り払い
これが僕が家族にできる唯一の貢献だと思い、喜んでトイレットペーパーを替える。
トイレ特有の水の流れる音を聞きながら鍵を開けてトイレを出る。
「うわぁ!」
ちょうど妹がトイレの前に来た瞬間、僕が扉を開け妹が驚いていた。
「あ、ごめんごめん」
部屋着に着替えた妹がリビングに入る。妹の背中を追うようにして僕もリビングに入る。
妹は右に折れてキッチンに入っていった。僕はそのまま直進しソファーに腰を下ろす。
真っ先にスマホを手に取り、ホームボタンを押す。通知はなし。
あぁ、キモいと思われた。終わった。そう思うが
後悔先に立たず。もう遅い。今思えば

(๑°ㅁ°๑)

顔文字もキモかったか。そんな後悔の念が頭に積もり
頭が重くなったようにソファーの背もたれに首を預け脱力する。視線は天井。
真っ白で染み1つない天井。視界の中にひょこっと妹の顔が入ってくる。
「どしたの」
髪が重力によって垂れ下がった妹が僕に声をかける。
妹が回り込んで僕の右側に腰を下ろした。ソファーの右側が沈む感覚がある。
「あー。別に。なんも」
喉が伸びているせいでいつもの声より張りがなく低い声で応える。
「フラれたー?」
バッっと顔を起こし、妹のほうに顔を向ける。
妹は恐らく牛乳であろう白い液体の入ったグラスを片手に
テレビのリモコンで番組表を開いて番組表を見つめていた。
僕の視線に気づいたのか、顔をこちらに向けたと思ったら
なんとも言えない表情がニヤリと、まるでイタズラできるおもしろそうな人間を
上空から見つけた悪魔のような表情に変え、僕のほうに少し体をにじり寄せ
「え!?なになに!?図星!?」
目を輝かせ聞いてくる。こいつ人の不幸をなんだと思ってんだ?そう思いながらも
「ちげぇ…わ!」
自分でも歯切れが悪いなと思った。
「妃馬さん?」
「だからフラれてねぇって」
「じゃあなに?告って後悔中とか?」
惜しい。いや、惜しくもないが当たらずとも遠からずというやつだ。
「はいざんねーん。違いまーす」
妹の不正解のお陰で少しいつものテンションに戻った気がした。
「え、じゃあ…なんだ?」
そうテレビのリモコンを額に当て考える妹に
「なんもないって」
そう言うと
「いやなんかあったはず。いつものお兄ちゃんと違うもん」
そう言いながら引き続き悩む妹の
横顔を眺めているとなんだか無性に可愛く思えて
「なんもないって。ありがとな!」
妹の頭を撫でて髪をグシャクシャにする。
「な、なに!?」
「心配してくれたんだろ?」
「んー。違うー。おもしろかっただけー」
「はいはい。ツンデレ夢香ちゃん」
「あぁ~うるさ」
妹はほんの少し照れたようなむくれた表情をしながら
グラスに入った牛乳であろう白い液体を飲み干し
スッっとソファーから立ち上がり、そそくさとキッチンへ向かった。
スマホが光る。早押しクイズかの如く瞬時にスマホを取る。
妃馬さんからのLIMEの通知。通知を確認し、天井を見て少し悩む。
文面を確認しようとスマホに視線を戻すとすでに画面消えていた。
画面をタップし、画面をつけ、意を決して妃馬さんのLIMEを通知の画面で読む。

「え、そりゃありますよw内緒ですが(* ̄∀ ̄)ゞエヘヘ」

そのメッセージの後に猫が
人差し指を立て口に当て「しー」と言っているスタンプが送られていた。少しほっっとした。
だがネガティブ思考が訪れる。返信に時間がかかっていたし
僕の送ったメッセージに一旦引いてから、僕に気を遣わせないようなメッセージを考えて
送ってくれたのかもしれない。そんなことを思ってしまう。
返信をしようと妃馬さんからの通知をタップし、妃馬さんとのトーク画面へ飛ぶ。
「え、まさかの脈アリ?」
右耳元で妹の声がする。バッっと振り返ると
妹が牛乳であろう白い液体の入ったグラスを右手に僕のスマホを覗き込んでいた。
咄嗟にスマホを体の左側に寄せ画面を隠す。
「いや、女子か」
そう言いながら回り込んでソファーに腰を下ろす妹。
「な、ま、脈アリってなに」
あからさまに辿々しくなる。
「ふっ。焦りすぎでしょ」
鼻で笑われた。一瞬イラリとしたが妹の言葉の続きを待つ。
「まぁこれはふつーの女子の考えだけど
ふつーの女子ならあんなキモいこと言われたら、その最初の1文だけで返信するよ」
「最初の1文?」
妹の見解が気になりすぎて「あんなキモいこと」という
どえらい暴言部分をスルーしていた。
「ちょ、もっかい見せて」
渋々妹にスマホの画面を見せる。
「あぁ、ここここ」
妹がスマホの画面を指指す。

「え、そりゃありますよw」

の部分だった。
「この1文だけ送って、あとは返信来ても時間空けて返信して
次はもっと時間開空けて返信してって感じで
どんどん時間空けて最終は未読スルー。これ基本」
恐ろしい。すごく恐ろしいことを聞いた。
真夏の特番でテレビで放送される心霊映像と似たゾッっとした感じを覚えた。
「若い女の子って怖いのね」
「だからまさか脈アリなのか?って思っただけ。まぁさっき話したのは基本だから。
例外もあるから浮かれないほうがいーよー」
妹に釘を刺されたが少し嬉しく、少し浮かれた。
さっきまでのネガティブ思考はどこへやら。口元が綻び。
ニヤけそうになるのを必死で隠した。
「つか、返信しないの?既読無視はサイテーだよ」
そう言われて既読していること、返信していないことに気がつく。
「既読無視するわけねぇだろ」
そう言いながら妃馬さんへの返事を打ち込む。

「えっ!?Σ(゚Д゚|||)
あの妃馬さんに可愛くないところなんてあるんですか!?Σ(゚Д゚|||)」

ニヤけそうになる口元を堪えながら送信ボタンを押す。
「ご飯できたよー」
「「はーい」」
返事が妹とハモリ、食器を出したり、料理を運んだりと母の手伝いをし、夜ご飯になった。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

隣の席の女の子がエッチだったのでおっぱい揉んでみたら発情されました

ねんごろ
恋愛
隣の女の子がエッチすぎて、思わず授業中に胸を揉んでしまったら…… という、とんでもないお話を書きました。 ぜひ読んでください。

[R18] 激しめエロつめあわせ♡

ねねこ
恋愛
短編のエロを色々と。 激しくて濃厚なの多め♡ 苦手な人はお気をつけくださいませ♡

♡ちょっとエッチなアンソロジー〜合体編〜♡

x頭金x
恋愛
♡ちょっとHなショートショートつめ合わせ♡

初めてなら、本気で喘がせてあげる

ヘロディア
恋愛
美しい彼女の初めてを奪うことになった主人公。 初めての体験に喘いでいく彼女をみて興奮が抑えられず…

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

隣の人妻としているいけないこと

ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。 そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。 しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。 彼女の夫がしかけたものと思われ…

壁の薄いアパートで、隣の部屋から喘ぎ声がする

サドラ
恋愛
最近付き合い始めた彼女とアパートにいる主人公。しかし、隣の部屋からの喘ぎ声が壁が薄いせいで聞こえてくる。そのせいで欲情が刺激された両者はー

彼氏の前でどんどんスカートがめくれていく

ヘロディア
恋愛
初めて彼氏をデートに誘った主人公。衣装もバッチリ、メイクもバッチリとしたところだったが、彼女を屈辱的な出来事が襲うー

処理中です...