勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ

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外伝  章努の話 

表示がおかしい

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「あら、申し訳ございません!カードの確認を忘れてしまいました。」

 え?もう遅いんじゃないか?さっき額に当ててって言うからやっちまったぞ?
「カード、元に戻せないのか?」
 ダメ元で聞いてみるが、案の定というか、
「申し訳ございません。一度取り込んだカードを取り出せたという事案は、残念ながら御座いません。死ねばその限りでは御座いませんが。」

 うわあ、マジかよ。まあちゃんと確認できればいいんだろうけれど、どうすれば?
「どうやってカードを確認するんだよ?」

 俺は訳が分からないからそう聞いてみる。
「人には少なからず魔力が備わっておりますので、その魔力で表示を確認できます。”ステータスオープン”と念じていただければ確認できますし、魔道具で表示も可能でございます。」

 ステータスオープン?
 そう思ったら、なんか頭に?表示が出る。

 <名前:章 努しょう つとむ>
 <種族:  人間>
 <年齢:  15>
 <性別: 男の子>
 <  LV:    0>
 <燭堯:游者Lv0>
 <恥寡裸        : F>
 <胎侶垢       :F>
 <恥力      : E>
 <精子NO力: D>
 <春貧      : E>
 <魅力       :  C>
 <運         : S>

 <保有スキル>

 <特殊(ユニーク)スキル及びギフト>
 ???・???・???

 <称号>
 遊者
 <所属>
 無し

 ・・・・おいなんだこりゃあ!色々おかしいぞ?どう読むんだこれ?
 注:本来ならこうなるはずでした。


 <名前:章 努しょう つとむ>

 <種族:  人間>
 <年齢:  15>
 <性別: 男の子>
 <  LV:    0>
 <職業:勇者Lv0>
 <力           :  F>
 <体力       :   F>
 <知力       :    E>
 <精神力    :   D>
 <俊敏       :    E>
 <魅力        :     C>
 <運         :     S>

 <保有スキル>
 無し
 <特殊(ユニーク)スキル及びギフト>
 ???・???・???
 <称号>
 勇者
 <所属>
 無し

 注:どういう訳か、正常な表示がなされておらず、色々おかしな事になっている。
 そしてこの表示が後々まで厄介ごとになるのであるが、今はまだそんな事態になるとは思っていない。

 俺が混乱していると、そばにいる女、案内人だっけか?が、
「どうされましたか?」
「どうしたもこうしたも、色々おかしすぎてどうしたらいいんだ?表示がめちゃくちゃだぞ?」
「え?少々お待ち下さい、こちらで確認いたします・・・・成程私共には読めませんから、こちらの言語に変換でしょうか?で・・・・え?何ですかこれ?ちょっと!貴方ゆうしゃじゃなかったの?」
「ええ?何々どうしたんだ?俺はさっき金髪の別嬪さんに勇者召喚とか言われ、ここに連れられたんだぞ?」
「ま、まさか!姫様が召喚を失敗なさる事などあり得ませんが、これは・・・・貴様、何をした!遊び人の分際で姫様に近づくとは、その罪万死に値する!今すぐ死ね!」

 俺は心底驚いた!
 温和そうな女が、いきなり恐ろしい形相になって、突然手にしていたナイフで俺に切りかかって来たからだ。
「うわあ!あぶねえって!すげえなこの鎧。なんともないぞ?」

 俺はそう言いつつ、距離を取り、一目散に逃げる。
 最初にいた部屋に行かないと。あ、スマホはきっちり回収した。ついでにこの石板とやらも収納したがいちいち確認できない。
「待て!逃げるな!」

 なんだなんだ?どうしてこうなった?俺は勇者じゃないのか?しかも招かれた、要請に応じたんだぞ、一応。なのに何で遊び人とか言われ、攻撃を受けてるんだ!

 気が付けば最初の部屋に居て、どうやらえらいさん、あれは此処のトップか?
「ど、どうされたゆうしゃ殿、もう着替えは済んだ・・・・ようじゃの。だが、何事じゃ?」

 するとあの狂った様に襲い始めた女が息を切らせてやってくる。

「皇帝陛下・・・・ハアハア・・・・この・・・・男は・・・・ハアハア・・・・勇者では御座いません!ハアハア・・・・」
「何?どういう事だ?娘の召喚でやってきたではないか!余も目の前で見ておったぞ?」
「どういう仕掛けか存じませぬが、この男・・・・ハアハア・・・・よりにもよって・・・・ハアハア・・・・”遊び人”でございます!」

 一瞬にしてこの場が凍り付く。
「なんだと!まさか!あり得ぬ!しかもよりにもよって遊び人だと!」

 俺は気が付けば周りを兵士で囲まれ、兵士?騎士か?により捕まってしまった。
「何の目的か知らぬが、今すぐ国外追放じゃ!誰か、この者を連れて行け!せめてもの情けじゃ!命までは取らぬ。いや、慣例に従えばどこかの村か。まあいい。任せた。」

「んな!無茶苦茶な!俺が何をしたっていうんだ!あの女を連れて来い!」
「黙れ下種が!」
 俺は頭を強く殴られ、意識を失った・・・・
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