えほんのおへや

高峰すず

文字の大きさ
上 下
41 / 154

あまのがわを のぼって

しおりを挟む


「ひゃっほうー!」

ながれぼしに のった ぺろが、めを きらきら させて おりてきました。

「ももちゃーん!うえのほうに もっと おほしさまが あるよー」
「ほんとー!?」

ももちゃんは、ぺろのほうへ ふねを こいで おおよろこび。

「ぺろ、おふねに のって! いっしょに あつめに いこう!」
「うん!」

たのしそうな ふたりを のせる おふねは まばゆい あまのがわを のぼっていきます。

「おりひめと ひこぼしに あえますよーに」

ふたりのねがいに こたえるように ほしたちが きらきらと またたいて いました。


しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

なつのおわり

高峰すず
絵本
夏の父との思い出を描く絵本とエッセイ。 『小さい頃、父の自転車の後ろに乗って、出かけるのが大好きだった』

ももちゃんとぺろの12かげつ

高峰すず
絵本
女の子のももちゃんとわんこのぺろは、姉妹のように仲良し。 二人の一年の様子を描いた季節を感じる絵本です。 「えほんのおへや」からお話を選んで、編集しました。 絵本大賞にエントリーさせて頂きました。

大人の絵本・おじさま

矢野 零時
絵本
大人の絵本ずきの人たちのために、少し残酷で悲しい話を書いてみました。 もちろん、子供である、あなたが読まれても、楽しんでいただけると思います。 話の内容ですか、それはお読みになってください。

まほうのマカロン

もちっぱち
絵本
ちいさなおんなのこは 貧しい家庭で暮らしていました。 ある日、おんなのこは森に迷い込み、 優しいおばあちゃんに出会います。 おばあちゃんは特別なポットから 美味しいものが出てくる呪文を教え、 おんなのこはわくわくしながら帰宅します。 おうちに戻り、ポットの呪文を唱えると、 驚くべき出来事が待っていました。 たくさん読んでいただきましたら 特別編あります🐜

あとでとけい

居酒屋ピ太郎
絵本
「あとでね」といろんなことをあとまわしにしてしまうシュンくんにおかあさんがあることをおもいつきました

熱帯魚の修理屋さん

七倉イルカ
絵本
雨が続き、大好きな公園に出かけられないミクちゃん。 ミクちゃんのために、熱帯魚たちが大活躍♪

がんばり過ぎて疲れちゃったあなたへ

高峰すず
絵本
「私は、いろは。修行中の精霊。 この子は、こん。きつねだよ。 私たちは、神様からあなたを守るように言われてるの」 狐と一緒に暮らす精霊の「いろは」とのんびりお話しませんか?

処理中です...