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第六幕 「童貞少年のハプニング」~羞恥と緊張~
しおりを挟むいよいよ舞台の上に揃った「女優」と「男優」・・・・。
「パライソス・ドゥ・エール」の地下劇場の熱気は最高潮に達する。
30代半ばの新人「踊り子」ロレーヌ嬢と、そのお相手にはして不釣り合いに若い男優の少年。
熟女と少年・・・実は、舞台での「本番ナマ板ショー」では、この意外な組み合わせは大人気なのだ。
人生で最も性欲が高まり、その感度も熟成の域に達するという30代の女性、毎日のように睾丸の中で大量の精液が製造され、その性欲を持て余す〇〇代の少年・・・・。
ピュウピュウと射精したばかりだというのに、あっという間にペ〇スを硬くしてしまう驚異的な勃起力と、トロトロと熱い蜜を垂れ流し、ペ〇スを求め続ける淫乱な膣穴は、これ以上はないというほど最高の組み合わせなのだ。
少年と熟女が立つ舞台は、腹の底から絞り出すようなメスの咆哮と、若さ溢れる荒々しいペ〇スの抽挿が最高の「見もの」となり、場内を熱い熱気に湧かせるのである・・・。
木製の台に薄汚れたビロードの敷物を敷いただけの粗末な簡易ベッドから上半身を起こした女王アレクシアは、自分のすぐ隣で所在無げに突っ立っている「男優」アラミスを引き寄せると、ゆっくりと上着を脱がせる。
それは、まるで母親が子供の着替えを手伝っているかのような光景だ。
アラミスは、緊張した面持ちでアレクシアのなすがままになっている。
上から見下ろす、女王の汗に光る大きな乳房・・・その頂点にツンと上を向いている淡いピンク色をした乳首がアラミスの視線を釘付けにする。
〇〇歳のアラミスが初めて間近に見る、成熟した女性の果実のような二つの膨らみ・・・。
アラミスが気が付くと、上着は舞台の脇に寄せられ、上半身は裸にされていた。
無数のランプの光が、熱い矢となって肌に突き刺さる。
「いいぞっ!そのまま下も脱がせてしまえっ!」
「・・・は、早く脱がせろっ!に~ちゃんも待ってるぞ~っ!」
・・・・く、くううっ・・・勝手な事をっ・・・・
アレクシアは、苦々しい表情を隠すこともなく、ボーッと突っ立っているアラミスの方を見る。
「・・・・いい、脱がすわよっ・・・・」
アレクシアが小声で囁くと、アラミスは困ったような、恥ずかしそうな声で答える。
「・・・あっ・・・ち、ちょっと・・・待ってっ・・・」
今夜の舞台に上がった時から、プライドをズタズタに引き裂かれ、気が立っている女王アレクシアは、腹立ちまぎれにアラミスのズボンを荒々しくずり下ろす。
「・・・・ああっ・・・僕っ・・・恥ずかしいっ・・・・」
狭い地下劇場に超満員の観客の視線が一斉に注がれたアラミスの股間は・・・。
「わはははっ!お~いっ、にいちゃんっ!・・・どうしたっ?元気ないぞおっ!」
「おいおいっ・・・俺が代わってやろうか?」
・・・・場内に響く笑いと歓声。
アラミスのペ〇スは、この異様な舞台がもたらす緊張ですっかり縮こまり、ポワポワと萌えている金色の若草の下で、小さく身をすくめていたのだ。
「・・・・ああっ、ゴメンナサイっ・・・アレクシ、い、いやっロレーヌさん・・・」
アラミスが泣きそうな表情で、絞り出すような小声でアレクシアに謝る。
しかし無理もない、若干〇〇歳の少年士官・アラミスはまだ女性の身体を知らない・・・童貞なのである。
それが大勢の目の前でこの国の女王様に童貞を捧げることになってしまったのだ。
元々、女王の呪いを解くために今回のショーを企画した侍女長ヴァネッサも、おそらく童貞に違いない年若いアラミスでは心許なく思い、精力旺盛な若くてマッチョな兵士を軍から借りてこようかとも思ったのだが、なにせ今回の事は一国の「トップシークレット」である。
・・・女王の秘密を知っている者をこれ以上増やすのは得策ではない。
ヴァネッサは機密保持を優先し、経験不足のアラミスに白羽の矢を立てたのだ。
加えて、世事に明るいヴァネッサには、あえて童貞の初々しい少年、アラミスを起用することに一つの狙いがあった。
・・・・百戦錬磨の熟女による美少年の「童貞喪失ショー」もまた、ここでは人気の出し物なのだ。
まだ女の肉体を知らない無垢な美少年が年上の美しい女性に導かれ、生まれて初めて肉の歓びを教え込まれて、快感にわななきながら熱い女性の胎内で果てる・・・。
その「シチュエーション」「ストーリー」が男達の人気を呼ぶのである。
屈強な男がただ単純に女性を犯す・・・そんな「家畜の種付け」のようなシンプルな見世物は、目の肥えたここの男達は見飽きているのだ。
現に、アラミスには気の毒だが、男達はこの舞台上の「童貞くん」の恥ずかしいハプニングに大盛況だ。
「・・・にいちゃんっ、緊張しちゃったか?」
「お~いっ、ロレーヌ嬢!お前さんのフェラテクでにいちゃんを元気にしてあげなよっ!」
「そうだっ、フェラ〇オして見せろっ!フ〇ラで勃たせてやれっ!」
すっかり縮こまっているペ〇スを観客から隠すように身をよじり、アラミスはどうしていいか分からずに棒立ちになっている。
「・・・・ああっ、アラミスっ・・・あなたっ・・・・」
「・・・・ごっ、ゴメンナサイっ」
・・・・なんでっ?何で勃起してないのっ?・・・私がオナ〇ーまでして見せたのにっ!
自分に恥をかかせた・・・・アレクシアは自分でも理不尽だと思いつつも、そんな風に思ってしまう。
「・・・・はっ、早く・・・勃たせなさいよっ!・・・アラミスっ・・・」
「・・・ううっ・・・スミマセンっ・・・緊張しちゃって・・・・」
大勢の野卑な男達に笑い者にされ、女王アレクシアからは叱責され、アラミスは半ベソになっている。
「・・・も、もうっ・・・私が口でするからっ・・・早く元気にしなさいっ!」
アレクシアは小声で言うと、ボーッと突っ立ったままのアラミスの腰を引き寄せて、股間に顔を持ってゆくのだった。
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