6 / 101
第五幕 「少年と熟女」 ~前菜とメインディッシュ~
しおりを挟む「ンオオオッ♥・・・見ないでっ・・・見ないでェ♥」
極限まで広げられた白い太腿・・・・その中央の黄金の草原で、アレクシアの白い指が嬉しそうにダンスを踊る。
・・・ついに、女王アレクシアは男達の目の前で、自ら快楽を求め始めたのだ。
「・・・・ああっ♥・・・うああんっ♥・・・ダメっ・・ダメぇ!」
イヤイヤをするように頭を振りながらも、女陰を往復する指の動きを止められないアレクシア。
その右手の人差し指と中指は、仲良く並んでピンク色の肉芽を掻きむしるように刺激し続ける。
「・・・・いいぞおっ!イケっ!そのままイケっ!」
「今日のショーは最高だぁ!俺はねーちゃんのショーは毎日観に来るぞおっ!」
最前列の男達は、平民がよく履いている白い厚織りの綿のズボンを恥ずかしげもなく膝まで下ろして、舞台の上のアレクシアの指の動きシンクロするように、カチカチに勃起いたペ〇スを激しくしごいている。
男達の熱気、激しく女陰を視姦する刺すような視線、荒い吐息・・・その「オス」の興奮がアレクシアの「メス」にも伝わる。
「・・・・んおおおッ♥・・・・いぐッ!・・・イグううううぅ♥」
ピーン!と背中を弓なりに逸らせ、アレクシアが獣のように吼える。
ピクッ!ピクッ!・・・・彼女の動きが止まった瞬間、クワッと開いた膣口からはドロッ・・・と濃厚な淫蜜が塊となって溢れ出す。
「・・・・おおおっ!イッたか?」
「・・・・スゲぇ!スゲぇイキっぷりだ!気に入ったぞおっ!」
37歳の女神が魅せる神々しい絶頂・・・淫らで絵画のように美しいメスの昇天。
男達から雄叫びのような称賛の声があちこちで発せられて狭い地下の劇場内に響き渡る。
この地下劇場では、男女の性交ショーや、若い女性によるオナ〇ーショーなどが繰り広げられてきたが、これほど「本気」の自慰は男達も初めて目にするものであった。
演技などではない、正真正銘の性的興奮・・・痙攣。
ガクガクと震え、肩で息をしながらビロードを敷いた台の上に倒れ込む美しい熟女。
その大きく開かれた両腿の間で丸見えとなっている女性器は「本気」のアクメに濡れてキラキラ光っている・・・。
今夜のショーは、何もかもが最高だ。
舞台の縁にかぶり付くようにして見入っていた男達の中には、既に射精してしまった者もいるようだ。
この地方独特のガプラと呼ばれる発泡酒の独特の香りや、むせ返るようなシガレットの匂いに交じって、精液が発する青臭い「オス」のニオイが舞台まで漂ってくる。
男達の興奮は最高潮に達し、舞台の上のアクメで痙攣している美女の次の行動に期待する。
・・・・アレクシアのオナ〇ーはただの「前菜」に過ぎないのだ。
今夜の出し物は「オナ〇ーショー」ではない、店の入り口に掲げられた看板には、
「新人女神!ロレーヌ嬢の濃厚セッ〇スショー!」
・・・・そう書かれていた。
メインディッシュの前の前菜に舌鼓を打った観客達は、そろそろ出てくるはずの今夜の素晴らしい料理を想像してキラキラと目を輝かせている。
・・・・観客の男達が静まり返る中、唐突に薄手のシャツと綿の膝丈の下着だけをつけた若い男性が無言で登場した。
「うおおおおおっ!男優のお出ましだあああっ!」
「いよいよ始まるのかっ!オマ〇コショーがっ!」
「・・・ああ・・・俺、もう出しちまったよ・・・」
「わはははっ、この早漏っ、若いんだから二発くらいダイジョウブだろっ?」
下品な会話が、未だにフワフワとアクメの雲の上を漂っているアレクシアの耳にも入ってくる。
・・・・ああっ・・・・まだっ、まだこれからなのねっ・・・自慰だけでも恥ずかしいのにっ、これからこの男達の前で・・・・セッ〇スをしなければならないのね・・・。
・・・・舞台脇から登場した、小柄な「男優」の正体をアレクシアは知っている。
舞台の上の「ロレーヌ嬢」・・・いや、女王アレクシアよりも背の低い、少年らしい華奢な体つきの「男優」。
彼もまた、アレクシアと同じように顔半分を覆ったマスクで顔を隠している。
・・・ああ、アラミスなのねっ・・・・。
その少年の名はアラミス、ロシュニア王国陸軍近衛師団、見習い准尉、アラミス・ユペールである。
彼もまた、これから「相方」の女王アレクシアと舞台で淫らなショーを繰り広げるのだ。
「・・・・おおっ、随分若そうだなあっ、にいちゃん!」
「ほらっ、しっかりやれよっ!・・・・怖かったら俺が代わってやるぞっ!」
男達は、舞台の上に揃った「女優」と「男優」に盛り上がり、手を叩きながら口々に叫び始めた。
・・・・・ああっ・・・やっぱりやらなくては・・・・ダメなのねっ・・・・
「ほらっ、どうした、ね~ちゃん!男の服を脱がせててやんなよっ!」
「・・・もう、にいちゃんはセッ〇スしたくてチ〇ポおっ勃ててるぞっ!早くしろっ!」
男達の聞くに耐えない粗野な野次に、アレクシアは耳を覆いたくなる・・・。
「・・・・アラミス・・・用意は・・・いい?」
「ロレーヌ嬢」の女王アレクシアが小声でアラミスに囁く。
「・・・は、はい・・・・」
その返事と共に、アレクシアはアラミスの上着を脱がせ、静かに下着の留紐を解いていった・・・。
0
お気に入りに追加
248
あなたにおすすめの小説


どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。





ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる