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本編
アル合流
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俺はアルがここにいる理由を聞きたかった。一応ベンからは聞いているけども…。
俺たち一行は総司令であるヴォルフにつれられ、野営地のテントに通された。
「妹の旦那が…レジスタンスのリーダーなんだ」
少し嬉しそうにアルが話す。ああ、エルンストの恋人だったという妹さんか。
そこからはアルが話してくれた。
皇后に引き裂かれ、アルはトラブルを起こし、妹さんを連れて外国にある駐屯地に送られたらしい。そこでB国に政治犯として追放されていたレジスタンスのリーダーと知り合ったそうだ。
「それな…後から聞いたんだが、宰相シュワルツ様の手引きだったんだ」
「え?」
「皇后を憎む者同士を会わせるつもりで仕組まれた。はた目には騎士から降格、左遷のように見せ、裏ではずっとB国のスパイをしていたんだよ。宰相の部下として」
その説明にダリウスとエリアスが唸った。
「なんかさ、今起こっている全ては国王と宰相の計画通りってことだな…。我慢強さがおっそろしい男たちだな」
ダリウスがハハハと笑いながら言った。
「シュワルツは皇后に何度も殺されかけてるからね…恨みは到底想像つかないよ。ずっと日陰で耐えて、反撃する時を狙っていたんだろう。きっと僕とベンが成人して戦力になるまで待っていたんだ」
第一王子であるヴォルフが感心したように笑いながらそう答えた。
「おいおい、20年は我慢してるってことだぞ…」
エリアスが目を丸くして驚いている。俺だってびっくりだ。
「もうすぐレジスタンスのリーダーが反乱の声明を上げる…クレオン、いいな?」
ヴォルフが隣にいたB国の王子クレオンを呼ぶと、彼は不安げにヴォルフの腕に手を添えた。
お?
「だ、大丈夫か…」
「まだ安心できない?大丈夫、僕がいるだろ?」
「うん…」
ヴォルフがクレオンの頬に触れる。
お?
なんか、二人の距離が近い。何かがあったんだろうね?
ヴォルフとクレオンを見ているダリウスとエリアスの表情が微笑みで緩んでいる。
「なあ、ヴォルフ王子…クレオン王子とは国を越えた恋人か?デキてんのか?」
なんといきなりダリウスがヴォルフにストレートに尋ねてしまい、エリアスはたまらず吹き出した。
「ちょっとは言葉選べよダリウス!敬意を払えよ、王子だぞ」
「…愛を論じるのに上も下も無い!…だが王位継承第一位のヴォルフ王子、もしこの反乱によりクレオン王子がB国の国王になったら、その後どうするんだ?遠距離?」
ダリウスがズバリと二人に斬り込んだ。
俺たち一行は総司令であるヴォルフにつれられ、野営地のテントに通された。
「妹の旦那が…レジスタンスのリーダーなんだ」
少し嬉しそうにアルが話す。ああ、エルンストの恋人だったという妹さんか。
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「それな…後から聞いたんだが、宰相シュワルツ様の手引きだったんだ」
「え?」
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その説明にダリウスとエリアスが唸った。
「なんかさ、今起こっている全ては国王と宰相の計画通りってことだな…。我慢強さがおっそろしい男たちだな」
ダリウスがハハハと笑いながら言った。
「シュワルツは皇后に何度も殺されかけてるからね…恨みは到底想像つかないよ。ずっと日陰で耐えて、反撃する時を狙っていたんだろう。きっと僕とベンが成人して戦力になるまで待っていたんだ」
第一王子であるヴォルフが感心したように笑いながらそう答えた。
「おいおい、20年は我慢してるってことだぞ…」
エリアスが目を丸くして驚いている。俺だってびっくりだ。
「もうすぐレジスタンスのリーダーが反乱の声明を上げる…クレオン、いいな?」
ヴォルフが隣にいたB国の王子クレオンを呼ぶと、彼は不安げにヴォルフの腕に手を添えた。
お?
「だ、大丈夫か…」
「まだ安心できない?大丈夫、僕がいるだろ?」
「うん…」
ヴォルフがクレオンの頬に触れる。
お?
なんか、二人の距離が近い。何かがあったんだろうね?
ヴォルフとクレオンを見ているダリウスとエリアスの表情が微笑みで緩んでいる。
「なあ、ヴォルフ王子…クレオン王子とは国を越えた恋人か?デキてんのか?」
なんといきなりダリウスがヴォルフにストレートに尋ねてしまい、エリアスはたまらず吹き出した。
「ちょっとは言葉選べよダリウス!敬意を払えよ、王子だぞ」
「…愛を論じるのに上も下も無い!…だが王位継承第一位のヴォルフ王子、もしこの反乱によりクレオン王子がB国の国王になったら、その後どうするんだ?遠距離?」
ダリウスがズバリと二人に斬り込んだ。
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