136 / 185
家族で引っ越し
しおりを挟む
3人のオーガ達に畑仕事を教えたりしながらその日は過ごして、皆んなで晩ご飯を食べた。
オーガ達は大喜びで、美味しい美味しいと作ってくれた人に握手をしに行ったり、ステージで3人揃って楽しいダンスを披露してくれたりした。3人のダンスがゆきちゃんのツボだったらしく、キャラキャラと楽しそうに笑っていた。
次の日も、畑の柵に電気を流してマンションの入り口をロック。
やはり朝早くに、次のオーガ達が5人で見回りに来た。
「あいつらは大丈夫ですよ!俺達の友達です。」
「話しをしてきます!」
3人が出ていき何か話してる。しばらくしてこっちを見て笑顔で手で丸を作った。
マンションに入れると、5人ともキョロキョロしながらも、すげー!とか、綺麗だな~とか言ってる。
「おい、この人が陽菜さんと言って俺達にこんな良いところで生活をさせてくれている、優しくて強くて素晴らしい人間だ。」
「はじめまして。俺達もここに住んでもいいんですか?」
「もちろんです。ただここの人達と仲良くしてくださいね!」
「はい。それも聞きました。俺達も頑張って仕事します!」
「俺も頑張ります!」
「今日は俺達だけしか来ないと思います。」
「帰って来ないから洞穴が崩れたのかもしれないから見てこいって言われて来ました。」
「わかった。教えてくれてありがとう。」
「陽菜さん、風呂入って着替えて仕事でいいですか?」
「うん、よろしくね!」
「任せてください!」
「こっちだ、早く行こうぜ!」
「あの、その背中の可愛い子は?」
「あ、紹介忘れてたね。これは私の娘のゆきです。」
「か、可愛い~!!抱っこしてもいいですか?」
「もちろん。」
「やった~!!」
「お前、小さい子大好きだもんな。」
ゆきちゃんを抱っこして、とても嬉しそうにしている。ゆきちゃんも、子ども好きが伝わったのかニコニコと嬉しそうだ。
「お、俺も!!」
次々に抱っこしてくれる。男前のお兄さん達に囲まれてゆきちゃんはご満悦だ。
また抱っこさせてください!と言って仕事に行った。
その日も畑仕事をしたりしながら過ごして、夜には食堂でオーガ達8人によるダンスが披露された。
カッコイイからジャニーズのグループのようだけど、ダンスはどじょうすくいにしか見えない。
皆んな大爆笑だ!
次の日は、少し年上のオーガが2人やってきた。最初は怒鳴ったりしていたが、しばらくしてここに住みたいと言い出し、受け入れた。
この2人のオーガは家族がいるらしく、目立たないように夜にこっそりと迎えに行ってもらった。
ついでに、これ以上他のオーガが帰って来なかったらリーダーが怒るだろうし、家族を人質にされる可能性もある。8人のオーガにも一緒に行ってもらい、それぞれの家を回ってマンションに来たいオーガ達を連れて来てもらう事にした。
リーダーの考えに賛成の人達には声をかけないように言っておいたから、多分大丈夫だろう。
朝になり、リーダーが起きると隣の副リーダーの家以外誰も居なくなっていた。
さて、そろそろ船の人達も陸に上がりたいだろう。
ゆきちゃんのお世話は、張り切って8人がしてくれるから任せて、今日は、外に出ないように言い、ルイ君とナナガに残ってもらい、何かあったらすぐに電話をするようにして、私とアルとワーガで船まで戻る事にした。
車を走らせてオーガ達の家があった所を横切り、道路に出て船まで走る。
船には連絡を入れてあったから、交代で降りる事にしてあり、荷物などをまとめて準備OKの状態だった。
車が何台も続いてビュンビュン走る。オーガ達の家がある場所の近くにドーーーンとマンションを出した。土地は沢山あるし、5階建てにしてある。さらに沢山の家を出した。高級住宅街のイメージでどんどん出していく。道路も出してあるし、次々に車が到着。
音にビックリして出てきたリーダー達が、口をあんぐり開けたまま放心している。
次々に現れる建物、次々に来る謎の乗り物、さらにオーガが私達の荷物を運んだりと手伝っている。
「おい!!お前はこの前来た奴だな!勝手な事をするな!!」
「私は、私の力で家を出したりしてるだけです。あなたに色々と口を出される筋合いはありません!」
「くっ……!!ここは、俺達の土地だ!出て行け!!」
「嫌です!使ってないなら誰が使ってもいいですよね?」
「このやろーー!!」
殴りかかってきたけど、ワーガが相手の腕を掴んで止める。
さらにアルが、火を投げつけていた。
「あっつ!!……あぁ、髪が燃えたーー!!」
「先に殴りかかってきたのはそっちですよね?私は自分の身を守っただけです!」
「くそーー!1人じゃ何もできないくせに!!」
「では、リクエストにお応えいたしましょう。」
せっかくなので私の力も見せてあげよう!
クラッカーを出して紐を引いた。
パンッと乾いた音がして紙テープやキラキラした紙が飛び出る。
それだけで腰を抜かすオーガ。さらに、手持ち花火に火をつけてシューーーッと火が噴き出るのにも怯えていた。爆竹も投げようと思ってたけど、あまりにも怯えているからやめておいた。
腰の抜けたオーガは放っておいて、家やマンションに荷物を運び入れる。
昼過ぎから、引っ越し祝いと言う事にして、バーベキュー大会をすることにした。もちろんオーガ達に美味しい匂いを届ける為だ!!
何人か、陽菜さんやべーな!絶対怒らせないようにしよう。と囁きあってるのが聞こえてきた……。
オーガ達は大喜びで、美味しい美味しいと作ってくれた人に握手をしに行ったり、ステージで3人揃って楽しいダンスを披露してくれたりした。3人のダンスがゆきちゃんのツボだったらしく、キャラキャラと楽しそうに笑っていた。
次の日も、畑の柵に電気を流してマンションの入り口をロック。
やはり朝早くに、次のオーガ達が5人で見回りに来た。
「あいつらは大丈夫ですよ!俺達の友達です。」
「話しをしてきます!」
3人が出ていき何か話してる。しばらくしてこっちを見て笑顔で手で丸を作った。
マンションに入れると、5人ともキョロキョロしながらも、すげー!とか、綺麗だな~とか言ってる。
「おい、この人が陽菜さんと言って俺達にこんな良いところで生活をさせてくれている、優しくて強くて素晴らしい人間だ。」
「はじめまして。俺達もここに住んでもいいんですか?」
「もちろんです。ただここの人達と仲良くしてくださいね!」
「はい。それも聞きました。俺達も頑張って仕事します!」
「俺も頑張ります!」
「今日は俺達だけしか来ないと思います。」
「帰って来ないから洞穴が崩れたのかもしれないから見てこいって言われて来ました。」
「わかった。教えてくれてありがとう。」
「陽菜さん、風呂入って着替えて仕事でいいですか?」
「うん、よろしくね!」
「任せてください!」
「こっちだ、早く行こうぜ!」
「あの、その背中の可愛い子は?」
「あ、紹介忘れてたね。これは私の娘のゆきです。」
「か、可愛い~!!抱っこしてもいいですか?」
「もちろん。」
「やった~!!」
「お前、小さい子大好きだもんな。」
ゆきちゃんを抱っこして、とても嬉しそうにしている。ゆきちゃんも、子ども好きが伝わったのかニコニコと嬉しそうだ。
「お、俺も!!」
次々に抱っこしてくれる。男前のお兄さん達に囲まれてゆきちゃんはご満悦だ。
また抱っこさせてください!と言って仕事に行った。
その日も畑仕事をしたりしながら過ごして、夜には食堂でオーガ達8人によるダンスが披露された。
カッコイイからジャニーズのグループのようだけど、ダンスはどじょうすくいにしか見えない。
皆んな大爆笑だ!
次の日は、少し年上のオーガが2人やってきた。最初は怒鳴ったりしていたが、しばらくしてここに住みたいと言い出し、受け入れた。
この2人のオーガは家族がいるらしく、目立たないように夜にこっそりと迎えに行ってもらった。
ついでに、これ以上他のオーガが帰って来なかったらリーダーが怒るだろうし、家族を人質にされる可能性もある。8人のオーガにも一緒に行ってもらい、それぞれの家を回ってマンションに来たいオーガ達を連れて来てもらう事にした。
リーダーの考えに賛成の人達には声をかけないように言っておいたから、多分大丈夫だろう。
朝になり、リーダーが起きると隣の副リーダーの家以外誰も居なくなっていた。
さて、そろそろ船の人達も陸に上がりたいだろう。
ゆきちゃんのお世話は、張り切って8人がしてくれるから任せて、今日は、外に出ないように言い、ルイ君とナナガに残ってもらい、何かあったらすぐに電話をするようにして、私とアルとワーガで船まで戻る事にした。
車を走らせてオーガ達の家があった所を横切り、道路に出て船まで走る。
船には連絡を入れてあったから、交代で降りる事にしてあり、荷物などをまとめて準備OKの状態だった。
車が何台も続いてビュンビュン走る。オーガ達の家がある場所の近くにドーーーンとマンションを出した。土地は沢山あるし、5階建てにしてある。さらに沢山の家を出した。高級住宅街のイメージでどんどん出していく。道路も出してあるし、次々に車が到着。
音にビックリして出てきたリーダー達が、口をあんぐり開けたまま放心している。
次々に現れる建物、次々に来る謎の乗り物、さらにオーガが私達の荷物を運んだりと手伝っている。
「おい!!お前はこの前来た奴だな!勝手な事をするな!!」
「私は、私の力で家を出したりしてるだけです。あなたに色々と口を出される筋合いはありません!」
「くっ……!!ここは、俺達の土地だ!出て行け!!」
「嫌です!使ってないなら誰が使ってもいいですよね?」
「このやろーー!!」
殴りかかってきたけど、ワーガが相手の腕を掴んで止める。
さらにアルが、火を投げつけていた。
「あっつ!!……あぁ、髪が燃えたーー!!」
「先に殴りかかってきたのはそっちですよね?私は自分の身を守っただけです!」
「くそーー!1人じゃ何もできないくせに!!」
「では、リクエストにお応えいたしましょう。」
せっかくなので私の力も見せてあげよう!
クラッカーを出して紐を引いた。
パンッと乾いた音がして紙テープやキラキラした紙が飛び出る。
それだけで腰を抜かすオーガ。さらに、手持ち花火に火をつけてシューーーッと火が噴き出るのにも怯えていた。爆竹も投げようと思ってたけど、あまりにも怯えているからやめておいた。
腰の抜けたオーガは放っておいて、家やマンションに荷物を運び入れる。
昼過ぎから、引っ越し祝いと言う事にして、バーベキュー大会をすることにした。もちろんオーガ達に美味しい匂いを届ける為だ!!
何人か、陽菜さんやべーな!絶対怒らせないようにしよう。と囁きあってるのが聞こえてきた……。
167
あなたにおすすめの小説
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**
巻添え召喚されたので、引きこもりスローライフを希望します!
あきづきみなと
ファンタジー
階段から女の子が降ってきた!?
資料を抱えて歩いていた紗江は、階段から飛び下りてきた転校生に巻き込まれて転倒する。気がついたらその彼女と二人、全く知らない場所にいた。
そしてその場にいた人達は、聖女を召喚したのだという。
どちらが『聖女』なのか、と問われる前に転校生の少女が声をあげる。
「私、ガンバる!」
だったら私は帰してもらえない?ダメ?
聖女の扱いを他所に、巻き込まれた紗江が『食』を元に自分の居場所を見つける話。
スローライフまでは到達しなかったよ……。
緩いざまああり。
注意
いわゆる『キラキラネーム』への苦言というか、マイナス感情の描写があります。気にされる方には申し訳ありませんが、作中人物の説明には必要と考えました。
天才魔導医の弟子~転生ナースの戦場カルテ~
けろ
ファンタジー
【完結済み】
仕事に生きたベテランナース、異世界で10歳の少女に!?
過労で倒れた先に待っていたのは、魔法と剣、そして規格外の医療が交差する世界だった――。
救急救命の現場で十数年。ベテラン看護師の天木弓束(あまき ゆづか)は、人手不足と激務に心身をすり減らす毎日を送っていた。仕事に全てを捧げるあまり、プライベートは二の次。周囲からの期待もプレッシャーに感じながら、それでも人の命を救うことだけを使命としていた。
しかし、ある日、謎の少女を救えなかったショックで意識を失い、目覚めた場所は……中世ヨーロッパのような異世界の路地裏!? しかも、姿は10歳の少女に若返っていた。
記憶も曖昧なまま、絶望の淵に立たされた弓束。しかし、彼女が唯一失っていなかったもの――それは、現代日本で培った高度な医療知識と技術だった。
偶然出会った獣人冒険者の重度の骨折を、その知識で的確に応急処置したことで、弓束の運命は大きく動き出す。
彼女の異質な才能を見抜いたのは、誰もがその実力を認めながらも距離を置く、孤高の天才魔導医ギルベルトだった。
「お前、弟子になれ。俺の研究の、良い材料になりそうだ」
強引な天才に拾われた弓束は、魔法が存在するこの世界の「医療」が、自分の知るものとは全く違うことに驚愕する。
「菌?感染症?何の話だ?」
滅菌の概念すらない遅れた世界で、弓束の現代知識はまさにチート級!
しかし、そんな彼女の常識をさらに覆すのが、師ギルベルトの存在だった。彼が操る、生命の根幹『魔力回路』に干渉する神業のような治療魔法。その理論は、弓束が知る医学の歴史を遥かに超越していた。
規格外の弟子と、人外の師匠。
二人の出会いは、やがて異世界の医療を根底から覆し、多くの命を救う奇跡の始まりとなる。
これは、神のいない手術室で命と向き合い続けた一人の看護師が、新たな世界で自らの知識と魔法を武器に、再び「救う」ことの意味を見つけていく物語。
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
モブっと異世界転生
月夜の庭
ファンタジー
会社の経理課に所属する地味系OL鳳来寺 桜姫(ほうらいじ さくらこ)は、ゲーム片手に宅飲みしながら、家猫のカメリア(黒猫)と戯れることが生き甲斐だった。
ところが台風の夜に強風に飛ばされたプレハブが窓に直撃してカメリアを庇いながら息を引き取った………筈だった。
目が覚めると小さな籠の中で、おそらく兄弟らしき子猫達と一緒に丸くなって寝ていました。
サクラと名付けられた私は、黒猫の獣人だと知って驚愕する。
死ぬ寸前に遊んでた乙女ゲームじゃね?!
しかもヒロイン(茶虎猫)の義理の妹…………ってモブかよ!
*誤字脱字は発見次第、修正しますので長い目でお願い致します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる