88 / 185
幸せと不安
しおりを挟む
一度ハルー村に帰る事にして、朝一で準備をする。
もう少し応援も必要だろうから、ハルー村や中間の村からも助っ人を連れて帰って来ると約束して、ハルー村のメンバー全員で帰る。
川向こう村から続くトンネルを抜けて帰る事にして、トンネルからひたすら道路を出す。途中の川に橋を出して、さらに道路で中間の村の先の村まで道をつけた。
しっかりとした区切りはないけど、だいたいの場所の名前がないと、中間の村からオーガの里までの最初の村とか言わなければ通じない。ハルー村の隣は、病院村に決定。
少しオーガの里の方に戻り携帯を一台渡して使い方を教える。もともとハルー村にいた人に渡した。
ここの名前は……うーん、ネーミングセンス無いからなぁ~。特に特徴もないし。
よーし、グリーン村にしよう。
次は川向こう村トンネルから真っ直ぐで着く村。面倒なのでブルー村。携帯をハルー村出身の人に渡す。まだ生活するので大変な状況だから、慣れていて、字の読めるハルー村出身の人にしか渡せない。
中間の村は、ミイナに渡した。
それと、助っ人に行く余裕があるなら、オーガの里に向かってほしいと伝えた。
その横は、レッド村。携帯を渡し、次は病院村。病院村は、病院で仕事をしてくれている人に渡す。
やっとハルー村だ!
携帯の一つは、果樹園の辺りの家に住んでくれてるドーガに渡す。
そして、ドーガにも事情を説明して、オーガの里に1ヶ月ほど助けに行ってほしいから、行ける人を集めてもらえるようにお願いした。
ライルさんの家に寄って、長くなった事のお詫びと、お土産に中間の村で選んだライルさんとお揃いのミサンガを渡す。自然に切れたら願いが叶うと説明すると、嬉しそうに足首に付けてくれた。ライルさんもすぐに付けて微笑みあっている。
うーん、ラブラブですな!こりゃ2人目、3人目もすぐだな!
それぞれ、家に帰る。
ルイ君とワーガと4世帯住宅に帰り、ファーナさんに携帯を渡す。
この家はハルー村の端っこにあるからファーナさんに渡そうと思っていたんだ!
久しぶりのハルハちゃん、ちょっと顔が変わったような気がする。
とりあえず自分の家に帰り、お風呂に入って、洗濯機を回してとバタバタする。
また明日オーガの里まで行くから、準備もしなきゃ!
あぁ、ハルハちゃんを愛でる時間が…………!
洗濯物を干して、食堂に行く。今夜のご飯を持ち帰りにしてもらっている間に、新しい人達の事や、仕事の事を聞いた。
特に問題もなく、仕事も覚えて頑張ってくれているようだ。人が増えたから余裕もできて、休みも増やせたし、交代で休憩もしっかりとれるし、夜も遅くまで開けていられるようになったらしい。
コンビニに、弁当を持って行ったり、喫茶店からもケーキやパンを持って行って並べてもらっているそうだ。
喫茶店にも寄って、持ち帰りのパンやケーキを沢山用意してもらった。
喫茶店からも、食堂からも助っ人に来てくれる事になった。
帰って、頼まれていた夜ご飯をファーナさんに届け、ファーナさんの所で皆んな集合して、持ち帰り夜ご飯を食べた。
ルイ君のお父さんが、ハルハちゃんのお世話のプロになっていて、泣き声が聞こえるか聞こえないかで、駆け寄り抱っこ。ささっとオムツを変えて、寝かしつけていた。
ハルー村のベビーラッシュは止まらず、次々に赤ちゃんが産まれていて、ルイ君のお父さんは畑も頑張ってくれているが、赤ちゃんのお世話を教えに回ったりもしてくれている。
育てるプロ!決定です。
他にも、サーフ君のように奥さんが妊娠中の人達を集めて、赤ちゃんのいる家に行き、実際にお世話をする勉強会を開いたりもしてくれている。
特に父親になる訳じゃなく、独身でも女性でも参加OKの勉強会もあり、そこで子育てにハマった人達が、住み込みで赤ちゃんの世話やお母さんの食事や家事などの手伝いをしてくれたりもしている。
頼まれて、今日3階建てのシェアハウスを5軒出した。そこでしばらく共同生活をしながら子育てをしたい人を集めて生活するそうだ。
エルフやドワーフのように3世代ほど一緒に生活していたら、おじいちゃんやおばあちゃんも手伝ってくれるけど、特に人間やオーガは寿命の問題もあり、奴隷だったり、小さな集団で生活していたので、夫婦2人だけの家が多い。
一気に赤ちゃんが増えた事で、元々乳母の仕事をしてくれていた人達も手が足らず、赤ちゃんシェアハウスはとても喜ばれた。夫婦で一部屋に住み、手伝いの人も一緒に生活してくれるから、お母さん達の負担が減り、子育ての不安も共感し合えて、理想的な環境らしい。
これもルイ君のお父さんが提案してくれたアイデアだ。
早速、出したすぐから引っ越して来る人達が沢山いた。
細々したベビー用品などは、家にあるのを旦那さんがせっせと運んできていた。
洗濯物を畳んで、鞄に詰めて明日からの用意をする。
本当は、もう少しゆっくりしたいけど、川向こう村や、トンネル村、オーガの里の奴隷だった人達の事が心配だ。
もしかしたら、これからもっと人が増えるかもしれない。
まだ、他の場所の山を越えていないから酷い状況の人が沢山いる可能性がある。
悪魔も力を集めるのに必死だろうから、私が休憩している暇はない!早くしないと危険が迫っている気がする。
もう少し応援も必要だろうから、ハルー村や中間の村からも助っ人を連れて帰って来ると約束して、ハルー村のメンバー全員で帰る。
川向こう村から続くトンネルを抜けて帰る事にして、トンネルからひたすら道路を出す。途中の川に橋を出して、さらに道路で中間の村の先の村まで道をつけた。
しっかりとした区切りはないけど、だいたいの場所の名前がないと、中間の村からオーガの里までの最初の村とか言わなければ通じない。ハルー村の隣は、病院村に決定。
少しオーガの里の方に戻り携帯を一台渡して使い方を教える。もともとハルー村にいた人に渡した。
ここの名前は……うーん、ネーミングセンス無いからなぁ~。特に特徴もないし。
よーし、グリーン村にしよう。
次は川向こう村トンネルから真っ直ぐで着く村。面倒なのでブルー村。携帯をハルー村出身の人に渡す。まだ生活するので大変な状況だから、慣れていて、字の読めるハルー村出身の人にしか渡せない。
中間の村は、ミイナに渡した。
それと、助っ人に行く余裕があるなら、オーガの里に向かってほしいと伝えた。
その横は、レッド村。携帯を渡し、次は病院村。病院村は、病院で仕事をしてくれている人に渡す。
やっとハルー村だ!
携帯の一つは、果樹園の辺りの家に住んでくれてるドーガに渡す。
そして、ドーガにも事情を説明して、オーガの里に1ヶ月ほど助けに行ってほしいから、行ける人を集めてもらえるようにお願いした。
ライルさんの家に寄って、長くなった事のお詫びと、お土産に中間の村で選んだライルさんとお揃いのミサンガを渡す。自然に切れたら願いが叶うと説明すると、嬉しそうに足首に付けてくれた。ライルさんもすぐに付けて微笑みあっている。
うーん、ラブラブですな!こりゃ2人目、3人目もすぐだな!
それぞれ、家に帰る。
ルイ君とワーガと4世帯住宅に帰り、ファーナさんに携帯を渡す。
この家はハルー村の端っこにあるからファーナさんに渡そうと思っていたんだ!
久しぶりのハルハちゃん、ちょっと顔が変わったような気がする。
とりあえず自分の家に帰り、お風呂に入って、洗濯機を回してとバタバタする。
また明日オーガの里まで行くから、準備もしなきゃ!
あぁ、ハルハちゃんを愛でる時間が…………!
洗濯物を干して、食堂に行く。今夜のご飯を持ち帰りにしてもらっている間に、新しい人達の事や、仕事の事を聞いた。
特に問題もなく、仕事も覚えて頑張ってくれているようだ。人が増えたから余裕もできて、休みも増やせたし、交代で休憩もしっかりとれるし、夜も遅くまで開けていられるようになったらしい。
コンビニに、弁当を持って行ったり、喫茶店からもケーキやパンを持って行って並べてもらっているそうだ。
喫茶店にも寄って、持ち帰りのパンやケーキを沢山用意してもらった。
喫茶店からも、食堂からも助っ人に来てくれる事になった。
帰って、頼まれていた夜ご飯をファーナさんに届け、ファーナさんの所で皆んな集合して、持ち帰り夜ご飯を食べた。
ルイ君のお父さんが、ハルハちゃんのお世話のプロになっていて、泣き声が聞こえるか聞こえないかで、駆け寄り抱っこ。ささっとオムツを変えて、寝かしつけていた。
ハルー村のベビーラッシュは止まらず、次々に赤ちゃんが産まれていて、ルイ君のお父さんは畑も頑張ってくれているが、赤ちゃんのお世話を教えに回ったりもしてくれている。
育てるプロ!決定です。
他にも、サーフ君のように奥さんが妊娠中の人達を集めて、赤ちゃんのいる家に行き、実際にお世話をする勉強会を開いたりもしてくれている。
特に父親になる訳じゃなく、独身でも女性でも参加OKの勉強会もあり、そこで子育てにハマった人達が、住み込みで赤ちゃんの世話やお母さんの食事や家事などの手伝いをしてくれたりもしている。
頼まれて、今日3階建てのシェアハウスを5軒出した。そこでしばらく共同生活をしながら子育てをしたい人を集めて生活するそうだ。
エルフやドワーフのように3世代ほど一緒に生活していたら、おじいちゃんやおばあちゃんも手伝ってくれるけど、特に人間やオーガは寿命の問題もあり、奴隷だったり、小さな集団で生活していたので、夫婦2人だけの家が多い。
一気に赤ちゃんが増えた事で、元々乳母の仕事をしてくれていた人達も手が足らず、赤ちゃんシェアハウスはとても喜ばれた。夫婦で一部屋に住み、手伝いの人も一緒に生活してくれるから、お母さん達の負担が減り、子育ての不安も共感し合えて、理想的な環境らしい。
これもルイ君のお父さんが提案してくれたアイデアだ。
早速、出したすぐから引っ越して来る人達が沢山いた。
細々したベビー用品などは、家にあるのを旦那さんがせっせと運んできていた。
洗濯物を畳んで、鞄に詰めて明日からの用意をする。
本当は、もう少しゆっくりしたいけど、川向こう村や、トンネル村、オーガの里の奴隷だった人達の事が心配だ。
もしかしたら、これからもっと人が増えるかもしれない。
まだ、他の場所の山を越えていないから酷い状況の人が沢山いる可能性がある。
悪魔も力を集めるのに必死だろうから、私が休憩している暇はない!早くしないと危険が迫っている気がする。
26
お気に入りに追加
244
あなたにおすすめの小説
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
召喚アラサー女~ 自由に生きています!
マツユキ
ファンタジー
異世界に召喚された海藤美奈子32才。召喚されたものの、牢屋行きとなってしまう。
牢から出た美奈子は、冒険者となる。助け、助けられながら信頼できる仲間を得て行く美奈子。地球で大好きだった事もしつつ、異世界でも自由に生きる美奈子
信頼できる仲間と共に、異世界で奮闘する。
初めは一人だった美奈子のの周りには、いつの間にか仲間が集まって行き、家が村に、村が街にとどんどんと大きくなっていくのだった
***
異世界でも元の世界で出来ていた事をやっています。苦手、または気に入らないと言うかたは読まれない方が良いかと思います
かなりの無茶振りと、作者の妄想で出来たあり得ない魔法や設定が出てきます。こちらも抵抗のある方は読まれない方が良いかと思います
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
異世界で農業をやろうとしたら雪山に放り出されました。
マーチ・メイ
ファンタジー
異世界召喚に巻き込まれたサラリーマンが異世界でスローライフ。
女神からアイテム貰って意気揚々と行った先はまさかの雪山でした。
※当分主人公以外人は出てきません。3か月は確実に出てきません。
修行パートや縛りゲーが好きな方向けです。湿度や温度管理、土のphや連作、肥料までは加味しません。
雪山設定なので害虫も病気もありません。遺伝子組み換えなんかも出てきません。完璧にご都合主義です。魔法チート有りで本格的な農業ではありません。
更新も不定期になります。
※小説家になろうと同じ内容を公開してます。
週末にまとめて更新致します。
加護とスキルでチートな異世界生活
どど
ファンタジー
高校1年生の新崎 玲緒(にいざき れお)が学校からの帰宅中にトラックに跳ねられる!?
目を覚ますと真っ白い世界にいた!
そこにやってきた神様に転生か消滅するかの2択に迫られ転生する!
そんな玲緒のチートな異世界生活が始まる
初めての作品なので誤字脱字、ストーリーぐだぐだが多々あると思いますが気に入って頂けると幸いです
ノベルバ様にも公開しております。
※キャラの名前や街の名前は基本的に私が思いついたやつなので特に意味はありません
異世界に行ったら才能に満ち溢れていました
みずうし
ファンタジー
銀行に勤めるそこそこ頭はイイところ以外に取り柄のない23歳青山 零 は突如、自称神からの死亡宣言を受けた。そして気がついたら異世界。
異世界ではまるで別人のような体になった零だが、その体には類い稀なる才能が隠されていて....
女子力の高い僕は異世界でお菓子屋さんになりました
初昔 茶ノ介
ファンタジー
昔から低身長、童顔、お料理上手、家がお菓子屋さん、etc.と女子力満載の高校2年の冬樹 幸(ふゆき ゆき)は男子なのに周りからのヒロインのような扱いに日々悩んでいた。
ある日、学校の帰りに道に悩んでいるおばあさんを助けると、そのおばあさんはただのおばあさんではなく女神様だった。
冗談半分で言ったことを叶えると言い出し、目が覚めた先は見覚えのない森の中で…。
のんびり書いていきたいと思います。
よければ感想等お願いします。
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる