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救助
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話しを聞きながら待っていたら、思ったより早くハルー村の人達が到着した。
ワーガが全速力で走ってくれたようだ。帰りはバスでルイ君が皆んなを乗せて来てくれた。
「作戦会議をします!とりあえず行ける所まで車で行き、そこから歩いて救助に行きましょう!オーガ達も来てくれてるから、荷物や歩けない人は背負って車まで戻って来ましょう!」
「任せとけ!!」
ドーガ達が言ってくれる。頼もしい!!
「それと、ここで長袖長ズボンに着替えて、蚊取り線香を腰に付けてください!後、虫除けスプレーを全身に振りかけてください!」
準備してもらって、バスに乗って出発する。途中の川は橋をかけて渡り、嵐の泥が固まってデコボコしてる道を山裾まで進む。
私はルイ君と残り、自衛隊の車を出したりブルドーザーで道を平にしたりする。
オーガ達が、ミイナやドワーフ、エルフ達をおんぶして山を駆け抜けてくれる。
ルイ君にブルドーザーをお願いして綺麗にした所から道を出して行った。バスに乗り切れなかったオーガ達は走って来てくれ、なんとか全員おんぶで帰って来れそうだ。
30分くらいで帰ってきた。やっぱりオーガ達はすごい!!
そのまま自衛隊の車や、バスに乗ったりオーガにおんぶされたりしながらシェアハウスに行く。
お風呂に入ってもらってる間に、隣にもう一つシェアハウスを出した。
ダンドンさんに聞くと、3バカトリオのハゼドンのお母さんがその中にいた。ライルさんが知ってるエルフもいたと言っていた。
とりあえず、綺麗にしてもらいご飯を食べてもらう。少し狭いけど一つのシェアハウスに集まってもらっている。ハルー村の人達は、隣のシェアハウスで汗を流したり着替えたりしてもらい、バスで帰ってもらう事にした。数名は、残ってくれるよう頼む。
「皆さん、何処か行くあてがありますか?」
「ないです。」
即答。
それならちょーどハルー村からオーガの里との間に住んでくれる人がいないかと思っていたから、ここに中間の村を作ろう!!
ちょーど真ん中辺りだし、これからミイナみたいに助けを求めて来た人がいたら、ここで見つけられるかもしれない!
「皆さん、ここに住みませんか?食料は、畑を作ったりしてなんとかできますし、私達も手伝います。」
「え?本当にいいの?こんな所に住めるの??」
ミイナが嬉しそうに聞いてくる。
「もちろんです。家も用意しますし、どうですか?ここの他にも二つほど管理してほしい家があるので、たまに掃除に行っていただけたら助かります!」
「そんな事でいいのなら……。」
年配のエルフの女性が心配そうに言う。
「もちろんです。私達も助かりますし、住んでいただけませんか?」
「ありがとうございます!!」
外に出て、アパートを2棟出しておく。シェアハウスの一つにも住んでもらえばいいし、大家族もいないようなので、これで大丈夫だと思う。
布団などを出して回ってから、呼びに行った。
シェアハウスには、独身の家族のいない人達が住むことになった。ミイナやターモもシェアハウスで暮らすらしい。
アパートも半分ほど空いているし、もし、誰か来たら住んでもらえばいい。
ワーガに頼んで、シェアハウスでキッチン、トイレなどの使い方を教えてもらっていたので大丈夫そうだ。
朝早く出てきたのに、もう夕方だ。今夜はここに泊まって、明日はここに畑や果樹園を作ろう。人数も少ないから小さなものでいいし、車の運転も覚えてもらおう。
毎日、ハルー村とオーガの里から食料を運んでもらってもいいかもしれない!
そうしよう!!巨大なスーパーを出して両方の物を置いてもらえたら、ここまでくれば何でも揃う。宿屋も出しても良いかもしれない。ちょっとした旅行気分が味わえるかも!休みの日に家族でお出かけして泊まるとか楽しそうだ!お土産物も置こう!
楽しくなってきた~!!
朝から、ハイテンションで旅館や、お土産物屋さん、巨大スーパーを出して行く!
ワーガに、ハルー村に行き私の計画を伝えてもらい、もう1人オーガに頼んでオーガの里に伝えに行ってもらう。
朝ご飯の用意をして、旅館で食べる事にする。もちろん宴会場も完備だ!!
ハルー村の人達にも手伝ってもらった。
これからの事を説明すると、ぜひ頑張ってみたいと言ってくれる。
食べ終わった人達から、ハルー村の人に頼んで畑を作ってもらう。
その間に、お土産屋さんにお土産をドッサリ出す。
使い道のわからない旗とか、木彫りのクマとか、貝殻のネックレスや、風鈴、ご当地キーホルダー、ご当地ボールペン、こけし、タヌキの置き物……私の知っている日本中の食べ物以外の土産を出しまくった。
今まで、生活に必要だったり、勉強に必要だったりと、絶対にいる物だけを出してきたけど、こんな風に意味はないけど部屋を飾ったり、見てちょっと楽しくなったりする物も良いなぁと思った。
だんだん楽しくなって、ぬいぐるみや、アロハシャツ、コスプレ衣装、お風呂に浮かべるアヒルまで出してしまった……。
ミイナやターモと一緒にお土産を並べていく。
大きな店にして良かった。統一感の全くない、雑貨屋さんみたいだ。まぁいいか……。
ハルー村の焼き物や、レース編みのコースターなんかも並べたいなぁ~。
昼ごはんは、旅行の厨房で大量の素麺を湯がいて、外で流しそうめんをする事にした。一回やってみたかったんだ~!これくらいの人数なら、なんとかなるだろう!3つレーンを出して、汁をお椀に入れて箸は使えない人が多いからフォークで挑戦してもらう!
「では、行きます!!」
最初は、お手本代わりに私がやってみる。ハルー村の人に流してもらう。
見事キャッチして、お汁につけてチュルチュルーと啜る。冷たくて、最高に美味しい!!
流す人を交代しながら、ワイワイと流しそうめんを楽しんだ!
子どもは、最後の受けるザルに溜まった素麺を食べていた。1番沢山食べれたんじゃないかな!
缶詰のミカンやモモも流す。一口ゼリーもお楽しみで流したりと大盛り上がりだった。
またハルー村や、オーガの里でも流しそうめん大会をしてみよう!!
ワーガが全速力で走ってくれたようだ。帰りはバスでルイ君が皆んなを乗せて来てくれた。
「作戦会議をします!とりあえず行ける所まで車で行き、そこから歩いて救助に行きましょう!オーガ達も来てくれてるから、荷物や歩けない人は背負って車まで戻って来ましょう!」
「任せとけ!!」
ドーガ達が言ってくれる。頼もしい!!
「それと、ここで長袖長ズボンに着替えて、蚊取り線香を腰に付けてください!後、虫除けスプレーを全身に振りかけてください!」
準備してもらって、バスに乗って出発する。途中の川は橋をかけて渡り、嵐の泥が固まってデコボコしてる道を山裾まで進む。
私はルイ君と残り、自衛隊の車を出したりブルドーザーで道を平にしたりする。
オーガ達が、ミイナやドワーフ、エルフ達をおんぶして山を駆け抜けてくれる。
ルイ君にブルドーザーをお願いして綺麗にした所から道を出して行った。バスに乗り切れなかったオーガ達は走って来てくれ、なんとか全員おんぶで帰って来れそうだ。
30分くらいで帰ってきた。やっぱりオーガ達はすごい!!
そのまま自衛隊の車や、バスに乗ったりオーガにおんぶされたりしながらシェアハウスに行く。
お風呂に入ってもらってる間に、隣にもう一つシェアハウスを出した。
ダンドンさんに聞くと、3バカトリオのハゼドンのお母さんがその中にいた。ライルさんが知ってるエルフもいたと言っていた。
とりあえず、綺麗にしてもらいご飯を食べてもらう。少し狭いけど一つのシェアハウスに集まってもらっている。ハルー村の人達は、隣のシェアハウスで汗を流したり着替えたりしてもらい、バスで帰ってもらう事にした。数名は、残ってくれるよう頼む。
「皆さん、何処か行くあてがありますか?」
「ないです。」
即答。
それならちょーどハルー村からオーガの里との間に住んでくれる人がいないかと思っていたから、ここに中間の村を作ろう!!
ちょーど真ん中辺りだし、これからミイナみたいに助けを求めて来た人がいたら、ここで見つけられるかもしれない!
「皆さん、ここに住みませんか?食料は、畑を作ったりしてなんとかできますし、私達も手伝います。」
「え?本当にいいの?こんな所に住めるの??」
ミイナが嬉しそうに聞いてくる。
「もちろんです。家も用意しますし、どうですか?ここの他にも二つほど管理してほしい家があるので、たまに掃除に行っていただけたら助かります!」
「そんな事でいいのなら……。」
年配のエルフの女性が心配そうに言う。
「もちろんです。私達も助かりますし、住んでいただけませんか?」
「ありがとうございます!!」
外に出て、アパートを2棟出しておく。シェアハウスの一つにも住んでもらえばいいし、大家族もいないようなので、これで大丈夫だと思う。
布団などを出して回ってから、呼びに行った。
シェアハウスには、独身の家族のいない人達が住むことになった。ミイナやターモもシェアハウスで暮らすらしい。
アパートも半分ほど空いているし、もし、誰か来たら住んでもらえばいい。
ワーガに頼んで、シェアハウスでキッチン、トイレなどの使い方を教えてもらっていたので大丈夫そうだ。
朝早く出てきたのに、もう夕方だ。今夜はここに泊まって、明日はここに畑や果樹園を作ろう。人数も少ないから小さなものでいいし、車の運転も覚えてもらおう。
毎日、ハルー村とオーガの里から食料を運んでもらってもいいかもしれない!
そうしよう!!巨大なスーパーを出して両方の物を置いてもらえたら、ここまでくれば何でも揃う。宿屋も出しても良いかもしれない。ちょっとした旅行気分が味わえるかも!休みの日に家族でお出かけして泊まるとか楽しそうだ!お土産物も置こう!
楽しくなってきた~!!
朝から、ハイテンションで旅館や、お土産物屋さん、巨大スーパーを出して行く!
ワーガに、ハルー村に行き私の計画を伝えてもらい、もう1人オーガに頼んでオーガの里に伝えに行ってもらう。
朝ご飯の用意をして、旅館で食べる事にする。もちろん宴会場も完備だ!!
ハルー村の人達にも手伝ってもらった。
これからの事を説明すると、ぜひ頑張ってみたいと言ってくれる。
食べ終わった人達から、ハルー村の人に頼んで畑を作ってもらう。
その間に、お土産屋さんにお土産をドッサリ出す。
使い道のわからない旗とか、木彫りのクマとか、貝殻のネックレスや、風鈴、ご当地キーホルダー、ご当地ボールペン、こけし、タヌキの置き物……私の知っている日本中の食べ物以外の土産を出しまくった。
今まで、生活に必要だったり、勉強に必要だったりと、絶対にいる物だけを出してきたけど、こんな風に意味はないけど部屋を飾ったり、見てちょっと楽しくなったりする物も良いなぁと思った。
だんだん楽しくなって、ぬいぐるみや、アロハシャツ、コスプレ衣装、お風呂に浮かべるアヒルまで出してしまった……。
ミイナやターモと一緒にお土産を並べていく。
大きな店にして良かった。統一感の全くない、雑貨屋さんみたいだ。まぁいいか……。
ハルー村の焼き物や、レース編みのコースターなんかも並べたいなぁ~。
昼ごはんは、旅行の厨房で大量の素麺を湯がいて、外で流しそうめんをする事にした。一回やってみたかったんだ~!これくらいの人数なら、なんとかなるだろう!3つレーンを出して、汁をお椀に入れて箸は使えない人が多いからフォークで挑戦してもらう!
「では、行きます!!」
最初は、お手本代わりに私がやってみる。ハルー村の人に流してもらう。
見事キャッチして、お汁につけてチュルチュルーと啜る。冷たくて、最高に美味しい!!
流す人を交代しながら、ワイワイと流しそうめんを楽しんだ!
子どもは、最後の受けるザルに溜まった素麺を食べていた。1番沢山食べれたんじゃないかな!
缶詰のミカンやモモも流す。一口ゼリーもお楽しみで流したりと大盛り上がりだった。
またハルー村や、オーガの里でも流しそうめん大会をしてみよう!!
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