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電話
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家に帰って、シャワー浴びて、洗濯機回してる間に、紅茶を入れて、ケーキを出す。ケーキ焼くほど時間ないし!
はぁーーーー、毎日ドタバタ。ここに来て11日目だけど、濃いすぎる毎日だ。
あまり深く考える時間もなく、その場を乗り切るので精一杯だったけど、神様から電話があってもいい気がする。お告げ神(そう呼ぶ事にした)が、した事は許される事なのか?ここの世界を見てるはずなのに連絡がないなんて神様に何かあったんだろうか?忙しいのかもしれないけど、ちょっと心配だ。
洗濯物を干し、畑の水やりもしてご飯を作る。お風呂に湯を張ってゆっくり浸かる。こんなゆっくりしてるのは、本当に久しぶりだ。
パジャマに着替えて、ベットに座りスマホを持つ。電話しようか悩む。長い間スマホと睨めっこしていたら、神様から電話がかかってきた。
「もしもし、神様?」
『そうじゃ、すまん、そっちの世界に派遣した者が色々とやらかしていたようで、その対応に追われて大忙しじゃ!そやつが逃亡し、行方が分からん。ゆっくり話す時間もないのじゃ!そっちの世界を頼んだぞ!』
……プツッ。
切れた。とりあえず神様は無事。お告げ神、派遣社員だったのか?神様の派遣?よく分からない。
とりあえず、私のしてる事で間違ってる事があれば言ってくるだろうから、今のところ問題は無いって事だよね?じゃあ、もぅ早いけど寝よう。たまには、しっかりと寝たい。
次の日、スッキリと目が覚めた。よく寝た~。朝ご飯も、焼き立てのパンに、オムレツとサラダ。新鮮な牛乳!最高~!美味しかったぁ。
丘を降りて、ファーナさん達のシェアハウスに顔を出す。
「おはようございます。銭湯の掃除大変ですか?大丈夫でしたか?」
「おはようございます。裏のシェアハウスの人達も手伝ってくれてるので、なんとかなりそうですよ。」
「良かったです。今日もよろしくお願いします。他に料理が、好きな人がいたら食堂で働いてくれるように言ってもらえませんか?」
「もぅ、声をかけてまわって人が集まったと昨日聞きましたよ。」
「良かったぁ~。仕事が早いですね!」
「あっ、やはり車がないと畑の方から銭湯に来るのが大変だと言ってました。アパートにはお風呂ないですから。」
「あっ、そうだった!車の運転も練習してもらわないと…。忘れてました。早速、車を出してきますね!」
ルイ君の家に行き、車の事を話すと、仕事しながら運転も教えてくれていたようで、ほとんどの人が運転出来るそうだ。車の運転が出来ないと、どの仕事も大変だ!畑にしろ果樹園にしろ牧場にしろ、とにかく広いから、歩いて移動してたら時間がかかってしまう。
アパートには、軽トラ10台とワンボックスカーを3台ほど出しておいた。シェアハウスにも、軽トラ5台とワンボックスカー3台。チャイルドシートもつけた。住宅には、軽トラ1台とワンボックスカー1台。これで大丈夫かな?足りない分は、今まで出したトラックを使ってもらう。これで様子を見ようかな。一度、自動車講習会をした方がいいかなぁ。車の通る所は広くて、余裕で5台ほどすれ違えるし、スピードは出さないように注意はしてある。安全性能付きだから、踏み間違えや、前に障害物があれば止まる車を出したけど…。もう少し考えよう。
食堂に行くと、沢山の人がご飯の用意をしてくれていた。朝ご飯用に、サンドイッチやパンを夜になったら用意すると言ってくれた。今日は、皆んな大好きカレーにするらしい。スーパーから、カレールーを沢山持ってきていた。甘口、中辛、辛口と作る予定だ。ここの厨房には大きなTVをつけてあり、料理のDVDが沢山置いてある。休憩室にもTVとDVDがある。字が読めないから動画でなんとか頑張ってもらうしかない。目玉焼き乗せカレーや、ハンバーグカレーなんてのもあるよと言うと早速挑戦するようだ。これだけ人がいたら休憩も交代で出来るだろう。
スーパーには、朝採り野菜が 並んでいる。少なくなった物を出して並べる。やはり服がかなり減っていた。帽子も好評だ。マネキンに被せて見本を置いたから使い方が分かったようだ。
牧場に行くと、数人がお世話を頑張ってくれていた。やはり、豚を育てる事はできるけど、誰も解体ができない。した事ないし、動画はあるけど見るのもちょっと……。命をいただくのだから、知らなきゃいけない大切な事なんだろうけど、踏み出せない。ヘタレと言われようが、無理なもんは、無理!!もちろん、牛も羊も鶏も無理です……。
畑では、人参や大根などを育てて種を取り、植えたり、芋を種芋にして植えたりと忙しそうだった。神様のおかげか、トマトなどは次々と花を咲かせて実になり、枯れる事がなかった。
果物も季節関係なく次々に花を咲かせ実になっていく。
神様が植えてくれた木には、果物だけじゃなく、メープルシロップのカエデの木や、ゴムの木、漆の木などもあった。スマホのアプリで写真を撮ると何の植物か分かるのがあり、調べたらそうだった。本当に本当にスマホは便利!
でも、まだそこまで手が回らず放置。とりあえず大きく育ってもらいましょう。
はぁーーーー、毎日ドタバタ。ここに来て11日目だけど、濃いすぎる毎日だ。
あまり深く考える時間もなく、その場を乗り切るので精一杯だったけど、神様から電話があってもいい気がする。お告げ神(そう呼ぶ事にした)が、した事は許される事なのか?ここの世界を見てるはずなのに連絡がないなんて神様に何かあったんだろうか?忙しいのかもしれないけど、ちょっと心配だ。
洗濯物を干し、畑の水やりもしてご飯を作る。お風呂に湯を張ってゆっくり浸かる。こんなゆっくりしてるのは、本当に久しぶりだ。
パジャマに着替えて、ベットに座りスマホを持つ。電話しようか悩む。長い間スマホと睨めっこしていたら、神様から電話がかかってきた。
「もしもし、神様?」
『そうじゃ、すまん、そっちの世界に派遣した者が色々とやらかしていたようで、その対応に追われて大忙しじゃ!そやつが逃亡し、行方が分からん。ゆっくり話す時間もないのじゃ!そっちの世界を頼んだぞ!』
……プツッ。
切れた。とりあえず神様は無事。お告げ神、派遣社員だったのか?神様の派遣?よく分からない。
とりあえず、私のしてる事で間違ってる事があれば言ってくるだろうから、今のところ問題は無いって事だよね?じゃあ、もぅ早いけど寝よう。たまには、しっかりと寝たい。
次の日、スッキリと目が覚めた。よく寝た~。朝ご飯も、焼き立てのパンに、オムレツとサラダ。新鮮な牛乳!最高~!美味しかったぁ。
丘を降りて、ファーナさん達のシェアハウスに顔を出す。
「おはようございます。銭湯の掃除大変ですか?大丈夫でしたか?」
「おはようございます。裏のシェアハウスの人達も手伝ってくれてるので、なんとかなりそうですよ。」
「良かったです。今日もよろしくお願いします。他に料理が、好きな人がいたら食堂で働いてくれるように言ってもらえませんか?」
「もぅ、声をかけてまわって人が集まったと昨日聞きましたよ。」
「良かったぁ~。仕事が早いですね!」
「あっ、やはり車がないと畑の方から銭湯に来るのが大変だと言ってました。アパートにはお風呂ないですから。」
「あっ、そうだった!車の運転も練習してもらわないと…。忘れてました。早速、車を出してきますね!」
ルイ君の家に行き、車の事を話すと、仕事しながら運転も教えてくれていたようで、ほとんどの人が運転出来るそうだ。車の運転が出来ないと、どの仕事も大変だ!畑にしろ果樹園にしろ牧場にしろ、とにかく広いから、歩いて移動してたら時間がかかってしまう。
アパートには、軽トラ10台とワンボックスカーを3台ほど出しておいた。シェアハウスにも、軽トラ5台とワンボックスカー3台。チャイルドシートもつけた。住宅には、軽トラ1台とワンボックスカー1台。これで大丈夫かな?足りない分は、今まで出したトラックを使ってもらう。これで様子を見ようかな。一度、自動車講習会をした方がいいかなぁ。車の通る所は広くて、余裕で5台ほどすれ違えるし、スピードは出さないように注意はしてある。安全性能付きだから、踏み間違えや、前に障害物があれば止まる車を出したけど…。もう少し考えよう。
食堂に行くと、沢山の人がご飯の用意をしてくれていた。朝ご飯用に、サンドイッチやパンを夜になったら用意すると言ってくれた。今日は、皆んな大好きカレーにするらしい。スーパーから、カレールーを沢山持ってきていた。甘口、中辛、辛口と作る予定だ。ここの厨房には大きなTVをつけてあり、料理のDVDが沢山置いてある。休憩室にもTVとDVDがある。字が読めないから動画でなんとか頑張ってもらうしかない。目玉焼き乗せカレーや、ハンバーグカレーなんてのもあるよと言うと早速挑戦するようだ。これだけ人がいたら休憩も交代で出来るだろう。
スーパーには、朝採り野菜が 並んでいる。少なくなった物を出して並べる。やはり服がかなり減っていた。帽子も好評だ。マネキンに被せて見本を置いたから使い方が分かったようだ。
牧場に行くと、数人がお世話を頑張ってくれていた。やはり、豚を育てる事はできるけど、誰も解体ができない。した事ないし、動画はあるけど見るのもちょっと……。命をいただくのだから、知らなきゃいけない大切な事なんだろうけど、踏み出せない。ヘタレと言われようが、無理なもんは、無理!!もちろん、牛も羊も鶏も無理です……。
畑では、人参や大根などを育てて種を取り、植えたり、芋を種芋にして植えたりと忙しそうだった。神様のおかげか、トマトなどは次々と花を咲かせて実になり、枯れる事がなかった。
果物も季節関係なく次々に花を咲かせ実になっていく。
神様が植えてくれた木には、果物だけじゃなく、メープルシロップのカエデの木や、ゴムの木、漆の木などもあった。スマホのアプリで写真を撮ると何の植物か分かるのがあり、調べたらそうだった。本当に本当にスマホは便利!
でも、まだそこまで手が回らず放置。とりあえず大きく育ってもらいましょう。
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