キュートなSF、悪魔な親友

月那

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キュートなSF、悪魔な親友

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「かぐちゃんのお尻、白くてちっちゃくて、すごい可愛い」
 右手の中指で鹿倉の後孔をぐちゅぐちゅと掻き混ぜながら、左手で白い肌をやわやわと揉み込む。
 そんな風に愛撫され、鹿倉は俯せで快感に喘ぎながら、自分のモノを握っていた。
「ああっ……んんっ……やんっ……」
「ココ、気持ちイイ? すごいぐちゅぐちゅゆって、俺の指締め付けてる」
「んあっ……ああっ……」
 柔らかな丸い鹿倉の双丘は掌に吸い付くようにしっとりと汗ばんでいて、律にとって一番理想的な形と弾力だから、唇でちゅぷちゅぷとその感触を味わう。
「んんっ……りつ……指だけじゃ……や……」
 鹿倉が右手でシーツを握りしめながら、強請る。
指で弄られているだけなのに、的確に一番感じる部分を律が擦るから、鹿倉はただ快楽を追うことだけに意識を持っていく。
「もっと、太いのが欲しい?」
 嬉しそうな声で、律が問う。指を二本に増やし、中で交差させながらぐちゅぐちゅと掻きまわして。
「ふあっあっ……んんっ……太いの、挿れて!」
 鹿倉が本能のままに言い、お尻を突き出すように律へと向ける。
 求められ、完全に上向いてたらたらと涎を垂らしている自身にゴムを着けると、ひくひくと蠢く小さな孔にぐっと押し当てた。
 指でぐずぐずに解されているソコは、先端を押し入れる時だけ抵抗したけれど、ゆるゆると分け入るとすぐにずぶずぶと飲み込み、熱い内壁で包み込んだ。
「……く……あっ……すご……締まる」
 モノを包み込んでいる内壁が、中へ中へと迎え入れる。鹿倉が無意識に腰を揺らし、まるで吸い込むように飲み込んでいく。
「ああんっ……イイっ……あんっ……んんっ……」
 小さな孔が自分のモノの形に拡がって、吸い付きながら抽挿を追う。
 ぬちゅぬちゅと音を立てて纏わりつくソコがもの凄く卑猥で、いやらしく律の欲望を煽る。
 鹿倉の腰を抱え、その様子を見ながら腰を動かす。
 あまりにも淫猥で、だからこそモノにまた膨らみが増し、先端で鹿倉のイイ場所をごりごりと擦り上げると喘ぎ声が高くなる。
「ああ……ああっ……も……んああ……」
 声にならない声が漏れ、鹿倉が自分のモノを扱く。
 先端を自分でぐりぐりと弄り、滑りでくちゅくちゅと音を立てながら擦って。
「ああっ……も、ダメ……イイ……い、イくっ!」
 律の腰の動きに、自分の手を無意識にシンクロさせ、そのまま放つ。
 そしてくったりと脱力した。
 そんな鹿倉が可愛くて、律はぐっと自身を中に押し込みながら、後ろからぎゅっと抱きしめた。
「ああんっ……」
 熱いモノが奥まで入ってくる感覚に、イったばかりで敏感になっている鹿倉が声を上げた。
「かぐちゃん、いっぱいイかせてあげる。まだまだ、これからだよ」
 そのままゆるゆると中を突く。
「んんっ……律も……よくなって」
 快感に声を涸らしながら鹿倉が言う。
「そんなん、言われなくてもめっちゃイイから。……ほら」
 律がクっ、と腰を動かして怒張を奥に突き当てる。
「んあっ……」
 それを感じた鹿倉が身を捩って白い喉を晒した。律がその首筋に舌を這わせる。
 中を突きながら、指先で鹿倉の胸を弄る。
「や……ん……」
 体中に施される愛撫に、鹿倉がふるふると震えて。
 また、自身が勃ち上がってくる。
「また勃ってきた。気持ちイイ?」
 喉の奥で「ん」と小さく頷く。
 律は体を起こし、鹿倉の右脚を抱え、繋がったまま正面へと移動する。
 そうして大きく広げた脚の間で勃ち上がっている鹿倉のモノを手で扱きながら、腰を動かした。
「やあっ……んんっ……」
 自分のモノがぬちゅぬちゅと出入りしている様を見ながら、鹿倉の中を感じるとイきたくて堪らなくなる。
「ああ……ダメだ……かぐちゃん、ごめん、一回、イく!」
 ぐちゅっぐちゅっとソコを激しく突き上げると、中に吐き出した。
 引き抜こうとすると、鹿倉が「ヤだ……抜かないで」と言うから。
 そのまま脚を下ろして後ろから抱きしめた。
「中、入ってんの、感じてたい」
 小さく吐息混じりの声が、律の心を擽る。
 愛しくて仕方ないから、鹿倉の猛りをゆるゆると握り込み、先端を弄る。
「んんっ……やん、先っぽ、イイ……」
「気持ちイイの? すごい、びちょびちょに濡れてる」
 溢れてくる滑りをなすりつけながら全体を扱く。
「あっ……んんっ……」
「いっぱい、出てくるね。我慢してる?」
 律の手の動きと、奥をつんつんと突かれる感覚が、鹿倉の吐息を熱くする。
「あ……あっ……ンふっ……あっ」
「イく?」
 びくびくとソレが震えて膨らむから、律は腰の動きを速め手を同じようにくちゅくちゅと動かして。
「あんっ……やっ……あっ……や、出るっ」
 ぱんぱんと激しく奥を突くと、鹿倉がびゅくびゅくと手の中に放った。
「ふあっ………ああ……ん……」
 くにゃ、と力なく自分に体を預けてくるその温もりが、嬉しい。
「まだ、いっぱい出るね。全部、枯れるまで出していい?」
「……俺ばっかじゃ、ヤ」
 喘ぎ過ぎて掠れた声が、律のモノに響いて。びく、と鹿倉の中で膨らみを増す。
「じゃあ、やっぱり朝まで?」
「……起きれないと、困るんだけど」
「真面目だね、かぐちゃん。そんなこと考えられなくなるくらい、イかせようか?」
「……律がいいなら」
 体を起こし、鹿倉の顔を覗き込むと快感に目を細めて微笑んでいて。
「俺が責任取ろう」
 そう言って、本当に鹿倉が意識を失うまで続けたのだった。
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