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僕と社長
僕と社長⑧
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そして二人は会社近くのイタリアンのお店に入り食事をはじめた。
「ねぇ、ユウちゃん……どうしたの?ここ数日様子が変よ」
「……はい……実は先日美園さんが会社に来たときに会話が聞こえてしまって……それで……」
「そうだったの……」
「あの、亜美さん………亜美さんは私の事を……どう思ってるのですか……」
「ユウちゃんの事?大好きだよ」
「そうですか……」
「ねぇ、ユウちゃんはどうなの?」
「私は……」
「ユウちゃん、正直に答えて……」
「私……私、まだ亜美さんが本当に好きかどうかわかりません」
「そう……」
「私は…成り行きで今の私があると思ってました……でも…最初からこうなるのが仕組まれたような……決まってたような気がして……」
「ユウちゃん……ごめんね……私が強引に進めたから……」
「亜美さん、謝らないで下さい……」
「確かにあなたの事で色々周りの人達に手伝ってもらってた事はあるの……でもねそれはユウちゃんに対する気持ちがあるからなの……決して商業的とか会社のためにしてきた事じゃないのよ」
「亜美さん……」
そして沈黙になりお互い黙り込んでしまった。
…………………
………………………………………………………
「亜美さん、ひとつ聞いてもいいですか?」
「うん?」
「男のままの私ではダメですか?」
「うーん……そうね……私としては、ユウちゃんが女の子になった方が嬉しいかな……ただ付き合うだけならいいけど……ユウちゃんに対しては本気なの……」
「そうですか…亜美さんの気持はわかりました……」
「うん……」
そしてふと時計を見るとそろそろ閉店時間にさしかかろうとしていた…
「亜美さん、もうお店を出ましょう」
「ええ」
そして二人並んで歩いていた。
遅い時間で外は少し肌寒く感じた。
「ねぇ、ユウちゃん、手繋ごう」
「は、はい……」
そして手を繋いで歩いた。
何も話さずお互いの手をしっかり握り歩いた。
そして誰もいない会社の近くの公園まで来ると亜美さんは立ち止まった。
「ユウちゃん…好き……私ねユウちゃんの事好きよ……やっぱりずっと一緒に居たい」
「亜美さん……」
「ユウちゃん……今のままでも……」
「ううん……私……女の子になる……私も亜美さんと一緒に居たい。」
僕はこの人の為なら性別なんか何でも良いと思えて…そして僕は決心した。
「亜美さん、私を……女の子にして下さい」
「ありがとう……ユウちゃん…」
亜美さんは僕の両手を握って涙を流しながら喜んでくれた。
「ねぇ、ユウちゃん……どうしたの?ここ数日様子が変よ」
「……はい……実は先日美園さんが会社に来たときに会話が聞こえてしまって……それで……」
「そうだったの……」
「あの、亜美さん………亜美さんは私の事を……どう思ってるのですか……」
「ユウちゃんの事?大好きだよ」
「そうですか……」
「ねぇ、ユウちゃんはどうなの?」
「私は……」
「ユウちゃん、正直に答えて……」
「私……私、まだ亜美さんが本当に好きかどうかわかりません」
「そう……」
「私は…成り行きで今の私があると思ってました……でも…最初からこうなるのが仕組まれたような……決まってたような気がして……」
「ユウちゃん……ごめんね……私が強引に進めたから……」
「亜美さん、謝らないで下さい……」
「確かにあなたの事で色々周りの人達に手伝ってもらってた事はあるの……でもねそれはユウちゃんに対する気持ちがあるからなの……決して商業的とか会社のためにしてきた事じゃないのよ」
「亜美さん……」
そして沈黙になりお互い黙り込んでしまった。
…………………
………………………………………………………
「亜美さん、ひとつ聞いてもいいですか?」
「うん?」
「男のままの私ではダメですか?」
「うーん……そうね……私としては、ユウちゃんが女の子になった方が嬉しいかな……ただ付き合うだけならいいけど……ユウちゃんに対しては本気なの……」
「そうですか…亜美さんの気持はわかりました……」
「うん……」
そしてふと時計を見るとそろそろ閉店時間にさしかかろうとしていた…
「亜美さん、もうお店を出ましょう」
「ええ」
そして二人並んで歩いていた。
遅い時間で外は少し肌寒く感じた。
「ねぇ、ユウちゃん、手繋ごう」
「は、はい……」
そして手を繋いで歩いた。
何も話さずお互いの手をしっかり握り歩いた。
そして誰もいない会社の近くの公園まで来ると亜美さんは立ち止まった。
「ユウちゃん…好き……私ねユウちゃんの事好きよ……やっぱりずっと一緒に居たい」
「亜美さん……」
「ユウちゃん……今のままでも……」
「ううん……私……女の子になる……私も亜美さんと一緒に居たい。」
僕はこの人の為なら性別なんか何でも良いと思えて…そして僕は決心した。
「亜美さん、私を……女の子にして下さい」
「ありがとう……ユウちゃん…」
亜美さんは僕の両手を握って涙を流しながら喜んでくれた。
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