入社した会社でぼくがあたしになる話

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変化

祝杯……

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楽屋に戻るとmiyaさんとカメラマンやスタイリストさんたちが待っていた。

「お疲れ様~、すごく良かったよ。」

「モデルデビューだねー」

みんなが口々に言ってくれた。

「ユウちゃん今日はありがとー!!」

「いえ、私も楽しかったです」

こうして初めてのファッションモデル体験は大成功に終わった。

しかし家に帰って鏡を見たらすごい個性的な髪型になっていてがく然とした……

(明日は帽子被って出社しよ……)

翌日、いつものように会社へ行くと先輩の女性たちから声をかけられた。

「ゆうちゃんおはよう~」

「あ、おはようございまーす……」

「ねえ、帽子とってよ~どんな風になったの?見たい!」

「えっと……」

躊躇していると先輩の一人が僕に近づいてきた。

「ほら、とらないなら私が取っちゃうよ」

「ちょっと待っ……」

その瞬間、帽子を奪われた。

「キャー!!すごーい!超モダンだねーかわいー」

僕は恥ずかしくて顔を覆ってしまった。

そのとき、そっと奪われた帽子を被せてくれた人がいた。

「あっ……」

白上さんだ………

「ほらほら、皆仕事始まってるよ」

「はーい」

そう言って先輩たちは自分の持ち場に戻って行った。

「ありがとうございます……」

「どういたしまして♪また綺麗になったのね♪襟足触っていい?」

「はい……」

白上さんは僕の刈り上げられた襟足を触って言った。

「このくらいの長さもいいわねぇ……」「はい……」

僕は真っ赤になって俯いていた。

「照れてるの?じゃまたね」

「あの……」

「ん?どうしたの?」

「いえ……ありがとうございました…」

「ふふ♪いいのよ、応援してるからね」

そう言うと彼女は去って行った。

その後、社長室へショーの報告に向かった。

「失礼します」

「あ、ユウちゃん!どうだった?ショーは?」

「はい、とても楽しくできました。」

「ん?ユウちゃん胸大きくなったんじゃない?」

「あ、はい、実はヒアルロン酸入れました」

「そうなんだぁ!へぇ~自然ね………素敵じゃない」

「はい、ありがとうございます」

「ユウちゃん、帽子とって髪型みせてよ」

「あ、はい」

僕は帽子を脱いで社長に見せてみた。

「あら、個性的になったわね」

そう言いながら社長の手が僕の頭を撫でた。

「でも似合ってるわよ、直さないでそのままにしたら?かわいいし、いいと思うわよ」

「は、はい……ありがとうございます……」

(やっぱりこのままか……)

僕は少し複雑な気持ちになった。

♪~

「あ、ちょうどmiyaちゃんから電話きたよ」

「もしもしmiyaちゃん?お疲れさま~。うんうん、え?ホント?ありがとう!うんうんまたヨロシクね~」

どうやらいい知らせのようだった、社長は電話を終えると急に僕に抱きついてきた。

「わ!」

「やったわよーユウちゃん!miyaちゃんがユウちゃんのこと気に入ってくれて新商品アピールしてくれるって!」

「本当ですか!?」

「もちろんよ、miyaちゃんがプッシュしてくれたら間違いなしよ。」

社長はよほど嬉しかったのか僕を強く抱きしめて離さなかった。

「そうた!ユウちゃん!家にこない?ご褒美に二人で打ち上げしよ?ご馳走するから」

「は、はい、喜んで行きます」

僕はドキドキしながら断る事なんかできず答えた。


そして仕事が終わり、社長の家に招かれていた。
住所を聞いて向うとそこはタワーマンションだった。
(す、すごい…何階建だろ………大きいなあ)

エレベーターに乗り20階の社長の部屋の前に着いた。
ピンポーン♪
インターフォンを鳴らすとすぐにドアが開いた。

「はーい、いらっしゃい!さ、入って」

「お邪魔します……」

部屋に入ると美味しい匂いが漂っていた。


とても広いリビングへ入るとテーブルには豪華な料理とシャンパンが用意されていた。

「え?すごい料理ですね!」

「でしょ~?頑張ったんだからたくさん食べてね!」

社長はご機嫌で楽しそうだ。
席に座るとシャンパンが注がれ乾杯をした。

「ショーの成功を祝してカンパーイ!」

「カンパイ!」

「ユウちゃんお疲れ様、よくがんばったね」

「いえ、私こそこんな素敵な機会をくださってありがとうございます」

「今日は遠慮しないでいっぱい飲んでね」

「はい、いただきまーす」

僕は勧められるままどんどん飲み続けた
食事もプロ並に美味しい。

「これ社長が作ったんですか?」

「そうよ♪料理は好きなのよ」

「すごい……こんな美味しい料理初めてです!」

そして酔いも回り何より社長と二人きりという状況に緊張していた。

(あれ……なんだか……眠くなってきた……)

「ねえ、ソファで楽にしたら?」

(あ、眠そうにしてしまった……)

「気にしないで大丈夫よ、まだ疲れてるのよ」

「あ……はい」

僕はふらつきながらもなんとか立ち上がった。

「大丈夫?ほら肩貸してあげるからつかまって」

「すみません……」

言われるままに僕は社長の肩を借りた。

「ほら、ゆっくり歩いて」

「はい……」

フラつく足取りのままソファではなくベッドルームまで連れていかれた。

「ほら、ここに座って」

「はい……」

僕は言われるままベッドの上に腰掛けた。
少しぼぉ~っとしていると社長は隣りに座り僕の耳元に囁いた。

「ユウちゃん……かわいい……」

社長は僕の髪を撫でて頭を引き寄せた。

そして僕の襟足を触りながら言った。

「この襟足いいわね……すごくセクシーよ」

「はずかしいです……」

「ほら、もっと見せて……」

そう言うと僕の両頬を両手ではさみ上を向かせた。

「ああ……」

僕の目の前には社長の美しい顔があった。

その瞳に見つめられるだけで僕の心臓は高鳴っていった。

「私があげたピアス着けてくれてるのね……」

そう言うと僕の左耳に手を伸ばし優しく触れた。

「んっ……」

僕は思わず吐息を漏らした。

「ふふ、どうしたの?感じちゃう?」

その瞬間、僕はドキッとして顔を背けた。

「あら、もう赤くなっちゃって♪可愛いわね」

「いえ…その…」

「ねぇ、大きくなった胸見せてよ…少ししたら元にもどっちゃうんでしょ?」

「はい……」

僕は恥ずかしくて俯いてしまった。

「じゃあ、脱がせてあげようね……」

そう言って社長の手が僕のブラウスに伸びた。

プチッ ひとつずつボタンを外す音が響いた。

そして僕の上半身が露わになった。

「あぁ……」

僕は小さく声を上げた。

そのまま僕のスカートのファスナーを下ろし僕は下着姿にされた。

「きれいよ……ユウちゃん……」

「あっ……恥ずかしいです…」

「じゃあ私も下着になろうかしら……脱がしてくれる?」

「え?あ、はい……」

僕は戸惑いながら震える手で社長の服のボタンを外した。

「ストッキングも脱がしてくれる」

「は、はい……」

社長の身体はとても美しく見入ってしまった。

「どうしたの?じっと見つめちゃって…」

「すごく…綺麗だなって思って……」

「ユウちゃんも私みたいになれるわよ…」

「でも……僕、あ、私………」

「まだ僕が残ってるのね……こんな可愛い髪型してメイクした僕はいないわよ…」

そう言いながら社長は自分の唇に人差し指を当てた。

「ユウちゃん……」

唇に当てた指を僕の口内へ入れた。

「あむぅ……」

「いい子ね……歯を当てないで優しくよだれまみれにして……」

「あふっ……」

僕は言われるまま指をなめた。

「ふふ♪上手いじゃない…ご褒美あげるから目を閉じて……私の事だけ考えてなさい……」

「はい……」

僕は言われるまま目を閉じた。

僕の唇に柔らかい感触が広がった。

そして舌が入り込んできた。

「ん……」

初めての感覚に頭が真っ白になっていった。

やがて社長の舌が僕の舌と絡み合った。

「ちゅぱ……れろ……ん……」

「ぷはっ……気持ちいいでしょ?これが大人のキスよ……」

「はい……」

「こっちにいらっしゃい……」

社長は僕を抱き寄せた。

そして僕の胸に手を伸ばした……


その時社長のスマホが鳴り響いた。
「もう………誰よ……」
社長は電話に出るとため息をついた。

どうやら仕事の話らしい、

「ゴメンねユウちゃん、続きはまた今度ね」

そう言って僕の頭を撫でて出て行ってしまった。

(え?このまま帰るのか?)

僕はベッドの上でしばらく呆然としていた。

するとスマホにメッセージが届いた

[ゴメンね今日は戻れないからそのままゆっくり休んで明日の朝お帰りなさい、カギはオートロックだから心配しないで]

[可愛い私のユウちゃん…オヤスミ♡]


僕はそれを見てホッとしたような残念な様な複雑な気分だった。

(なんだか……ドキドキするけど、これでよかったのかな……)

僕はその後心地よい疲れを感じながら社長のベッドで眠りについた。

翌朝、僕はタクシーに乗って自分のマンションへ戻った。
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