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25 体育祭
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前半戦終了のホイッスルが鳴り響き、5分休憩を経てコートチェンジに入る。
その間に、正面の掲示板へ前半戦の点数が次々書き込まれていく。
笹部のクラスが飛び抜けているが、残りの7クラスは似たり寄ったりのレベルなんだろう。
他の三試合はどこも接戦だ。
そろそろ、俺達も誰が外野に行くかくらい決めた方がいいだろう。
サッカーやバスケと違って、ソフトドッジボールチームは事前の作戦会議も無かったしな。
女子生徒の方を見たら、その中央で樟葉がピンクの色つき眼鏡をはめていた。
しかも、ハート型の。
「なんだ、それは?」
異様だぞ?
「どうかなぁ?
なかなかサイズが合わなくてねぇ。
これ、おもちゃの眼鏡なんだってぇ」
満更でも無いのか、樟葉は眼鏡の両縁を指で支えウフフと楽しそうに笑う。
その膝には、眼帯やサングラス、試したものが山積みになっていた。
まぁ、樟葉は小顔だからな。
大人用のサイズは合わないんだろう。
眼鏡をした樟葉は、アイパッチを既に外していた。
確かに、そのピンクレンズを通せば左目の濁りは目立たない。
だが、プラスチックらしいレンズ面は傷だらけだぞ?
右目はそれで見えているのか?
樟葉を挟むように両側に膝立ちした女子二人は、せっせと樟葉の伸ばしっぱなしの跳ねまくりな髪を編み込んで手持ちのピンで止めていた。
「みこちゃん、可愛い」
「エヘヘ、ありがとぅ」
三枝は膝でにじり寄り、樟葉の顔をマジマジと眺める。
囲っていた女子生徒達は、全員得意気。
「でしょう~
持ってくるか悩んだんだけど、文芸部所蔵の魔法少女キューティープリンスのレア眼鏡っ
まさか、みこちゃんにジャストサイズだったなんてねっ」
「へぇ、俺は知らへんけど、有名なアニメのなんや?」
「有名だよ!
10年以上前だけど、シリーズ化して今も新作放映中だからねっ」
「梛木委員長、熱いなぁ」
「渡君、今度持ってくるわよ」
ワイワイ楽しそうに三枝と盛り上がっている。
そう言えば、ここにいる女子生徒はよく三枝と恋愛小説で盛り上がっているメンバーが多いな。
恋愛小説なら、俺も読んでいるが。
魔法少女で放映中となるとテレビアニメだろう。
俺にはついていけないなぁ。
その間に、正面の掲示板へ前半戦の点数が次々書き込まれていく。
笹部のクラスが飛び抜けているが、残りの7クラスは似たり寄ったりのレベルなんだろう。
他の三試合はどこも接戦だ。
そろそろ、俺達も誰が外野に行くかくらい決めた方がいいだろう。
サッカーやバスケと違って、ソフトドッジボールチームは事前の作戦会議も無かったしな。
女子生徒の方を見たら、その中央で樟葉がピンクの色つき眼鏡をはめていた。
しかも、ハート型の。
「なんだ、それは?」
異様だぞ?
「どうかなぁ?
なかなかサイズが合わなくてねぇ。
これ、おもちゃの眼鏡なんだってぇ」
満更でも無いのか、樟葉は眼鏡の両縁を指で支えウフフと楽しそうに笑う。
その膝には、眼帯やサングラス、試したものが山積みになっていた。
まぁ、樟葉は小顔だからな。
大人用のサイズは合わないんだろう。
眼鏡をした樟葉は、アイパッチを既に外していた。
確かに、そのピンクレンズを通せば左目の濁りは目立たない。
だが、プラスチックらしいレンズ面は傷だらけだぞ?
右目はそれで見えているのか?
樟葉を挟むように両側に膝立ちした女子二人は、せっせと樟葉の伸ばしっぱなしの跳ねまくりな髪を編み込んで手持ちのピンで止めていた。
「みこちゃん、可愛い」
「エヘヘ、ありがとぅ」
三枝は膝でにじり寄り、樟葉の顔をマジマジと眺める。
囲っていた女子生徒達は、全員得意気。
「でしょう~
持ってくるか悩んだんだけど、文芸部所蔵の魔法少女キューティープリンスのレア眼鏡っ
まさか、みこちゃんにジャストサイズだったなんてねっ」
「へぇ、俺は知らへんけど、有名なアニメのなんや?」
「有名だよ!
10年以上前だけど、シリーズ化して今も新作放映中だからねっ」
「梛木委員長、熱いなぁ」
「渡君、今度持ってくるわよ」
ワイワイ楽しそうに三枝と盛り上がっている。
そう言えば、ここにいる女子生徒はよく三枝と恋愛小説で盛り上がっているメンバーが多いな。
恋愛小説なら、俺も読んでいるが。
魔法少女で放映中となるとテレビアニメだろう。
俺にはついていけないなぁ。
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