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24話 お待たせ
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「ハル!」
「分かってる! 方向は!?」
「分かんない! アキ! 周囲の警戒して!」
「何々ー? 岩ってただの落石なんじゃー」
「違う! トカゲサルが出たんだと思う!」
「どこか遠い所にいるはずだから目を凝らして!」
「トカゲサルー?」
アキは首を傾げながらも、周囲を探し回ってくれる。そして、見つけたようで羽をそっちの方に指す。
「あそこ! 右奥の方に黒いゴリラみたいなのがいるよー! もしかしてあれのことー?」
「岩とか持ってない!?」
「持ってるー! ってか投げてきたー!」
アキが叫んでくるけど問題ない。というか近い距離の2連射とか躱していたのだから問題などあるはずがない。
「当たるよー!?」
「大丈夫だよ!」
私は少し進行方向を変えて、岩が着弾する場所からずれる。
ズシャァ!
「『疾走』!」
私はギュン! っと加速させて、トカゲサルとの距離を詰める。なんてご挨拶だろうか、このお返しはしっかりとしないと!
距離を詰めると、奴の姿がぼんやりと見えて来た。この距離を見えるとは流石トリ、いい目を持っている。
「うほおおおおおおおおおおお!!!」
ドンドンドンドン!!!
奴がドラミングをし始めた。すると、奴の体から赤いオーラの様が立ち上る。
「ハル! 岩の速度が上がるよ! 注意して!」
「分かってる!」
「来るよー!」
奴が岩を振りかぶり、私達に向かって投げてくる。私は加速した速度のまま突っ走った。
ゴシャア!
私の直ぐ傍に岩が着弾する。跳ねた土が私たちの体に当たるがこの程度で止まる私じゃない!
むしろこの土は私たちへの挑戦状と受け取って闘志を燃え上がらせた。
「あのトカゲサルをぶっ飛ばす!」
「当然でしょ! 支援は任せなさい!」
「ええー? 流石に逃げようよー!? あれには勝てないって!」
「大丈夫! 昨日も勝てたんだから!(ぎりぎりだったけど)」
「そうよ! あんなサルに負けるわけがないでしょう!(危なかったけど)」
「最後に何を言ったのかなー!?」
「いいから! 一緒にアイツ倒そう! てか私たちはアイツを倒すために臨時で一緒にいるまであるし!」
「そうよ! 私たちはアイツを倒すための臨時の……臨時なの? 倒しても一緒にやらない?」
「やる!」
「じゃあよし! 取りあえずアイツをぶっ飛ばすのよ!」
ズシャア!
岩が継続して飛んでくるけど、私たちにはBGM程度の意味しかない。
「ほんとに行くのー?」
「当然でしょ! 喧嘩を売られたのよ! あんなサルに!」
「そうよ! トカゲなんて餌でしょう? 舐められて悔しくないの!?」
「ええー。サルは分かるけどトカゲってどの要素ー?」
「アイツの名前ってマウンテンドラゴンコングって言うのよ!」
「ええー! それって! 幻想……」
ゴシャァ!
だいぶ岩が飛んでくる距離が近くなった。もう少しで奴がいる丘の麓だ。
「いっくよー!」
私は丘を駆け上る。
「行きなさい! いざとなったら私が守ってあげるわ!」
「頼りにしてるよ!」
「もー! ここまで来たら行くしかないじゃないー!」
「それでいいのよ! 風の赴くままにトリは進めばいいの!」
「これはどっちかっていうとベルトコンベアだと思うけどねー!?」
「進んでるからいいんだよ!」
「来るわよ! 『胞子シールド』!」
私は奴が岩を投げたタイミングで右に避ける。
ゴシャァ! ズシャァ!
「よし!」
「いいわよ! この調子よ!」
「うん!」
トカゲサルが岩を両手に持ち、振りかぶって先に右手で投げてくる。
私は飛んでくる岩を右に躱す。
「そっちはダメ!」
「え」
ガィン!!!
私達の目の前には奴の投げた岩があった。ナツキがシールドを張っていてくれたお陰で問題は無かったけど、もし今のが当たっていたらと思うとぞっとする。
「どうして!?」
私は走りながら考える。でも、奴は振りかぶっていた。
「次は私の言う方に避けて!」
「!? お願い!」
奴は両手を振りかぶり、左手の方から振り下ろしてくる。
「右!」
「うん!」
私は右に躱す。
ゴシャァ! ズシャア!
私の左側で音が鳴った。
「流石ナツキ!」
「当然でしょ! 奴の手をみればよゆーよ!」
「手!?」
「そう! でも、結構見極めが大変だからそこは私に任せて!」
「分かった!」
「私も援護するよー! 炎の槍よ!」
「おお!」
そうだった。アキは魔法が使えるんだった。ならアキの援護に頼ってもいいに決まってるじゃないか!
「いっけー!」
アキの魔法がトカゲサルに向かって一直線に進む。そして直撃して奴を丘の方に倒した。
「うほほ!!!???」
ふふん。トカゲサルも魔法に驚いているようだ。丘の向こうにいるから見えないのが残念だ。
「うほほほほおおおおおおおお!!!」
ん? なんか怒ってない? さっきよりかすごく怖い感情になってる気が……。ん!?
「あれって岩!?」
「そんなのなしでしょう!?」
「可愛い棒切れだったじゃないー! そんなのを持ってこないでよー!?」
「うほほほほー!!! うほうほうほおおおお!!!」
奴は丘から姿を見せたと思うと、自身の体の2倍程もある大きな岩を持ってこちらに狙いを定めていた。
「ナツキ! 信じるから避ける方向教えて!」
「あれは流石に聞いてないわよ!?」
「ナツキならいける! 自分を信じて!」
「うほほほほほほ!!!!!!」
私とナツキの会話等関係ないとでも言うようにトカゲサルが岩を放り投げてくる。放物線を描くような感じではないけど、地面に当たって不規則に跳ねてくるので軌道が分かりにくい。
「ちょ。ちょっとこれは分からない! ハルの直感でやって!」
「ええ! でも分かった! 私の直感で行くと……!」
「潰されないかなー!?」
「避けないの!?」
私はその岩目掛けて真っすぐに、正面から進んでいく。そして、
「『突進』!」
ドガアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!
私は岩をぶっ壊す。岩の破片が私たちに散らばって来るけど、ダメージはない。でも破片が降ってくる様は、上の2人にはちょっと怖かった様だ。
「きゃああああああ!!!」
「いやああああああ!!!」
「突破したよー!!!」
私は飛び散る破片の最中をゴリラに向かって一直線に走り続ける。もう私にはあのゴリラしか見ることが出来ない。
「もうそろそろ出るよ!」
「うほほほほほおおお!!!???」
次の一投をかわせばアイツにご挨拶出来る!
「うほおおおおおおおお!!!」
奴が驚きから立ち直り、新しい岩を一個ずつ両手に持っている。
「ナツキ!」
「分かってる!」
「うほおおおおおお!!!」
奴が両手を同時に振ったような気がした。どっち!? 分からなかった!
「右!」
「!」
私は言われるままに右にステップを踏んだ。
ゴシャア! ズシャァ!
直ぐ傍で岩が着弾した音がする。
私たちの前にはトカゲサル。もう次を投げるようなタイミングはない!
「お待たせトカゲサル! 今来たとこだよ! 待った!?」
「うほおおおおおお!!!???」
「そっか! 何言ってるか分からないけど! 『ぶちかまし』!」
「分かってる! 方向は!?」
「分かんない! アキ! 周囲の警戒して!」
「何々ー? 岩ってただの落石なんじゃー」
「違う! トカゲサルが出たんだと思う!」
「どこか遠い所にいるはずだから目を凝らして!」
「トカゲサルー?」
アキは首を傾げながらも、周囲を探し回ってくれる。そして、見つけたようで羽をそっちの方に指す。
「あそこ! 右奥の方に黒いゴリラみたいなのがいるよー! もしかしてあれのことー?」
「岩とか持ってない!?」
「持ってるー! ってか投げてきたー!」
アキが叫んでくるけど問題ない。というか近い距離の2連射とか躱していたのだから問題などあるはずがない。
「当たるよー!?」
「大丈夫だよ!」
私は少し進行方向を変えて、岩が着弾する場所からずれる。
ズシャァ!
「『疾走』!」
私はギュン! っと加速させて、トカゲサルとの距離を詰める。なんてご挨拶だろうか、このお返しはしっかりとしないと!
距離を詰めると、奴の姿がぼんやりと見えて来た。この距離を見えるとは流石トリ、いい目を持っている。
「うほおおおおおおおおおおお!!!」
ドンドンドンドン!!!
奴がドラミングをし始めた。すると、奴の体から赤いオーラの様が立ち上る。
「ハル! 岩の速度が上がるよ! 注意して!」
「分かってる!」
「来るよー!」
奴が岩を振りかぶり、私達に向かって投げてくる。私は加速した速度のまま突っ走った。
ゴシャア!
私の直ぐ傍に岩が着弾する。跳ねた土が私たちの体に当たるがこの程度で止まる私じゃない!
むしろこの土は私たちへの挑戦状と受け取って闘志を燃え上がらせた。
「あのトカゲサルをぶっ飛ばす!」
「当然でしょ! 支援は任せなさい!」
「ええー? 流石に逃げようよー!? あれには勝てないって!」
「大丈夫! 昨日も勝てたんだから!(ぎりぎりだったけど)」
「そうよ! あんなサルに負けるわけがないでしょう!(危なかったけど)」
「最後に何を言ったのかなー!?」
「いいから! 一緒にアイツ倒そう! てか私たちはアイツを倒すために臨時で一緒にいるまであるし!」
「そうよ! 私たちはアイツを倒すための臨時の……臨時なの? 倒しても一緒にやらない?」
「やる!」
「じゃあよし! 取りあえずアイツをぶっ飛ばすのよ!」
ズシャア!
岩が継続して飛んでくるけど、私たちにはBGM程度の意味しかない。
「ほんとに行くのー?」
「当然でしょ! 喧嘩を売られたのよ! あんなサルに!」
「そうよ! トカゲなんて餌でしょう? 舐められて悔しくないの!?」
「ええー。サルは分かるけどトカゲってどの要素ー?」
「アイツの名前ってマウンテンドラゴンコングって言うのよ!」
「ええー! それって! 幻想……」
ゴシャァ!
だいぶ岩が飛んでくる距離が近くなった。もう少しで奴がいる丘の麓だ。
「いっくよー!」
私は丘を駆け上る。
「行きなさい! いざとなったら私が守ってあげるわ!」
「頼りにしてるよ!」
「もー! ここまで来たら行くしかないじゃないー!」
「それでいいのよ! 風の赴くままにトリは進めばいいの!」
「これはどっちかっていうとベルトコンベアだと思うけどねー!?」
「進んでるからいいんだよ!」
「来るわよ! 『胞子シールド』!」
私は奴が岩を投げたタイミングで右に避ける。
ゴシャァ! ズシャァ!
「よし!」
「いいわよ! この調子よ!」
「うん!」
トカゲサルが岩を両手に持ち、振りかぶって先に右手で投げてくる。
私は飛んでくる岩を右に躱す。
「そっちはダメ!」
「え」
ガィン!!!
私達の目の前には奴の投げた岩があった。ナツキがシールドを張っていてくれたお陰で問題は無かったけど、もし今のが当たっていたらと思うとぞっとする。
「どうして!?」
私は走りながら考える。でも、奴は振りかぶっていた。
「次は私の言う方に避けて!」
「!? お願い!」
奴は両手を振りかぶり、左手の方から振り下ろしてくる。
「右!」
「うん!」
私は右に躱す。
ゴシャァ! ズシャア!
私の左側で音が鳴った。
「流石ナツキ!」
「当然でしょ! 奴の手をみればよゆーよ!」
「手!?」
「そう! でも、結構見極めが大変だからそこは私に任せて!」
「分かった!」
「私も援護するよー! 炎の槍よ!」
「おお!」
そうだった。アキは魔法が使えるんだった。ならアキの援護に頼ってもいいに決まってるじゃないか!
「いっけー!」
アキの魔法がトカゲサルに向かって一直線に進む。そして直撃して奴を丘の方に倒した。
「うほほ!!!???」
ふふん。トカゲサルも魔法に驚いているようだ。丘の向こうにいるから見えないのが残念だ。
「うほほほほおおおおおおおお!!!」
ん? なんか怒ってない? さっきよりかすごく怖い感情になってる気が……。ん!?
「あれって岩!?」
「そんなのなしでしょう!?」
「可愛い棒切れだったじゃないー! そんなのを持ってこないでよー!?」
「うほほほほー!!! うほうほうほおおおお!!!」
奴は丘から姿を見せたと思うと、自身の体の2倍程もある大きな岩を持ってこちらに狙いを定めていた。
「ナツキ! 信じるから避ける方向教えて!」
「あれは流石に聞いてないわよ!?」
「ナツキならいける! 自分を信じて!」
「うほほほほほほ!!!!!!」
私とナツキの会話等関係ないとでも言うようにトカゲサルが岩を放り投げてくる。放物線を描くような感じではないけど、地面に当たって不規則に跳ねてくるので軌道が分かりにくい。
「ちょ。ちょっとこれは分からない! ハルの直感でやって!」
「ええ! でも分かった! 私の直感で行くと……!」
「潰されないかなー!?」
「避けないの!?」
私はその岩目掛けて真っすぐに、正面から進んでいく。そして、
「『突進』!」
ドガアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!
私は岩をぶっ壊す。岩の破片が私たちに散らばって来るけど、ダメージはない。でも破片が降ってくる様は、上の2人にはちょっと怖かった様だ。
「きゃああああああ!!!」
「いやああああああ!!!」
「突破したよー!!!」
私は飛び散る破片の最中をゴリラに向かって一直線に走り続ける。もう私にはあのゴリラしか見ることが出来ない。
「もうそろそろ出るよ!」
「うほほほほほおおお!!!???」
次の一投をかわせばアイツにご挨拶出来る!
「うほおおおおおおおお!!!」
奴が驚きから立ち直り、新しい岩を一個ずつ両手に持っている。
「ナツキ!」
「分かってる!」
「うほおおおおおお!!!」
奴が両手を同時に振ったような気がした。どっち!? 分からなかった!
「右!」
「!」
私は言われるままに右にステップを踏んだ。
ゴシャア! ズシャァ!
直ぐ傍で岩が着弾した音がする。
私たちの前にはトカゲサル。もう次を投げるようなタイミングはない!
「お待たせトカゲサル! 今来たとこだよ! 待った!?」
「うほおおおおおお!!!???」
「そっか! 何言ってるか分からないけど! 『ぶちかまし』!」
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