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復活
僕らの初めて※
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エイデン様の口と手で、馬鹿みたいに喘がされた僕は、それでもこの閨の行き着く先に心臓を高ぶらせていた。もう何度身体を引き絞らせられたか分からない僕は、すっかり力が抜けてエイデン様を見上げた。
さっき迄僕の後ろの窄みを、指と舌で愛撫していたエイデン様は、口元をグイと甲で拭うと僕を喰らう様な眼差しで見つめた。僕はエイデン様のそんな雄々しい眼差しが大好きだった。
いつも僕には優しげな淡い緑色の瞳が、この時ばかりは燃える様な黄色味を帯びて揺らぐ気がする。そして僕たちにはもう言葉など必要なかった。
エイデン様は僕の両腿を抱え上げると自分の濡れそぼった昂りをゆっくりと僕の窄みを何度か撫でた。それはいつになく気持ち良くて、僕の中へ欲しがる窄みがエイデン様を咥えようと疼いた。
「…ああ、吸い付いてくる。サミュエルが私を欲しがって、引き込もうと頑張ってるね…。痛かったら、直ぐに言うんだよ…。」
息を殺してエイデン様は僕の中にゆっくりと入ってきた。今までも指で慣らしてきたけれど、明らかに重量感のあるそれは、ゆっくりと僕を犯してきた。僕は痛みなど感じなくて、さっきから何度も逝ってしまった僕のいやらしいそこを満たしてくれるのを待った。
グリッと僕の感じる場所を撫でられて、僕は思わず仰け反って呻いた。ああ、何て気持ち良いんだろう。もっと、もっと擦って僕をあそこに連れて行って…。
そう僕が囁いたのか、思っただけなのか分からないけれど、エイデン様は急に腰を突き出して、グチグチと部屋に艶かしい音を響かせながら僕を抉った。終わりのないその快感は、僕をすぐに痺れさせて、ビクビクと身体を震わせさせた。
エイデン様は僕にのし掛かると、僕の耳元を舌で舐めながら甘く囁いた。
「サミュエルは悪い子だね。出さずに逝くなんて、なんていやらしいんだ。」
僕はエイデン様にそう煽られて、エイデン様をぎゅっと締め付けた。ああ、これをもっと楽しみたい。僕はエイデン様の頬を両手で引き寄せると舌で唇をペロペロ舐めて言った。
「…エイデンさま、僕をもっと、もっと味わって。二人が溶け合うまで…。」
それからエイデン様は、僕をぐちゃぐちゃに口づけてから起き上がると、ぐっと腰を押し付けて僕に深く入り込んだ。目が眩む様な気持ち良さに、僕は攻め立てられて、翻弄された。
喘ぐ僕を射抜く様に見つめるエイデン様と目を合わせて、僕たちは本当の意味でひとつになったんだ。僕は笑っていたのかな。エイデン様の揺さぶる様な動きで、馬鹿みたいに善がってしまった僕は、息も止まる様な絶頂にギリギリと引き絞られた。
叩きつけていたエイデン様が身体を震わせながら、ドサっと僕に覆い被さって来て、僕たちはしばらく荒い息遣いしか吐き出すことが出来ないでいた。しばらく経って、僕とエイデン様はシーツに頬をつけながら、どちらかともなく微笑み合った。
僕たちに言葉は必要なかった。必要なのは、その甘やかな瞳と、握り合った手の感触と、お互いの体温だけだった。僕はエイデン様に、甘やかされるな口づけを受けると少し燃えるような黄緑色の瞳を覗き込んで言った。
「もっと…。もっと僕らにちょうだい。」
さっき迄僕の後ろの窄みを、指と舌で愛撫していたエイデン様は、口元をグイと甲で拭うと僕を喰らう様な眼差しで見つめた。僕はエイデン様のそんな雄々しい眼差しが大好きだった。
いつも僕には優しげな淡い緑色の瞳が、この時ばかりは燃える様な黄色味を帯びて揺らぐ気がする。そして僕たちにはもう言葉など必要なかった。
エイデン様は僕の両腿を抱え上げると自分の濡れそぼった昂りをゆっくりと僕の窄みを何度か撫でた。それはいつになく気持ち良くて、僕の中へ欲しがる窄みがエイデン様を咥えようと疼いた。
「…ああ、吸い付いてくる。サミュエルが私を欲しがって、引き込もうと頑張ってるね…。痛かったら、直ぐに言うんだよ…。」
息を殺してエイデン様は僕の中にゆっくりと入ってきた。今までも指で慣らしてきたけれど、明らかに重量感のあるそれは、ゆっくりと僕を犯してきた。僕は痛みなど感じなくて、さっきから何度も逝ってしまった僕のいやらしいそこを満たしてくれるのを待った。
グリッと僕の感じる場所を撫でられて、僕は思わず仰け反って呻いた。ああ、何て気持ち良いんだろう。もっと、もっと擦って僕をあそこに連れて行って…。
そう僕が囁いたのか、思っただけなのか分からないけれど、エイデン様は急に腰を突き出して、グチグチと部屋に艶かしい音を響かせながら僕を抉った。終わりのないその快感は、僕をすぐに痺れさせて、ビクビクと身体を震わせさせた。
エイデン様は僕にのし掛かると、僕の耳元を舌で舐めながら甘く囁いた。
「サミュエルは悪い子だね。出さずに逝くなんて、なんていやらしいんだ。」
僕はエイデン様にそう煽られて、エイデン様をぎゅっと締め付けた。ああ、これをもっと楽しみたい。僕はエイデン様の頬を両手で引き寄せると舌で唇をペロペロ舐めて言った。
「…エイデンさま、僕をもっと、もっと味わって。二人が溶け合うまで…。」
それからエイデン様は、僕をぐちゃぐちゃに口づけてから起き上がると、ぐっと腰を押し付けて僕に深く入り込んだ。目が眩む様な気持ち良さに、僕は攻め立てられて、翻弄された。
喘ぐ僕を射抜く様に見つめるエイデン様と目を合わせて、僕たちは本当の意味でひとつになったんだ。僕は笑っていたのかな。エイデン様の揺さぶる様な動きで、馬鹿みたいに善がってしまった僕は、息も止まる様な絶頂にギリギリと引き絞られた。
叩きつけていたエイデン様が身体を震わせながら、ドサっと僕に覆い被さって来て、僕たちはしばらく荒い息遣いしか吐き出すことが出来ないでいた。しばらく経って、僕とエイデン様はシーツに頬をつけながら、どちらかともなく微笑み合った。
僕たちに言葉は必要なかった。必要なのは、その甘やかな瞳と、握り合った手の感触と、お互いの体温だけだった。僕はエイデン様に、甘やかされるな口づけを受けると少し燃えるような黄緑色の瞳を覗き込んで言った。
「もっと…。もっと僕らにちょうだい。」
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