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大型アップデート編
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* * * * *
いま、俺は。シャナと共に、ハウスの屋上で決闘している。
シャナには悪いが、ウェポンスキル抜きの決闘だ。
生産職オンリーの俺には、ウェポンスキルを使うスキルが無いからな。
★ウェポンスキルを使うには、【斬撃】【刺突】【鈍器】のスキルが必要★
それに、ハウスの屋上なら、回復アイテムを設置して置けば使い放題だし。
武器も幾ら壊れようと、俺が即座に作りに行ける。
「悪いな、シャナ。 付き合わせて。」
通常攻撃を繰り出しながら、俺はシャナに話す。
「いえ、私も普通に上がっているので助かっていますよ。」
ニコっと笑いながら、シャナが返事を返す。
「しかし、キョウさん。 生産職オンリーなのに。何でまた、シャドウスキルを?」
私は、自分の疑問を素直に訪ねてみた。
左右から、短剣で攻撃する手は休めない。
「ほら、アップデートで、迷宮探索ができただろ。中に宝箱が有るそうだし。
俺って、細工職業持ちだろ。
ヨッ!っと。」
シャナの左右からの連撃を処理できないと判断した俺は、一旦後ろに軽く飛んで下がり体制を整える。
「それに、暗殺者だと。【アドバンストハイディング】使えるだろ!」
言い終えると同時に、キョウが距離を詰めながらシャナに攻撃をする。
「っ!!」
私の首筋を狙って、キョウさんの短剣が閃く。
首に少し掠りながらも、私はキョウさんに反撃をする。
「っと!」
シャナの攻撃を、受けてしまい。俺のHPが3割程減る。
流石に、戦闘スキルがないので、ダメージがデカいのは否めない。
シャドウスキルには、二通りのタイプが在る。
【隠密】タイプと、【攻撃特化】タイプだ。
暗殺者組合で、どちらか〈ひとつ〉のスキル書を貰える。
☆隠密タイプ☆
情報収集を目的とした非戦闘型。
固有スキル【アドバンストハイディング】は、隠れたまま移動できる優れもの。
*アドバンストハイディング*
*5分間、隠れたままで移動できる。ただし、移動速度は半減する。
*消費MPは50。 ディレイタイムは30分。
☆攻撃特化タイプ☆
攻撃に重点を置いた戦闘型。
固有スキル【インテレポ】は、20メートル以内にいるターゲットの背後に移動して攻撃を繰り出せる。
*インテレポ*
*20メートル以内にいるターゲットの背後に移動して攻撃を繰り出せる。
*消費MP20。 ディレイタイム60秒。
また、特筆すべきは。攻撃力そのもではなく、攻撃手段にあり。
【毒】【麻痺】【沈黙】【鈍足】等の状態異常変化スキルを使用可能。
☆隠密&攻撃 共通スキル☆
*アウトトレポ。
*インテレポとは逆で、現在位置から瞬間的に30メートル後方に移動できる。
*消費魔力30 冷却時間90秒。
「キョウさん、本当に対人苦手なんですか?」
両手に持つ短剣を、キョウに向けて繰り出す。
「ガイや、イクルみたいに。対人慣れしている奴みたいではないぞ!」
隙を見て、攻撃をするキョウ。
次々に繰り出す刺突攻撃に、シャナのHPが1割ほど減る。
「その割には、私の攻撃を軽くさばいてる様に!見えるんですがっ!」
素早く左の短剣を、逆手に持ち替えて、キョウの攻撃を流しながらカウンター気味に攻撃する。
更に、キョウのHPが減っていく。残り半分ほど。
「っ! あんな! 化物みたな! 2人と一緒に行動! してれば! シッ!」
攻撃を受けながらも、シャナの攻撃に合わせてカウンターを打ち込む。
カウンターが入り、シャナのHPゲージが2割ほど減る。
シャナは一旦大きく後ろに飛び退くと。構えを解いた。
「嫌でも、上達もするさ。」
構えを解いたシャナに追撃はせず。キョウも戦闘態勢を解く。
「ガイさんは、ともかく。 イクルさんもですか?」
屋上にロックされた、樽に近づき、樽から回復ポーションを汲み取り。
HPを回復させるシャナ。
キョウも、それを見て、樽に近づいて小瓶に汲み取り。HPを回復させる。
「直接の戦闘では。、ガイの方が勝ち越してるけどな。
アイツの場合は、直接の戦闘よりも、駆け引きに長けてると言った方が良いかな。
格好良く言えば、搦め手。 悪く言えば、悪巧みだな。
まぁ、どっちにしても。 敵味方に関係なく迷惑かける方法が何とも言えないけどな。」
「プッ! 分かる気がします。」
シャナが小さく笑う。
「まぁ。1度でも見れば判るよ。」
回復ポーションを飲み干し、キョウが構えを取る。
「機会があれば、見てみたいですね。 キョウさんが、ベタ褒めするなんて。」
シャナも回復して、構えを取る。
「それじゃぁ、いきますか。」
「お願いします。」
キョウの言葉に、シャナが答えて。再び剣を交え出す。
いま、俺は。シャナと共に、ハウスの屋上で決闘している。
シャナには悪いが、ウェポンスキル抜きの決闘だ。
生産職オンリーの俺には、ウェポンスキルを使うスキルが無いからな。
★ウェポンスキルを使うには、【斬撃】【刺突】【鈍器】のスキルが必要★
それに、ハウスの屋上なら、回復アイテムを設置して置けば使い放題だし。
武器も幾ら壊れようと、俺が即座に作りに行ける。
「悪いな、シャナ。 付き合わせて。」
通常攻撃を繰り出しながら、俺はシャナに話す。
「いえ、私も普通に上がっているので助かっていますよ。」
ニコっと笑いながら、シャナが返事を返す。
「しかし、キョウさん。 生産職オンリーなのに。何でまた、シャドウスキルを?」
私は、自分の疑問を素直に訪ねてみた。
左右から、短剣で攻撃する手は休めない。
「ほら、アップデートで、迷宮探索ができただろ。中に宝箱が有るそうだし。
俺って、細工職業持ちだろ。
ヨッ!っと。」
シャナの左右からの連撃を処理できないと判断した俺は、一旦後ろに軽く飛んで下がり体制を整える。
「それに、暗殺者だと。【アドバンストハイディング】使えるだろ!」
言い終えると同時に、キョウが距離を詰めながらシャナに攻撃をする。
「っ!!」
私の首筋を狙って、キョウさんの短剣が閃く。
首に少し掠りながらも、私はキョウさんに反撃をする。
「っと!」
シャナの攻撃を、受けてしまい。俺のHPが3割程減る。
流石に、戦闘スキルがないので、ダメージがデカいのは否めない。
シャドウスキルには、二通りのタイプが在る。
【隠密】タイプと、【攻撃特化】タイプだ。
暗殺者組合で、どちらか〈ひとつ〉のスキル書を貰える。
☆隠密タイプ☆
情報収集を目的とした非戦闘型。
固有スキル【アドバンストハイディング】は、隠れたまま移動できる優れもの。
*アドバンストハイディング*
*5分間、隠れたままで移動できる。ただし、移動速度は半減する。
*消費MPは50。 ディレイタイムは30分。
☆攻撃特化タイプ☆
攻撃に重点を置いた戦闘型。
固有スキル【インテレポ】は、20メートル以内にいるターゲットの背後に移動して攻撃を繰り出せる。
*インテレポ*
*20メートル以内にいるターゲットの背後に移動して攻撃を繰り出せる。
*消費MP20。 ディレイタイム60秒。
また、特筆すべきは。攻撃力そのもではなく、攻撃手段にあり。
【毒】【麻痺】【沈黙】【鈍足】等の状態異常変化スキルを使用可能。
☆隠密&攻撃 共通スキル☆
*アウトトレポ。
*インテレポとは逆で、現在位置から瞬間的に30メートル後方に移動できる。
*消費魔力30 冷却時間90秒。
「キョウさん、本当に対人苦手なんですか?」
両手に持つ短剣を、キョウに向けて繰り出す。
「ガイや、イクルみたいに。対人慣れしている奴みたいではないぞ!」
隙を見て、攻撃をするキョウ。
次々に繰り出す刺突攻撃に、シャナのHPが1割ほど減る。
「その割には、私の攻撃を軽くさばいてる様に!見えるんですがっ!」
素早く左の短剣を、逆手に持ち替えて、キョウの攻撃を流しながらカウンター気味に攻撃する。
更に、キョウのHPが減っていく。残り半分ほど。
「っ! あんな! 化物みたな! 2人と一緒に行動! してれば! シッ!」
攻撃を受けながらも、シャナの攻撃に合わせてカウンターを打ち込む。
カウンターが入り、シャナのHPゲージが2割ほど減る。
シャナは一旦大きく後ろに飛び退くと。構えを解いた。
「嫌でも、上達もするさ。」
構えを解いたシャナに追撃はせず。キョウも戦闘態勢を解く。
「ガイさんは、ともかく。 イクルさんもですか?」
屋上にロックされた、樽に近づき、樽から回復ポーションを汲み取り。
HPを回復させるシャナ。
キョウも、それを見て、樽に近づいて小瓶に汲み取り。HPを回復させる。
「直接の戦闘では。、ガイの方が勝ち越してるけどな。
アイツの場合は、直接の戦闘よりも、駆け引きに長けてると言った方が良いかな。
格好良く言えば、搦め手。 悪く言えば、悪巧みだな。
まぁ、どっちにしても。 敵味方に関係なく迷惑かける方法が何とも言えないけどな。」
「プッ! 分かる気がします。」
シャナが小さく笑う。
「まぁ。1度でも見れば判るよ。」
回復ポーションを飲み干し、キョウが構えを取る。
「機会があれば、見てみたいですね。 キョウさんが、ベタ褒めするなんて。」
シャナも回復して、構えを取る。
「それじゃぁ、いきますか。」
「お願いします。」
キョウの言葉に、シャナが答えて。再び剣を交え出す。
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