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【17、熱情】
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心と体は、大体比例してると思う。
体だけ気持ち良いのはただの自慰行為で、心も体も同じぐらい気持ち良くならないと、多分、セックスしてるとは言えないんじゃないかと思う。
別に、ホテルなんてどこでも良かった。
すぐに彼女に触れたかった。
たった一週間、その肌のぬくもりから離れただけで、こんなにも恋しく思うなんて、俺自身が驚くぐらいだ。
この愛しさの熱情は、どちらかと言えば狂気に近い。
離れていた時間を埋めるように、舌を絡めて何度も深いキスをして、その白い肌に舌を這わせて、そこに彼女がいることを確かめる。
「んっ…」と圧し殺した声を上げた彼女を、指先で確かめると、驚くほど溢れていた。
「里佳子さん…こんなに俺としたかったの?
ここ…凄いことになってる…」
その感触を確かめながら、彼女の耳元でわざと聞いた。
恥ずかしそうに俺にしがみついて、彼女は震える声で答えた。
「…んっ…し、した……かったよ……っ
あたし…っ、会いたかったよ……っ
樹くんに…っ…ぁっ」
びくんと体を震わせて、彼女は唇から甘い吐息を吐き出した。
声にならない声を上げた彼女の体が、ほんのりと赤く色付いていく。
「なぁ…?
彼氏とした時も…こんなになったの?
答えて…」
彼女の耳に舌を這わせて、またわざと聞いてみる。
彼女は、小さく首を横に振りながら消え入りそうな声で言った。
「なら…ないよっ…
だって………信ちゃん、こんな事……っ
し、してくれない……もんっ」
俺は彼女の額にキスして、そのまま唇にもキスをした。
声が漏れるほどの深いキス。
舌を絡め、何度も何度も深いキスする。
指の先で彼女の中を触りながら、自分理性すら溶け出してくるのがわかった。
彼女の甘い矯声が耳の奥に響く。
びくんっと体を揺らして、「あっ」と声を上げた彼女が、大きく息を吐きながら俺の腕にしがみついた。
「もぉ……だめっ…やめ…っ、て」
恍惚の表情をした彼女が、俺の片手を握った。
その唇が俺の指先にキスをし、吐息ととも、柔らかい舌の先が、そのまま指先を舐める。
その唇がやけに色っぽい。
そこにいるのは、いつもの地味で物静かな彼女じゃない。
理性が溶け出し、その心が求めるままに愛し合おうとする、本能からの女だ。
ここ数が月、多分、お互いにこの関係に溺れていた。
愛情なのか、依存なのか、もうどちらとも知れない。
だけど、感情が求め合うなら、それに従って求めて溺れて、死んでもいいとすら思う。
彼女の奥深くまでイキたい。
細い足を肩に引っかけるようにして、深い所までぐっと押し込めた時、彼女は、甘く響く高い声を上げた。
俺が今まで聞いた事のない、恍惚の矯声だった。
脳ミソの奥が、揺れるように熱くなっていく。
俺が欲しかったのはこの感覚だ…
俺だけじゃない、彼女と共有するこの快感だ…
「気持ち…っ、良いよ、里佳子…っ」
「んっ…感じてっ、あたしのことっ…いっぱい感じて…っ
気持ち…良いよぉ…っ樹くんっ…樹くんっ」
甘い声が誘惑するようにそう囁きかける。
締め付けられると、どんどん理性が溶けていき、熱くなっている彼女の体の中を浸食したくて、
息が上がるのも忘れて彼女の体を貪った。
吸い付くように締め付けられたら、もう正気は保てない。
胸が苦しくなるぐらいの愛しさに任せて、俺は彼女を抱いた。
甘く短い悲鳴が、何度も耳の奥に響いて、ますます脳ミソを狂わせていく。
「樹くん……っ
あ、あたしのこと……好きっ?」
息を上げたまま、俺の首に抱きついて、彼女は唐突にそう聞いてきた。
「好き……だよ…」
「樹くん……っ
もっと………もっと………
深……く……っ」
「………っ!?」
「もっと……っ来て……っ
あたしを……壊して…っ
好き……っ
樹くんが……好きっ」
甘い吐息と共に、今まで言ったこともなかった言葉が、彼女の口から飛び出した。
何故、今彼女がこんな事を口にしたのか…
俺にはわからなかった。
だけど、優しい猛毒のようなその言葉は、俺の思考をあっと言う間に麻痺させた。
お互いの吐息が混ざり合う。
背中に汗が滴るのがわかった。
理性は溶けだしたまま、夢中で抱き合って、その最後の瞬間は、二人同時の最高の快感だった。
倒れるようにして、俺は彼女の細い体を抱き締めた。
お互いの息を吸い込むようにして、一度唇にキスをする。
まだ荒い息の中で、彼女は、俺の肩に頬を埋めて、嬉しそうに微笑った。
「いつも……樹くんは……すごい汗……」
「本気で抱いてるから……里佳子さんのこと」
「本気とか、そうじゃないとかあるの??」
「あるよ」
「じゃあ……」
里佳子さんはそう言うと、額を俺の首筋に押し付けて、その唇で鎖骨の付け根あたりに軽くキスすると、濁したように言葉を続けた。
「ミキちゃんと、した時は……?」
「酒の勢いでやるのはただのオナニー。
本気もなにもないよ…」
思わず本音で答えた俺に対して、彼女は、どこか困ったように笑う。
「それってさあ、女の子にしてみたらすごい失礼なことなんだけど…
私、今、『良かった』って…ほっとしちゃった…
嫌な女だよね?」
「…別に、そんなことないんじゃん?」
「そうかな?」
「そうだよ」
「ね、樹くん……?」
「ん?」
里佳子さんは、俺の体に乗るようにして、じーっと俺の顔を見る。
ふと、切なそうな顔つきになると、どこか躊躇いがちに言葉を続けた。
「あたし………」
「うん…」
「……樹くんと、赤ちゃんを作れたら良かったってなって…」
「はっ?!」
唐突にそう言われて、俺は驚いてまじまじと里佳子さんの顔を見る。
里佳子さんは、切なそうに俺の頬に頬を寄せると言葉を続けた。
「そしたら…信ちゃんとも別れて、樹くんには迷惑かけないように、あたしそっといなくなって…
あたしと樹くんの幸せを、沢山持って産まれてきた赤ちゃんを、一人で育てていくのに…」
「い、一体何を言って……っ!?
子供作るのは無理だから……っ」
「それはわかってるから大丈夫…
ただ、そうできたら良かったなって…」
「急に何を言ってんの?」
「ん……」
里佳子さんは、また困ったように笑って、俺の唇にキスをした。
一体、何故急にそんなことを言い出したのか、まるで訳がわからないまま、俺は彼女の髪を撫でた。
「そもそも、なんで一人で育てるとかになんの?
子供作ることできたら、そりゃ俺だってちゃんと責任ぐらい取るし…」
「………うふふ」
彼女は何故か嬉しそうに笑った。
「あたし………樹くんが好き…」
「……うん」
「樹くんは?あたしが好き?」
「……好きだよ」
「……嬉しい……」
この時、何故彼女が唐突に子供がどうのと、そんなことを言い出したのか、俺はまるでわからなかった。
その理由を、俺は後になって気づくことになる。
体だけ気持ち良いのはただの自慰行為で、心も体も同じぐらい気持ち良くならないと、多分、セックスしてるとは言えないんじゃないかと思う。
別に、ホテルなんてどこでも良かった。
すぐに彼女に触れたかった。
たった一週間、その肌のぬくもりから離れただけで、こんなにも恋しく思うなんて、俺自身が驚くぐらいだ。
この愛しさの熱情は、どちらかと言えば狂気に近い。
離れていた時間を埋めるように、舌を絡めて何度も深いキスをして、その白い肌に舌を這わせて、そこに彼女がいることを確かめる。
「んっ…」と圧し殺した声を上げた彼女を、指先で確かめると、驚くほど溢れていた。
「里佳子さん…こんなに俺としたかったの?
ここ…凄いことになってる…」
その感触を確かめながら、彼女の耳元でわざと聞いた。
恥ずかしそうに俺にしがみついて、彼女は震える声で答えた。
「…んっ…し、した……かったよ……っ
あたし…っ、会いたかったよ……っ
樹くんに…っ…ぁっ」
びくんと体を震わせて、彼女は唇から甘い吐息を吐き出した。
声にならない声を上げた彼女の体が、ほんのりと赤く色付いていく。
「なぁ…?
彼氏とした時も…こんなになったの?
答えて…」
彼女の耳に舌を這わせて、またわざと聞いてみる。
彼女は、小さく首を横に振りながら消え入りそうな声で言った。
「なら…ないよっ…
だって………信ちゃん、こんな事……っ
し、してくれない……もんっ」
俺は彼女の額にキスして、そのまま唇にもキスをした。
声が漏れるほどの深いキス。
舌を絡め、何度も何度も深いキスする。
指の先で彼女の中を触りながら、自分理性すら溶け出してくるのがわかった。
彼女の甘い矯声が耳の奥に響く。
びくんっと体を揺らして、「あっ」と声を上げた彼女が、大きく息を吐きながら俺の腕にしがみついた。
「もぉ……だめっ…やめ…っ、て」
恍惚の表情をした彼女が、俺の片手を握った。
その唇が俺の指先にキスをし、吐息ととも、柔らかい舌の先が、そのまま指先を舐める。
その唇がやけに色っぽい。
そこにいるのは、いつもの地味で物静かな彼女じゃない。
理性が溶け出し、その心が求めるままに愛し合おうとする、本能からの女だ。
ここ数が月、多分、お互いにこの関係に溺れていた。
愛情なのか、依存なのか、もうどちらとも知れない。
だけど、感情が求め合うなら、それに従って求めて溺れて、死んでもいいとすら思う。
彼女の奥深くまでイキたい。
細い足を肩に引っかけるようにして、深い所までぐっと押し込めた時、彼女は、甘く響く高い声を上げた。
俺が今まで聞いた事のない、恍惚の矯声だった。
脳ミソの奥が、揺れるように熱くなっていく。
俺が欲しかったのはこの感覚だ…
俺だけじゃない、彼女と共有するこの快感だ…
「気持ち…っ、良いよ、里佳子…っ」
「んっ…感じてっ、あたしのことっ…いっぱい感じて…っ
気持ち…良いよぉ…っ樹くんっ…樹くんっ」
甘い声が誘惑するようにそう囁きかける。
締め付けられると、どんどん理性が溶けていき、熱くなっている彼女の体の中を浸食したくて、
息が上がるのも忘れて彼女の体を貪った。
吸い付くように締め付けられたら、もう正気は保てない。
胸が苦しくなるぐらいの愛しさに任せて、俺は彼女を抱いた。
甘く短い悲鳴が、何度も耳の奥に響いて、ますます脳ミソを狂わせていく。
「樹くん……っ
あ、あたしのこと……好きっ?」
息を上げたまま、俺の首に抱きついて、彼女は唐突にそう聞いてきた。
「好き……だよ…」
「樹くん……っ
もっと………もっと………
深……く……っ」
「………っ!?」
「もっと……っ来て……っ
あたしを……壊して…っ
好き……っ
樹くんが……好きっ」
甘い吐息と共に、今まで言ったこともなかった言葉が、彼女の口から飛び出した。
何故、今彼女がこんな事を口にしたのか…
俺にはわからなかった。
だけど、優しい猛毒のようなその言葉は、俺の思考をあっと言う間に麻痺させた。
お互いの吐息が混ざり合う。
背中に汗が滴るのがわかった。
理性は溶けだしたまま、夢中で抱き合って、その最後の瞬間は、二人同時の最高の快感だった。
倒れるようにして、俺は彼女の細い体を抱き締めた。
お互いの息を吸い込むようにして、一度唇にキスをする。
まだ荒い息の中で、彼女は、俺の肩に頬を埋めて、嬉しそうに微笑った。
「いつも……樹くんは……すごい汗……」
「本気で抱いてるから……里佳子さんのこと」
「本気とか、そうじゃないとかあるの??」
「あるよ」
「じゃあ……」
里佳子さんはそう言うと、額を俺の首筋に押し付けて、その唇で鎖骨の付け根あたりに軽くキスすると、濁したように言葉を続けた。
「ミキちゃんと、した時は……?」
「酒の勢いでやるのはただのオナニー。
本気もなにもないよ…」
思わず本音で答えた俺に対して、彼女は、どこか困ったように笑う。
「それってさあ、女の子にしてみたらすごい失礼なことなんだけど…
私、今、『良かった』って…ほっとしちゃった…
嫌な女だよね?」
「…別に、そんなことないんじゃん?」
「そうかな?」
「そうだよ」
「ね、樹くん……?」
「ん?」
里佳子さんは、俺の体に乗るようにして、じーっと俺の顔を見る。
ふと、切なそうな顔つきになると、どこか躊躇いがちに言葉を続けた。
「あたし………」
「うん…」
「……樹くんと、赤ちゃんを作れたら良かったってなって…」
「はっ?!」
唐突にそう言われて、俺は驚いてまじまじと里佳子さんの顔を見る。
里佳子さんは、切なそうに俺の頬に頬を寄せると言葉を続けた。
「そしたら…信ちゃんとも別れて、樹くんには迷惑かけないように、あたしそっといなくなって…
あたしと樹くんの幸せを、沢山持って産まれてきた赤ちゃんを、一人で育てていくのに…」
「い、一体何を言って……っ!?
子供作るのは無理だから……っ」
「それはわかってるから大丈夫…
ただ、そうできたら良かったなって…」
「急に何を言ってんの?」
「ん……」
里佳子さんは、また困ったように笑って、俺の唇にキスをした。
一体、何故急にそんなことを言い出したのか、まるで訳がわからないまま、俺は彼女の髪を撫でた。
「そもそも、なんで一人で育てるとかになんの?
子供作ることできたら、そりゃ俺だってちゃんと責任ぐらい取るし…」
「………うふふ」
彼女は何故か嬉しそうに笑った。
「あたし………樹くんが好き…」
「……うん」
「樹くんは?あたしが好き?」
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