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ダンシングドラム

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混沌の沼にいく、記憶を確かめるように、騎士は、剣を掲げて、担ぐ、にないきれる重みと、痺れるようなブラインドファンク。
ブラストする、夢が、バックリンガスのチャールスミンガスにつるつる滑るバックヤードで、蝶が飛ぶ、腸を裂いて、没薬を塗る、夢のシステム、ゲートリッチ。
マウスのマッドテクニック。ルージュの黒い塊の、憎しみのゲート、アヴァンギャルド・ナイフ、切り刻む内臓は、血の邂逅、ロックバンク・ロッドランス。
踊る原初の怒りは、ダンシングドラム。
投げていく鎧の中の軋む肉は、裂けるちぎる、激情にボルケーノ
さあ、踊りあかそう、
夜明けが来たら、眠る痛みの目覚める時に、瞬間のアレグロ、アット、マーク、マーキング気をつけて、望むなら、木につける吐精の精霊、愛、逆説の悪。
マッドテクニックス。
俺は奴らを打つ詩人
奪われた望みを取り返すために、剣を振るって、大地を切り裂く。
詩を封じて、封印の箱を開ける、出てくるものは、虚無と絶望、底にあるのは、愛の順接。
歌は高らかにオルガンとなって、生命オルガンを弾く、指が、煙草の先に触れて、気がふれたまま、憎しみの詩を呪う。
火が吹いて、芽吹いた希望は、大地を焦がす。
コミックアート、まるでアメコミのように、闘う戦士、原子の魂、眠る記憶、そして、恋人のぬくもりが、火を点けた。
愛は、快楽の夜明け。
愛は、死の音、限界の爆発。
臨界点を越えて、音は、無言になる、俺は、詩の使者、嘘つきライラ―。
伏線のダンシングジョッター。
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