緋色の魔王(α)と暴君王子(α)の寵愛は愛に飢えた僕(Ω)を離してくれない

子犬一 はぁて

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※夢のようだと僕は思う(1)

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 ジスに連れられて、部屋の奥に向かう。すると、そこには浴室が備え付けられていた。

 僕はジスから先にシャワーを浴びるように言われたため、身体を清めてから丸いプールのようなジャグジーに身体を浸していた。すると、静かにジスが浴室に入ってきて僕のことを後ろから抱き寄せてキスをしてくれる。

「ああ。いい香りだ」

 僕の髪の毛を嗅ぎながら、ジスは僕の首筋に顔を埋める。

 僕は内心ヒヤリとしていた。ジスがシュカ王子が付けた運命の番の印に気づいてしまわないかと。しかしそれは僕の杞憂に過ぎず、ジスは特に気づく様子は見せず僕のことを抱きしめる。密着した身体からジスの鼓動が聞こえてくる。どくどくどく、と一定のリズムにこころが絆されていく。

「ん」

「……んむ」

 ジスからの口付けを頬張るように受け止める。ジスのものが僕の背中に押し付けられる。我慢できない、というような珍しいジスの焦った表情に胸が高まる。どちらともなく浴室から出れば、2人して裸でベッドになだれこんだ。

 僕の両手首をベッドに押さえつけ、ジスは上からキスの雨を降らせてくる。

 ジスは珍しく性急にコトを進めようとしているのか、僕の唇を奪うとすぐに蕾に指を差し込んでくる。出産を経験したから、ギチギチに狭いというわけではなさそうだけど、逆に緩いと思われるのも悲しくて、緊張してしまう。ジスの指を3本飲み込んだところで、僕はぴくんと反応してしまう。ジスが中の1点をぐりぐりと指の腹で刺激してくるからだ。

 あ、どうしよう……中きもちい。中でイっちゃいそう。

 ジスに囲われる形でびくびく身体を震えさせていると、くくく、と頭上から忍び笑いが降ってきた。

「相変わらず敏感なのは変わらないようだ」

「はぁ……う」

 ちゅく、とジスが僕の右胸の飾りに吸い付く。既に何度も吸われているそこは、僕の性感帯の1部になっている。吸い付かれる度、腰ががくがくと震えてしまう。ジスの指が、中でぐにぐにと動く度、僕の淫らな声が部屋に落ちる。

「んっ……ぁあ……だ、だめ……そこ」

「ん? ここか」

「ひゃあ……っぁあ……んっ」

 ぴゅ、と僕の屹立から白蜜が噴き出す。中の刺激と胸の刺激で果ててしまった。

「ふふ。そなたはやはり、かわいいな」

 ジスが僕の足の間に自身の昂りを押し入れる。入口を浅く、ぐぽぐぽと卑猥な音を立てて圧迫され、お腹の底がさらにとぐろを巻く。

 ぐっ、と中にジスのものが入ってくる。僕は気持ちよさのあまり涙のたまった瞳でジスを見上げる。緋色の瞳は燃え上がるように揺れている。

「もっと……挿れて……深く」

「っ」

 無意識のまま、隠せぬほどの欲望が僕の口から飛び出た。今はただ、求められていたい。ジスを感じさせたい。僕をジスの腕の中に閉じ込めていてほしい。

 ジスのものが最奥を穿つとき、僕の身体はそれを待っていたかのように細かに痙攣し始める。

「ここがいいのだろう」
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