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※夢のようだと僕は思う(2)
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先程ジスの指で押されて中でイってしまった部分を、ジスの怒張の先端で押される。甘い響きが脳天から直接腰に響く。僕のものはまだ触れてもいないのに、涎を垂らしたままだ。
ジスも余裕がなくなってきたのか、息を詰めて僕を揺さぶる。正常位のまま、密着する肌が鳴らす粘着質な音が恥ずかしいのに、たまらなく嬉しい。
僕ももっとジスに感じて欲しくて、つぶらな胸の突起に指をかける。優しくなでなでと撫でていると、ジスのものが中でさらに大きくなったのが伝わってきた。
ジスも胸が感じるのかな?
目の前に広がる胸板に舌を滑らせてみる。汗の匂いにも頭がクラクラとする。左の胸の突起に吸い付き、舐めているとジスの律動が弱まり、上から微かな吐息が降ってきた。
「……っ……はぁ……阿月……だめだ。中が気持ちよくて溶けてしまいそうだ」
「……ん。いいよ。僕の中にいっぱい出して。ジスのもので満たして」
ジスの長い黒髪が、僕の頬をくすぐる。頬を紅潮させたジスを見れるこの特等席から離れたくない。
「……ああ、わかった」
再び律動が早まる。
「……っく」
ジスが声を洩らして、僕の中で達する。中がどくんどくんと脈打っている。それは数秒続き、弛緩したジスの上半身が僕の身体にのしかかってくる。
「……すまない。余韻が……」
「いいよ。このままで。ジスの温かいから」
「……そうか」
ジスの背中に手を回すと、しっとりと汗ばんでいる。1分ほどそうしていただろうか。ジスの身体がゆっくりと僕の体内から出ていく。とろ、としたものが蕾から溢れているのを感じて、僕も嬉しくなる。たまらなくなって蕾を撫でてその白密を指にのせて口に運ぶ。ジスが目を丸くして止めようとしてきたが、もう遅い。
「……ん」
ぺろ、とジスの吐き出したものを舐めてみる。
ちょっと苦いかも。
独特な匂いに驚いていると、ジスに頭を撫でられる。
「そういうのは心臓に悪い」
ジス照れてる?
顔を見上げれば、目元が真っ赤なジスと対面した。
「湯浴みにいこうか」
「うん。そうだね」
汗と白蜜で濡れた身体を軽くティッシュで拭き取り、シャワーを浴びる。お互い泡を付けて洗いっこした。僕は少し試したいことがあって、全身泡まみれのまま、ジスの背中に抱きついた。
ぬる、という感触のままに背中を胸で擦る。
ジスも余裕がなくなってきたのか、息を詰めて僕を揺さぶる。正常位のまま、密着する肌が鳴らす粘着質な音が恥ずかしいのに、たまらなく嬉しい。
僕ももっとジスに感じて欲しくて、つぶらな胸の突起に指をかける。優しくなでなでと撫でていると、ジスのものが中でさらに大きくなったのが伝わってきた。
ジスも胸が感じるのかな?
目の前に広がる胸板に舌を滑らせてみる。汗の匂いにも頭がクラクラとする。左の胸の突起に吸い付き、舐めているとジスの律動が弱まり、上から微かな吐息が降ってきた。
「……っ……はぁ……阿月……だめだ。中が気持ちよくて溶けてしまいそうだ」
「……ん。いいよ。僕の中にいっぱい出して。ジスのもので満たして」
ジスの長い黒髪が、僕の頬をくすぐる。頬を紅潮させたジスを見れるこの特等席から離れたくない。
「……ああ、わかった」
再び律動が早まる。
「……っく」
ジスが声を洩らして、僕の中で達する。中がどくんどくんと脈打っている。それは数秒続き、弛緩したジスの上半身が僕の身体にのしかかってくる。
「……すまない。余韻が……」
「いいよ。このままで。ジスの温かいから」
「……そうか」
ジスの背中に手を回すと、しっとりと汗ばんでいる。1分ほどそうしていただろうか。ジスの身体がゆっくりと僕の体内から出ていく。とろ、としたものが蕾から溢れているのを感じて、僕も嬉しくなる。たまらなくなって蕾を撫でてその白密を指にのせて口に運ぶ。ジスが目を丸くして止めようとしてきたが、もう遅い。
「……ん」
ぺろ、とジスの吐き出したものを舐めてみる。
ちょっと苦いかも。
独特な匂いに驚いていると、ジスに頭を撫でられる。
「そういうのは心臓に悪い」
ジス照れてる?
顔を見上げれば、目元が真っ赤なジスと対面した。
「湯浴みにいこうか」
「うん。そうだね」
汗と白蜜で濡れた身体を軽くティッシュで拭き取り、シャワーを浴びる。お互い泡を付けて洗いっこした。僕は少し試したいことがあって、全身泡まみれのまま、ジスの背中に抱きついた。
ぬる、という感触のままに背中を胸で擦る。
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