【完結】勇者のスキルにラッキースケベがある(村人A専用って、俺ぇ!?)

北川晶

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14 駄犬は、ご主人様には逆らえない サファ・ターン   ★

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     ◆駄犬は、ご主人様には逆らえない サファ・ターン

 俺のマジックボックスからテオの服を取り出して、着替えさせ。なんとか第一階層のボス部屋を通過した、俺らだが。
 クリスたちの方の部屋の扉は、まだ、開いていない。
 クリアをすると、自動的に開く方式だが。
 まだ、縄を抜け出せていないようだ。

 彼らが出てくる間に、テオも自力で歩けるくらいには回復したので。良かったよ。
 縄をほどくだけのクエストだったのに。

 なんか、テオがすっごいことになっちゃって。

 俺的には。快感にデロデロにとろけちゃった、テオの顔が見れたり。
 思いがけず、テオの大事な秘所に触れさせてもらえたり。
 あまつさえ、後ろで感じる気持ち良さを、テオに開発できちゃって。
 すごくラッキーだったわけなのだが。

 でも、テオは。達したくても、屹立に縄が巻きついていることでイけなくて。
 何度も絶頂しているのに、精液が出せなくて。
 それで、すごく消耗しちゃって。可哀想だった。

 だけど、もしかして。射精なしで達する、ドライでイくのを体験しちゃった?

 そんなぁ。まだ、俺は。テオを抱けていないのにぃ。
 テオの体ばかりが、このエロダンジョンによって、開発されているんじゃねぇか?
 ダメダメ、性的なことは。俺が一から、テオに教えたいんだっ。
 ドライでイかせるのも、俺がしたかったし。

 でも、もう。かなり、テオは。エロ上級者、かも…?

 いいや、このあとは。絶対、俺の手でテオを気持ちよくさせる。
 そして、テオに好きになってもらう。
 俺のそばにいたいって、そういう気持ちにさせてみせる。

 しばらくして、隣の扉も開いて。
 ぐったりしているイオナ、それを横抱きにしているクリス。そして顔を真っ赤にして、杖を握りしめるユーリが。ボス部屋から出てきた。
 どうやら今回の犠牲者は、イオナだったようだ。
 想像するに、たぶん俺らと同じようなことが、隣でも起こっていたのだろうな?
 ご苦労様でした。

「ドロップ品は、なんだった?」
「なにかのドリンクと、石鹸」
 俺の問いに、クリスが簡潔に答える。
 なにもありませんでした、というような。涼しい顔をしているが。
 そんなことねぇだろ?
 ま、男女のあれこれは、俺は興味ないけれど。

「ふぅん? こっちは、まむしドリンクと、鞭だった。部屋によって、品が違うんだな? まむしドリンクは、同じものみたいだけど。この石鹸は、特に変なものは混ざってないみたい。さっぱりした洗いあがりに、しっとりした潤い成分で、お肌が喜ぶ…なんて、書いてあるよ?」
 テオは、隣でなにがあったのかを邪推することなく、鑑定した石鹸を、笑顔でユーリに渡していた。
 清らかさんだな?
 たぶん、テオは。俺たちに起こったことが、隣でも繰り広げられていたなんて、考えつきもしないのだろう。

 まぁ、とにかく。全員集合したので。このまま第二階層に突入!
 と、いきたかったが。
 イオナがぐったりしているので。また、休憩を取らなければならなかった。
 ま、テオも、腰ががくがくになったのだから。休憩は必要だな?

 そして、冒険者が避難退避できる隠し部屋をみつけて、中に入ると。
 まぁ、なにもない、広い空間があって。そこで休むことになった。
 運動場のように整備された、平らな地に。煉瓦の壁で囲われた、四角い部屋だ。
 テオが火を焚いて。手早く、コーヒーや肉の香草焼きとかを作ってくれる。ちょっと早めの夜ご飯だな?

「宿屋の食堂のご飯、不味かったわよねぇ?」
「そうね。テオが作った、野営料理の方が、美味しいよ」
「っていうか、王都のご飯も美味しいと思えなくなったら、どうしましょう?」
 なんて、ユーリと話すくらいには、イオナも回復した。
 腹を満たして、体を横たえれば。みんな、ホッと一息だ。

「みんな、奥の方にまた、お湯が出ているところをみつけたよ? 昨日の部屋はぽたぽただったけど。ここはシャワシャワくらい出ているよ?」
 テオが、探検をして、みつけてきたのは。壁の後ろの、さらに奥に、狭い空間があって。その天井から、細かな水滴が、シャワシャワと滴り落ちているような場所だ。
 落ちた水滴は、床の穴に吸い込まれて、下の階層に落ちているみたいだな。

「すごい、お湯を浴びれるなんて。最高だな?」
 テオが鑑定をすると、混じりけのない水成分で。温度は四十度。お湯浴びするには、適温だ。

 すると、イオナが早速、手をあげて。風呂に入って行った。
 昨日の休憩場所では。手ぬぐいを濡らして体を拭けるくらいの湯量だったが。それが、増えている。
 そのうち、温泉とか、出てきそうだな?

 エロダンジョンで、毒を舐め舐めしたり、スライムでシュワッとされたり、するから。それ用に、水回りを充実させているのだろうか?
 ドロップで、石鹸も出たしな?
 まむしドリンクは、仲間内でエロをどうぞって感じなのか? 知らんけど。
 ま、リフレッシュには、ちょうどいいな。

 俺たちは順番を決めて、ひとりずつ入ることにした。

 イオナ、ユーリと入って。次は、テオ。
 でも、テオは石鹸を持って行かなかったから。俺は、ユーリから石鹸をもらい、テオのいる浴室に入って行った。
 お湯がしたたる空間の手前で、テオの服が無造作に脱ぎ捨てられていた。
 俺もそこで、全裸になる。

 浴室に入ると、気持ちよさそうにお湯を浴びていたテオが。俺の気配に気づいて、振り向いた。
「なっ、風呂は順番だって、言ったろ?」
 何気なく、体の前で腕を組んで。胸を隠そうとするけど。
 その仕草が、もう。艶っぽい。
 恥ずかしさに、目元を赤くするとか。睨む上目遣いとか。俺をたぎらせる要素しかないし。

 それに、テオの視線が。
 俺の体を、上から下へと舐めていく。
 俺の肩幅や、胸筋や腹筋や、そして股間のモノを。目で追っていて。
 なんか、いやらしい。
 ま、俺も。テオをいやらしい目で見てるけど。
 それは仕方がないよね? 嫁にしたいんだから。
 でも、テオも。
 俺の体をしげしげと見るってのは。少し、伴侶として意識し始めているのかも?
 良い兆候だ。

「いいじゃないか、子供のときに、風呂には一緒に入ったし。それに、気になることもあったからさ」
 俺は、いやらしさを感じさせないように。さわやかな笑顔で、彼に寄っていく。
 無論、変に体を隠すこともない。堂々と、な?

「気になること?」
 ちょっと、いぶかしげな顔で、テオは俺を上目遣いで見やるけど。
 そんなテオに。俺は、彼の右の乳首に指先で触れた。

「んっ、なに?」
 もう、その些細な感触に、感じちゃうテオが、可愛い。
 ここ、いっぱいいじっちゃったから、敏感になっちゃったね?

「さっき、右の乳首だけ、いじっちゃったから。左も、同じようにした方がいいよ? 両方、同じにしておかないと、片方だけが敏感になったり、黒ずんだり、しちゃうからね?」
 そう言うと、テオは、ちょっと不安そうな顔をした。
「そ、そうなのか?」
「あぁ、王都では、常識だ」

 嘘だけど。

 でも、テオは。王都から一番離れた、田舎の村で暮らしていたから。自分の知らないことが、いっぱいあることを認識していて。
 王都の常識、という言葉に、弱いんだよね?

「わかった。自分でやるから、サファは出て行って」
「ダメだよ。テオがやるなんて。絶対、同じだけ、しないでしょ? そこだけでイっちゃうくらい、いじらないとダメなんだからな? さっき、テオの乳首をいじった俺なら、その加減がわかるんだけどなぁ?」
 言い切ると、テオはうぅと唸った。
 素直に、俺の話を信じちゃう、テオが。本当に、可愛くって、好きだなぁ。

「だから、俺に任せて?」
 そうして、左の乳首に指を這わせると。
 テオは。顔を真っ赤にして。後ろを向いてしまった。
 反応が、いちいち、猛烈にクソエロ可愛いっ。

「前からだと、恥ずかしいし。俺の顔を見ないなら、いい」
 唇をとがらせて、つぶやくように、テオは言うのだった。

 キュンってするなぁ、おいっ。心はキュンだが、下半身はギンだけど。

 あとね。顔を見ないなんて、そんなもったいないこと、するわけないでしょ。
 気持ちよさそうにするテオは、最っ高に色っぽくて、可愛いんだから。
 でも、テオは。恥ずかしがり屋で怒りんぼが、デフォルトだもんね?
 俺を意識して、恥ずかしくなっちゃうの。なんか、嬉しいな。
 そんなふうに、心はほのぼのするが。
 目はギラリと血走っちゃう。
 男の欲望がとめどない。おさえて、おさえて。

「いいよ? 駄犬は、ご主人様には逆らえないからね」
 そうして、俺は。まず、彼の背中を堪能する。
 テオは、背中を向ければ恥ずかしくないと思っているみたいだけど。
 なんのなんの。
 うつむくと、髪が短いから首があらわになって、ほっそりしたうなじが見えるし。ガブリとしたい。
 なまめかしい背筋のラインには、指を滑らせたい。
 キュッと引き締まる小ぶりなお尻は、言うまでもなく鷲掴みしたい。
 目にするだけで。俺の中の狼は牙を出し、耳も出てきちゃいそうになるんだぞ?

 無防備すぎるぞ、テオっ。

 とりあえず。俺はテオの細い首筋から、華奢な肩甲骨、背筋、そして尾骨までを、手のひらでねっとりと撫でおろした。触れずにはいられないっ。
 なめらかな肌は、俺の武骨な手のひらの感触を受け、さわりと波立つ。
 うん。やはり、テオは、感度がいい。

「じゃあ、テオ。その壁に両手をついて。俺の邪魔しちゃ、ダメだからね?」
 彼は、言われたとおりに、そばの壁に手をつく。
 力が入って浮く、肩甲骨や。突き出すお尻に、くちづけたいけど。我慢して。
 彼の腕の下から、俺は手を差し入れ。テオの左の乳首を、左手でそっとなぞった。
 最初は、柔らかな胸筋や、乳輪を、やんわりと揉んだり触れたりして。
 徐々に、乳首の中心へと、意味深に移動して。花芽を起こすみたいにして、乳頭を指先でつつく。

「ん、は…」
 甘い吐息が、テオから漏れて。
 彼の中で、また、官能を呼び起こされたのが、わかる。
 コリコリとした触り心地の尖りを、親指の腹で、転がしたり、潰したり、爪で引っ掻いたりする。

 あぁ、また、舐めたい。
 さっきのボス部屋で。テオの右の乳首を舌で舐めこすった。
 テオは、そこだけで。極めちゃって。
 実質、お尻に結び目が入り込んでいたから。そこだけでは、なかったのかもしれないけど。
 テオのおっぱいが敏感で、感じやすいところだってことは。もう、わかっている。

「ん、んぁ、は、あ、あ、んんっ、ぅん」
 先ほどの、みだらなテオの姿を思い出し。今、快感に従順に、えっちな喘ぎを漏らす、テオに煽られて。
 俺も、たぎってしまう。
 右手で、テオの腹筋から、腰骨や、臀部の筋肉を撫でて。他の部分からも愉悦を引き出していった。

「サファ? お尻に、当たっているぞ? 変な気になるなよ」
 テオは、お尻に当てている、俺のモノに気づいて。咎めるみたいに、言うが。
 それは、無理です。
「そりゃあ、俺は、テオが好きだし。こうして、テオに触れていれば。それだけで、こうなっちゃうよ」
 そうして、俺は。少し強めに、テオの乳首を摘まみ。
 テオの細い首筋を甘く噛んだ。
「は、あ…ん」
 ひくりと、テオは背筋をそらして、鳴いた。ふふ、もっと感じて?

「それにね? さっきの部屋では、俺は出さなかっただろう? テオの救出が優先だったからね?」
「うぅ、それは、悪かったと思う、けどぉ」
 小さな唇を突き出して、テオは言う。
 優しいテオは。男の生理として、出さなければきついことをわかっているから。先ほどの件を、申し訳なく思っちゃうみたい。
 もう、お人好しなんだから。
 だから、俺は。そんなテオに、甘えちゃうんだ。
 彼の首筋に、頭をグリグリ擦りつけて。俺は甘ったるく、テオの耳に囁く。

「だから。俺にも、ご褒美ちょうだい? 俺も出したい。良いだろう」
 エロティックに聞こえるように、わざと耳に吐息を吹き込んだ。
 するとテオは、ぴくんとして。肩をすくめる。

「ねぇ、テオ。俺、テオが好きだよ? 好き、好き」
 そして、首筋に、好きの数だけ、チュッと、音のなるキスをする。
 キスして、舐めて、噛んで。テオの首筋を、口で堪能する。

「っ、わかってるよ。サファの愛は、ウゼェんだからっ」
「ふふ、それ、誉め言葉?」
 ウゼェと思うくらい、俺の愛が伝わっているってことでしょ?
 でも、テオは。いつもの調子で、そんなことあるかっ、って。怒るんだ。
「怒らないで? テオ。若いから、テオのこと求めちゃうけど。体だけじゃない。テオの心も欲しいんだ。お願い、俺のこと、好きになって?」

 今度は、耳にチュッって、音を立ててキスする。
 すると、テオは。息をのんだ。
「ん、き、嫌いじゃ、ねぇし…」
 それで、テオが。俺の囁き声に、反応しているのがわかった。

「んん? テオ。俺の声、好きなのか?」
 耳の穴の中を舐めながら、声をそっと吹き込むと。ぞわぞわするのか。テオは身をよじった。
 ふふ、決定だな? テオは、俺の声が好き。

「もっと、好きになって? 声も、体も、俺自身も…」
 そうして、俺は。テオのお尻を左右に分けて、その間に、俺のモノをはさんだ。ゆっくりと上下に動かして。俺の熱さや固さを、テオに感じ取らせる。
「わかるだろ? 俺はこんなに、テオが好きなんだよ? あぁ、早く。俺の、テオを思う情熱を、ここに出したい」
「わ、わかった。出せば、イイだろ? 耳、やぁ…」
 最初の方は、虚勢を張っていたのに。後半は、感じちゃって、エロい声になっちゃった。可愛い。

「本当に? じゃあ、こっち、来て」
 温かい雫が落ちてこない場所に、テオを連れて行き。俺は石鹸を泡立てた。そして、ぬるぬるのアワアワを、テオの体に塗りつける。
「わ、なに? くすぐったい」
「洗ってあげる。だから、さっきみたいに、壁に手をついていて?」
 頬を染めながらも、テオは、言うとおりにしてくれる。
 俺の手で、まんべんなく洗われることに、気づいていないのかな?
 まぁ、洗いっこは、子供のときにもしたから。テオはその延長のような気持ちかもしれないけど。

 大人になった今は、あのときとは違うよ?

 まずは。泡を乗せた手で、テオの両方の胸をこすっていく。
 ぬるぬるで、滑りの良くなった手が、テオの乳首をちゅくちゅくとこすりたてる。摘まんでも、滑って、指先から逃げていくから。何度も何度も繰り返す。
 摘まんで、滑って、摘まんで、滑って。

「ん、ふっ、あ、サファ。それぇ…」
「いい、でしょ? 気持ち、イイ?」
「ん、いい。気持ち、イイ。でも、ジンジンも、して…」
「ジンジンも、気持ちいいでしょ?」
 ふふ、子供のときの洗いっこじゃ、こんな気持ちいいの、なかったでしょ? 無邪気に、戯れていただけだもんな?
 だけど、大人の洗いっこは。すっごく気持ちいでしょ? テオ?

「あぁぁ、で、でもぉ…」
「俺も、いいよ。テオの、気持ちよさそうな顔、好き。だから、ねぇ? ここで、俺の、こすってイイ?」
 泡を塗りつけた、己のモノを、テオのお尻の割れ目にこすりつける。ぬるぬると滑って、よく動く。
「ん、イイ。いいからぁ。も、胸は…」
「どうして? これ、好きでしょ?」
 人差し指で、両方の乳首の尖りを、ピンピンと弾く。そして、グリっと押しつぶすと。
「んぁぁ、っ」
 テオは、良さそうに鳴いて。お尻を突き出した。
 その臀部に、俺は剛直をこすりたてる。
 先ほど開発されたテオの後孔を、剛直の張り出した部分で引っ掻いて。
 そこを、再び意識させる。
 いっぱい、気持ち良くしてあげる。俺と洗いっこするの好きって、思うくらいに、ね?

「結び目が入っていた、ここも。気持ちよくなったよね? 俺ので、また、気持ちよくしてイイ?」
「ダメ。だめだめ、そこは…入れないで。サファの、おっきぃから、無理ぃ」
 そんなこと、言われたら。大きいモノが、もっと大きくなっちゃうよ。

「入れないよ。入れないから。ね? 俺の、ここで、こうしてこすって、出してイイ?」
 テオの割れ目の間に、剛直を上下させて。この動きならいいよねって、確認を取る。
 ワンコの俺は、ご主人様のお許しが必要なのだ。万が一にも、嫌われないようにな?
「入れない? なら。いいよ」
「あぁ、嬉しい。ありがと、テオ」
 俺は、狂おしい気持ちで、テオの痩躯そうくを抱きしめた。
 テオは俺より断然細身だが。でも、ギュッとしても壊れない。やわじゃない、男らしさがある。
 俺は、そういうところも好き。
 テオは正義感があって、ちょっと頑固だけど、優しい。
 欲望を向けられても、受け入れちゃう度量や包容力もある、男の中の男だ。
 勇者である俺の、お手本だよ?

 だけど。そんな男気のあるテオに、劣情を抱いてしまうのは。好きなので。仕方がないのだ。
 よこしまな手つきで、俺はテオの体中に、石鹸の泡を塗っていく。
 腕や腹や、そして、その下の。もう、天を向いている、テオの屹立にも。
 ぬめって、滑らせながら。じっくりと、洗い、こすっていく。

「んっ、あ、あ…」
「いいよ。上手。そのまま」
 局部をこすられる快感に、テオはとろけて。全身を俺に預けてくれる。
 俺は。入れないけど。テオのつぼみに、剛直の先を当てがって。つぷつぷと入り口をつついて、広げた。

「んぁぁあ、い、入れないで。サファ? しないで?」
「入れてないよ。当たっているだけだよ?」
 本当は、突端の、ほんの先端くらいは、入っているけど。
 テオの体に、ぬめぬめと手を這わせながら、リズミカルに腰を入れると。テオは、その官能に酔いしれて。
 拒絶や抵抗は、してこなかった。

「も、イかせてぇ、サファぁ。俺、も、あ、あ、んぁあ」
「だぁめ。もっと、楽しみたいぃ。なぁ、イイだろぉ? テーオ」
 ゆっくり、じっくりと、テオの局部を手で撫でていき、愉悦を、熾火おきびのように、グズグズとくすぶらせて。
 俺の剛直は、テオの入り口を突いて。先をちょっとだけ押し入れて、つるりと弾き。茎の部分は割れ目の間を上下させ。張り出したカリの部分でつぼみの口を引っかけて、刺激したりして。最高の悦楽を享受していた。

「ここが、気持ちいいの、テオは覚えただろ? ずっと、こうしてて、イイ?」
 双丘を両手で開いて、テオのつぼみをあらわにし。その入り口を、俺の突端で、突いて引いてを繰り返す。
 全部は入れないよ? 約束だからね。
 でも、テオのそこは。ヒクヒクとわなないて。俺の剛直とディープなキスしているみたい。
 俺の突端に後孔が吸いついて、チュッてリップ音がするみたいに離れて。俺のでまた突くと、クチュッて吸いついてきて。ヒクヒクってまといついてくる。
 先端を、愛撫されているみたいだ。

「うぁ、テオ。俺も、すごくイイ。もう少し、入れて、いい?」
 たまらない愉悦が生まれて、もう少しって、欲が出てしまう。
 テオの中に己を挿入したら、どれだけ豊潤な愛に包まれるのだろう?

「ちょっと、ちょっとだけっ。だからな? 痛いの、ヤダから」
「痛くなんかしない。ここまで?」
 ぐぬっと、突端の半分くらい押し入れると。テオも、気持ちよさそうに吐息をついた。
「あぁ、ん、そこ、まで。だからな? も、ダメダメ」
「ん? 痛くないだろ? あとちょっと。なぁ、テオぉ? ここまで、イイ? これは?」
「んんっ、イイ、そこまで、あ、も、入っちゃ、ダメ。ちょっとだけ、んあ、イイ、あ、も、ダメ。んぁ、は、ぁ」
 テオが受け入れてくれるところまで、入れて。引き抜いて。また突いて。
 あんまり、気持ちいいから。いつまでも、楽しんでいられる。
「あ、あ、あ…サファ、ん、ぁ、いい、ダメ、んぁあ、いいっ」
 テオも、快感に支配されて。惑乱してきた。

 ふふ。いいの? ダメなの?

 本能でか、テオの腰が揺れるから。何度かは、深く突き入れてしまうが。
 テオは、やめてとは言わなかった。

「ね、テオ。キス、させて? キスしたい」
 そう言ったら、テオは後ろを振り向いてくれて。俺は、背後から身を屈ませて。
 深く、唇を重ね合った。
 舌と舌をこすり合わせる、その動きに合わせて。
 俺の手も、テオの屹立を、しごいていく。
 口腔も、まさぐる手も、グチュグチュに這い回して。体をせつなく、こすりつけ合って。
 そして、腰の動きも、無意識に早くなって。
 高まって。たまらなくなって。
 テオの後ろを、少し強めに突き上げてしまった。

「んふっ…ん、んぅ、ん、ん、んんんっ」
 腕の中のテオは、くちづけをしたまま、ビクンと大きく身を揺らし。屹立から白濁を飛ばした。
 絶頂に身を震わせる間も、唇は離さないで。
 脱力して、舌の動きがとろりとゆるむまで、口腔をかき乱してから。
 くちづけをほどいた。
 とろとろのテオは。あの上目遣いで、言うのだ。

「サファの、ばかぁ…」

 それは、ダメだってぇ。ギュンと、クルってぇ。

 そのあと、向かい合わせで、めちゃくちゃ激しいキスをした。
 息もつかせないほどの、熱く、荒々しいくちづけ。溺れるような、接吻。
 そうしたら。テオは。俺の胸板を、拳で殴ってきた。
 だけど。上あごを舌でくすぐっていくと。その拳が、弱くなっていって。
 手のひらでのタップに変わって。
 さらに、指先がモジモジするような。俺の胸を愛撫するような。そんな動きに変わっていく。

 うぅ、それ。俺の腰に、なんか、キュンと来るよ。
 守ってあげたいような、壊したいような、相反する感情の、キュン。

 唇を離しても、ふたりで、舌先をくすぐり合っていた。
「わかるだろ? 俺、まだ、イってないからね?」
「もう、早く、出せよぉ」

 嫌です。
 テオとの交流を、俺はいつまでも楽しみたいんだから。簡単には終わらせられないな?
 さっき、テオが達したとき。俺は剛直の突端をテオのつぼみに食い込ませていて。
 そのときに、びくびくって、めちゃくちゃにテオの後孔が突端に吸いついてきて。
 もう、マジで良くって。
 口淫も目じゃないくらい、腰がドロドロになるくらい、良くって。出ちゃうかと思ったが。
 気力で、歯を食いしばって、耐えたんだからな。
 すべて、テオとめくるめくひとときを楽しむために。

「じゃあ、俺の首にしがみついて」
 そうして俺は。笑顔で要求する。
 素直に従ってくれる、テオ。その足を、持ち上げて。俺の局部とテオの屹立を合わせて。テオを揺さぶった。
「うわぁ、さ、サファっ」
 向かい合わせで、テオの足を開いた状態で、体の前で抱っこする、体位。
 歩いて、湯の雫が落ちる場所まで、再び移動すると。
 その振動で、局部がこすれ合い。鮮烈な刺激を呼び起こす。
 俺は、本能のままにテオを揺さぶって。テオは、俺の首にしがみついて、耐えるしかない。

「あ、あ、もう、サファが、イくだけで、いいのにぃ」
 俺の剛直に、テオの屹立もこすられて、刺激されるから。もちろんテオも、また、きざしてしまう。
 彼の腰元を支える俺の指は。如才なく。テオのつぼみに差し入れているしね。
 後ろの官能を引き出すことも忘れない。
 いつか、ここに。俺を受け入れてもらうのだ。事前準備が大切である。

「あぁっ、もっ、お尻、ダメェ。イく。また、イっちゃうからぁ。も、サファの、馬鹿ぁ」
 色っぽくない、テオの叫びを耳にして。
 俺は、大量の精を、テオの腹にぶちまけ。
 テオもまた、その熱を受けて。達した。

 またもや、ぐったりしちゃって。無防備に口を半開きにするテオに。俺は、存分にエロいキスをして。
 鼻歌交じりに、テオの体についた泡を洗い流し。
 俺も、サッと身を清めて。

 そして、最高にリフレッシュして。俺はテオを抱えて、浴室を出たのだった。

 
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「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。  仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!  原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!  だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。 「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」  死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?  原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に! 見どころ ・転生 ・主従  ・推しである原作悪役に溺愛される ・前世の経験と知識を活かす ・政治的な駆け引きとバトル要素(少し) ・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程) ・黒猫もふもふ 番外編では。 ・もふもふ獣人化 ・切ない裏側 ・少年時代 などなど 最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。

【完結】それ以上近づかないでください。

ぽぽ
BL
「誰がお前のことなんか好きになると思うの?」 地味で冴えない小鳥遊凪は、ずっと憧れていた蓮見馨に勢いで告白してしまう。 するとまさかのOK。夢みたいな日々が始まった……はずだった。 だけど、ある出来事をきっかけに二人の関係はあっけなく終わる。 過去を忘れるために転校した凪は、もう二度と馨と会うことはないと思っていた。 ところが、ひょんなことから再会してしまう。 しかも、久しぶりに会った馨はどこか様子が違っていた。 「今度は、もう離さないから」 「お願いだから、僕にもう近づかないで…」

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