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特別編3:異世界
山賊の村と傭兵の拠点
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次に転移したのは根城というか普通に村の様な場所だった。
「お前らここで何をしてるんだ?」
ヨレヨレの服を着てクワを持ったおじさんが聞いてくる。
「山賊?」
「俺達は物盗りはしねえ。狩りをして、畑から採れた野菜を食って生活してる。でも勝手に拓いた村だから領主にゃ税金を払ってねえ…つまりここは非合法の村だから、山賊の村と言えなくもねえな」
アンネさんかが聞いたら素直に答えてくれた。
えぇ…それだけで山賊なの?
何かちょっと可哀想…。
「アンタら道に迷ったのか?近くの山道に案内すっから、ちょっと待ってろ」
「あ、いえ…私達は…」
「何だ?もしかして食料が無いのか?ちょっと待ってろ。カカァに言って何か作ってもらうからよ」
そう言って近くの小屋に走って行く。
「おーいカカァ!道に迷った娘っ子が3人腹ぁ空かせてんだ。何か用意してやってくれ!」
「そりゃ大変だ!直ぐに用意すっからなぁ!」
大きな声でやりとりをするおじさん。
「普通の村っぽいね」
「ここは山賊討伐とは関係無しでいいんじゃない?」
「でも見つかったら取り締まられちゃうんじゃないですか?」
3人で話し合ってると他の人達も集まって来た。
「嬢ちゃん達どっから来たんだ?」
「ええと、ショルカです」
「ショルカって東の街だよな?よくこんな所まで来たもんだ。疲れただろう、ゆっくり休んで行きな」
みんな山賊というよりも農民。優しい人ばかりだ。
「皆さんは何で街で暮らさないのですか?」
「俺達の大半は街を追われた者なんだ。職を失ったりで税金が払えなくて追い出された者ばかりだ」
「山を通る人を襲ったりするの?」
「そんな事してないよ。…確かに以前に少数は居たが追放したんだ。彼らがどうなったかは知らないが…」
ここの人達は山道から大きく離れた分かりにくい所に住んでいるし、自分達で自給自足して暮らしている。
…グラッドさんは目を瞑ってくれないかな?
「あんた達、これを持っていきな」
おばさんがやってきて袋を渡してくる。
中には食料が入っていた。
「多めに入れておいたから気を付けて帰るんだよ」
「ありがとうございます…」
少ない食料を分けてもらってしまった。
何だか申し訳なくなる。
「そんじゃ、ここから一番近い山道に案内すっからついて来い」
おじさんは親切に案内までしてくれた。
「気を付けて帰るんだぞ!」
私達が見えなくなるまで手を振ってくれた。
「この人達は別にいいよね?」
「うん」「はい」
ギルドホールで話をしたワイルドなお姉さんが言ってた自給自足をしている山賊ってここの人達の事だね。
捕らえた山賊さんから聞き出した情報には無かった村なんだけど、あの人達はここの事を知らなかったのかな?
だとしたらあのワイルドなお姉さんってかなりの情報通だったのかな。
そういえば討伐隊にいたっけ?
「どうしたのミナちゃん?」
「ギルドホールで山賊の事を教えてくれたお姉さんって討伐隊にいましたっけ?」
「見てないよ」
あそこにいて不参加のメンバーはなかった筈。冒険者っぽかったけどまさか部外者だったの?
分からないので一度拠点に戻ってグラッドさんに確認してみた。
「そんな女知らねえな」
「ホールで私のそばに居た人ですよ。見た事ありませんか?」
「女の冒険者はあまり多くねえから観ればすぐにわかる。どんな奴だ?」
「ええと、ラフな服装をしていて…」
あれ?それ以外の印象が無くてどんな人だったか思い出せない。
「それだけじゃ分からねえぞ」
「はい…すみません」
本当に冒険者じゃなかったのかな?あんなに山の事に詳しいのに。
何者なんだろう?
取り敢えずあと一箇所。傭兵のいる所に行こう。
居場所を探ってみたら山賊達とは違いバラけずに拠点に居た。
「傭兵崩れ?」
「あ?何だお前は?」
転移して近くの人に聞くのは定番になったのかな?アンネさんは早速近くにいた若い男の人に話し掛けている。
「山賊行為をしている元傭兵さん達ですよね?大人しく投降してください。そうすれば怪我をせずに済みます」
「お前ら馬鹿か?たった3人で何が出来る?おい!侵入者だ!」
男の人が声を上げるとゾロゾロと武器を手に集まってきた。
「何だ、敵かと思ったらただの女2人とガキ1人じゃねえか」
むぅ、そりゃ2人に比べたらお子様ですよー…。
「可愛い顔してるじゃねぇか。俺は好みだぜ」
それはそれで嫌だけど。
「昨日の夜から戦いっぱなしで疲れてるし、このやり取りにも飽きたからサッサと始めよっか?」
ほのかさんがつまらなさそうに言うと周りに精霊達が現れる。
「そうだね。こんな小汚い人達にいやらしい目で見られるのも不快だし、いっぱいいるから早く始めないとね」
アンネさんも風のエレメンタルを纏って構える。
「コイツら…やべえぞ!」
「気を付けろ!高位の魔法使いだ!」
「ガキを狙え!」
それも他の拠点でやって来たんだよなぁ。
沢山いるし私も始めから飛ばしていくよ!
《フライト》で空に上がり《索敵》で位置を特定。《デスペラシオンラディウス》で全員に攻撃。
分裂誘導する光条で腕や足を貫いて戦闘不能にする。
「ミナちゃんお疲れさま。その魔法便利だね」
「数が多い時はこの魔法ですね」
着地した私にほのかさんが抱きついてくる。
呼び出した精霊達は手足を撃ち抜かれた傭兵さん達を一箇所に集め始めていた。
「手加減が上手。うちの世界の仲間達に見せてあげたいくらい」
アンネさんも私のそばに来て頭を撫でてくれる。
うん。子供扱いだね。
「ば、化け物だ…」
そう、私が戦うとみんな『化け物』って言うんだよね。
サチさんのところの12騎士にも言われた事がある。流石に彼らには言われたくないんだけど。
「人数はこれで全部かな?牢屋に転送しますね」
《テレポートアザー》を何回か使ってベースキャンプの牢屋に送り込んでおいた。
「あれ?精霊が人を見つけたみたいだけど」
「残党?」
「どこですか?」
ほのかさんが報告してきたのでアンネさんと私は警戒する。
「や、ご苦労様」
出て来たのはギルドホールで会ったワイルドなお姉さん。黒茶色の長い髪を後ろで束ねていて切長の目をしててカッコいい感じの人だ。
服装はタンクトップにベスト、ホットパンツだったけど、今は外套を羽織っている。
「傭兵さんだったんですか?」
「違う違う、私はレギュイラの代官の密偵をやってるシャーナってんだ。ショルカの冒険者が山賊討伐をやるって偶々知ったからここの連中を騙して拠点に釘付けにしておいたのさ」
なるほどそれで傭兵さん達はみんなここにいたんだね。
「お前らここで何をしてるんだ?」
ヨレヨレの服を着てクワを持ったおじさんが聞いてくる。
「山賊?」
「俺達は物盗りはしねえ。狩りをして、畑から採れた野菜を食って生活してる。でも勝手に拓いた村だから領主にゃ税金を払ってねえ…つまりここは非合法の村だから、山賊の村と言えなくもねえな」
アンネさんかが聞いたら素直に答えてくれた。
えぇ…それだけで山賊なの?
何かちょっと可哀想…。
「アンタら道に迷ったのか?近くの山道に案内すっから、ちょっと待ってろ」
「あ、いえ…私達は…」
「何だ?もしかして食料が無いのか?ちょっと待ってろ。カカァに言って何か作ってもらうからよ」
そう言って近くの小屋に走って行く。
「おーいカカァ!道に迷った娘っ子が3人腹ぁ空かせてんだ。何か用意してやってくれ!」
「そりゃ大変だ!直ぐに用意すっからなぁ!」
大きな声でやりとりをするおじさん。
「普通の村っぽいね」
「ここは山賊討伐とは関係無しでいいんじゃない?」
「でも見つかったら取り締まられちゃうんじゃないですか?」
3人で話し合ってると他の人達も集まって来た。
「嬢ちゃん達どっから来たんだ?」
「ええと、ショルカです」
「ショルカって東の街だよな?よくこんな所まで来たもんだ。疲れただろう、ゆっくり休んで行きな」
みんな山賊というよりも農民。優しい人ばかりだ。
「皆さんは何で街で暮らさないのですか?」
「俺達の大半は街を追われた者なんだ。職を失ったりで税金が払えなくて追い出された者ばかりだ」
「山を通る人を襲ったりするの?」
「そんな事してないよ。…確かに以前に少数は居たが追放したんだ。彼らがどうなったかは知らないが…」
ここの人達は山道から大きく離れた分かりにくい所に住んでいるし、自分達で自給自足して暮らしている。
…グラッドさんは目を瞑ってくれないかな?
「あんた達、これを持っていきな」
おばさんがやってきて袋を渡してくる。
中には食料が入っていた。
「多めに入れておいたから気を付けて帰るんだよ」
「ありがとうございます…」
少ない食料を分けてもらってしまった。
何だか申し訳なくなる。
「そんじゃ、ここから一番近い山道に案内すっからついて来い」
おじさんは親切に案内までしてくれた。
「気を付けて帰るんだぞ!」
私達が見えなくなるまで手を振ってくれた。
「この人達は別にいいよね?」
「うん」「はい」
ギルドホールで話をしたワイルドなお姉さんが言ってた自給自足をしている山賊ってここの人達の事だね。
捕らえた山賊さんから聞き出した情報には無かった村なんだけど、あの人達はここの事を知らなかったのかな?
だとしたらあのワイルドなお姉さんってかなりの情報通だったのかな。
そういえば討伐隊にいたっけ?
「どうしたのミナちゃん?」
「ギルドホールで山賊の事を教えてくれたお姉さんって討伐隊にいましたっけ?」
「見てないよ」
あそこにいて不参加のメンバーはなかった筈。冒険者っぽかったけどまさか部外者だったの?
分からないので一度拠点に戻ってグラッドさんに確認してみた。
「そんな女知らねえな」
「ホールで私のそばに居た人ですよ。見た事ありませんか?」
「女の冒険者はあまり多くねえから観ればすぐにわかる。どんな奴だ?」
「ええと、ラフな服装をしていて…」
あれ?それ以外の印象が無くてどんな人だったか思い出せない。
「それだけじゃ分からねえぞ」
「はい…すみません」
本当に冒険者じゃなかったのかな?あんなに山の事に詳しいのに。
何者なんだろう?
取り敢えずあと一箇所。傭兵のいる所に行こう。
居場所を探ってみたら山賊達とは違いバラけずに拠点に居た。
「傭兵崩れ?」
「あ?何だお前は?」
転移して近くの人に聞くのは定番になったのかな?アンネさんは早速近くにいた若い男の人に話し掛けている。
「山賊行為をしている元傭兵さん達ですよね?大人しく投降してください。そうすれば怪我をせずに済みます」
「お前ら馬鹿か?たった3人で何が出来る?おい!侵入者だ!」
男の人が声を上げるとゾロゾロと武器を手に集まってきた。
「何だ、敵かと思ったらただの女2人とガキ1人じゃねえか」
むぅ、そりゃ2人に比べたらお子様ですよー…。
「可愛い顔してるじゃねぇか。俺は好みだぜ」
それはそれで嫌だけど。
「昨日の夜から戦いっぱなしで疲れてるし、このやり取りにも飽きたからサッサと始めよっか?」
ほのかさんがつまらなさそうに言うと周りに精霊達が現れる。
「そうだね。こんな小汚い人達にいやらしい目で見られるのも不快だし、いっぱいいるから早く始めないとね」
アンネさんも風のエレメンタルを纏って構える。
「コイツら…やべえぞ!」
「気を付けろ!高位の魔法使いだ!」
「ガキを狙え!」
それも他の拠点でやって来たんだよなぁ。
沢山いるし私も始めから飛ばしていくよ!
《フライト》で空に上がり《索敵》で位置を特定。《デスペラシオンラディウス》で全員に攻撃。
分裂誘導する光条で腕や足を貫いて戦闘不能にする。
「ミナちゃんお疲れさま。その魔法便利だね」
「数が多い時はこの魔法ですね」
着地した私にほのかさんが抱きついてくる。
呼び出した精霊達は手足を撃ち抜かれた傭兵さん達を一箇所に集め始めていた。
「手加減が上手。うちの世界の仲間達に見せてあげたいくらい」
アンネさんも私のそばに来て頭を撫でてくれる。
うん。子供扱いだね。
「ば、化け物だ…」
そう、私が戦うとみんな『化け物』って言うんだよね。
サチさんのところの12騎士にも言われた事がある。流石に彼らには言われたくないんだけど。
「人数はこれで全部かな?牢屋に転送しますね」
《テレポートアザー》を何回か使ってベースキャンプの牢屋に送り込んでおいた。
「あれ?精霊が人を見つけたみたいだけど」
「残党?」
「どこですか?」
ほのかさんが報告してきたのでアンネさんと私は警戒する。
「や、ご苦労様」
出て来たのはギルドホールで会ったワイルドなお姉さん。黒茶色の長い髪を後ろで束ねていて切長の目をしててカッコいい感じの人だ。
服装はタンクトップにベスト、ホットパンツだったけど、今は外套を羽織っている。
「傭兵さんだったんですか?」
「違う違う、私はレギュイラの代官の密偵をやってるシャーナってんだ。ショルカの冒険者が山賊討伐をやるって偶々知ったからここの連中を騙して拠点に釘付けにしておいたのさ」
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