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特別編3:異世界
海賊退治
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ベテラン冒険者を倒してダメ出しまでしてしまった。
「流石はミナちゃんだね」
「やり過ぎちゃいましたか?」
「全然、私なら骨の数本は折ってたよ。ミナちゃんは手加減が上手だね」
アンネさんに頭を撫でられる。
「話を戻すが、3人で行くってのは大丈夫なのか?」
「山賊の生死を問わないなら楽勝だよ。多分全員捕縛もそんなに大変な事じゃない」
グラッドさんに説明するアンネさん。
「面倒なら埋めちゃってもいいんじゃない?」
ほのかさんは埋めるの好きだよね。
「私達だけなら昼間にバラけている人達でも捕まえてこれますよ」
「転移魔法を連発しても大丈夫なのか?」
「はい。そんなに負担にはならないですよ。大人数を連れて行く時は精神力の消費が増えちゃいますけど」
アニエスさんの事が気がかりだし、今日中に終わらせてしまいたいかな。
「俺達で出来る事はあるか?」
「じゃあ、捕らえた山賊の人達の管理をお願いします」
「分かった」
アンネさんの提案で3人だけで山賊を襲撃、捕縛する事になった。
「ミナちゃんの転移魔法って凄く精度が高いよね」
「私の世界では割と普通ですよ」
「頼りにしてるよ」
「はい。任せてください」
アンネさんは転移魔法は使えないそうなのでほのかさんと2人で制圧担当。
私は無力化した山賊をベースキャンプに予め作った牢屋に強制転送する役に。
「それでは行ってきます」
「おう、あまり無理するなよ?」
「気を付けてな」
ルーカスさん達に見送られて海賊さん達の拠点に《テレポート》で移動する。
「ん?なんだあ?どっから入ってきた?」
転移した先はちょっとした集落になっていた。
「海賊?」
「お、おう。俺たちゃ泣く子も黙るロブレス海賊団だ」
アンネさんが聞いたら律儀に答えてくれる筋骨隆々の男性。
「一つお聞きしたいんですけど、何で山賊じゃないんですか?」
「そんな事より女だけで俺達の根城に来るたぁ、身の程知らずの様だ」
私の質問には答えてくれず、値踏みするようにジロジロと見られる。
「おいどうした?」
「何だ?どこから入った?」
海賊さん達が目を覚まして集まって来た。
「コイツは中々…」
「久しぶりの女だぁ」
…獲物扱いだね。
「私達山賊討伐に来たんだけど」
「はははっ!たった3人でか?」
ほのかさんが言うと全員が笑い出す。
「残念だが俺たちゃ海賊だぜ。来る所を間違えたな」
「俺、その子がいい」
「じゃあ俺はピンク髪だ」
「俺は…そっちの子だ」
ええと、何の話をしてるのかな?
「話すだけ無駄だね。でも一応降伏勧告はしておくよ。死にたくなかったら武器を捨てて跪きなさい」
アンネさんが面倒臭そうに言う。
山賊…じゃなかった、海賊さん達は真面目に聞こうとしなかった。
「始めるよ」「うん」「はい!」
アンネさんは全身に風を纏ってそばに来た1人に拳を叩き込む。
声もあげずにその場に倒れる海賊の人。
「みんな、やっちゃえ。…一応生かしておいてね」
ほのかさんが声を掛けると無数の精霊が一斉に姿を現す。
風の精霊ジンとシルフ、土の精霊ベヒーモスとノーム、炎の精霊イフリートとサラマンダー、水の精霊アプサラスとウンディーネ、氷の精霊グレイスとチル。
集落を取り囲む様に見下ろしていた。
「な、何だこれは?」
「精霊だ!」
「そこの女が呼んだのか?コイツを捕まえれば手出し出来ねえだろ!」
1人がほのかさんに掴み掛かろうとするけどアンネさんが回り込んできて蹴り飛ばしていた。
「ありがと」
「気にしないで」
アンネさんは動き回って次々と海賊達を倒していく。
ほのかさんの合図で精霊達が一斉に襲い掛かる。アジトに轟音と悲鳴が響き渡る。
さて、私もやらないとね。
倒れて戦闘不能になった人達を《テレポートアザー》で牢屋に転送。
「このガキを人質にとってやるぜ!」
やっぴり私が一番弱いと思われてるんだね。
でもそれは好都合だよ。ほのかさんに殺到されたら危ないしね。
曲刀を片手に捕まえに来る。腕力に任せた大雑把な動き、それじゃ私は捕まえられないよ。
腕を潜り抜けて関節をとると投げ飛ばす。変な角度から落ちたから折れちゃったかな。
「このガキ…変な技を使うぞ!」
「手加減するな!殺せ!」
今度は2人がかりで曲刀を振りかざして襲いかかって来る。
そんな大振りじゃ当たらないよ。
振り下ろしてくる曲刀は避けて、横に薙ぎ払ってきた攻撃は小剣を抜いて受け止める、というか斬り捨てた。
「嘘だろ…!?」
曲刀をスッパリと斬られて驚く海賊さん。
もうこの人は武器を持ってないね。
手をかざして転送してしまう。
「おい…!?アイツを何処にやった?」
「牢屋に送りましたよ」
「ふざけんな!」
更に斬りかかってくるけど、その曲刀も根元からスッパリと斬っておいた。
柄だけになった武器を見て呆然とする男の人を《テレポートアザー》で牢屋に送る。
周りにはアンネさんが一撃を加えて倒した人達と、ほのかさんの呼び出した精霊さん達にやられた人達が山積みになっていた。
…生きてるよね?
取り敢えず転送、と。
「ミナちゃん、あとどれくらい?」
「ええと…」
《鑑定》と《ハイパークレアボイアンス》で確認したら6人別々の方向に逃げ出していた。
「逃げてますね。私が動きを止めますね」
《フライト》で上空に飛んで逃げている人達を捕捉、《デスペラシオンラディウス》を最小出力で放って足を撃ち抜いて動けなくした。
戦闘開始から15分。
海賊団、…ええと何て言ったっけ?まあいいか。全員牢屋に送る事が出来た。
「じゃ、次に行こうか」
「海賊が溜め込んでた物はどうするの?」
「グラッドさんの目の前に転送しておきます。次は山賊でいいですか?」
「うん、お願い」
私達はそのまま山賊の拠点に転移した。
「流石はミナちゃんだね」
「やり過ぎちゃいましたか?」
「全然、私なら骨の数本は折ってたよ。ミナちゃんは手加減が上手だね」
アンネさんに頭を撫でられる。
「話を戻すが、3人で行くってのは大丈夫なのか?」
「山賊の生死を問わないなら楽勝だよ。多分全員捕縛もそんなに大変な事じゃない」
グラッドさんに説明するアンネさん。
「面倒なら埋めちゃってもいいんじゃない?」
ほのかさんは埋めるの好きだよね。
「私達だけなら昼間にバラけている人達でも捕まえてこれますよ」
「転移魔法を連発しても大丈夫なのか?」
「はい。そんなに負担にはならないですよ。大人数を連れて行く時は精神力の消費が増えちゃいますけど」
アニエスさんの事が気がかりだし、今日中に終わらせてしまいたいかな。
「俺達で出来る事はあるか?」
「じゃあ、捕らえた山賊の人達の管理をお願いします」
「分かった」
アンネさんの提案で3人だけで山賊を襲撃、捕縛する事になった。
「ミナちゃんの転移魔法って凄く精度が高いよね」
「私の世界では割と普通ですよ」
「頼りにしてるよ」
「はい。任せてください」
アンネさんは転移魔法は使えないそうなのでほのかさんと2人で制圧担当。
私は無力化した山賊をベースキャンプに予め作った牢屋に強制転送する役に。
「それでは行ってきます」
「おう、あまり無理するなよ?」
「気を付けてな」
ルーカスさん達に見送られて海賊さん達の拠点に《テレポート》で移動する。
「ん?なんだあ?どっから入ってきた?」
転移した先はちょっとした集落になっていた。
「海賊?」
「お、おう。俺たちゃ泣く子も黙るロブレス海賊団だ」
アンネさんが聞いたら律儀に答えてくれる筋骨隆々の男性。
「一つお聞きしたいんですけど、何で山賊じゃないんですか?」
「そんな事より女だけで俺達の根城に来るたぁ、身の程知らずの様だ」
私の質問には答えてくれず、値踏みするようにジロジロと見られる。
「おいどうした?」
「何だ?どこから入った?」
海賊さん達が目を覚まして集まって来た。
「コイツは中々…」
「久しぶりの女だぁ」
…獲物扱いだね。
「私達山賊討伐に来たんだけど」
「はははっ!たった3人でか?」
ほのかさんが言うと全員が笑い出す。
「残念だが俺たちゃ海賊だぜ。来る所を間違えたな」
「俺、その子がいい」
「じゃあ俺はピンク髪だ」
「俺は…そっちの子だ」
ええと、何の話をしてるのかな?
「話すだけ無駄だね。でも一応降伏勧告はしておくよ。死にたくなかったら武器を捨てて跪きなさい」
アンネさんが面倒臭そうに言う。
山賊…じゃなかった、海賊さん達は真面目に聞こうとしなかった。
「始めるよ」「うん」「はい!」
アンネさんは全身に風を纏ってそばに来た1人に拳を叩き込む。
声もあげずにその場に倒れる海賊の人。
「みんな、やっちゃえ。…一応生かしておいてね」
ほのかさんが声を掛けると無数の精霊が一斉に姿を現す。
風の精霊ジンとシルフ、土の精霊ベヒーモスとノーム、炎の精霊イフリートとサラマンダー、水の精霊アプサラスとウンディーネ、氷の精霊グレイスとチル。
集落を取り囲む様に見下ろしていた。
「な、何だこれは?」
「精霊だ!」
「そこの女が呼んだのか?コイツを捕まえれば手出し出来ねえだろ!」
1人がほのかさんに掴み掛かろうとするけどアンネさんが回り込んできて蹴り飛ばしていた。
「ありがと」
「気にしないで」
アンネさんは動き回って次々と海賊達を倒していく。
ほのかさんの合図で精霊達が一斉に襲い掛かる。アジトに轟音と悲鳴が響き渡る。
さて、私もやらないとね。
倒れて戦闘不能になった人達を《テレポートアザー》で牢屋に転送。
「このガキを人質にとってやるぜ!」
やっぴり私が一番弱いと思われてるんだね。
でもそれは好都合だよ。ほのかさんに殺到されたら危ないしね。
曲刀を片手に捕まえに来る。腕力に任せた大雑把な動き、それじゃ私は捕まえられないよ。
腕を潜り抜けて関節をとると投げ飛ばす。変な角度から落ちたから折れちゃったかな。
「このガキ…変な技を使うぞ!」
「手加減するな!殺せ!」
今度は2人がかりで曲刀を振りかざして襲いかかって来る。
そんな大振りじゃ当たらないよ。
振り下ろしてくる曲刀は避けて、横に薙ぎ払ってきた攻撃は小剣を抜いて受け止める、というか斬り捨てた。
「嘘だろ…!?」
曲刀をスッパリと斬られて驚く海賊さん。
もうこの人は武器を持ってないね。
手をかざして転送してしまう。
「おい…!?アイツを何処にやった?」
「牢屋に送りましたよ」
「ふざけんな!」
更に斬りかかってくるけど、その曲刀も根元からスッパリと斬っておいた。
柄だけになった武器を見て呆然とする男の人を《テレポートアザー》で牢屋に送る。
周りにはアンネさんが一撃を加えて倒した人達と、ほのかさんの呼び出した精霊さん達にやられた人達が山積みになっていた。
…生きてるよね?
取り敢えず転送、と。
「ミナちゃん、あとどれくらい?」
「ええと…」
《鑑定》と《ハイパークレアボイアンス》で確認したら6人別々の方向に逃げ出していた。
「逃げてますね。私が動きを止めますね」
《フライト》で上空に飛んで逃げている人達を捕捉、《デスペラシオンラディウス》を最小出力で放って足を撃ち抜いて動けなくした。
戦闘開始から15分。
海賊団、…ええと何て言ったっけ?まあいいか。全員牢屋に送る事が出来た。
「じゃ、次に行こうか」
「海賊が溜め込んでた物はどうするの?」
「グラッドさんの目の前に転送しておきます。次は山賊でいいですか?」
「うん、お願い」
私達はそのまま山賊の拠点に転移した。
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