281 / 828
平穏
叙爵拒否
しおりを挟む
夕飯を楽しく済ませる事ができた次の日、朝食をいただいてから孤児院の様子を見に行く事に。ユイさんも一緒だ。
「ダンジョンの中に孤児院を…しかもこんなに立派な…」
到着して一通り案内をするとユイさんは驚きながらも感心していた。
3人の先生の内、マーシャさんが空いていたので近況を聞いておく。
「年長の子で何人か働ける様にしてあげたいのですが良い方法はないでしょうか?」
前に1日一緒に過ごした時、冒険者以外の仕事に就きたがっていた子がいたけど、その子達を自立させたいという事だね。
「いい考えだと思います。まずは職業訓練みたいな形がとれるといいですね。」
王都で訓練先を見つけるなら顔の利くレギウスさんに相談してみるのが一番かな。マーシャさんに希望している職種のリストをもらって早速話をしに行ってみる事に。
ーーーー
「ここで会うのも久しぶりだな!」
エルジュの冒険者統括ギルドでグランドマスターをしているレギウスさんに突然会いに行って大丈夫か心配だったけど、ギルドに入るなり受付の人が何も言っていないのに部屋まで案内してくれた。
グランドマスターの部屋にあるソファーに腰掛けて話をする。
挨拶もそこそこに本題に入るとレギウスさんは大きく頷いて「そういう事なら全面的に協力しよう!」と言ってくれた。
希望の職種のリストを渡して細かく話をしていくと、意外とスムーズに訓練先が決まりそうだった。
「早ければ今日中に話がまとまるはずだ。」
「ありがとうございます!レギウスさんに話して良かったです。」
「うむ!どんどん頼ってくれて良いぞ!」
レギウスさんも何だか嬉しそうだった。
「それでな…こちらも一つ話があるのだが…」
「何でしょう?私のできる事ならやりますよ。」
コホンと、軽く咳払いをして姿勢を正すと
「ミナ、ユキ、リオ、ソラ、4名に准男爵への叙爵の話がきておってな。受けてはもらえまいか?」
「准男爵?」
男爵っていうくらいだから貴族の肩書きだよね?男爵の下って事かな?
「うむ。希望するならそれぞれ領地ももらえるそうだ。勿論いらぬというなら名前だけ受けてもらいたいと陛下が言っておってな。此度の戦争におけるおぬしらの功績は計り知れない。国としても何か報いたいという事なのだが…」
「お礼っていう事ならいらないですよ。」
「私も辞退します。」
「私もいらないわ。」
「右に同じ。」
全員にいらないと言われて顔をしかめるレギウスさん。
やりたくてやっただけだし、貴族になるのは抵抗がある。良い人もいたけど、印象が悪いし…。
「そこを何とかならんか……?」
「しつこいぞレギウス。ミナ様は受けんと言っているのだ。」
側に控えていた犬形態のオル君が怒り出した。
「ミナ様は准男爵程度の低い身分のお方ではない。我がアヴァロン神国では王の座を用意しているのだぞ。話をする事自体が不敬である。」
オル君…私が言いたいのはそこじゃないよ。
「そうでしたな……申し訳ない。」
レギウスさんも何か謝り始めるし。
「レギウス、この国はまだ愚かな事を繰り返すのですか?ミナ様達を利用しようとしていますね?」
今度はウルちゃんがレギウスさんを睨みつけながら言う。
利用?
「……参りました。全てお話しましょう。」
レギウスさんは深々と頭を下げてそう言うと、叙爵については国が私達との繋がりを強くするための方策だと説明する。
「リアードにはおぬし達が管理する町があり、神国は先程神竜様が言われた通り太い繋がりがある。エルジュにはそういったものがない事を国王は危惧しておった。」
「エリストに家がありますけど。」
「家はいつでもどこにでも建てられるであろう。このままではより住みやすい国は移ってしまうのではないかと……。」
レギウスさんは頭を下げたまま話を続ける。
「この先暫くは戦争は起こらんだろう。だが外交面では様々駆け引きが求められる場面があるのだ。」
「つまり私達を政治の道具にしたいと。」
リオさんは冷やかに笑うとレギウスさんを見下ろしている。
「何かしてもらおうというつもりはないのだ。この国に居てくれるだけでよいのだ……。」
うーん…言われなくても居るつもりなんだけどなぁ。
「頭を上げてください。今の話は国王陛下が言われていた事なんですよね?」
「うむ。」
ゆっくりと頭を上げるレギウスさん。
「陛下に会って直接お話してもいいですか?」
「分かった。直ぐに使いの者を出そう。」
謁見の準備をしてくれるそうなので私達は一度孤児院へ戻る事にした。
マーシャさんに職業訓練の話を取付けてきた事を報告するとスゴく喜んでくれた。
生徒思いの良い先生だね。
孤児院の子達と一緒にご飯をいただいて一緒に魔法の訓練をしていたらビジョンリングでレギウスさんから連絡があった。
今すぐ会ってくれるそうなので、ユイさんには孤児院で待っていてもらって中央ギルドに転移する。
外には迎えの馬車が待っていた。
レギウスさんも着替えていて直ぐにお城に行けるとの事。
早速馬車に乗ってお城へ。
「お城完成したんですね。」
ユキさんに言われて外を見ると、立派なお城が見えてきた。
ゼルグランの建設技術の協力があって、半年で出来上がったらしい。
到着して馬車から降りて、年配の騎士の人の案内で城内に。
謁見の間まで誰にも会う事なく到着した。大きな扉が開かれ中に入ると、騎士や貴族達が左右に分かれて立っている。
王様も既に謁見の間に居て、私達を見るなり声をかけてくる。
「ミナ殿、ユキ殿、リオ殿、ソラ殿、ようこそ来てくれた。」
陛下は玉座から降りて私達を出迎えてくれる。その姿に渋い表情をしている貴族は多い。
「陛下…お出迎えくださり恐縮です。」
「よいのだ。」
跪こうとすると陛下はそれを止める。
「今日は叙爵についてお話に来ました。私達は辞退させて頂きたく存じます。」
僅かに騒つく貴族達。気にせず話を続ける。
「私はエルジュ王国エリストの冒険者です。他国に居を移す事はございません。これからも変わらず冒険者としてエルジュ王国に尽くしていく事をお誓いいたします。」
…これでいいかな?
暫くの沈黙の後、陛下は答える。
「相分かった。手間を取らせてすまなかった。」
どうやら分かってくれたみたい。
「一つだけ良いだろうか?」
「何でしょう?」
「貴殿らは町の運営に興味があるのだろうか?」
遠回しに聞いてくる王様。
「エスペランサの事なら楽しんでやらせてもらいましたが、他の町でやる気はありませんよ。」
リオさんが代わりに答えてくれた。
「そうか……。」
残念そうな王様。
謁見はそれだけで終了したので帰ることに。
何だったんだろう?
「ダンジョンの中に孤児院を…しかもこんなに立派な…」
到着して一通り案内をするとユイさんは驚きながらも感心していた。
3人の先生の内、マーシャさんが空いていたので近況を聞いておく。
「年長の子で何人か働ける様にしてあげたいのですが良い方法はないでしょうか?」
前に1日一緒に過ごした時、冒険者以外の仕事に就きたがっていた子がいたけど、その子達を自立させたいという事だね。
「いい考えだと思います。まずは職業訓練みたいな形がとれるといいですね。」
王都で訓練先を見つけるなら顔の利くレギウスさんに相談してみるのが一番かな。マーシャさんに希望している職種のリストをもらって早速話をしに行ってみる事に。
ーーーー
「ここで会うのも久しぶりだな!」
エルジュの冒険者統括ギルドでグランドマスターをしているレギウスさんに突然会いに行って大丈夫か心配だったけど、ギルドに入るなり受付の人が何も言っていないのに部屋まで案内してくれた。
グランドマスターの部屋にあるソファーに腰掛けて話をする。
挨拶もそこそこに本題に入るとレギウスさんは大きく頷いて「そういう事なら全面的に協力しよう!」と言ってくれた。
希望の職種のリストを渡して細かく話をしていくと、意外とスムーズに訓練先が決まりそうだった。
「早ければ今日中に話がまとまるはずだ。」
「ありがとうございます!レギウスさんに話して良かったです。」
「うむ!どんどん頼ってくれて良いぞ!」
レギウスさんも何だか嬉しそうだった。
「それでな…こちらも一つ話があるのだが…」
「何でしょう?私のできる事ならやりますよ。」
コホンと、軽く咳払いをして姿勢を正すと
「ミナ、ユキ、リオ、ソラ、4名に准男爵への叙爵の話がきておってな。受けてはもらえまいか?」
「准男爵?」
男爵っていうくらいだから貴族の肩書きだよね?男爵の下って事かな?
「うむ。希望するならそれぞれ領地ももらえるそうだ。勿論いらぬというなら名前だけ受けてもらいたいと陛下が言っておってな。此度の戦争におけるおぬしらの功績は計り知れない。国としても何か報いたいという事なのだが…」
「お礼っていう事ならいらないですよ。」
「私も辞退します。」
「私もいらないわ。」
「右に同じ。」
全員にいらないと言われて顔をしかめるレギウスさん。
やりたくてやっただけだし、貴族になるのは抵抗がある。良い人もいたけど、印象が悪いし…。
「そこを何とかならんか……?」
「しつこいぞレギウス。ミナ様は受けんと言っているのだ。」
側に控えていた犬形態のオル君が怒り出した。
「ミナ様は准男爵程度の低い身分のお方ではない。我がアヴァロン神国では王の座を用意しているのだぞ。話をする事自体が不敬である。」
オル君…私が言いたいのはそこじゃないよ。
「そうでしたな……申し訳ない。」
レギウスさんも何か謝り始めるし。
「レギウス、この国はまだ愚かな事を繰り返すのですか?ミナ様達を利用しようとしていますね?」
今度はウルちゃんがレギウスさんを睨みつけながら言う。
利用?
「……参りました。全てお話しましょう。」
レギウスさんは深々と頭を下げてそう言うと、叙爵については国が私達との繋がりを強くするための方策だと説明する。
「リアードにはおぬし達が管理する町があり、神国は先程神竜様が言われた通り太い繋がりがある。エルジュにはそういったものがない事を国王は危惧しておった。」
「エリストに家がありますけど。」
「家はいつでもどこにでも建てられるであろう。このままではより住みやすい国は移ってしまうのではないかと……。」
レギウスさんは頭を下げたまま話を続ける。
「この先暫くは戦争は起こらんだろう。だが外交面では様々駆け引きが求められる場面があるのだ。」
「つまり私達を政治の道具にしたいと。」
リオさんは冷やかに笑うとレギウスさんを見下ろしている。
「何かしてもらおうというつもりはないのだ。この国に居てくれるだけでよいのだ……。」
うーん…言われなくても居るつもりなんだけどなぁ。
「頭を上げてください。今の話は国王陛下が言われていた事なんですよね?」
「うむ。」
ゆっくりと頭を上げるレギウスさん。
「陛下に会って直接お話してもいいですか?」
「分かった。直ぐに使いの者を出そう。」
謁見の準備をしてくれるそうなので私達は一度孤児院へ戻る事にした。
マーシャさんに職業訓練の話を取付けてきた事を報告するとスゴく喜んでくれた。
生徒思いの良い先生だね。
孤児院の子達と一緒にご飯をいただいて一緒に魔法の訓練をしていたらビジョンリングでレギウスさんから連絡があった。
今すぐ会ってくれるそうなので、ユイさんには孤児院で待っていてもらって中央ギルドに転移する。
外には迎えの馬車が待っていた。
レギウスさんも着替えていて直ぐにお城に行けるとの事。
早速馬車に乗ってお城へ。
「お城完成したんですね。」
ユキさんに言われて外を見ると、立派なお城が見えてきた。
ゼルグランの建設技術の協力があって、半年で出来上がったらしい。
到着して馬車から降りて、年配の騎士の人の案内で城内に。
謁見の間まで誰にも会う事なく到着した。大きな扉が開かれ中に入ると、騎士や貴族達が左右に分かれて立っている。
王様も既に謁見の間に居て、私達を見るなり声をかけてくる。
「ミナ殿、ユキ殿、リオ殿、ソラ殿、ようこそ来てくれた。」
陛下は玉座から降りて私達を出迎えてくれる。その姿に渋い表情をしている貴族は多い。
「陛下…お出迎えくださり恐縮です。」
「よいのだ。」
跪こうとすると陛下はそれを止める。
「今日は叙爵についてお話に来ました。私達は辞退させて頂きたく存じます。」
僅かに騒つく貴族達。気にせず話を続ける。
「私はエルジュ王国エリストの冒険者です。他国に居を移す事はございません。これからも変わらず冒険者としてエルジュ王国に尽くしていく事をお誓いいたします。」
…これでいいかな?
暫くの沈黙の後、陛下は答える。
「相分かった。手間を取らせてすまなかった。」
どうやら分かってくれたみたい。
「一つだけ良いだろうか?」
「何でしょう?」
「貴殿らは町の運営に興味があるのだろうか?」
遠回しに聞いてくる王様。
「エスペランサの事なら楽しんでやらせてもらいましたが、他の町でやる気はありませんよ。」
リオさんが代わりに答えてくれた。
「そうか……。」
残念そうな王様。
謁見はそれだけで終了したので帰ることに。
何だったんだろう?
27
あなたにおすすめの小説
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
冷遇王妃はときめかない
あんど もあ
ファンタジー
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。
だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
教養が足りない、ですって
たくわん
恋愛
侯爵令嬢エリーゼは、公爵家の長男アレクシスとの婚約披露宴で突然婚約破棄される。理由は「教養が足りず、公爵夫人として恥ずかしい」。社交界の人々の嘲笑の中、エリーゼは静かに会場を去る。
貴族令嬢、転生十秒で家出します。目指せ、おひとり様スローライフ
凜
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます!
貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。
前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元王宮魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。